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第16章 ソランスター王国の危機
第228話 錬金術秘伝書
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オレはクラウス国王にデルファイ軍兵士全員の収監に成功したことを報告した。
次は、いよいよフォマロート王国内に侵攻しているゴラン帝国と対峙しなければならないが、その数が15万人ともなれば、今までのような小手先のテクニックで済む話ではない。
周到な準備をしなければ、勝機は見えないだろう。
オレには一つのアイデアがあったが、実現できるか現状では不明だった。
それを相談するためにオレはトリンの錬金工房を訪ねた。
「カイト様、こんな時間に来るなんて珍しいですね」
トリンがニコニコしながらオレに腕を絡ませて頬ずりしてきた。
今では弟子が3人もいて錬金工房長と言う肩書きのトリンであるが、中身は相変わらず元のままである。
「うん、トリンに相談したいことがあってね」
「私の力を借りに来たっていうことですね。
カイト様、お任せ下さい」
オレとトリンは錬金工房2階の休憩室へ行った。
ここは、トリンと工房に勤務する錬金術師見習いの休憩スペースなのである。
気を利かせてトリンの弟子の一人であるティナがハーブティーを出してくれた。
暫く見なかったが、礼儀正しく笑顔が素敵な可愛い娘である。
オレがティナをじっと見ているのを見てトリンがこう言った。
「カイト様、手を出しちゃダメですよ、まだ未成年なんですから」
「オレは、前に見た時よりも可愛くなったなと思っただけだよ」
「ほら、それがダメなんですよ。
ティナは私の可愛い弟子なんですから、手を出さないで下さいね。
それにカイト様には私が居るじゃないですか」
そう言ってトリンはプンプンと怒っている。
「それで…、その相談と言うのは何ですか?」
「あ、そうだった…
トリンに相談と言うのは…」
オレはトリンに、あるポーションを作成できないか相談した。
「そのポーションは液状の物なら私にも作れますが…
普通そんな風に使わないですからね」
「そうか、トリンでも作れないか」
「でも、私の師匠なら、製法を知ってるかも知れません」
トリンの師匠は2人いるが、1人は他国にいるのだから、師匠と言えば、王都にいる古の錬金術師ソラリア・シュヴェリーンのことである。
「そうか、ソラリア師なら、知ってるかも知れないな」
「そうですね、何せ私の10倍は生きてる方ですから」
「え、ソラリア師って、そんなに長く生きてるんだ」
「カイト様、それを師匠に言っちゃダメですよ。
女性に年齢の話はNGですからね」
「了解!、ソラリア師に会いに行こう」
「はい、きっとそうなると思いました」
オレとトリンはゲートを使って王都の情報大臣公邸まで瞬間移動した。
「カイト様、このゲートってホントに便利ですね。
飛行船の旅も嫌いじゃないけど、行きたい所にすぐに移動できるのは快適すぎます」
「そうだね、何れはトリンも使えるようにしてあげるよ」
「え、ホントですか?
そうしたら、毎日でも王都に買い物に来れますね」
オレとトリンはカフェ・バレンシアに寄ってソラリア師のお土産を調達してから、王都の西の外れにある錬金工房へ向かった。
錬金工房のドアを開けると20代後半にしか見えない女性がオレたちを出迎えてくれた。
「いらっしゃい、これはこれは、カイト様とトリンじゃないかい、久しぶりだねぇ」
「ソラリア様、ご無沙汰しております。
お元気そうで何よりです」
トリンは、お土産を差し出しながら師匠に挨拶した。
「師匠、ご無沙汰しております。
その節は、お世話になりました。
これは師匠の好物のスモークサーモンとカフェバレンシアのアイスです」
「おやおや、気を使わせて悪いねぇ。
それにちゃんと挨拶できるようになるなんて、トリンも大人になったもんだねぇ」
「そうですよ、私も今は弟子が3人いるんですから」
「ほぉ、弟子が3人も居るのかい。
そりゃ、凄いねぇ、うちに1人回して欲しいくらいだよ。
うちも相変わらず忙しくてねぇ。
どうだい、ウチで修行させるっていうのは…」
「ん~、まだ未成年なので、あの娘達が成人してから考えます」
「そうかい、そうかい、その時は宜しく頼むよ。
ところで、カイトさん、今日は何か用があって来たんだろ」
「はい、実はソラリア師にご相談があって伺いました」
「ほ~、何だろねぇ…
立ち話も何だから、取り敢えず奥の部屋で聞くとしよう」
ソラリア師はオレたちを奥の事務所にあるテーブル席へと案内した。
自ら紅茶を煎れてくれて、手土産に持参したカフェバレンシアのアイスを出してくれた。
ソラリア師は椅子に腰掛け、美味しそうにお茶を飲みアイスを口へ運びながら聞いた。
「それで話って言うのは、何だい?」
「はい、ソラリア師は、ソランスター王国へデルファイ公国が侵攻してきたのをご存知ですか?」
「ああ、噂で聞いたけど、軍が大挙して国境に向かったって言う話だね」
「そうなんです。
実は、それ以外にも他国に侵攻して国を乗っ取ろうとする奴らがいて、それを何とか阻止しなければならないんです」
「そんな大事になってるなんて知らなかったよ」
「これはつい最近のことで、まだ王都民は誰も知らないんです」
「なるほどねえ」
「それで、なるべく穏便に事を済ませるため、あるポーションが必要なんです」
オレは、そのポーションが作れないか、ソラリア師に相談した。
「う~ん、トリンの言う通り液体なら簡単に作れるけど、カイト様の言うようなポーションは普通必要ないからねぇ」
「でも、我が家に先祖代々伝わる錬金術秘伝書なら、製法が載ってるかも知れないよ」
「本当ですか」
「今、持ってくるからね。
トリン、ちょっと手伝っておくれ」
そう言うと、ソラリア師とトリンは奥の書斎へと消えた。
暫くすると、トリンとソラリア師が両手に、如何にも古そうな書物を抱えて戻ってきた。
「これは我が家に先祖代々伝わる錬金術秘伝書だよ」
見ると秘伝書は全部で12冊あった。
「普段は絶対人に見せないんだけどね。
お世話になってるカイト様と可愛い弟子のトリンの頼みだ、特別に見せてあげるよ。
それに戦争を穏便に終息させるために使うんなら、ご先祖様も許してくれる筈だよ」
ソラリア師の錬金術秘伝書は古代エルフ文字で書かれていた。
仕事柄、古代エルフ文字を勉強していたトリンとソラリア師には難なく読めるのだ。
「オレは古代エルフ文字が読めないから、申し訳ないけど、2人にお願いするしかないかな」
そう言いながら、トリンが読んでいる本の背表紙を見た。
「錬金術秘伝書第三巻・火焔の書」
あれ、普通に読めるじゃん。
「トリン、オレにも1冊貸してみて」
「えっ、でもカイト様、読めないんじゃ?」
「いや、不思議だけど読めるみたいなんだ」
「錬金術秘伝書第四巻・水雷の書」
確かにそう書いてある。
ページを捲ると中に書いてある内容も普通に読めることが分かった。
これは、恐らくオレが持つ『英知の指輪』のスキル『多言語理解』が効果を発揮しているからに違いない。
「え、有り得ないんですけど、私でも幼い時から勉強して5年位掛けて、ようやく読めるようになったのに…」
トリンは呆れていた。
「でも、カイト様だからねぇ。
元々理解を超える能力を色々と持ってるし、女神様の加護持ちだから、私は何が有っても驚かないよ」
ソラリア師はそう言って笑った。
3人で錬金術秘伝書を読んでいる内に3時間ほどで、トリンが目的の錬金術を発見した。
「ひょっとしてこれですね、作り方書いてありますよ」
トリンが該当するページを指さしてオレに見せた。
「あ~、正にこれだね。
トリン、作れそうかい」
「え~っと、そうですね。
原材料も設備も今の錬金工房にあるもので間に合いそうです」
「それは良かった」
オレはソラリア師の許可を得て、その錬金術の製法をトリンに書き写させた。
「はい、これで大丈夫です」
「見つかって良かったねぇ」
「ソラリア様、ありがとうございます」
「いえいえ、錬金術秘伝書がお役に立って良かったよ。
トリン、たまには遊びに来ておくれよ」
「はい、今度は私の弟子を連れて遊びに来ます」
オレたちは、そのままゲートを使ってアクアスターリゾートへ戻った。
トリンは錬金工房で、早速試作を開始した。
錬金釜に材料を入れ、真剣な表情でトリンが錬金術を使い始めると、錬金釜の中心で原材料が融合して白い光を放ち、やがて溶融し液体状になると静止し、トリンは術を使って上手に瓶の中に収めた。
「はい、出来上がりです」
「意外と簡単だな」
「作り方が分かれば、どうってことないですよ」
トリンは自信満々に言った。
トリンの錬金術がそれだけハイレベルであると言うことだろう。
「トリン、ありがとう」
「でも、効能を試さないと安心できませんよ」
「そうだな、でもどうやって試す」
「誰か人柱になってもらうしか無いですね」
トリンと2人で考えた末、ある人に実験台になって貰うことにした。
実験の結果は良好で、このポーションが実用に堪えるものであることが証明されたのである。
「カイト様、これを使う時は風向きに注意しないとダメですよ」
「当然、それは分かってるよ。
トリンに何かご褒美上げなきゃな。
何がいい?」
「そんなの決まってますよ」
そう言って、トリンは背伸びしてオレの首に両腕を回し耳元で囁いた。
「今夜は私をたっぷりと可愛がってくださいね」
次は、いよいよフォマロート王国内に侵攻しているゴラン帝国と対峙しなければならないが、その数が15万人ともなれば、今までのような小手先のテクニックで済む話ではない。
周到な準備をしなければ、勝機は見えないだろう。
オレには一つのアイデアがあったが、実現できるか現状では不明だった。
それを相談するためにオレはトリンの錬金工房を訪ねた。
「カイト様、こんな時間に来るなんて珍しいですね」
トリンがニコニコしながらオレに腕を絡ませて頬ずりしてきた。
今では弟子が3人もいて錬金工房長と言う肩書きのトリンであるが、中身は相変わらず元のままである。
「うん、トリンに相談したいことがあってね」
「私の力を借りに来たっていうことですね。
カイト様、お任せ下さい」
オレとトリンは錬金工房2階の休憩室へ行った。
ここは、トリンと工房に勤務する錬金術師見習いの休憩スペースなのである。
気を利かせてトリンの弟子の一人であるティナがハーブティーを出してくれた。
暫く見なかったが、礼儀正しく笑顔が素敵な可愛い娘である。
オレがティナをじっと見ているのを見てトリンがこう言った。
「カイト様、手を出しちゃダメですよ、まだ未成年なんですから」
「オレは、前に見た時よりも可愛くなったなと思っただけだよ」
「ほら、それがダメなんですよ。
ティナは私の可愛い弟子なんですから、手を出さないで下さいね。
それにカイト様には私が居るじゃないですか」
そう言ってトリンはプンプンと怒っている。
「それで…、その相談と言うのは何ですか?」
「あ、そうだった…
トリンに相談と言うのは…」
オレはトリンに、あるポーションを作成できないか相談した。
「そのポーションは液状の物なら私にも作れますが…
普通そんな風に使わないですからね」
「そうか、トリンでも作れないか」
「でも、私の師匠なら、製法を知ってるかも知れません」
トリンの師匠は2人いるが、1人は他国にいるのだから、師匠と言えば、王都にいる古の錬金術師ソラリア・シュヴェリーンのことである。
「そうか、ソラリア師なら、知ってるかも知れないな」
「そうですね、何せ私の10倍は生きてる方ですから」
「え、ソラリア師って、そんなに長く生きてるんだ」
「カイト様、それを師匠に言っちゃダメですよ。
女性に年齢の話はNGですからね」
「了解!、ソラリア師に会いに行こう」
「はい、きっとそうなると思いました」
オレとトリンはゲートを使って王都の情報大臣公邸まで瞬間移動した。
「カイト様、このゲートってホントに便利ですね。
飛行船の旅も嫌いじゃないけど、行きたい所にすぐに移動できるのは快適すぎます」
「そうだね、何れはトリンも使えるようにしてあげるよ」
「え、ホントですか?
そうしたら、毎日でも王都に買い物に来れますね」
オレとトリンはカフェ・バレンシアに寄ってソラリア師のお土産を調達してから、王都の西の外れにある錬金工房へ向かった。
錬金工房のドアを開けると20代後半にしか見えない女性がオレたちを出迎えてくれた。
「いらっしゃい、これはこれは、カイト様とトリンじゃないかい、久しぶりだねぇ」
「ソラリア様、ご無沙汰しております。
お元気そうで何よりです」
トリンは、お土産を差し出しながら師匠に挨拶した。
「師匠、ご無沙汰しております。
その節は、お世話になりました。
これは師匠の好物のスモークサーモンとカフェバレンシアのアイスです」
「おやおや、気を使わせて悪いねぇ。
それにちゃんと挨拶できるようになるなんて、トリンも大人になったもんだねぇ」
「そうですよ、私も今は弟子が3人いるんですから」
「ほぉ、弟子が3人も居るのかい。
そりゃ、凄いねぇ、うちに1人回して欲しいくらいだよ。
うちも相変わらず忙しくてねぇ。
どうだい、ウチで修行させるっていうのは…」
「ん~、まだ未成年なので、あの娘達が成人してから考えます」
「そうかい、そうかい、その時は宜しく頼むよ。
ところで、カイトさん、今日は何か用があって来たんだろ」
「はい、実はソラリア師にご相談があって伺いました」
「ほ~、何だろねぇ…
立ち話も何だから、取り敢えず奥の部屋で聞くとしよう」
ソラリア師はオレたちを奥の事務所にあるテーブル席へと案内した。
自ら紅茶を煎れてくれて、手土産に持参したカフェバレンシアのアイスを出してくれた。
ソラリア師は椅子に腰掛け、美味しそうにお茶を飲みアイスを口へ運びながら聞いた。
「それで話って言うのは、何だい?」
「はい、ソラリア師は、ソランスター王国へデルファイ公国が侵攻してきたのをご存知ですか?」
「ああ、噂で聞いたけど、軍が大挙して国境に向かったって言う話だね」
「そうなんです。
実は、それ以外にも他国に侵攻して国を乗っ取ろうとする奴らがいて、それを何とか阻止しなければならないんです」
「そんな大事になってるなんて知らなかったよ」
「これはつい最近のことで、まだ王都民は誰も知らないんです」
「なるほどねえ」
「それで、なるべく穏便に事を済ませるため、あるポーションが必要なんです」
オレは、そのポーションが作れないか、ソラリア師に相談した。
「う~ん、トリンの言う通り液体なら簡単に作れるけど、カイト様の言うようなポーションは普通必要ないからねぇ」
「でも、我が家に先祖代々伝わる錬金術秘伝書なら、製法が載ってるかも知れないよ」
「本当ですか」
「今、持ってくるからね。
トリン、ちょっと手伝っておくれ」
そう言うと、ソラリア師とトリンは奥の書斎へと消えた。
暫くすると、トリンとソラリア師が両手に、如何にも古そうな書物を抱えて戻ってきた。
「これは我が家に先祖代々伝わる錬金術秘伝書だよ」
見ると秘伝書は全部で12冊あった。
「普段は絶対人に見せないんだけどね。
お世話になってるカイト様と可愛い弟子のトリンの頼みだ、特別に見せてあげるよ。
それに戦争を穏便に終息させるために使うんなら、ご先祖様も許してくれる筈だよ」
ソラリア師の錬金術秘伝書は古代エルフ文字で書かれていた。
仕事柄、古代エルフ文字を勉強していたトリンとソラリア師には難なく読めるのだ。
「オレは古代エルフ文字が読めないから、申し訳ないけど、2人にお願いするしかないかな」
そう言いながら、トリンが読んでいる本の背表紙を見た。
「錬金術秘伝書第三巻・火焔の書」
あれ、普通に読めるじゃん。
「トリン、オレにも1冊貸してみて」
「えっ、でもカイト様、読めないんじゃ?」
「いや、不思議だけど読めるみたいなんだ」
「錬金術秘伝書第四巻・水雷の書」
確かにそう書いてある。
ページを捲ると中に書いてある内容も普通に読めることが分かった。
これは、恐らくオレが持つ『英知の指輪』のスキル『多言語理解』が効果を発揮しているからに違いない。
「え、有り得ないんですけど、私でも幼い時から勉強して5年位掛けて、ようやく読めるようになったのに…」
トリンは呆れていた。
「でも、カイト様だからねぇ。
元々理解を超える能力を色々と持ってるし、女神様の加護持ちだから、私は何が有っても驚かないよ」
ソラリア師はそう言って笑った。
3人で錬金術秘伝書を読んでいる内に3時間ほどで、トリンが目的の錬金術を発見した。
「ひょっとしてこれですね、作り方書いてありますよ」
トリンが該当するページを指さしてオレに見せた。
「あ~、正にこれだね。
トリン、作れそうかい」
「え~っと、そうですね。
原材料も設備も今の錬金工房にあるもので間に合いそうです」
「それは良かった」
オレはソラリア師の許可を得て、その錬金術の製法をトリンに書き写させた。
「はい、これで大丈夫です」
「見つかって良かったねぇ」
「ソラリア様、ありがとうございます」
「いえいえ、錬金術秘伝書がお役に立って良かったよ。
トリン、たまには遊びに来ておくれよ」
「はい、今度は私の弟子を連れて遊びに来ます」
オレたちは、そのままゲートを使ってアクアスターリゾートへ戻った。
トリンは錬金工房で、早速試作を開始した。
錬金釜に材料を入れ、真剣な表情でトリンが錬金術を使い始めると、錬金釜の中心で原材料が融合して白い光を放ち、やがて溶融し液体状になると静止し、トリンは術を使って上手に瓶の中に収めた。
「はい、出来上がりです」
「意外と簡単だな」
「作り方が分かれば、どうってことないですよ」
トリンは自信満々に言った。
トリンの錬金術がそれだけハイレベルであると言うことだろう。
「トリン、ありがとう」
「でも、効能を試さないと安心できませんよ」
「そうだな、でもどうやって試す」
「誰か人柱になってもらうしか無いですね」
トリンと2人で考えた末、ある人に実験台になって貰うことにした。
実験の結果は良好で、このポーションが実用に堪えるものであることが証明されたのである。
「カイト様、これを使う時は風向きに注意しないとダメですよ」
「当然、それは分かってるよ。
トリンに何かご褒美上げなきゃな。
何がいい?」
「そんなの決まってますよ」
そう言って、トリンは背伸びしてオレの首に両腕を回し耳元で囁いた。
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