157 / 163
セイクリッド・マテリアル編
157. ゲームの世界
しおりを挟む
広大な宇宙に、一つの島が浮かんでいた。
その島は淡く光る大小様々な木々に覆われている。
明らかに常人の住む世界とは違う世界である。
そう、そこは人を超越する存在のみ立ち入りが許される神域である。
故に、この神域の森に現れた銀髪の佳人は【神】や【超越者】などと称される存在なのである。
そんな彼女に声を掛ける神が一柱。
「やぁアル。首尾はどうかな?」
黒いパンツスーツにショートカットという、男性の麗人といった風情の女神である。
「……無断で妾の領域に侵入してくるのはそなたくらいのものだ。ところで、首尾とは?」
「またまた。例の【イレギュラーユニット】の件だよ。他の神々は別件にかかりきりでもう気にも留めてないようだけど、余の方はどうも【イレギュラーユニット】を放置しておくと後々厄介なことに成りかねない気がしてね」
「流石に悪巧みに長けた神というところか」
「君だって気になっているから監視を続けているんだろう? で、どうなっているんだい?」
「結論から言うと、やはりクロだった。【イレギュラーユニット】はあの【宇宙母神ユーラウリア】の使徒だ」
「ほう……! これはまた大神格の名が出たね」
「ああ。原初の形からは大きく変貌していたが、間違いない」
「まるで見てきたような口振りだね?」
「ああ。ユーラウリア神も、妾と同じ方法を使ってあの箱庭に顕現していたからな。実際に視ている」
「なんだって? ということは……」
「ああ。箱庭に封じさせてもらった。あの世界に対してユーラウリア神は権限を持たぬからな。のこのこ姿を現した方が悪い」
「それは大金星だね。それにしても、宇宙母神ともあろう神格が迂闊なことだ」
「どこかの神と統合されるということは新たな権能や信徒を得る反面、神格の変容を招く危険も孕んでいる。それが悪い方へ作用したのだろう」
アルと呼ばれた銀髪の女神の指摘に、男装の女神は深く頷いた。
「なるほど。いずれにせよ、ユーラウリア神はやつらの首魁の一柱。それを崩せたのは大きいな」
「やつら……【新しき神々】や【進化神話】などを称している跳ねっ返りどもめ」
銀髪の女神は無表情でため息を吐いた。
「余達が永く続けてきたやり方を否定し、【複合次元】をかき乱す慮外者達だ。早々に潰してしまわないとね。今回はその大好機といったところだね」
男装の女神はイタズラっぽい笑顔でウインクした。
「そうだな」
「で、どうやるんだい? ユーラウリア神が君と同じ方法を採っているならば、人間とほぼ同じ存在のはずだ。君の真の姿では手が出せないだろう。かといって依代は権能も制限され、神器も使えない。出力も人間と同等だ。それでは心許ないだろう? それはイレギュラーユニットに対しても同様だ」
「ああ。だから守護ユニットを使う」
「へぇ。 “消去プログラム”を使うのか。あの箱庭、今回の試行ももう終盤だったね。少し早いけれど、初期化するつもりかい?」
「そのつもりだ」
「ふぅん。……いや、待ってくれ。たしかあの箱庭の “消去プログラム” は内部からしか起動出来なかったはず。しかも条件を満たさないと起動しない設定だったような」
「案ずるな。既に手は打ってある」
「そうか、流石だな。ならば余は吉報を待つとするよ。ではまた」
ふっと男装の女神の姿がかき消えた。
しばらく銀髪の女神は星空を眺めながらその場に佇み、やがてその姿が景色に溶けて消えた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
所変わって、ここはユーゴが王都で寝泊まりしている宿である。
その一室には、ユーゴとユーラウリア、そして九能雪の三人の姿がある。
ユーラウリアを保護するため、暫定的な措置として自らの部屋に匿うことにしたユーゴ。
丁度よい機会なのでいま抱えている疑問に答えてもらうべくユーゴの部屋にユーラウリアを呼んだのだが、間違いを起こさせないためと雪も同席すると主張したのだ。
ちなみにゼフィーリアは、「雪さんが一緒なら大丈夫そうね」と言って疲れた様子でめいでぃっしゅ二号店の寮へと帰っていった。
「それで、訊きたいことってなにー?」
ベッドに腰掛けたユーラウリアがユーゴに尋ねた。
「こんなことを訊くのは今更かもしれないが、そもそも転生ってなんだ?」
「あっはー。それ、安宿でするハナシー? てかそれって、一応神々の中でも上位神しか関われない重要機密事項なんだけど?」
「それじゃあ話せる範囲でいい。教えろよ」
「てかさ、なんでいきなりそんなことに興味持ち出したわけ? いままで全く気にしてなかったくせに。あ、でも、ちゃんフィーがまだ男の子だった時に軽く話をしたっけ」
「興味を持ったというか……そん時はここまで気にならなかったんだか、まぁきっかけはゼフィーリアだよ」
そしてユーゴは少し考え、雪に向かって口を開いた。
「雪、悪いが宿の従業員に頼んで飲み物を人数分持ってきてくれ」
「かしこまりました」
雪はユーゴの意図に気付いて、大人しく従うことにした。
「ゼフィーリア? あー……あの ”ユー君とは終わった関係を前世に持つオンナ” ね。あの娘がどうかしたの?」
「ゼフィーリアに対しての棘がすげぇな。知っていると思うが、ゼフィーリアの前世は俺の地球時代の知り合いだ。あいつが言うには、この世界は、あいつが地球で遊んでいたゲームの中の世界そのものなんだと。それを聞いてから色々と気になりだしてな。この世界だけじゃなく、今ままで渡ってきた世界も同じように何らかのゲームの世界じゃなかったのかとか、そういえば被転送者ってやつは色んなパターンがいるな、とか。例えば死んで異世界で別人に生まれ変わるやつがいれば、死なずにそのままの姿で異世界に事情も分からないまま移動させられるやつもいる。生まれ変わりに関しても、気付いたら別人になってたってパターンとか、生まれ変わる前に神的な存在と接触してるパターンもあるみたいだしな。フィールエルや信衛は前者だし、カールってやつは後者だ。以前お前は方式の違いがどうのと言っていたが。とにかくそいつらって存在を知った後、知り合いであるゼフィーリアの話を聞いてからそもそも転生ってなんだって疑問が出てきたわけだ」
「なるほど。雪ぴよを退室させたのは、ちゃんフィー達の事情を伏せるためか」
「まぁそうだな」
正確には信衛の転生事情を、である。
あのブラコン巫女がそれを知れば、余計な心配をするかもしれないとの配慮だった。
雪は雪でユーゴを信頼し、自分は聞かないほうが良いのだろうと判断したのだ。我儘なところがある箱入り娘だが、そのあたりは夫唱婦随のお国柄が反映されている。
「まぁユー君にはウチの信徒として色々と動いてもらってるし? 教えてあげようかなー? でもトップシークレットだしなー」
「勿体振らずに教えろよ。時が来たら教えるとかいってただろ」
「まだ時期が早いんだけど、じゃーちょっとだけね。 “転生” の仕組みについては教えられないけど、この世界がゲームの世界だってことについては教えてあげる。以前も言ったけど、この世界はループしてる。その理由は、その世界の環境が条件によってどう変化していくのかをループさせながらデータを収集したいから。じゃあその目的は何かっていうと、神が管理しやすい世界を作るためであったり、新しい生命体を創るためだったりなんだけど、だいたい、こういう実験的な世界ってのは多数の神々が共同で管理運営してるから、目的は色々なんだよね。でもその手法として、その世界そのものに人間が “ゲームをプレイする” という形で関与させることはないし、デジタルゲームの中に人間を転生させることなんて出来ない。てか、いくらウチら神でも無理だよ」
「……は? どういうことだ?」
その島は淡く光る大小様々な木々に覆われている。
明らかに常人の住む世界とは違う世界である。
そう、そこは人を超越する存在のみ立ち入りが許される神域である。
故に、この神域の森に現れた銀髪の佳人は【神】や【超越者】などと称される存在なのである。
そんな彼女に声を掛ける神が一柱。
「やぁアル。首尾はどうかな?」
黒いパンツスーツにショートカットという、男性の麗人といった風情の女神である。
「……無断で妾の領域に侵入してくるのはそなたくらいのものだ。ところで、首尾とは?」
「またまた。例の【イレギュラーユニット】の件だよ。他の神々は別件にかかりきりでもう気にも留めてないようだけど、余の方はどうも【イレギュラーユニット】を放置しておくと後々厄介なことに成りかねない気がしてね」
「流石に悪巧みに長けた神というところか」
「君だって気になっているから監視を続けているんだろう? で、どうなっているんだい?」
「結論から言うと、やはりクロだった。【イレギュラーユニット】はあの【宇宙母神ユーラウリア】の使徒だ」
「ほう……! これはまた大神格の名が出たね」
「ああ。原初の形からは大きく変貌していたが、間違いない」
「まるで見てきたような口振りだね?」
「ああ。ユーラウリア神も、妾と同じ方法を使ってあの箱庭に顕現していたからな。実際に視ている」
「なんだって? ということは……」
「ああ。箱庭に封じさせてもらった。あの世界に対してユーラウリア神は権限を持たぬからな。のこのこ姿を現した方が悪い」
「それは大金星だね。それにしても、宇宙母神ともあろう神格が迂闊なことだ」
「どこかの神と統合されるということは新たな権能や信徒を得る反面、神格の変容を招く危険も孕んでいる。それが悪い方へ作用したのだろう」
アルと呼ばれた銀髪の女神の指摘に、男装の女神は深く頷いた。
「なるほど。いずれにせよ、ユーラウリア神はやつらの首魁の一柱。それを崩せたのは大きいな」
「やつら……【新しき神々】や【進化神話】などを称している跳ねっ返りどもめ」
銀髪の女神は無表情でため息を吐いた。
「余達が永く続けてきたやり方を否定し、【複合次元】をかき乱す慮外者達だ。早々に潰してしまわないとね。今回はその大好機といったところだね」
男装の女神はイタズラっぽい笑顔でウインクした。
「そうだな」
「で、どうやるんだい? ユーラウリア神が君と同じ方法を採っているならば、人間とほぼ同じ存在のはずだ。君の真の姿では手が出せないだろう。かといって依代は権能も制限され、神器も使えない。出力も人間と同等だ。それでは心許ないだろう? それはイレギュラーユニットに対しても同様だ」
「ああ。だから守護ユニットを使う」
「へぇ。 “消去プログラム”を使うのか。あの箱庭、今回の試行ももう終盤だったね。少し早いけれど、初期化するつもりかい?」
「そのつもりだ」
「ふぅん。……いや、待ってくれ。たしかあの箱庭の “消去プログラム” は内部からしか起動出来なかったはず。しかも条件を満たさないと起動しない設定だったような」
「案ずるな。既に手は打ってある」
「そうか、流石だな。ならば余は吉報を待つとするよ。ではまた」
ふっと男装の女神の姿がかき消えた。
しばらく銀髪の女神は星空を眺めながらその場に佇み、やがてその姿が景色に溶けて消えた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
所変わって、ここはユーゴが王都で寝泊まりしている宿である。
その一室には、ユーゴとユーラウリア、そして九能雪の三人の姿がある。
ユーラウリアを保護するため、暫定的な措置として自らの部屋に匿うことにしたユーゴ。
丁度よい機会なのでいま抱えている疑問に答えてもらうべくユーゴの部屋にユーラウリアを呼んだのだが、間違いを起こさせないためと雪も同席すると主張したのだ。
ちなみにゼフィーリアは、「雪さんが一緒なら大丈夫そうね」と言って疲れた様子でめいでぃっしゅ二号店の寮へと帰っていった。
「それで、訊きたいことってなにー?」
ベッドに腰掛けたユーラウリアがユーゴに尋ねた。
「こんなことを訊くのは今更かもしれないが、そもそも転生ってなんだ?」
「あっはー。それ、安宿でするハナシー? てかそれって、一応神々の中でも上位神しか関われない重要機密事項なんだけど?」
「それじゃあ話せる範囲でいい。教えろよ」
「てかさ、なんでいきなりそんなことに興味持ち出したわけ? いままで全く気にしてなかったくせに。あ、でも、ちゃんフィーがまだ男の子だった時に軽く話をしたっけ」
「興味を持ったというか……そん時はここまで気にならなかったんだか、まぁきっかけはゼフィーリアだよ」
そしてユーゴは少し考え、雪に向かって口を開いた。
「雪、悪いが宿の従業員に頼んで飲み物を人数分持ってきてくれ」
「かしこまりました」
雪はユーゴの意図に気付いて、大人しく従うことにした。
「ゼフィーリア? あー……あの ”ユー君とは終わった関係を前世に持つオンナ” ね。あの娘がどうかしたの?」
「ゼフィーリアに対しての棘がすげぇな。知っていると思うが、ゼフィーリアの前世は俺の地球時代の知り合いだ。あいつが言うには、この世界は、あいつが地球で遊んでいたゲームの中の世界そのものなんだと。それを聞いてから色々と気になりだしてな。この世界だけじゃなく、今ままで渡ってきた世界も同じように何らかのゲームの世界じゃなかったのかとか、そういえば被転送者ってやつは色んなパターンがいるな、とか。例えば死んで異世界で別人に生まれ変わるやつがいれば、死なずにそのままの姿で異世界に事情も分からないまま移動させられるやつもいる。生まれ変わりに関しても、気付いたら別人になってたってパターンとか、生まれ変わる前に神的な存在と接触してるパターンもあるみたいだしな。フィールエルや信衛は前者だし、カールってやつは後者だ。以前お前は方式の違いがどうのと言っていたが。とにかくそいつらって存在を知った後、知り合いであるゼフィーリアの話を聞いてからそもそも転生ってなんだって疑問が出てきたわけだ」
「なるほど。雪ぴよを退室させたのは、ちゃんフィー達の事情を伏せるためか」
「まぁそうだな」
正確には信衛の転生事情を、である。
あのブラコン巫女がそれを知れば、余計な心配をするかもしれないとの配慮だった。
雪は雪でユーゴを信頼し、自分は聞かないほうが良いのだろうと判断したのだ。我儘なところがある箱入り娘だが、そのあたりは夫唱婦随のお国柄が反映されている。
「まぁユー君にはウチの信徒として色々と動いてもらってるし? 教えてあげようかなー? でもトップシークレットだしなー」
「勿体振らずに教えろよ。時が来たら教えるとかいってただろ」
「まだ時期が早いんだけど、じゃーちょっとだけね。 “転生” の仕組みについては教えられないけど、この世界がゲームの世界だってことについては教えてあげる。以前も言ったけど、この世界はループしてる。その理由は、その世界の環境が条件によってどう変化していくのかをループさせながらデータを収集したいから。じゃあその目的は何かっていうと、神が管理しやすい世界を作るためであったり、新しい生命体を創るためだったりなんだけど、だいたい、こういう実験的な世界ってのは多数の神々が共同で管理運営してるから、目的は色々なんだよね。でもその手法として、その世界そのものに人間が “ゲームをプレイする” という形で関与させることはないし、デジタルゲームの中に人間を転生させることなんて出来ない。てか、いくらウチら神でも無理だよ」
「……は? どういうことだ?」
3
あなたにおすすめの小説
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
お帰り転生―素質だけは世界最高の素人魔術師、前々世の復讐をする。
永礼 経
ファンタジー
特性「本の虫」を選んで転生し、3度目の人生を歩むことになったキール・ヴァイス。
17歳を迎えた彼は王立大学へ進学。
その書庫「王立大学書庫」で、一冊の不思議な本と出会う。
その本こそ、『真魔術式総覧』。
かつて、大魔導士ロバート・エルダー・ボウンが記した書であった。
伝説の大魔導士の手による書物を手にしたキールは、現在では失われたボウン独自の魔術式を身に付けていくとともに、
自身の生前の記憶や前々世の自分との邂逅を果たしながら、仲間たちと共に、様々な試練を乗り越えてゆく。
彼の周囲に続々と集まってくる様々な人々との関わり合いを経て、ただの素人魔術師は伝説の大魔導士への道を歩む。
魔法戦あり、恋愛要素?ありの冒険譚です。
【本作品はカクヨムさまで掲載しているものの転載です】
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
生臭坊主の異世界転生 死霊術師はスローライフを送れない
しめさば
ファンタジー
急遽異世界へと転生することになった九条颯馬(30)
小さな村に厄介になるも、生活の為に冒険者に。
ギルドに騙され、与えられたのは最低ランクのカッパープレート。
それに挫けることなく日々の雑務をこなしながらも、不慣れな異世界生活を送っていた。
そんな九条を優しく癒してくれるのは、ギルドの担当職員であるミア(10)と、森で助けた狐のカガリ(モフモフ)。
とは言えそんな日常も長くは続かず、ある日を境に九条は人生の転機を迎えることとなる。
ダンジョンで手に入れた魔法書。村を襲う盗賊団に、新たなる出会い。そして見直された九条の評価。
冒険者ギルドの最高ランクであるプラチナを手にし、目標であるスローライフに一歩前進したかのようにも見えたのだが、現実はそう甘くない。
今度はそれを利用しようと擦り寄って来る者達の手により、日常は非日常へと変化していく……。
「俺は田舎でモフモフに囲まれ、ミアと一緒にのんびり暮らしていたいんだ!!」
降りかかる火の粉は魔獣達と死霊術でズバッと解決!
面倒臭がりの生臭坊主は死霊術師として成り上がり、残念ながらスローライフは送れない。
これは、いずれ魔王と呼ばれる男と、勇者の少女の物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる