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めいでぃっしゅへようこそ! 編
117. サシ飲み①
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「ユーゴさん、良かったら今日、サシで飯でもどうスか?」
鉄太にそう誘われたのは、くじ順最後のネルを指名しに行った “めいでぃっしゅ” の店ないでのことだった。
コーヒーとサンドイッチを摘んでいたユーゴは、着座のまま雇用主を見上げた。
「ああ、いいぜ。そういえば鉄太と飯を食いに行ったことがなかったな」
「ユーゴさんは店に慣れなきゃならないし、俺も新店舗の立ち上げで忙しかったスからね」
待ち合わせ場所と時間を決めると、鉄太は仕事に戻っていった。
「ユーゴさん。支配人さんとお食事に行かれるんですか?」
他の指名客を見送っていたネルが、ユーゴの席に戻ってきて訊いた。
「ああ、二人でな」
「ふ、二人きりで……?」
「なんで急に頬を赤くしたんだよ」
「い、いえ、ちょっと室温が高いなと思いまして……」
目を逸らし、手団扇をパタパタさせて頬の熱を冷まそうとしているネルをユーゴは胡乱な眼で見た。
「そうか? まぁいいけど。そういえば最近、あの背の高いメイドを見かけないな。俺たちが初めて輝星や鉄太と会った日に、店の入口にいたあの女だよ」
「リネッセさんのことですね。確か数日前に急にシフトが変更になって……そういえば、長い間シフト表に名前がありませんね」
「あいつ背が高いし、一生懸命働いてて目立ってたからな。いないとそれはそれで目立つなって思ったんだ」
「確かにそうですね。彼女はご実家からの通いですから、何故ずっと休んでいるのか判らないんです」
「ふぅん。それは心配だな」
「ええ、そうですね」
そして別の話題に転じてリネッセの事はユーゴの頭から消え去った。
再びその名を聞くことになるのは、鉄太との食事中だった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
数時間後。
鉄太と待ち合わせたのは、美味いと評判の大衆食堂だった。
二人は飲み物と料理を何皿か注文した後、話しだした。
「すいませんね、急に誘ったりして」
「いや、構わねぇよ。お互い忙しくて家でも滅多に顔を合わせねぇし、ろくに話が出来てなかったからな」
「そっすね。この世界には慣れました?」
「ああ。お陰さんでな。太陽が三つあったり、でかい金色の猫の像があったり、黒いオーロラがあったり、奇妙な世界ではあるがな」
ユーゴが軽く笑うと、鉄太は首を捻った。
「金色の猫ってのは多分、この世界の神話に出てくる神の使いのことスね。悪しき者が現れてこの世界に仇なすとき、銀色の鳥と銅色の魚とともに戦うっていう。その猫を象った巨像がどこかにあるってのは知ってたスけど、黒いオーロラっちなんすか?」
ユーゴはこの世界に来た初日に見た、大地から天に伸び、この大陸の一部を囲んでいるオーロラの説明をした。
「いや、俺はそんな現象聞いたことないスよ。てか多分、この世界の人、誰も知らねぇんじゃねぇスかね?」
鉄太の回答に、今度はユーゴが首を捻る。
「どういうことだ? ……いや、もしかしたら俺の見間違いかもしれないな。気にしないでくれ」
ユーゴが聞いたこの世界の秘密───数百年単位で巻き戻る───となにか関連があるのかもしれない。
余計な不安を煽るだけだと判断し、ユーゴはこの情報を伏せておくことにし、黒いオーロラの件から離れることにした。
「そういえば、店を構えるってのは、貴族にしか出来ないらしいな。てことは、鉄太は貴族なのか?」
ユーゴの言葉に、鉄太は照れ笑いを返した。
「ゆうて最下位ですよ。最初に会った日に、この世界の身分制度の話はしたッスよね?」
「ああ。たしかこの世界の貴族には三種類あって、【三門貴族】と呼ばれている。【政門】【商門】【武門】だったか。で、それぞれに階級があるんだったな」
「そっス。まず【政門】。これは政治に関われる貴族で、上から”候・伯・子・男・准”の五等爵。これは日本と同じ……に聞こえるんスけど、俺だけっスかね?」
「いや、この世界の人間もそう言っているように俺も聞こえる。問題ない」
運ばれてきた飲み物のグラスを合わせ、二人共一気に煽る。
「次に【武門】。これは軍事や治安維持に関わる貴族で、上から”閣・幕・重・点・官”の五等爵。最後に俺の属する【商門】。これはそのまんま商売ができる貴族。上から”譲・令・希・会・類”の五つで、俺は一番下の類爵ッスね」
「爵位が違うとなにか変わるのか? そのあたりがよく分からないんだよな」
「それぞれの門によって違うんスけど、一番わかり易いのが武門ッスね。爵位の高さがそのまま属する組織の中での階級になるんスよ。爵位を自衛隊の階級に変換すると、官爵が伍長とかの、一兵卒より少し上くらいで、点爵が曹長とかの下士官。重爵が尉官、幕爵が佐官、閣爵が将校みたいな感じッスね」
「なるほど。分かりやすい」
「商門だと、類爵が個人事業主で、会爵が零細企業の経営者、希爵が中小企業の経営者、令爵が大企業の経営者で、譲爵に至ってはどうやって稼いでるのか想像がつかないくらいの億万長者ッスね。ちなみに類爵から事業の許可が下りて、商売が始められるッス」
「そう聞くと武門は上下関係がしっかりしてそうだが、商門はどうなんだ?」
「確かに武門は家の爵位が上ならどこいっても上な感じはあるみたいっスね。商門はどちらかといえば横の繋がりが強いっスね。爵位が上になるほど儲けられる公共事業の規模が大きくなるから、上の爵位から仕事を受けたりしてる時はやっぱり上下関係が強くなるっスね。あとは出資してもらっている家とかには頭が上がらない。俺だったらレーナス令爵様ッスね。拾ってもらった恩があるし」
「ああ、あの……」
ユーゴはレーナス家の令嬢ベレッタが国家転覆の罪で追われていることを思い出した。
「あれから何がわかったのか?」
「ええ。でも、ここじゃちょっと……」
鉄太は他の来店客の耳目を憚って口を濁した。
「分かった。俺に手伝えることがあったら、その時は遠慮なく言ってくれ。これで少しは腕に覚えがあるんだ。そうは見えねぇかも知れないけど、ネル達四人もな」
「フィールエル達もッスか。ユーゴさんは輝星やカルロのおっさんが子供扱いされたってくらいだから相当なのは解るっす。でも、そこまで巻き込むわけには……」
「俺も鉄太には恩がある」
「……うっス。そん時は相談させてもらうッス」
「ああ、そうだ。忘れない内にコレを渡しておく」
ユーゴはスペリオールウォッチを二つ鉄太に手渡し、使い方を説明した。
「───で、これは最近判った機能だが、同じ世界にいる時はスペリオールウォッチ同士で通話も出来るらしい。使い方はこのクラウンを押してアプリを開いて───」
「うおお。すげぇ便利。ユーゴさん、あざっス」
「バッテリーは、外して置いておけば魔素だか気だかの不思議エネルギーを空気中から吸収して、勝手にチャージされるらしい。太陽光発電みたいなものだと思えばいい。それで話は変わるが、輝星は地球では普通の高校生だったんだよな。何故あんなに怪力なんだ?」
「たしかに普通の高校生だったんスけど、なぜかこの世界に来た途端に、あんなパワーとアホみたいに頑丈な体になったんスよね」
「そういうことか。異世界に渡った時に何かの能力に目覚めたんだな。以前にもそんなヤツがいたような……今度うちの女神に訊いてみるか。ん? ということは鉄太、もしかしてお前も……?」
ユーゴの気づきに、鉄太はにやっと笑ってみせる。
「大正解! 俺も異能力に目覚めたんスよ。その名も【欲望観察】!」
鉄太にそう誘われたのは、くじ順最後のネルを指名しに行った “めいでぃっしゅ” の店ないでのことだった。
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「ああ、いいぜ。そういえば鉄太と飯を食いに行ったことがなかったな」
「ユーゴさんは店に慣れなきゃならないし、俺も新店舗の立ち上げで忙しかったスからね」
待ち合わせ場所と時間を決めると、鉄太は仕事に戻っていった。
「ユーゴさん。支配人さんとお食事に行かれるんですか?」
他の指名客を見送っていたネルが、ユーゴの席に戻ってきて訊いた。
「ああ、二人でな」
「ふ、二人きりで……?」
「なんで急に頬を赤くしたんだよ」
「い、いえ、ちょっと室温が高いなと思いまして……」
目を逸らし、手団扇をパタパタさせて頬の熱を冷まそうとしているネルをユーゴは胡乱な眼で見た。
「そうか? まぁいいけど。そういえば最近、あの背の高いメイドを見かけないな。俺たちが初めて輝星や鉄太と会った日に、店の入口にいたあの女だよ」
「リネッセさんのことですね。確か数日前に急にシフトが変更になって……そういえば、長い間シフト表に名前がありませんね」
「あいつ背が高いし、一生懸命働いてて目立ってたからな。いないとそれはそれで目立つなって思ったんだ」
「確かにそうですね。彼女はご実家からの通いですから、何故ずっと休んでいるのか判らないんです」
「ふぅん。それは心配だな」
「ええ、そうですね」
そして別の話題に転じてリネッセの事はユーゴの頭から消え去った。
再びその名を聞くことになるのは、鉄太との食事中だった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
数時間後。
鉄太と待ち合わせたのは、美味いと評判の大衆食堂だった。
二人は飲み物と料理を何皿か注文した後、話しだした。
「すいませんね、急に誘ったりして」
「いや、構わねぇよ。お互い忙しくて家でも滅多に顔を合わせねぇし、ろくに話が出来てなかったからな」
「そっすね。この世界には慣れました?」
「ああ。お陰さんでな。太陽が三つあったり、でかい金色の猫の像があったり、黒いオーロラがあったり、奇妙な世界ではあるがな」
ユーゴが軽く笑うと、鉄太は首を捻った。
「金色の猫ってのは多分、この世界の神話に出てくる神の使いのことスね。悪しき者が現れてこの世界に仇なすとき、銀色の鳥と銅色の魚とともに戦うっていう。その猫を象った巨像がどこかにあるってのは知ってたスけど、黒いオーロラっちなんすか?」
ユーゴはこの世界に来た初日に見た、大地から天に伸び、この大陸の一部を囲んでいるオーロラの説明をした。
「いや、俺はそんな現象聞いたことないスよ。てか多分、この世界の人、誰も知らねぇんじゃねぇスかね?」
鉄太の回答に、今度はユーゴが首を捻る。
「どういうことだ? ……いや、もしかしたら俺の見間違いかもしれないな。気にしないでくれ」
ユーゴが聞いたこの世界の秘密───数百年単位で巻き戻る───となにか関連があるのかもしれない。
余計な不安を煽るだけだと判断し、ユーゴはこの情報を伏せておくことにし、黒いオーロラの件から離れることにした。
「そういえば、店を構えるってのは、貴族にしか出来ないらしいな。てことは、鉄太は貴族なのか?」
ユーゴの言葉に、鉄太は照れ笑いを返した。
「ゆうて最下位ですよ。最初に会った日に、この世界の身分制度の話はしたッスよね?」
「ああ。たしかこの世界の貴族には三種類あって、【三門貴族】と呼ばれている。【政門】【商門】【武門】だったか。で、それぞれに階級があるんだったな」
「そっス。まず【政門】。これは政治に関われる貴族で、上から”候・伯・子・男・准”の五等爵。これは日本と同じ……に聞こえるんスけど、俺だけっスかね?」
「いや、この世界の人間もそう言っているように俺も聞こえる。問題ない」
運ばれてきた飲み物のグラスを合わせ、二人共一気に煽る。
「次に【武門】。これは軍事や治安維持に関わる貴族で、上から”閣・幕・重・点・官”の五等爵。最後に俺の属する【商門】。これはそのまんま商売ができる貴族。上から”譲・令・希・会・類”の五つで、俺は一番下の類爵ッスね」
「爵位が違うとなにか変わるのか? そのあたりがよく分からないんだよな」
「それぞれの門によって違うんスけど、一番わかり易いのが武門ッスね。爵位の高さがそのまま属する組織の中での階級になるんスよ。爵位を自衛隊の階級に変換すると、官爵が伍長とかの、一兵卒より少し上くらいで、点爵が曹長とかの下士官。重爵が尉官、幕爵が佐官、閣爵が将校みたいな感じッスね」
「なるほど。分かりやすい」
「商門だと、類爵が個人事業主で、会爵が零細企業の経営者、希爵が中小企業の経営者、令爵が大企業の経営者で、譲爵に至ってはどうやって稼いでるのか想像がつかないくらいの億万長者ッスね。ちなみに類爵から事業の許可が下りて、商売が始められるッス」
「そう聞くと武門は上下関係がしっかりしてそうだが、商門はどうなんだ?」
「確かに武門は家の爵位が上ならどこいっても上な感じはあるみたいっスね。商門はどちらかといえば横の繋がりが強いっスね。爵位が上になるほど儲けられる公共事業の規模が大きくなるから、上の爵位から仕事を受けたりしてる時はやっぱり上下関係が強くなるっスね。あとは出資してもらっている家とかには頭が上がらない。俺だったらレーナス令爵様ッスね。拾ってもらった恩があるし」
「ああ、あの……」
ユーゴはレーナス家の令嬢ベレッタが国家転覆の罪で追われていることを思い出した。
「あれから何がわかったのか?」
「ええ。でも、ここじゃちょっと……」
鉄太は他の来店客の耳目を憚って口を濁した。
「分かった。俺に手伝えることがあったら、その時は遠慮なく言ってくれ。これで少しは腕に覚えがあるんだ。そうは見えねぇかも知れないけど、ネル達四人もな」
「フィールエル達もッスか。ユーゴさんは輝星やカルロのおっさんが子供扱いされたってくらいだから相当なのは解るっす。でも、そこまで巻き込むわけには……」
「俺も鉄太には恩がある」
「……うっス。そん時は相談させてもらうッス」
「ああ、そうだ。忘れない内にコレを渡しておく」
ユーゴはスペリオールウォッチを二つ鉄太に手渡し、使い方を説明した。
「───で、これは最近判った機能だが、同じ世界にいる時はスペリオールウォッチ同士で通話も出来るらしい。使い方はこのクラウンを押してアプリを開いて───」
「うおお。すげぇ便利。ユーゴさん、あざっス」
「バッテリーは、外して置いておけば魔素だか気だかの不思議エネルギーを空気中から吸収して、勝手にチャージされるらしい。太陽光発電みたいなものだと思えばいい。それで話は変わるが、輝星は地球では普通の高校生だったんだよな。何故あんなに怪力なんだ?」
「たしかに普通の高校生だったんスけど、なぜかこの世界に来た途端に、あんなパワーとアホみたいに頑丈な体になったんスよね」
「そういうことか。異世界に渡った時に何かの能力に目覚めたんだな。以前にもそんなヤツがいたような……今度うちの女神に訊いてみるか。ん? ということは鉄太、もしかしてお前も……?」
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