【R18】異世界リゾートライフ~女運が最悪だったオレがチートスキルで理想のハーレムを作りあげる~

永遠光(とわのひかり)

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第1章 異世界リゾートへの転生

第10話 DOHC5リッター水素エンジン

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 次の日は、早朝から釣りに出た。
 朝もやの中、湖にカヌーを出すのは、とても気持ちがいい。

 まだ朝日が登り切る前だったが、魚が活性化する時間帯だ。
「イレグイじゃん」
 竿を出せば、面白いように魚が釣れる。

 せいぜい1時間も釣れば、クーラーボックスは満杯となった。
 今朝は特別釣りがしたかった訳じゃなく、こうでもしないとポイントを稼げないから来てみただけだ。
 でも新鮮な朝の空気を深呼吸して朝日を浴びるのは、実に爽快だ。
「眠かったけど、来て良かったな…」
 カヌーの舳先を岸辺へ向けてパドルを漕ぐ。

 湖岸ではソニアとレナ、ルナ、リナが待機している。
「ご主人さま~」
 休み明けの3人のメイドが、元気いっぱいに手を振っている。

「今日は釣れましたか~」
 ルナが釣果を聞いてくる。

「釣れすぎだよ、ここの魚たち警戒心が無さすぎる」

 湖岸に着くと、みんなが手伝ってくれてカヌーを砂浜に引き上げた。
 新鮮な虹鱒はメイドたちの手で厨房に運ばれ食材となる。

 その場でステータスを確認してみると、今日の分のLPが100ポイント減り、釣りの分が20ポイント加算されていた。
 そのままダイニングへ行って朝食をとる。
 今朝は和食、ご飯に味噌汁、焼き魚、お新香に納豆まである。

「やっぱり和食だよな~。
この世界で和食が食べられるなんて、オレは幸せだ」
 こんなハイレベルな生活ができて1日LP100ポイントで済むのは、逆にお得かも知れない。

「ご主人さま、ご飯のお代わりはいかがですか?」とリナが聞いてくれた。

「リナ、ありがとう。
 それじゃ、もう一杯いただこうかな」
 ご飯が美味しすぎて、このままでは太ってしまう。
 何か運動しなきゃ。

 幸いなことに、このリゾートにはジムが完備されているので、後でランニングマシンかエアロバイクを1時間くらい漕いでおこう。

 食後は散歩を兼ねて温泉の掘削現場へ向かった。
 進捗はどうだろう。
 オレの姿を見てローレンが走ってきた。

「カイト様、温泉の進捗でございますね…
 昨日から40mほど掘り進み、今は地下90mまで到達していますが、まだ温泉は出ておりません」

「そっか~、深くなると掘り進むのが遅くなって来るんだね」

「左様でございます、無理すると機材が壊れますので、ゆっくりと掘り進めます」

「了解、ところでオレの車はどうなった?」

「はい、カイト様の車は専用ガレージを作りまして、その中に移動しました」

「そうか、ローレンありがとう」

「もし、お時間がございましたら、ガレージへご案内いたしますが、如何なさいますか?」

「ああ、そうだね、すぐに見たいから案内してもらおうかな」

 女神が神テクノロジーで改造したと言う水素エンジンを見たかったし、お詫びに付けておいたよ~と言うオマケ機能も確認したかったのだ。
 オレのあとに続いてソニアと専属メイド3人も付いてきた。

 ガレージは、農場へ続く道の途中に建てられていた。
 エントランスからも歩いてすぐの距離だ。

 ガレージは高さ3m、幅10m、奥行き7mほどの大きさで、もう1台くらい入りそうな大きさだ。
 ローレンがスイッチを押すと、半透明の電動シャッターが上にスライドして屋根部分に格納された。
 中には、オレの愛車とバイクが入っていた。

「ご主人さまの車、素敵ですね~!」
 メイドたちが歓声を上げた。

 早速、ドアロックを解除し、ボンネットを開け、エンジンルームを見る。
 女神は、V型8気筒DOHC5リッター水素エンジンと言っていた。
 5リッターと言えば、かなりのハイパワーエンジンだが、見た目はそんなふうには見えない。

 運転席に乗り込みエンジンを掛けて見た。
 セルモーターの音がして小気味良いエンジン音がガレージ全体に響いた。
 しかし、5リッターのハイパワーエンジンとしては、かなり静粛性に優れているように思う。
 燃料が水と言う究極のエコカーは、環境にも優しいようだ。

 さて、女神のオマケ機能というのはどこだろう。
 それはすぐに見つかった。
「オマケ」と書いたシールが貼ってあった。

「分かりやす!」

 シールには小さな文字で何か書いてある。

「なになに?、ステルスモード…?」

 早速、ボタンを押してみた。
 だが、特に何も変化は感じられない。

「何も変化ないじゃん…」
 そう独り言を呟き、外を見るとローレンが大声で何か叫んでいる。

 何を言っているのか聞こえないので窓を開けると。
「ご主人さま、車が見えません、向こう側が透けて見えます」と言っていたのだ。

 え、そんな馬鹿なと思い、車を降りてみると、開いた窓の部分から車内が見えるが、それ以外は透明で、向こう側が透けて見えるのだ。

「は~、ステルスってこういうことか…
 中からは普通に外が見えるけど、外からは車が透明で見えなくなるんだ。
 それにエンジン音とか、中の音は外に聞こえないけど、外の音は中に普通に聞こえる。
 ふむふむ、なるほどこれは使えるかも…」

 こちらの世界では目立つこと『間違いなし』のこの車であるが、この機能を使えば走行中、誰にも気づかれずに走れる。

「は~、なるほどね~」と独りごちていると。
 オマケスイッチの横にオマケ2スイッチを発見した。
 小さなシールで『オマケ2・レーダー』と書いてある。

 ボタンを押して見ると、フロントウィンドウ全面にレーダーが表示された。
 最大で半径4km四方の生体反応と構造物が感知できるシステムらしい。

 レーダーに映るリゾート内で動いている点はメイドたちであろうか。
 因みに、すぐ傍に見える汎用ドロイドはレーダーには映っていないので、機械は感知できないらしい…
 これがあれば、車外に出なくても、外の様子が分かるし使えそうだ。

 ステルス機能は、エンジンが掛かっていなくても有効で、車外にいて車が見えず探せない時は、スマートキーでステルス機能のオン/オフをリモート操作できるので問題ないことが分かった。

 後で分かったことだが、同じ機能はバイクにも付いていた。
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