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第9章 王都への帰還
第102話 トリンの錬金術修行が終わる
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ソランスター国王の長い長い話が終わり、オレは秋桜の館に戻った。
空を見上げれば、既に日は西に傾いていた。
リビングに入るとジェスティーナが満面の笑みでオレを出迎えた。
「カイト、お帰りなさい」
オレとジェスティーナが深い仲となってからは、二人でいる時はお互いを名前で呼び合うようになっていた。
「陛下から、どんな話だったの?」
ホントは知ってる癖にと思いながらも、オレはジェスティーナに国王から聞かされた話を順に説明した。
「凄いじゃない、伯爵と領主就任おめでとう」
「ありがとう、これもジェスティーナのお陰だね」
「あ、バレてた?
国王陛下には、内緒にってお願いしてたのに~」と可愛い口を尖らせ、頬を膨らませた。
「そう言えば、ジェスティーナに護衛が付く話も聞いたよ」
「そうなのよ。
フェリンとリリアーナって言うんだけど、二人とも聖騎士隊に所属する凄腕の女戦士よ。
確か、カイトにも護衛が付くって言ってたわ」
「へ~、オレにも護衛が付くんだ」
「どんな人か楽しみね。
ねえねえカイト、今日は私が夕食を作ったのよ、見て見て~」
テーブルの上にはジェスティーナ手作りの美味しそうな料理が並べられていた。
「へ~、凄いね、どれも美味しそうだ」
テーブルには、ペスカトーレ、海老の香草焼き、ローストビーフ、ポタージュスープ、フルーツサラダ、5種のピンチョス盛り合わせと彩りも鮮やかで、どれも美味しそうだ。
「さあ召し上がれ!」
ジェスティーナに進められ、早速いただいた。
「とても美味しいよ」
「え、ホント、お世辞じゃないの?」
「いや、お世辞抜きで美味しいよ」
「うれしい~」とジェスティーナは、オレに抱きついてきた。
夕食の後は、新しい伯爵家の名前を二人で考えながら、夜遅くまで愛を確かめあったのは言うまでもない。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌朝、夜明けと共にエレーゼ元伯爵の刑が執行された。
最後は、みっともなく取り乱し、命乞いをしたが、目隠しされ、首に縄を掛けられて吊るされ、敢え無く絶命した。
エレーゼ元伯爵の亡骸は、王国法を破った数々の罪状が記された看板と共に王宮前広場に晒され、領地経営を疎かにするべからずと貴族の戒めにされた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その日の夕方、ソラリア師の錬金工房へ向かった。
3ヶ月に及ぶトリンの錬金術修行が今日で最終日を迎えたのだ。
工房の扉を開け、来訪を告げると、奥から声がしてトリンが店先に出てきた。
そしてオレの姿を見ると駆け寄り抱きついてきた。
「カイトさまぁ…」
その後の言葉は、涙で何を言っているのか聞き取れなかった。
「トリン、久しぶり~、元気だったかい?」
トリンはオレに何か話したが、泣きじゃくっていて言葉にならない。
それだけ寂しかったのだろう。
その騒ぎを聞きつけてエルフの錬金術師ソラリア・シュヴェリーンが出てきた。
「これはこれはハヤミ様、お久しぶりでございます」
「ソラリア様、ご無沙汰しております」
「トリンを迎えに来られたのですね」
「はい、今日で約束の3ヶ月になるので来てみました。
ところで、注文した錬金釜は出来上がりましたか?」
「はい、昨日、鍛冶師から納品されました。
私も、確認しましたが、とても良い仕上がりです。
早速、ご覧になりますか?」
「はい、お願いします」
オレは泣きじゃくったままのトリンの手を引いて、錬金工房の作業室に入った。
そこには漆黒の地金に金色の装飾が施された見事な錬金釜が置かれていた。
「この錬金釜はトリンの魔力波動に合わせて設計しましたので、錬金精度も錬金速度も最低5割は向上すると思います」
「ほ~、それは凄いですね」
「トリン、この釜でヒールポーションを作ってご覧」とソラリア師がトリンに指示する。
トリンは涙を拭いながら、師の言いつけに従い、ヒールポーションを作り始めた。
工房の棚から何十種類もの素材を取り出して調合し、新しいピカピカの錬金釜を使ってヒールポーションを作った。
トリンの手際は、以前見た時よりも格段に良くなっているのに気付いた。
トリンは神経を集中し、一心に錬金術を使った。
暫くすると釜の中の錬金素材が融合し、光を放ち液体化し始めた。
その液体はトリンの術の動きに合わせ、ゆっくりと撹拌されると渦を巻き、やがて小瓶の中に入り静止した。
「ヒールポーションが出来上がりました」
そう告げるトリンは、いつの間にか泣き止んでいた。
オレが受け取ったヒールポーションは、薄緑色の輝きを放つ液体であった。
