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第6章 リゾートの開業準備
第62話 サクラの歓迎会
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その夜、細やかながら、サクラの歓迎会を開いた。
と言っても、オレとサクラの二人だけなのだが。
約束した時間きっかり5分前にサクラが現れた。
「カイト様、お疲れさまです」
久しく聞いたことのない言葉だ。
「お疲れさま、サクラ、そこに座って」
オレは向かいの席をすすめた。
「先に飲み物を選ぼうか…
紅茶にジンジャーエール、レモネード、オレンジジュース、お酒もあるよ。
ところで、サクラはお酒は飲めるの?」
「はい、強くないですが、お付き合い程度なら飲めますよ」
「そうなんだ、それは嬉しいな。
じゃあオレはビールにするかな」
「それじゃ私もビールいただきます」
メイドが大きめのビアタンブラーに並々と注がれたビールを持って来た。
「それじゃあ、オレたちの出会いにカンパーイ」
グラスの触れ合う良い音が辺りに響いた。
その音を合図に次々と料理が運ばれてきた。
今夜のメニューはメイド長のソニアがサクラのために用意した和食の数々だ。
3種のお造り、天ぷら盛り合わせ、若鶏の唐揚げ、煮しめ、だし巻き玉子、鮎の塩焼き、茄子の揚げ浸し、茶碗蒸し、海苔の佃煮、炊きたての御飯に味噌汁まである。
「わぁ~、まさかこの世界に来て和食が食べられるなんて感激です!」
サクラは両手で口を抑え、涙目になっている。
「さあ、どんどん食べて」
「はい、ありがとうございます」
どの料理も、日本で食べるのと変わらず素材も味も素晴らしかった。
サクラは次々と料理に箸を伸ばしている。
「ところで、カイト様は、今はどのようなお仕事されているんですか?」
「う~ん、今は無職かな」とオレは笑いながら答えた。
「え、無職なんですか?」
「今は、ビジネスを始める準備中なんだ」
「どんなビジネスなんですか?」
「仕事の話は、明日にしようと思ったけど、折角だから概略だけ話しておくね」
オレはバレンシア商会の支援の元、この館をリゾートホテルとしてオープンさせる計画を進めている事を話した。
「実はこの計画には女神フィリア様も、ネット通販を通じて支援してくれてるんだ」
「えっ!、 この世界にネット通販なんてあるんですか?」
「信じられないかも知れないけど、あるんだよ」
オレは、異世界ネット通販PWS、略称「パラワショップ」について説明し、飛行船やパソコン、スマホもネット通販で購入したことをサクラに話した。
「異世界の商品が通販で買えるなんて、想像を超えてますね」とサクラが感心している。
「さて、仕事の話はこれくらいにして、サクラの話も聞きたいな」
「何が聞きたいですか?」
「そうだなぁ、学生時代にミスキャンパスでグランプリ取った話とかかなぁ」
そう言うと、サクラの顔が僅かに曇った気がした。
「あ~、その話ですか……
あれは、友達が私に内緒で応募したんです。
それで知らない内に話が進んでて、気が付いたら最終選考まで残っていたんです。
最終選考はリアル開催だったんですけど、私を推薦した友達に拝み倒されて仕方なく出たんですが、何故かグランプリに選ばれてしまったんです」
「なるほど、本人が望んでいないのにミスキャンパスになってしまったんだね」
「そうなんですよ。
私、元々『何とかコンテスト』とか全く興味なかったんです。
それで、グランプリになってからも気にしないで普段通りの生活をしようとしたんです。
でも周りの人達の見る目が変わって、どこへ行っても持てはやされるようになってしまってそれまでと同じ生活が出来なくなってしまったんです。
それにミスキャンパスでグランプリに選ばれてからは、メディアの出演依頼も頻繁にあってウンザリしてたんです。
でも、ある時から考え方を変えて、グランプリに選ばれたことも自分の一部だと考えるようにしたんです。
そうしたら心が楽になって、それからは周りから騒がれても、上手く対応できるようになりました」
「なるほどね、それを自分の強みとして、活かすという考え方に変えた訳だ」
「そうですね、それも私の経歴のひとつですから、前向きに考えることにしました」
「ところで、サクラって名前は和風だけど、顔立ちは少しエキゾチックな感じがするね」
「あ~、私クォーターなんです、母方の祖父がイギリス人で、実は7歳までロンドンに住んでたんです」
「へ~、サクラって帰国子女なんだね。
じゃあ、英語ペラペラなんだ」
「そうですね、日常会話は問題ないです。
あと独学ですが、中国語も話せるんですよ」
「流石は元社長秘書だなぁ…
その2つの言語が話せれば、通訳なんて必要無いよね」
オレとサクラは2時間ほど歓談し、酒も進んで酔いが廻って来たところで歓迎会はお開きとなった。
オレは自室に戻り、少し休んでから、久しぶりに露天風呂に入った。
メイドたちが数名入っていたが、その時間にサクラが露天風呂に来ることは無かった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
次の朝、異世界宅配便が来て、サクラの私物が届けられた。
届いたダンボールは30箱ほどで、オレの時に比べるとかなり少ない。
半分以上が衣服や靴で、その辺りは独身女性ならではであろう。
それを手分けして8階のサクラの部屋まで運んだ。
サクラの部屋にはウォークインクローゼットもあるが、衣類が多いので整理には数日掛かりそうだ。
昼食後、オレの部屋でサクラの今後の仕事について打ち合わせした。
「うわ~、カイト様のお部屋って広いですね~、それに見晴らしも良くて素敵です」
「ここからの眺めは最高だよ。
この上にペントハウスがあるんだけど、それは今度見せるね」
オレはサクラにこれまでに起こったことを順を追って説明した。
「なるほど、短い期間に色々あったんですね」
「そうなんだ、自分で話してても驚くくらいだよ」
「そうだ、仕事で使うのにサクラにもノートパソコンとスマホが必要だね」
「ノートパソコンは必要ですが、スマホは自分のがあります。
今日届いた荷物に入ってましたから、SIMだけ入れ替えれば使えると思います」
「了解、それじゃネット契約とノートパソコンだけ購入するよ」
オレはパソコンを起動してPWSにログインし、購入履歴から前回購入したのと同じノートパソコンをオプションとセットでカートに入れた。
それと異世界間移動体通信網『パラワネットモバイル』を1契約追加した。
ついでに飛行船の離着陸場がないか検索してみたら、同じメーカーから発売されていた。
それは『飛行船ステーションキットM』という商品名で、離着陸場と待合スペースの建物、船体自動洗浄システム、更には船内清掃用具キットやギャレーの交換式コンテナとエナジウム鉱石カートリッジの格納スペースも付属している。
『空飛ぶイルカ号』より2周り大きいサイズの飛行船でも離発着できるサイズで、組立施工費込みで10万GOD(スター金貨2百枚、円換算で2千万円)だった。
王都の離発着場は、場所が未定なので、今回はこの館の分だけ買うことにした。
ショッピングカートを確認する。
ノートパソコン他付属品 1セット 980GOD
パラワネットモバイル年間利用料(自動継続) 1契約 1,000GOD
飛行船ステーションキットM 1セット 100,000GOD
合計 101,980GOD(スター金貨203.96枚、日本円換算2,039万6千円)
お届け予定日 明日午前中
「明日届くんだ、意外と早いな」
「ネット通販で、いきなり2千万の買い物ですか?」とサクラが驚いている。
「まあ、先行投資だから、仕方ないんだよ」
オレは『注文確定』ボタンを押した。
すると『ご注文ありがとうございます』という画面が表示され、ステータスが『発送準備中』に変わった。
そう言えば、王都で遊覧飛行した時に、誰かが飛行船が欲しいと言ったので、規約で譲渡も売買もできないと説明したのだが、他者に貸して使わせるのは、どういう判定になるのだろう。
今現在、アスナにノートPCとスマホ、モバイルネットの使用権を貸与しているが、譲渡したのではなく所有権はオレのままだ。
所有権を移転せず、貸与ならOKなのだろうか?
それと気になるのが、貸与している機器を金を稼ぐための手段として使用した場合はどうなるかだ?
実際の話、飛行船はリゾートの宿泊客を乗せるために飛ばすわけだし、飛行船の分の対価も当然貰う訳だから、そういう使い方は問題ないのか、一度女神フィリアに確認しておく必要があるだろう。
その日の夜も、オレは露天風呂に入りに行った。
やはり、温泉はいいなぁと、つくづく思う。
8時を過ぎるとメイドたちも入ってくるが、彼女たちと他愛のない話をしながら、ゆったりと温泉に浸かると疲れが吹き飛ぶような気がする。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その日の深夜、激しくドアをノックする音がした。
何事かと開けてみると、そこには青ざめた顔をして震えるサクラがいた。
「カイト様、お休み中のところ、申し訳ありません」
「どうしたの?、こんな真夜中に」
「カイト様、私と一緒に居てもらえませんか?」
「え、どうして?」
「夢を見たんです……
誰かに、後ろから刺される夢を…
それで、怖くて怖くて…、一人で居られなくて…」
と言っても、オレとサクラの二人だけなのだが。
約束した時間きっかり5分前にサクラが現れた。
「カイト様、お疲れさまです」
久しく聞いたことのない言葉だ。
「お疲れさま、サクラ、そこに座って」
オレは向かいの席をすすめた。
「先に飲み物を選ぼうか…
紅茶にジンジャーエール、レモネード、オレンジジュース、お酒もあるよ。
ところで、サクラはお酒は飲めるの?」
「はい、強くないですが、お付き合い程度なら飲めますよ」
「そうなんだ、それは嬉しいな。
じゃあオレはビールにするかな」
「それじゃ私もビールいただきます」
メイドが大きめのビアタンブラーに並々と注がれたビールを持って来た。
「それじゃあ、オレたちの出会いにカンパーイ」
グラスの触れ合う良い音が辺りに響いた。
その音を合図に次々と料理が運ばれてきた。
今夜のメニューはメイド長のソニアがサクラのために用意した和食の数々だ。
3種のお造り、天ぷら盛り合わせ、若鶏の唐揚げ、煮しめ、だし巻き玉子、鮎の塩焼き、茄子の揚げ浸し、茶碗蒸し、海苔の佃煮、炊きたての御飯に味噌汁まである。
「わぁ~、まさかこの世界に来て和食が食べられるなんて感激です!」
サクラは両手で口を抑え、涙目になっている。
「さあ、どんどん食べて」
「はい、ありがとうございます」
どの料理も、日本で食べるのと変わらず素材も味も素晴らしかった。
サクラは次々と料理に箸を伸ばしている。
「ところで、カイト様は、今はどのようなお仕事されているんですか?」
「う~ん、今は無職かな」とオレは笑いながら答えた。
「え、無職なんですか?」
「今は、ビジネスを始める準備中なんだ」
「どんなビジネスなんですか?」
「仕事の話は、明日にしようと思ったけど、折角だから概略だけ話しておくね」
オレはバレンシア商会の支援の元、この館をリゾートホテルとしてオープンさせる計画を進めている事を話した。
「実はこの計画には女神フィリア様も、ネット通販を通じて支援してくれてるんだ」
「えっ!、 この世界にネット通販なんてあるんですか?」
「信じられないかも知れないけど、あるんだよ」
オレは、異世界ネット通販PWS、略称「パラワショップ」について説明し、飛行船やパソコン、スマホもネット通販で購入したことをサクラに話した。
「異世界の商品が通販で買えるなんて、想像を超えてますね」とサクラが感心している。
「さて、仕事の話はこれくらいにして、サクラの話も聞きたいな」
「何が聞きたいですか?」
「そうだなぁ、学生時代にミスキャンパスでグランプリ取った話とかかなぁ」
そう言うと、サクラの顔が僅かに曇った気がした。
「あ~、その話ですか……
あれは、友達が私に内緒で応募したんです。
それで知らない内に話が進んでて、気が付いたら最終選考まで残っていたんです。
最終選考はリアル開催だったんですけど、私を推薦した友達に拝み倒されて仕方なく出たんですが、何故かグランプリに選ばれてしまったんです」
「なるほど、本人が望んでいないのにミスキャンパスになってしまったんだね」
「そうなんですよ。
私、元々『何とかコンテスト』とか全く興味なかったんです。
それで、グランプリになってからも気にしないで普段通りの生活をしようとしたんです。
でも周りの人達の見る目が変わって、どこへ行っても持てはやされるようになってしまってそれまでと同じ生活が出来なくなってしまったんです。
それにミスキャンパスでグランプリに選ばれてからは、メディアの出演依頼も頻繁にあってウンザリしてたんです。
でも、ある時から考え方を変えて、グランプリに選ばれたことも自分の一部だと考えるようにしたんです。
そうしたら心が楽になって、それからは周りから騒がれても、上手く対応できるようになりました」
「なるほどね、それを自分の強みとして、活かすという考え方に変えた訳だ」
「そうですね、それも私の経歴のひとつですから、前向きに考えることにしました」
「ところで、サクラって名前は和風だけど、顔立ちは少しエキゾチックな感じがするね」
「あ~、私クォーターなんです、母方の祖父がイギリス人で、実は7歳までロンドンに住んでたんです」
「へ~、サクラって帰国子女なんだね。
じゃあ、英語ペラペラなんだ」
「そうですね、日常会話は問題ないです。
あと独学ですが、中国語も話せるんですよ」
「流石は元社長秘書だなぁ…
その2つの言語が話せれば、通訳なんて必要無いよね」
オレとサクラは2時間ほど歓談し、酒も進んで酔いが廻って来たところで歓迎会はお開きとなった。
オレは自室に戻り、少し休んでから、久しぶりに露天風呂に入った。
メイドたちが数名入っていたが、その時間にサクラが露天風呂に来ることは無かった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
次の朝、異世界宅配便が来て、サクラの私物が届けられた。
届いたダンボールは30箱ほどで、オレの時に比べるとかなり少ない。
半分以上が衣服や靴で、その辺りは独身女性ならではであろう。
それを手分けして8階のサクラの部屋まで運んだ。
サクラの部屋にはウォークインクローゼットもあるが、衣類が多いので整理には数日掛かりそうだ。
昼食後、オレの部屋でサクラの今後の仕事について打ち合わせした。
「うわ~、カイト様のお部屋って広いですね~、それに見晴らしも良くて素敵です」
「ここからの眺めは最高だよ。
この上にペントハウスがあるんだけど、それは今度見せるね」
オレはサクラにこれまでに起こったことを順を追って説明した。
「なるほど、短い期間に色々あったんですね」
「そうなんだ、自分で話してても驚くくらいだよ」
「そうだ、仕事で使うのにサクラにもノートパソコンとスマホが必要だね」
「ノートパソコンは必要ですが、スマホは自分のがあります。
今日届いた荷物に入ってましたから、SIMだけ入れ替えれば使えると思います」
「了解、それじゃネット契約とノートパソコンだけ購入するよ」
オレはパソコンを起動してPWSにログインし、購入履歴から前回購入したのと同じノートパソコンをオプションとセットでカートに入れた。
それと異世界間移動体通信網『パラワネットモバイル』を1契約追加した。
ついでに飛行船の離着陸場がないか検索してみたら、同じメーカーから発売されていた。
それは『飛行船ステーションキットM』という商品名で、離着陸場と待合スペースの建物、船体自動洗浄システム、更には船内清掃用具キットやギャレーの交換式コンテナとエナジウム鉱石カートリッジの格納スペースも付属している。
『空飛ぶイルカ号』より2周り大きいサイズの飛行船でも離発着できるサイズで、組立施工費込みで10万GOD(スター金貨2百枚、円換算で2千万円)だった。
王都の離発着場は、場所が未定なので、今回はこの館の分だけ買うことにした。
ショッピングカートを確認する。
ノートパソコン他付属品 1セット 980GOD
パラワネットモバイル年間利用料(自動継続) 1契約 1,000GOD
飛行船ステーションキットM 1セット 100,000GOD
合計 101,980GOD(スター金貨203.96枚、日本円換算2,039万6千円)
お届け予定日 明日午前中
「明日届くんだ、意外と早いな」
「ネット通販で、いきなり2千万の買い物ですか?」とサクラが驚いている。
「まあ、先行投資だから、仕方ないんだよ」
オレは『注文確定』ボタンを押した。
すると『ご注文ありがとうございます』という画面が表示され、ステータスが『発送準備中』に変わった。
そう言えば、王都で遊覧飛行した時に、誰かが飛行船が欲しいと言ったので、規約で譲渡も売買もできないと説明したのだが、他者に貸して使わせるのは、どういう判定になるのだろう。
今現在、アスナにノートPCとスマホ、モバイルネットの使用権を貸与しているが、譲渡したのではなく所有権はオレのままだ。
所有権を移転せず、貸与ならOKなのだろうか?
それと気になるのが、貸与している機器を金を稼ぐための手段として使用した場合はどうなるかだ?
実際の話、飛行船はリゾートの宿泊客を乗せるために飛ばすわけだし、飛行船の分の対価も当然貰う訳だから、そういう使い方は問題ないのか、一度女神フィリアに確認しておく必要があるだろう。
その日の夜も、オレは露天風呂に入りに行った。
やはり、温泉はいいなぁと、つくづく思う。
8時を過ぎるとメイドたちも入ってくるが、彼女たちと他愛のない話をしながら、ゆったりと温泉に浸かると疲れが吹き飛ぶような気がする。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その日の深夜、激しくドアをノックする音がした。
何事かと開けてみると、そこには青ざめた顔をして震えるサクラがいた。
「カイト様、お休み中のところ、申し訳ありません」
「どうしたの?、こんな真夜中に」
「カイト様、私と一緒に居てもらえませんか?」
「え、どうして?」
「夢を見たんです……
誰かに、後ろから刺される夢を…
それで、怖くて怖くて…、一人で居られなくて…」
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