99 / 361
第8章 南国リゾートへの旅
第97話 ソランスター国王の勅命
しおりを挟む
リーファ救出に成功したオレたちは、飛行船でセントレーニア総督府へ戻った。
エレーゼ伯爵邸から救出したリーファとソフィアは総督府の医務室で診察を受けた。
リーファは拉致誘拐の精神的なダメージが残っていたが、心配するほどでは無かった。
問題は1ヶ月もの間、監禁されていたソフィアで、栄養失調でやせ衰え、体重は40キロを切っており、精神的なダメージもあって、暫く療養が必要との診断であった。
オレはリーファと副官のヴァレンスを伴い、総督の執務室へ行き、無事救出を報告し、作戦への協力に謝意を述べた。
「救出できて本当に良かったですな。
こうして何の罪もない女性を悪の手から救い出したことは、あなたの功績です」と総督はオレに握手を求めた。
「これでエレーゼ伯爵の悪事が裏付けられた。
期を逃さず、すぐにサンドベリアへ派兵しましょう」
「ありがとうございます、そうしていただけると安心です。
ところで総督、たいへん恐縮ですが、どこか部屋をお借りしたいのですが」
「おお、これは気が付きませんで、失礼しました。
もし宜しければ、今夜は総督府に泊られては如何ですかな?
執事に客間を用意させますので、今夜はここにお泊まり下さい」
「総督、お気遣いありがとうございます」
オレは今夜の宿をどうしようかと思っていたが、これでその心配は要らなくなった。
総督はオレたちのために客間を4つ用意してくれた。
オレは案内された部屋に行き、スマホを取り出してビデオ通話でジェスティーナに電話を掛けた。
呼び出し音の後、ジェスティーナが電話に出た。
「毎日電話くれるって言ったのは、どなたでしたっけ?」と明らかに怒っている様子だ。
「ごめん、本当に申し訳ない。
でも緊急事態で、電話を掛けられる状態じゃなかったんだ」とオレはジェスティーナにサンドベリアで起きた拉致誘拐事件を掻い摘んで話した。
「え、頭、怪我したの?、大丈夫?」と心配してくれた。
「うん、まあ、大丈夫だけど。
それより、ジェスティーナに頼みがあるんだ。
火急の用件があって国王陛下を電話に出して欲しいんだ」
「陛下なら、傍に居るわよ」とジェスティーナは言い、すぐに国王陛下がスマホの画面に映し出された。
「おお、カイトどの、儂に火急の用とはなんじゃ?」
「陛下、実はサンドベリア領で由々しき事態が発生致しまして、その件でご相談がございます」
オレはエレーゼ伯爵がサンドベリア領内で引き起こしている悪事の数々を国王に話した。
酒場の若い踊り子を伯爵のハーレムの情婦とするため誘拐し、たまたまその場に居合わせたオレも後ろから殴られ、拉致されて伯爵邸の地下牢に入れられたこと。
オレは自力で牢を脱出し、その際に幽閉されていた伯爵の異母妹を救出したこと。
サンドベリア領内では、このような誘拐拉致監禁が日常的に行われていること。
伯爵が飽きたら、ハーレムの女性たちを船で他国へ売り飛ばしていること。
また伯爵には前伯爵である父親の毒殺疑惑があること。
領内の税は2年で3倍となり、住民の不満が爆発しそうなことなどを報告した。
「なるほど、やはりそうであったか」国王はあまり驚いていない様子だ。
「儂にも、エレーゼの悪い噂は届いておったが、まさかそこまで酷いとは思わなんだ。
根っからの悪党のようだし、絞れば幾らでも悪事が露見しそうじゃのう。
カイト殿、それで儂にどうして欲しいのじゃ?」
「はい、ブリストール総督は自らの職権によりエレーゼ伯爵捕縛のため、兵の派遣を決断されましたが、兵の士気にも影響しますので、ここは一つ陛下の勅命を持って捕縛をお命じ下さいませ」
「あい分かった、してブリストールはそこにおるのか?」
「はい、執務室に居られますので少々お待ち下さい」
そう言うとオレはスマホを持ったまま総督の執務室へ向かった。
総督の執務室のドアをノックして中に入るとオレは総督の前までズカズカと歩いて行った。
「総督、国王陛下でございます」
そう言ってブリストール総督にスマホの画面を見せた。
「へ、陛下!」と突然のことに総督は驚き、声が上ずっている。
「ブリストールよ、久しいのう」
「お久しゅうございます、陛下のご尊顔を拝し、光栄至極に存じます」
そう言いながら、総督の額には、冷や汗が浮かんでいた。
「エレーゼ伯爵の悪事について、仔細はカイト殿から聞いた。
勅命じゃ、セントレーニア総督ブリストール子爵に命ずる。
サンドベリア領へ王室直轄軍の兵を派遣し、エレーゼ伯爵を捉え、悪事の数々を白日の下に晒すのじゃ」
「は、このブリストール、陛下の命に従い、エレーゼ伯爵を捕縛致しまする」
そう言って、スマホに深々と頭を下げた。
傍目から見ると何とも珍妙な光景である。
「カイト殿、これで良いかの?」とスマホの向こうで国王が笑みを浮かべた。
オレは自室に戻りながら、国王に礼を言った。
「陛下、ありがとうございます、これで総督の荷も軽くなることでしょう」
「そうかそうか」と国王は満足げだった。
「ところでカイトどの、儂から3つほど頼みがあるのじゃが良いかの?」
「はい、何なりとお申し付け下さいませ」
「1つは王室直轄軍の兵がエレーゼ伯爵邸を攻めると思うが、その様子を飛行船から撮影して見せて欲しいのじゃ」
「畏まりました」
「2つ目は、伯爵を捕縛した後、邸内の捜索を行う際の実況見分に立ち会って、悪事の証拠を撮影して欲しいのじゃ」
「承りました」
「3つ目じゃが、カイト殿が王都へ戻る際にエレーゼめを飛行船で連行して欲しいのじゃ。
あ~、その際は捕虜として檻に入れ、船室で運ぶのじゃぞ」
なるほど、そう言うことか。
「確と承りました」
こうして国王陛下からの勅命が下り、王室直轄軍の兵3000名に緊急呼集が発せられ、総督府に集められた。
そして、その日の内に80km離れたサンドベリアに向けて行軍を開始した。
途中休憩を挟むので、エレーゼ伯爵邸に到着するのは、明日正午頃になるとのことであった。
飛行船で飛べば20分の距離であるが、徒歩だと半日以上かかるのだ。
オレは、その夜ブリストール子爵と会食しながら、エレーゼ伯爵の悪事を事細かに話した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌日の早朝、オレ達は飛行船でエレーゼ伯爵邸へ向かった。
王室直轄軍エレーゼ伯爵捕縛部隊の行軍は思いの外早く、隊の先頭は既に伯爵邸の手前5kmまで迫り、休憩しているところだった。
やはり国王陛下から勅命が下ったことで士気は高いのだろう。
「この様子だと、10時頃には到着しそうだな」
「はい、準備が出来次第攻め始めて、夕方までには決着を付けたいと思います」
同乗している総督の副官ヴァレンスが言った。
飛行船は伯爵邸上空をステルスモードのまま大きく弧を描いて旋回した。
やがて王室直轄軍が到着し、エレーゼ伯爵邸の周囲を幾重にも取り囲んだ。
今回はセントレーニアの王室直轄軍10個大隊のうち、6個大隊3000名を派遣しているのだが、それを空から眺めるのは壮観だった。
突然、王室直轄軍の大軍が取り囲んだことに、エレーゼ伯爵邸の警備兵は何ごとが起こったのかと驚いた。
正門の上にある櫓から警備隊長が呼びかけた。
「王室直轄軍が屋敷を取り囲むとは何ごとか?
ここはサンドベリア領主エレーゼ伯爵邸ですぞ!」
それに対し王室直轄軍の副司令官が大声で答えた。
「恐れ多くも国王陛下直々の勅命が下った。
エレーゼ伯爵の悪事は明白、大人しく縄につけと伯爵に申し伝えよ。
もし正午までに出頭しなければ、その時は武力を持って屋敷を制圧する」
それを聞いた執事が慌てて伯爵に伝えた。
「は、伯爵さま~、た、大変です、王室直轄軍が屋敷を取り囲んでおります。
国王陛下から、伯爵さまを捕縛せよとの勅命が下ったとのことでございます」
「そのような戯言、捨て置け」
そう言って、エレーゼ伯爵は自分の部屋で情婦と密事に耽った。
やがて出頭期限の正午となり、王室直轄軍は門を押し破り邸内に侵入した。
中に入れまいとする領兵とあちこちで小競り合いとなり、戦闘が起こったが、圧倒的な数の差に領兵は次第に戦意を失い投降し始めた。
その様子を見極めると王室直轄軍の兵士は邸内に雪崩込み制圧して行った。
サンドベリアの領兵は全員捕縛され、武装解除された。
その様子をオレは上空から撮影しながら眺めていたが、20分ほどでエレーゼ伯爵邸の制圧が完了すると飛行船を裏庭に着陸させた。
屋敷内に入ると、王室直轄軍の兵士が、ちょうど2階の伯爵の部屋へ押し入ろうとしているところだった。
内側から鍵がかかっていたが、大鎚でドアを破壊し、王国兵が一斉に室内へ踏み込んだ。
エレーゼ伯爵邸から救出したリーファとソフィアは総督府の医務室で診察を受けた。
リーファは拉致誘拐の精神的なダメージが残っていたが、心配するほどでは無かった。
問題は1ヶ月もの間、監禁されていたソフィアで、栄養失調でやせ衰え、体重は40キロを切っており、精神的なダメージもあって、暫く療養が必要との診断であった。
オレはリーファと副官のヴァレンスを伴い、総督の執務室へ行き、無事救出を報告し、作戦への協力に謝意を述べた。
「救出できて本当に良かったですな。
こうして何の罪もない女性を悪の手から救い出したことは、あなたの功績です」と総督はオレに握手を求めた。
「これでエレーゼ伯爵の悪事が裏付けられた。
期を逃さず、すぐにサンドベリアへ派兵しましょう」
「ありがとうございます、そうしていただけると安心です。
ところで総督、たいへん恐縮ですが、どこか部屋をお借りしたいのですが」
「おお、これは気が付きませんで、失礼しました。
もし宜しければ、今夜は総督府に泊られては如何ですかな?
執事に客間を用意させますので、今夜はここにお泊まり下さい」
「総督、お気遣いありがとうございます」
オレは今夜の宿をどうしようかと思っていたが、これでその心配は要らなくなった。
総督はオレたちのために客間を4つ用意してくれた。
オレは案内された部屋に行き、スマホを取り出してビデオ通話でジェスティーナに電話を掛けた。
呼び出し音の後、ジェスティーナが電話に出た。
「毎日電話くれるって言ったのは、どなたでしたっけ?」と明らかに怒っている様子だ。
「ごめん、本当に申し訳ない。
でも緊急事態で、電話を掛けられる状態じゃなかったんだ」とオレはジェスティーナにサンドベリアで起きた拉致誘拐事件を掻い摘んで話した。
「え、頭、怪我したの?、大丈夫?」と心配してくれた。
「うん、まあ、大丈夫だけど。
それより、ジェスティーナに頼みがあるんだ。
火急の用件があって国王陛下を電話に出して欲しいんだ」
「陛下なら、傍に居るわよ」とジェスティーナは言い、すぐに国王陛下がスマホの画面に映し出された。
「おお、カイトどの、儂に火急の用とはなんじゃ?」
「陛下、実はサンドベリア領で由々しき事態が発生致しまして、その件でご相談がございます」
オレはエレーゼ伯爵がサンドベリア領内で引き起こしている悪事の数々を国王に話した。
酒場の若い踊り子を伯爵のハーレムの情婦とするため誘拐し、たまたまその場に居合わせたオレも後ろから殴られ、拉致されて伯爵邸の地下牢に入れられたこと。
オレは自力で牢を脱出し、その際に幽閉されていた伯爵の異母妹を救出したこと。
サンドベリア領内では、このような誘拐拉致監禁が日常的に行われていること。
伯爵が飽きたら、ハーレムの女性たちを船で他国へ売り飛ばしていること。
また伯爵には前伯爵である父親の毒殺疑惑があること。
領内の税は2年で3倍となり、住民の不満が爆発しそうなことなどを報告した。
「なるほど、やはりそうであったか」国王はあまり驚いていない様子だ。
「儂にも、エレーゼの悪い噂は届いておったが、まさかそこまで酷いとは思わなんだ。
根っからの悪党のようだし、絞れば幾らでも悪事が露見しそうじゃのう。
カイト殿、それで儂にどうして欲しいのじゃ?」
「はい、ブリストール総督は自らの職権によりエレーゼ伯爵捕縛のため、兵の派遣を決断されましたが、兵の士気にも影響しますので、ここは一つ陛下の勅命を持って捕縛をお命じ下さいませ」
「あい分かった、してブリストールはそこにおるのか?」
「はい、執務室に居られますので少々お待ち下さい」
そう言うとオレはスマホを持ったまま総督の執務室へ向かった。
総督の執務室のドアをノックして中に入るとオレは総督の前までズカズカと歩いて行った。
「総督、国王陛下でございます」
そう言ってブリストール総督にスマホの画面を見せた。
「へ、陛下!」と突然のことに総督は驚き、声が上ずっている。
「ブリストールよ、久しいのう」
「お久しゅうございます、陛下のご尊顔を拝し、光栄至極に存じます」
そう言いながら、総督の額には、冷や汗が浮かんでいた。
「エレーゼ伯爵の悪事について、仔細はカイト殿から聞いた。
勅命じゃ、セントレーニア総督ブリストール子爵に命ずる。
サンドベリア領へ王室直轄軍の兵を派遣し、エレーゼ伯爵を捉え、悪事の数々を白日の下に晒すのじゃ」
「は、このブリストール、陛下の命に従い、エレーゼ伯爵を捕縛致しまする」
そう言って、スマホに深々と頭を下げた。
傍目から見ると何とも珍妙な光景である。
「カイト殿、これで良いかの?」とスマホの向こうで国王が笑みを浮かべた。
オレは自室に戻りながら、国王に礼を言った。
「陛下、ありがとうございます、これで総督の荷も軽くなることでしょう」
「そうかそうか」と国王は満足げだった。
「ところでカイトどの、儂から3つほど頼みがあるのじゃが良いかの?」
「はい、何なりとお申し付け下さいませ」
「1つは王室直轄軍の兵がエレーゼ伯爵邸を攻めると思うが、その様子を飛行船から撮影して見せて欲しいのじゃ」
「畏まりました」
「2つ目は、伯爵を捕縛した後、邸内の捜索を行う際の実況見分に立ち会って、悪事の証拠を撮影して欲しいのじゃ」
「承りました」
「3つ目じゃが、カイト殿が王都へ戻る際にエレーゼめを飛行船で連行して欲しいのじゃ。
あ~、その際は捕虜として檻に入れ、船室で運ぶのじゃぞ」
なるほど、そう言うことか。
「確と承りました」
こうして国王陛下からの勅命が下り、王室直轄軍の兵3000名に緊急呼集が発せられ、総督府に集められた。
そして、その日の内に80km離れたサンドベリアに向けて行軍を開始した。
途中休憩を挟むので、エレーゼ伯爵邸に到着するのは、明日正午頃になるとのことであった。
飛行船で飛べば20分の距離であるが、徒歩だと半日以上かかるのだ。
オレは、その夜ブリストール子爵と会食しながら、エレーゼ伯爵の悪事を事細かに話した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌日の早朝、オレ達は飛行船でエレーゼ伯爵邸へ向かった。
王室直轄軍エレーゼ伯爵捕縛部隊の行軍は思いの外早く、隊の先頭は既に伯爵邸の手前5kmまで迫り、休憩しているところだった。
やはり国王陛下から勅命が下ったことで士気は高いのだろう。
「この様子だと、10時頃には到着しそうだな」
「はい、準備が出来次第攻め始めて、夕方までには決着を付けたいと思います」
同乗している総督の副官ヴァレンスが言った。
飛行船は伯爵邸上空をステルスモードのまま大きく弧を描いて旋回した。
やがて王室直轄軍が到着し、エレーゼ伯爵邸の周囲を幾重にも取り囲んだ。
今回はセントレーニアの王室直轄軍10個大隊のうち、6個大隊3000名を派遣しているのだが、それを空から眺めるのは壮観だった。
突然、王室直轄軍の大軍が取り囲んだことに、エレーゼ伯爵邸の警備兵は何ごとが起こったのかと驚いた。
正門の上にある櫓から警備隊長が呼びかけた。
「王室直轄軍が屋敷を取り囲むとは何ごとか?
ここはサンドベリア領主エレーゼ伯爵邸ですぞ!」
それに対し王室直轄軍の副司令官が大声で答えた。
「恐れ多くも国王陛下直々の勅命が下った。
エレーゼ伯爵の悪事は明白、大人しく縄につけと伯爵に申し伝えよ。
もし正午までに出頭しなければ、その時は武力を持って屋敷を制圧する」
それを聞いた執事が慌てて伯爵に伝えた。
「は、伯爵さま~、た、大変です、王室直轄軍が屋敷を取り囲んでおります。
国王陛下から、伯爵さまを捕縛せよとの勅命が下ったとのことでございます」
「そのような戯言、捨て置け」
そう言って、エレーゼ伯爵は自分の部屋で情婦と密事に耽った。
やがて出頭期限の正午となり、王室直轄軍は門を押し破り邸内に侵入した。
中に入れまいとする領兵とあちこちで小競り合いとなり、戦闘が起こったが、圧倒的な数の差に領兵は次第に戦意を失い投降し始めた。
その様子を見極めると王室直轄軍の兵士は邸内に雪崩込み制圧して行った。
サンドベリアの領兵は全員捕縛され、武装解除された。
その様子をオレは上空から撮影しながら眺めていたが、20分ほどでエレーゼ伯爵邸の制圧が完了すると飛行船を裏庭に着陸させた。
屋敷内に入ると、王室直轄軍の兵士が、ちょうど2階の伯爵の部屋へ押し入ろうとしているところだった。
内側から鍵がかかっていたが、大鎚でドアを破壊し、王国兵が一斉に室内へ踏み込んだ。
35
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる