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第23話 乱されて
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ユリウスはそのまま私の中に舌を滑り込ませてきた。
ざらざらした感触が私の体を否応なく暴れさせる。
少しの弾みでユリウスを蹴り上げてしまいそうだった。
ユリウスは左手で私の太ももを撫でながらなだめるように掴んだ。
「はあ……はあ……」
とろとろと下半身から愛液が漏れていくのが止められない。
ユリウスの舌に際限なくこぼれ落ちていく。
あまりの快楽に涙が一筋こぼれ落ちていった。
そしてその快楽はそれに留まらなかった。
ユリウスは空いている右手で私の蕾をくいと押し込んだ。
「ああっ!?」
ビリビリと足のつま先から頭のてっぺんまで感じたことのないものが走った。
「あ……や……そこ……だめ……」
ユリウスの耳に届いてないこともないだろうに、ユリウスは指を止めなかった。
私の蕾はユリウスに優しくつまみ上げられた。
「ひゃあっ……」
ユリウスが一旦、口を離して、蕾にふーっと息を吹きかけた。
「やっ……」
どろりと愛液が漏れていく。
それに伴って涙が量を増す。
「ミラベル、ここが気持ちいいみたいだな」
「はあ……はい……はい……」
こくこくと頭を動かす。
「よかった」
そう言うと、ユリウスは蕾を唇で挟んだ。
「ひゃあ……それ、だめ……だめです……」
ユリウスは私の蕾を舐めた。
「ああっ!」
体が跳ねる。
一瞬目の前が真っ白になった。
「はあ……はあ……」
ポロポロと快楽から涙をこぼしながら、私はそれに身を委ねた。
ユリウスの愛撫は執拗だった。
ユリウスが蕾を刺激する度に私は気をやった。
とろとろにとろけた下半身から、ユリウスはやっと口を離した。
次いで指が2本、中に入ってきた。
「んっ……」
2本の指が中を押し広げながら進入してくる。
私の中は反発してユリウスの指を締め付ける。
「ユリウスっ……」
「ほぐさないと、キツいから」
「はい……」
右の指で私の中をかき混ぜながら、左の手は気付けば私の頬に添えられていた。
ユリウスの顔が、私の顔に近付いてくる。
私は目を閉じた。
ユリウスの髪が私の額に垂れる。
唇が奪われる。
初夜では交さなかった口付け。
それを私は気にする余裕すらなかったけれど、今、こうして口付けを交すと、心が満ち足りていくような気がした。
軽い口付けだけで、彼の顔が遠ざかる気配がした。
私は目を閉じたまま、上半身を浮かせて彼を追いかけていた。
彼の唇が再び降ってきた。
私達は何度もキスをして、そして気付けば舌を絡め合っていた。
水音がいやに耳についた。
しばらくして、長い口付けをしてから、ユリウスは指を抜き去った。
ざらざらした感触が私の体を否応なく暴れさせる。
少しの弾みでユリウスを蹴り上げてしまいそうだった。
ユリウスは左手で私の太ももを撫でながらなだめるように掴んだ。
「はあ……はあ……」
とろとろと下半身から愛液が漏れていくのが止められない。
ユリウスの舌に際限なくこぼれ落ちていく。
あまりの快楽に涙が一筋こぼれ落ちていった。
そしてその快楽はそれに留まらなかった。
ユリウスは空いている右手で私の蕾をくいと押し込んだ。
「ああっ!?」
ビリビリと足のつま先から頭のてっぺんまで感じたことのないものが走った。
「あ……や……そこ……だめ……」
ユリウスの耳に届いてないこともないだろうに、ユリウスは指を止めなかった。
私の蕾はユリウスに優しくつまみ上げられた。
「ひゃあっ……」
ユリウスが一旦、口を離して、蕾にふーっと息を吹きかけた。
「やっ……」
どろりと愛液が漏れていく。
それに伴って涙が量を増す。
「ミラベル、ここが気持ちいいみたいだな」
「はあ……はい……はい……」
こくこくと頭を動かす。
「よかった」
そう言うと、ユリウスは蕾を唇で挟んだ。
「ひゃあ……それ、だめ……だめです……」
ユリウスは私の蕾を舐めた。
「ああっ!」
体が跳ねる。
一瞬目の前が真っ白になった。
「はあ……はあ……」
ポロポロと快楽から涙をこぼしながら、私はそれに身を委ねた。
ユリウスの愛撫は執拗だった。
ユリウスが蕾を刺激する度に私は気をやった。
とろとろにとろけた下半身から、ユリウスはやっと口を離した。
次いで指が2本、中に入ってきた。
「んっ……」
2本の指が中を押し広げながら進入してくる。
私の中は反発してユリウスの指を締め付ける。
「ユリウスっ……」
「ほぐさないと、キツいから」
「はい……」
右の指で私の中をかき混ぜながら、左の手は気付けば私の頬に添えられていた。
ユリウスの顔が、私の顔に近付いてくる。
私は目を閉じた。
ユリウスの髪が私の額に垂れる。
唇が奪われる。
初夜では交さなかった口付け。
それを私は気にする余裕すらなかったけれど、今、こうして口付けを交すと、心が満ち足りていくような気がした。
軽い口付けだけで、彼の顔が遠ざかる気配がした。
私は目を閉じたまま、上半身を浮かせて彼を追いかけていた。
彼の唇が再び降ってきた。
私達は何度もキスをして、そして気付けば舌を絡め合っていた。
水音がいやに耳についた。
しばらくして、長い口付けをしてから、ユリウスは指を抜き去った。
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