45 / 361
第4章 リゾート化計画
第43話 異世界通販サイト『パラワショップ』
しおりを挟む
その日の午後、オレの書斎にアスナを呼んだ。
異世界通販サイト『パラワショップ』で、王都までの交通と通信手段をどれにするか一緒に選んでもらうのだ。
今日のアスナはノースリーブの花柄ワンピースにポニーテールと言うオレの男心を刺激するコーディネートで、いつもより美しく輝いて見えた。
「わざわざ来てもらって、すまないね」
「ううん、いいの、暇だったし、カイトの頼みならなんでも聞いちゃうわ」
そう言ってアスナはニコニコ笑っている。
「ねえねえ、これって、なに?」
オレの隣に座ったアスナは、机の上のデスクトップパソコンに興味津々だ。
「これはオレが前世で使っていた『パソコン』と言う機械で女神様が、わざわざ送ってくれたんだよ」
オレはパソコンが複雑な計算や情報処理を瞬時に行い、膨大な情報を記録できて、画像や動画の表示、音の再生ができることを説明して、実際に動かしてアスナに見せた。
「へ~、こんな凄い物があるなんて、カイトの元いた世界ってずいぶん進歩してるのね」
アスナが目を輝かせた。
「そうだね、前の世界では、これがないと仕事にならない位だよ。
でも、パソコンがあると予約管理とか通信もできて便利だし、これから必要になるからネット通販で1台買おうと思ってるんだ」
「え?、ネット通販って何なの?」
アスナにとってネット通販は初めて聞く言葉である。
オレがアスナに説明する。
「ネット通販は、パソコンに表示される写真や文字情報で商品を選んで発注する売買の方法で、代金決済も銀行口座から引き落とされるんだ」
「ふ~ん、そうなんだ」と、返事はしたもののアスナはまだ半信半疑のようだ。
「じゃあ、実際に見てみようか」
オレはマウス操作でパラワネットの通販サイトをブラウザに表示させた。
ブラウザも元の世界と同じものが、そのまま使えて便利だ。
ちなみにネットワークは正式契約した異世界間通信網パラワネットを使っている。
『PWSネットショッピング』と書かれたWebサイトのトップ画面に色々な商品が表示されている。
見た目はオレが元いた世界のショッピングサイトと同じような感じで、公告と思しき情報も表示されている。
この広告収入も女神フィリアの収入源になっているのだろう。
「じゃあ、まずアスナ用のノートパソコンを1台買ってみよう」
「え?、私にパソコン買ってくれるの?」
「うん、王都に帰ったら必要になるからね。
あと、ネット契約もしないとね」
「ネット???」
さすがのアスナも頭の中が?だらけになって理解が追いつかない。
PWSの検索ボックスに『ノートパソコン』と入力し、Enterキーを押す。
すると、出てくる出てくる、検索結果が軽く100万件を越えてしまった。
180のパラレルワールドの全検索結果が表示されたようなので、オレは検索条件を『地球』の『日本』に絞り込んだ。
それでも、検索結果は2万件と表示されている。
その中から、いつも使っているメーカーの最新機種を選択し、オプション選択画面でSSDとメモリーの容量を指定し、定番の表計算、ワープロ、データベースアプリをカートに追加した。
「プリンターとWifiアクセスポイントも必要だろうから買っておくか」
アスナは質問を諦め、オレの操作をじっと見ている。
「え~っと、合計が977.2GOD、円換算で約19万5千円か」
「元いた世界で買うより安いし、送料無料と言うのが嬉しいね」
「そうなの?」
アスナは何がなんだか、さっぱり分からないと言う表情だ。
「あとは異世界間移動体通信網『パラワネットモバイル』を2契約追加して…
え、プレミアム会員はクーポン利用でネット利用料が半額だって」
パラワネットの年会費2000GODが半額の1000GOD(金貨2枚)で利用できるのはありがたい。
「そうだ、ノートパソコンを移動用にもう1セット追加しておこう」
ショッピングカートを確認してみた。
ノートパソコン他付属品 2セット 1954.4GOD
パラワネットモバイル年間利用料(自動継続) 2契約 2000GOD
合計 3954.4GOD(スター金貨7.9088枚、日本円換算790,880円)
お届け予定日 明日午前中
「明日届くのか、意外と早いな」
オレは感心しながら『注文確定』ボタンを押した。
すると、『ご注文ありがとうございます』という画面が表示され、ステータスが『発送準備中』に変わった。
「へ~、本当に簡単に買えちゃうんだ…
お店に行かなくても買えるなんて、とても便利ね」
アスナは感心したように何度も頷いた。
「でも、みんながコレ使い始めたら、街で営業しているお店なんてすぐに潰れちゃうわね」
さすがにアスナの洞察力は鋭い。
「うん、その辺は影響出ないように女神様の招待制になってるから問題ないと思うよ」
「さて、これで通信の問題は解決したから、次は交通手段だね」
離発着に場所を取らない小型の飛行船か、大型ドローンのようなものは無いだろうか?
オレはPWSの検索ボックスに『小型飛行船』と入力し、Enterキーを押してみた。
77万件の商品がヒットした。
今回は、検索条件の絞り込みは『無し』で180のパラレルワールド全ての商品を表示させている。
全く関係のないオモチャやプラモデルのようなものも表示されるので、カテゴリーを『航空機』にして絞り込む。
すると検索結果は3万7千件になった。
それでも、まだこんなに出てくるのか。
今度は価格を10万GOD以上、乗員数20人以下で絞り込む。
さすがに人を載せて空を飛ぶ装置は、そんなに安くない筈だ。
すると、検索結果は3千件になった。
これでも多いくらいだが、1ページ目から順番に見ていく。
色々な航空機があるが、その中で良さそうな商品を発見した。
異世界通販サイト『パラワショップ』で、王都までの交通と通信手段をどれにするか一緒に選んでもらうのだ。
今日のアスナはノースリーブの花柄ワンピースにポニーテールと言うオレの男心を刺激するコーディネートで、いつもより美しく輝いて見えた。
「わざわざ来てもらって、すまないね」
「ううん、いいの、暇だったし、カイトの頼みならなんでも聞いちゃうわ」
そう言ってアスナはニコニコ笑っている。
「ねえねえ、これって、なに?」
オレの隣に座ったアスナは、机の上のデスクトップパソコンに興味津々だ。
「これはオレが前世で使っていた『パソコン』と言う機械で女神様が、わざわざ送ってくれたんだよ」
オレはパソコンが複雑な計算や情報処理を瞬時に行い、膨大な情報を記録できて、画像や動画の表示、音の再生ができることを説明して、実際に動かしてアスナに見せた。
「へ~、こんな凄い物があるなんて、カイトの元いた世界ってずいぶん進歩してるのね」
アスナが目を輝かせた。
「そうだね、前の世界では、これがないと仕事にならない位だよ。
でも、パソコンがあると予約管理とか通信もできて便利だし、これから必要になるからネット通販で1台買おうと思ってるんだ」
「え?、ネット通販って何なの?」
アスナにとってネット通販は初めて聞く言葉である。
オレがアスナに説明する。
「ネット通販は、パソコンに表示される写真や文字情報で商品を選んで発注する売買の方法で、代金決済も銀行口座から引き落とされるんだ」
「ふ~ん、そうなんだ」と、返事はしたもののアスナはまだ半信半疑のようだ。
「じゃあ、実際に見てみようか」
オレはマウス操作でパラワネットの通販サイトをブラウザに表示させた。
ブラウザも元の世界と同じものが、そのまま使えて便利だ。
ちなみにネットワークは正式契約した異世界間通信網パラワネットを使っている。
『PWSネットショッピング』と書かれたWebサイトのトップ画面に色々な商品が表示されている。
見た目はオレが元いた世界のショッピングサイトと同じような感じで、公告と思しき情報も表示されている。
この広告収入も女神フィリアの収入源になっているのだろう。
「じゃあ、まずアスナ用のノートパソコンを1台買ってみよう」
「え?、私にパソコン買ってくれるの?」
「うん、王都に帰ったら必要になるからね。
あと、ネット契約もしないとね」
「ネット???」
さすがのアスナも頭の中が?だらけになって理解が追いつかない。
PWSの検索ボックスに『ノートパソコン』と入力し、Enterキーを押す。
すると、出てくる出てくる、検索結果が軽く100万件を越えてしまった。
180のパラレルワールドの全検索結果が表示されたようなので、オレは検索条件を『地球』の『日本』に絞り込んだ。
それでも、検索結果は2万件と表示されている。
その中から、いつも使っているメーカーの最新機種を選択し、オプション選択画面でSSDとメモリーの容量を指定し、定番の表計算、ワープロ、データベースアプリをカートに追加した。
「プリンターとWifiアクセスポイントも必要だろうから買っておくか」
アスナは質問を諦め、オレの操作をじっと見ている。
「え~っと、合計が977.2GOD、円換算で約19万5千円か」
「元いた世界で買うより安いし、送料無料と言うのが嬉しいね」
「そうなの?」
アスナは何がなんだか、さっぱり分からないと言う表情だ。
「あとは異世界間移動体通信網『パラワネットモバイル』を2契約追加して…
え、プレミアム会員はクーポン利用でネット利用料が半額だって」
パラワネットの年会費2000GODが半額の1000GOD(金貨2枚)で利用できるのはありがたい。
「そうだ、ノートパソコンを移動用にもう1セット追加しておこう」
ショッピングカートを確認してみた。
ノートパソコン他付属品 2セット 1954.4GOD
パラワネットモバイル年間利用料(自動継続) 2契約 2000GOD
合計 3954.4GOD(スター金貨7.9088枚、日本円換算790,880円)
お届け予定日 明日午前中
「明日届くのか、意外と早いな」
オレは感心しながら『注文確定』ボタンを押した。
すると、『ご注文ありがとうございます』という画面が表示され、ステータスが『発送準備中』に変わった。
「へ~、本当に簡単に買えちゃうんだ…
お店に行かなくても買えるなんて、とても便利ね」
アスナは感心したように何度も頷いた。
「でも、みんながコレ使い始めたら、街で営業しているお店なんてすぐに潰れちゃうわね」
さすがにアスナの洞察力は鋭い。
「うん、その辺は影響出ないように女神様の招待制になってるから問題ないと思うよ」
「さて、これで通信の問題は解決したから、次は交通手段だね」
離発着に場所を取らない小型の飛行船か、大型ドローンのようなものは無いだろうか?
オレはPWSの検索ボックスに『小型飛行船』と入力し、Enterキーを押してみた。
77万件の商品がヒットした。
今回は、検索条件の絞り込みは『無し』で180のパラレルワールド全ての商品を表示させている。
全く関係のないオモチャやプラモデルのようなものも表示されるので、カテゴリーを『航空機』にして絞り込む。
すると検索結果は3万7千件になった。
それでも、まだこんなに出てくるのか。
今度は価格を10万GOD以上、乗員数20人以下で絞り込む。
さすがに人を載せて空を飛ぶ装置は、そんなに安くない筈だ。
すると、検索結果は3千件になった。
これでも多いくらいだが、1ページ目から順番に見ていく。
色々な航空機があるが、その中で良さそうな商品を発見した。
39
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる