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英雄と聖女 編
014. 電光石火
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ドゴッ!
「ぷぎゃあ⁉︎」
ユーゴに殴られて前歯を飛ばしながら、翻筋斗打って倒れるただの雑魚。
「ユーゴ。そっちは任せて大丈夫か?」
モブ達の挟撃部隊に応戦するため、ゼストは女性陣を挟んでユーゴの反対側に回り込んだ。
「それは大丈夫だが、崖の下から何かが来るぞ」
ユーゴの注意喚起が終わるのが早いか、崖の陰から巨大な何かが上空へと飛び出してきた。
現れたのは翼の生えた巨大な爬虫類。しかも一匹ではなく多数である。
「ワ、ワイバーン⁉︎ しかも騎乗しているのは、服装はバラバラだけど、どこかの領主お抱えの騎兵団よ」
そんじょそこらの傭兵がひょいと扱えるほど、ワイバーンは従順な性格をしていない。つまり騎乗しているのは、専門的かつ高度に訓練された騎兵である。
騎兵は各々、どこかの貴族の家紋を印された騎兵服を着ている。しかしその服装は統一されていない。
おそらく素性を隠すためであり、熟練の統一された動きを見せていることから、全員同じ貴族の部隊だろうと、スウィンは予想した。
さらに立地を考えると、スウィンは厭な予感がした。
騎兵達が口々に祝詞を唱えだし、それぞれの手が光りだした。
神聖術だ。
騎兵達の狙いは、盗賊団の挟撃により進退窮まったところを、横合いからの神聖術で一網打尽にすることにあったのだ。
「くっ……」
スウィンは呻いた。彼女は防衛の神聖術を使えない。
「光よ。我らをお守り下さい」
ネルが杖を頭上高く掲げ、光の防壁をドーム状に展開した。
騎兵達の神聖術はネルの光のドームによって阻まれた。
その間にスウィンは神聖術を発動させ、七つの光の球を、ワイバーン七体それぞれに放った。
だがワイバーンは軽々と身を翻し、それを躱した。そしてその後に騎兵がネルたちに向けて神聖術を撃ち出すという、ヒット・アンド・アウェイ戦法を採っている。
対してスウィンとネルは辛うじて防御壁で持ちこたえているが、神聖術の発現は無限ではない。発動する術の強度が高ければ高いほど精神が削られ、いずれは効果が切れてしまう。
「しまった! 危ない、ネル!」
追い打ちをかけるように、流れ矢がネル達の後方から飛んできた。
ゼストは後方からの挟撃に対応していた。いつもならば大規模な攻撃用神聖術で一気になぎ倒すのだが、地形の不利もあって封じられていた。術の余波で、山崩れを起こしては目も当てられない。
つまり、波状的に迫ってくる盗賊たちを、一人ずつ相手せざるを得ない状況に追い込まれている。
そんなゼストを狙っていた賊の弓使いが、狙いを外した。その矢が、偶然にもネルに向かっていったのだ。
ゼストの声に振り返るネル。迫ってくる矢を認識した瞬間、世界がスローモーションになったような錯覚がした。
死んだ。
己の最後を覚悟した時、目の前が真っ黒になった。
「……?」
ネルが意識を失ったわけでも、瞼を閉じたわけでもない。
単純に、ネルの視界いっぱいに黒いものが出現しただけだ。
「おい、頼むぜ。俺の仕事を増やすなよ」
ネルの頭上から、ユーゴの声がした。
つまり眼の前にあった黒いものは、僅かな光沢を放つユーゴのジャケットだったのだ。
だが、ネルは信じられなかった。
ユーゴは横から矢の射線上に割り込んだのではない。ぱっといきなり出現したのだ。移動する場面をバッサリ切ってどこかに捨てたように。
「ユーゴさん?」
さきほどまでユーゴが戦っていたはずの場所では、半数以上の野盗が倒れ伏していた。
立っているものは皆、並べて怯えた表情をして尻込みしている。
しかしネルに飛んできた矢を見て天啓を得たようだ。
全員で弓に矢を番える。
「ちょっと待ってろ。まずあいつらを片付けてくる」
ユーゴはそう言って、超能力を使用する。
【電光石火】、発動。
自分以外の ”世界” の時間の流れるスピードを操る事ができる、随時発動型の時空間干渉系超能力である。
ユーゴがこの能力を使うと、傍から見ている者は、ユーゴがあたかも瞬間移動あるいは超速移動しているように感じてしまう。
物理的に自分の移動速度を上げているのではなく、自分以外の世界の速度を概念的に操っているため、音速の壁にも邪魔されることなく移動することが可能になっている。
「さて。ちょっと急がないとな」
ユーゴはモブたちを見て言った。
一気に矢を放たれてしまっては、撃ち落とすのが面倒になる。
ユーゴの持つ超能力の中でも最高ランクの一つとして数えられる【電光石火】だが、その分難点がある。世界に及ぼす影響が大きいため、一日に六十秒しか使えないという制限があるのだ。
モブたちとの距離と人数を無効化する時間。常人ならば六十秒ではとても足りない。
だが、ユーゴ・タカトーは常人ではなかった。
ふっと息を吐き、地面を蹴って迅雷の如く彼我の距離を縮める。
後天的に手に入れたとある特異体質の副産物として、ユーゴは超人的な身体能力を備えている。
これは実を言うと、最初の異世界転移より以前からだ。神由来ではない、ユーゴ自前の力。
この力がなければ実際のところ、最初の転移後にあっけなく死んでいただろう。
モブたちを効率的に沈めるため、ユーゴは顎先に拳を掠らせるように打ち込んでいった。
遠くで盗賊たちを相手にしていたユーゴは、気づくとネルの前にいた。かと思えば、またユーゴの姿がかき消えた。
まさかと思ってネルが前方に視線を戻すと、はるか視線の先、果たしてそこにはユーゴは背を向けて立っていた。
いつのまに、あそこまで移動を⁉︎
ネルが驚愕に見舞われた瞬間、野盗の一人がグラッとふらついた。かと思ったら、他の盗賊たちも次々とドミノ倒しのように倒れていった。
「…………っ‼︎」
いま何が起きたのか。
この場にいるもの全て、敵も見方も正しく理解できたものはいなかった。
──────to be continued
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
お読みいただき誠にありがとうございます。
この作品が
「面白い」 「続きが読みたい」 「推してもいい」
と少しでも思って頂けた方は、
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アマチュアである作者は皆様に支えられております。
この作品を皆様で盛り上げて頂き、書籍化やコミカライズ、果てはアニメ化などに繋がればいいなと思います。
この作品を読者の皆様の手で育てて下さい。
そして「この作品は人気のない時から知ってたんだぜ?」とドヤって頂けることが夢です。
よろしくお願いいたします。
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現れたのは翼の生えた巨大な爬虫類。しかも一匹ではなく多数である。
「ワ、ワイバーン⁉︎ しかも騎乗しているのは、服装はバラバラだけど、どこかの領主お抱えの騎兵団よ」
そんじょそこらの傭兵がひょいと扱えるほど、ワイバーンは従順な性格をしていない。つまり騎乗しているのは、専門的かつ高度に訓練された騎兵である。
騎兵は各々、どこかの貴族の家紋を印された騎兵服を着ている。しかしその服装は統一されていない。
おそらく素性を隠すためであり、熟練の統一された動きを見せていることから、全員同じ貴族の部隊だろうと、スウィンは予想した。
さらに立地を考えると、スウィンは厭な予感がした。
騎兵達が口々に祝詞を唱えだし、それぞれの手が光りだした。
神聖術だ。
騎兵達の狙いは、盗賊団の挟撃により進退窮まったところを、横合いからの神聖術で一網打尽にすることにあったのだ。
「くっ……」
スウィンは呻いた。彼女は防衛の神聖術を使えない。
「光よ。我らをお守り下さい」
ネルが杖を頭上高く掲げ、光の防壁をドーム状に展開した。
騎兵達の神聖術はネルの光のドームによって阻まれた。
その間にスウィンは神聖術を発動させ、七つの光の球を、ワイバーン七体それぞれに放った。
だがワイバーンは軽々と身を翻し、それを躱した。そしてその後に騎兵がネルたちに向けて神聖術を撃ち出すという、ヒット・アンド・アウェイ戦法を採っている。
対してスウィンとネルは辛うじて防御壁で持ちこたえているが、神聖術の発現は無限ではない。発動する術の強度が高ければ高いほど精神が削られ、いずれは効果が切れてしまう。
「しまった! 危ない、ネル!」
追い打ちをかけるように、流れ矢がネル達の後方から飛んできた。
ゼストは後方からの挟撃に対応していた。いつもならば大規模な攻撃用神聖術で一気になぎ倒すのだが、地形の不利もあって封じられていた。術の余波で、山崩れを起こしては目も当てられない。
つまり、波状的に迫ってくる盗賊たちを、一人ずつ相手せざるを得ない状況に追い込まれている。
そんなゼストを狙っていた賊の弓使いが、狙いを外した。その矢が、偶然にもネルに向かっていったのだ。
ゼストの声に振り返るネル。迫ってくる矢を認識した瞬間、世界がスローモーションになったような錯覚がした。
死んだ。
己の最後を覚悟した時、目の前が真っ黒になった。
「……?」
ネルが意識を失ったわけでも、瞼を閉じたわけでもない。
単純に、ネルの視界いっぱいに黒いものが出現しただけだ。
「おい、頼むぜ。俺の仕事を増やすなよ」
ネルの頭上から、ユーゴの声がした。
つまり眼の前にあった黒いものは、僅かな光沢を放つユーゴのジャケットだったのだ。
だが、ネルは信じられなかった。
ユーゴは横から矢の射線上に割り込んだのではない。ぱっといきなり出現したのだ。移動する場面をバッサリ切ってどこかに捨てたように。
「ユーゴさん?」
さきほどまでユーゴが戦っていたはずの場所では、半数以上の野盗が倒れ伏していた。
立っているものは皆、並べて怯えた表情をして尻込みしている。
しかしネルに飛んできた矢を見て天啓を得たようだ。
全員で弓に矢を番える。
「ちょっと待ってろ。まずあいつらを片付けてくる」
ユーゴはそう言って、超能力を使用する。
【電光石火】、発動。
自分以外の ”世界” の時間の流れるスピードを操る事ができる、随時発動型の時空間干渉系超能力である。
ユーゴがこの能力を使うと、傍から見ている者は、ユーゴがあたかも瞬間移動あるいは超速移動しているように感じてしまう。
物理的に自分の移動速度を上げているのではなく、自分以外の世界の速度を概念的に操っているため、音速の壁にも邪魔されることなく移動することが可能になっている。
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一気に矢を放たれてしまっては、撃ち落とすのが面倒になる。
ユーゴの持つ超能力の中でも最高ランクの一つとして数えられる【電光石火】だが、その分難点がある。世界に及ぼす影響が大きいため、一日に六十秒しか使えないという制限があるのだ。
モブたちとの距離と人数を無効化する時間。常人ならば六十秒ではとても足りない。
だが、ユーゴ・タカトーは常人ではなかった。
ふっと息を吐き、地面を蹴って迅雷の如く彼我の距離を縮める。
後天的に手に入れたとある特異体質の副産物として、ユーゴは超人的な身体能力を備えている。
これは実を言うと、最初の異世界転移より以前からだ。神由来ではない、ユーゴ自前の力。
この力がなければ実際のところ、最初の転移後にあっけなく死んでいただろう。
モブたちを効率的に沈めるため、ユーゴは顎先に拳を掠らせるように打ち込んでいった。
遠くで盗賊たちを相手にしていたユーゴは、気づくとネルの前にいた。かと思えば、またユーゴの姿がかき消えた。
まさかと思ってネルが前方に視線を戻すと、はるか視線の先、果たしてそこにはユーゴは背を向けて立っていた。
いつのまに、あそこまで移動を⁉︎
ネルが驚愕に見舞われた瞬間、野盗の一人がグラッとふらついた。かと思ったら、他の盗賊たちも次々とドミノ倒しのように倒れていった。
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