因みにヒールポーションとは怪我治癒薬で、負傷部分に直接掛けるか、飲むことにより、効果を発揮する魔法薬である。
ポーションのレベルにより治癒力や効果は異なるのだ。
「如何でございますか?」
「う~ん、見た目だけでは違いが良く分からないけど」
「私にお渡し下さい」
そう言ってソラリア師はオレからヒールポーションを受け取った。
ソラリア師は受け取ったヒールポーションを鑑定し始めた。
「これは1級に準ずる品質のポーションでございます。
準1級ポーションは市場価格に換算しますと銀貨10枚(日本円で約5万円)の価値がございます」
「ほ~、それは錬金釜の性能が良いからか、トリンの腕が上がったからなのか、どちらですか?」
「その両方でございます。
トリンが、このまま怠りなく精進を続ければ、そう遠くない内にポーションの品質は1級レベルに到達することでしょう。
因みに1級ヒールポーションは市場価格に換算しますと大銀貨4枚(日本円で約8万円)」相当の価値のある商品となります」
「ほ~、そんなに価値のあるものなのですね。
トリン、偉いぞ、よくここまで修行したな」
「カイトさま、ありがとうございます~」
そう言うとトリンは、また涙を流し始めた。
完成した錬金釜は、明日受け取りに来るとソラリア師に言った。
今日はトリンに修行の褒美として、美味いものを食べに連れて行くのだ。
「ソラリア様、明日改めてご挨拶に伺いますので、今日はトリンをお借りしても宜しいですか?」
「ええ、いいですよ。
トリン、もう今日は仕事お終いにしてカイトさまに甘えといで」
そう言うとトリンは満面の笑みを浮かべ、仕事場を片付けに行き、着替えて戻ってきた。
長い間、トリンと同居して面倒を見てくれたメイドのレイも今日でお役御免なので、トリンと一緒に食事に連れて行くのだ。
「2人共3ヶ月間頑張ったから、ご褒美として今日は何でも好きなもの食べていいぞ」
オレはトリンとレイを王都一と評判の高級レストランへ連れて行こうと思っていたが、トリンが異論を唱えた。
「カイトさま~、高級レストランじゃなくて『踊る銀ねこ亭』のご飯がいいなぁ」
「わたしも同じです」とレイが言った。
トリンの話では『踊る銀ねこ亭』のご飯がお気に入りで、たまにレイと食べに行くそうだ。
「分かった、それじゃ『踊る銀ねこ亭』にしようか」
銀ねこ亭へ向かう道すがら、トリンは修業中の出来事をオレに教えてくれた。
新しい錬金術を幾つも覚えたこと、師匠が兎に角沢山注文を受けるので毎日残業続きで大変だったこと、胸が少し大きくなったこと、近所に美味しいパン屋さんができたこと、などなど、矢継ぎ早にオレに話してくれた。
そうこうしているうちに『踊る銀ねこ亭』の特徴的な看板が見えてきた。
『踊る銀ねこ亭』の扉を開けると、中から女将の威勢の良い声が聞こえた。
「いらっしゃ~い。
おや、まぁカイトさんじゃないかい、久しぶりだねぇ」
「女将さん、お久しぶりです」
「しばらく来なかったけど、どこか行ってたのかい?」
「ちょっと、旅に出てたんですよ」
「へ~、どこに行ってたんだい?」
「セントレーニアとサンドベリアに2週間ほど」
「え、そんな遠くにかい、行くのに大変だったろう」
確かに色々大変だったが、それは別の意味での大変さだったなとオレは思った。
「今日は食事かい、それとも泊まりかい?」と女将が聞いてきた。
本当は食事だけにして、王宮にトリンとレイを泊めようと思ったが、戻るのも面倒なので『踊る銀ねこ亭』に泊まることにした。
「それじゃ両方でお願います。
実は、トリンの3ヶ月の修行が今日で終わったんで、そのご褒美に何か美味しいものを食べさせようと思ったんです」
「へ~、トリンちゃん偉いよ~、よく頑張ったね~。
それじゃ、オバさん何かサービスしなきゃね~」とトリンの頭を撫でた。
トリンも女将に頭を撫でられて嬉しそうだ。
オレはジェスティーナに、今日は『踊る銀ねこ亭』に泊まるとチャットで連絡すると「ずるーい、私も泊まってみたいのに~」と返信があった。
オレたちが席に着くと女将が注文を取りにきた。
「トリンちゃんは、うちの料理気に入ってくれて毎週来てくれるんだよね」
「そうなんですよ~、ここの料理美味しくて癖になるんです」
オレたちは女将が運んできたビールで乾杯した。
「トリンとレイの頑張りと修行完了を祝してカンパーイ!」
空を見上げれば、既に日は西に傾いていた。
リビングに入るとジェスティーナが満面の笑みでオレを出迎えた。
「カイト、お帰りなさい」
オレとジェスティーナが深い仲となってからは、二人でいる時はお互いを名前で呼び合うようになっていた。
「陛下から、どんな話だったの?」
ホントは知ってる癖にと思いながらも、オレはジェスティーナに国王から聞かされた話を順に説明した。
「凄いじゃない、伯爵と領主就任おめでとう」
「ありがとう、これもジェスティーナのお陰だね」
「あ、バレてた?
国王陛下には、内緒にってお願いしてたのに~」と可愛い口を尖らせ、頬を膨らませた。
「そう言えば、ジェスティーナに護衛が付く話も聞いたよ」
「そうなのよ。
フェリンとリリアーナって言うんだけど、二人とも聖騎士隊に所属する凄腕の女戦士よ。
確か、カイトにも護衛が付くって言ってたわ」
「へ~、オレにも護衛が付くんだ」
「どんな人か楽しみね。
ねえねえカイト、今日は私が夕食を作ったのよ、見て見て~」
テーブルの上にはジェスティーナ手作りの美味しそうな料理が並べられていた。
「へ~、凄いね、どれも美味しそうだ」
テーブルには、ペスカトーレ、海老の香草焼き、ローストビーフ、ポタージュスープ、フルーツサラダ、5種のピンチョス盛り合わせと彩りも鮮やかで、どれも美味しそうだ。
「さあ召し上がれ!」
ジェスティーナに進められ、早速いただいた。
「とても美味しいよ」
「え、ホント、お世辞じゃないの?」
「いや、お世辞抜きで美味しいよ」
「うれしい~」とジェスティーナは、オレに抱きついてきた。
夕食の後は、新しい伯爵家の名前を二人で考えながら、夜遅くまで愛を確かめあったのは言うまでもない。
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最後は、みっともなく取り乱し、命乞いをしたが、目隠しされ、首に縄を掛けられて吊るされ、敢え無く絶命した。
エレーゼ元伯爵の亡骸は、王国法を破った数々の罪状が記された看板と共に王宮前広場に晒され、領地経営を疎かにするべからずと貴族の戒めにされた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その日の夕方、ソラリア師の錬金工房へ向かった。
3ヶ月に及ぶトリンの錬金術修行が今日で最終日を迎えたのだ。
工房の扉を開け、来訪を告げると、奥から声がしてトリンが店先に出てきた。
そしてオレの姿を見ると駆け寄り抱きついてきた。
「カイトさまぁ…」
その後の言葉は、涙で何を言っているのか聞き取れなかった。
「トリン、久しぶり~、元気だったかい?」
トリンはオレに何か話したが、泣きじゃくっていて言葉にならない。
それだけ寂しかったのだろう。
その騒ぎを聞きつけてエルフの錬金術師ソラリア・シュヴェリーンが出てきた。
「これはこれはハヤミ様、お久しぶりでございます」
「ソラリア様、ご無沙汰しております」
「トリンを迎えに来られたのですね」
「はい、今日で約束の3ヶ月になるので来てみました。
ところで、注文した錬金釜は出来上がりましたか?」
「はい、昨日、鍛冶師から納品されました。
私も、確認しましたが、とても良い仕上がりです。
早速、ご覧になりますか?」
「はい、お願いします」
オレは泣きじゃくったままのトリンの手を引いて、錬金工房の作業室に入った。
そこには漆黒の地金に金色の装飾が施された見事な錬金釜が置かれていた。
「この錬金釜はトリンの魔力波動に合わせて設計しましたので、錬金精度も錬金速度も最低5割は向上すると思います」
「ほ~、それは凄いですね」
「トリン、この釜でヒールポーションを作ってご覧」とソラリア師がトリンに指示する。
トリンは涙を拭いながら、師の言いつけに従い、ヒールポーションを作り始めた。
工房の棚から何十種類もの素材を取り出して調合し、新しいピカピカの錬金釜を使ってヒールポーションを作った。
トリンの手際は、以前見た時よりも格段に良くなっているのに気付いた。
トリンは神経を集中し、一心に錬金術を使った。
暫くすると釜の中の錬金素材が融合し、光を放ち液体化し始めた。
その液体はトリンの術の動きに合わせ、ゆっくりと撹拌されると渦を巻き、やがて小瓶の中に入り静止した。
「ヒールポーションが出来上がりました」
そう告げるトリンは、いつの間にか泣き止んでいた。
オレが受け取ったヒールポーションは、薄緑色の輝きを放つ液体であった。
因みにヒールポーションとは怪我治癒薬で、負傷部分に直接掛けるか、飲むことにより、効果を発揮する魔法薬である。
ポーションのレベルにより治癒力や効果は異なるのだ。
「如何でございますか?」
「う~ん、見た目だけでは違いが良く分からないけど」
「私にお渡し下さい」
そう言ってソラリア師はオレからヒールポーションを受け取った。
ソラリア師は受け取ったヒールポーションを鑑定し始めた。
「これは1級に準ずる品質のポーションでございます。
準1級ポーションは市場価格に換算しますと銀貨10枚(日本円で約5万円)の価値がございます」
「ほ~、それは錬金釜の性能が良いからか、トリンの腕が上がったからなのか、どちらですか?」
「その両方でございます。
トリンが、このまま怠りなく精進を続ければ、そう遠くない内にポーションの品質は1級レベルに到達することでしょう。
因みに1級ヒールポーションは市場価格に換算しますと大銀貨4枚(日本円で約8万円)」相当の価値のある商品となります」
「ほ~、そんなに価値のあるものなのですね。
トリン、偉いぞ、よくここまで修行したな」
「カイトさま、ありがとうございます~」
そう言うとトリンは、また涙を流し始めた。
完成した錬金釜は、明日受け取りに来るとソラリア師に言った。
今日はトリンに修行の褒美として、美味いものを食べに連れて行くのだ。
「ソラリア様、明日改めてご挨拶に伺いますので、今日はトリンをお借りしても宜しいですか?」
「ええ、いいですよ。
トリン、もう今日は仕事お終いにしてカイトさまに甘えといで」
そう言うとトリンは満面の笑みを浮かべ、仕事場を片付けに行き、着替えて戻ってきた。
長い間、トリンと同居して面倒を見てくれたメイドのレイも今日でお役御免なので、トリンと一緒に食事に連れて行くのだ。
「2人共3ヶ月間頑張ったから、ご褒美として今日は何でも好きなもの食べていいぞ」
オレはトリンとレイを王都一と評判の高級レストランへ連れて行こうと思っていたが、トリンが異論を唱えた。
「カイトさま~、高級レストランじゃなくて『踊る銀ねこ亭』のご飯がいいなぁ」
「わたしも同じです」とレイが言った。
トリンの話では『踊る銀ねこ亭』のご飯がお気に入りで、たまにレイと食べに行くそうだ。
「分かった、それじゃ『踊る銀ねこ亭』にしようか」
銀ねこ亭へ向かう道すがら、トリンは修業中の出来事をオレに教えてくれた。
新しい錬金術を幾つも覚えたこと、師匠が兎に角沢山注文を受けるので毎日残業続きで大変だったこと、胸が少し大きくなったこと、近所に美味しいパン屋さんができたこと、などなど、矢継ぎ早にオレに話してくれた。
そうこうしているうちに『踊る銀ねこ亭』の特徴的な看板が見えてきた。
『踊る銀ねこ亭』の扉を開けると、中から女将の威勢の良い声が聞こえた。
「いらっしゃ~い。
おや、まぁカイトさんじゃないかい、久しぶりだねぇ」
「女将さん、お久しぶりです」
「しばらく来なかったけど、どこか行ってたのかい?」
「ちょっと、旅に出てたんですよ」
「へ~、どこに行ってたんだい?」
「セントレーニアとサンドベリアに2週間ほど」
「え、そんな遠くにかい、行くのに大変だったろう」
確かに色々大変だったが、それは別の意味での大変さだったなとオレは思った。
「今日は食事かい、それとも泊まりかい?」と女将が聞いてきた。
本当は食事だけにして、王宮にトリンとレイを泊めようと思ったが、戻るのも面倒なので『踊る銀ねこ亭』に泊まることにした。
「それじゃ両方でお願います。
実は、トリンの3ヶ月の修行が今日で終わったんで、そのご褒美に何か美味しいものを食べさせようと思ったんです」
「へ~、トリンちゃん偉いよ~、よく頑張ったね~。
それじゃ、オバさん何かサービスしなきゃね~」とトリンの頭を撫でた。
トリンも女将に頭を撫でられて嬉しそうだ。
オレはジェスティーナに、今日は『踊る銀ねこ亭』に泊まるとチャットで連絡すると「ずるーい、私も泊まってみたいのに~」と返信があった。
オレたちが席に着くと女将が注文を取りにきた。
「トリンちゃんは、うちの料理気に入ってくれて毎週来てくれるんだよね」
「そうなんですよ~、ここの料理美味しくて癖になるんです」
オレたちは女将が運んできたビールで乾杯した。
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