53 / 558
第二章 外堀はこうして埋められる
2-22 みんなの力が作り出すのですよ?
しおりを挟む緊迫した空気が流れる室内の空気を破るように口を開いたのは、サラ様であった。
「お前、自分で何を言っているのかわかっているのか? まさか、ギルドに喧嘩を売ろうってわけじゃないだろう。こんな私でも、一応レシピギルドの職員なんだよ?」
「喧嘩なんて売ってないさ」
「これが引き抜きじゃなかったら、何だっていうんだ……」
絞り出された声と言葉は苦いものに満ちていて、難色を示していると言われなくてもわかる。
なのに、リュート様は微笑みすら浮かべ、サラ様の言葉に耳を傾けていた。
「気まぐれはよせ。自分の首を絞めることになるぞ。お前、それでなくても『ジュストの再来』なんてバカげたことを周囲から言われているのだからな」
サラ様の諭すような物言いにも、リュート様は表情を変えることはない。
彼女から出た『ジュストの再来』という言葉に僅かな反応を示したけれど、それだって彼女が蔑む目的で放ったのではなく、心配から来るものだとわかっていたからだと思う。
反対に、ヨウコくんは初めて知ったのだろうか、金色の柔らかそうな髪から出ている大きく尖った耳をピンッ! と立てて、まんまるにした綺麗な水色の瞳でリュート様を見上げる。
九本の尻尾がゆらりゆらりと波打ち、暫く言葉を発することなく凝視したあと、「噂ってアテにならねぇんだなぁ」と呟いていた。
リュート様はそれが嬉しかったのか「サンキュ」と言って、ヨウコくんの頭を大きな手でわしわし撫でたあと、サラ様に視線を戻して静かに語りかける。
「頭がキレて、ルナのレシピのことも理解していて、他の部署のことも言わなくてもわかっている。帳簿なんてお手のもんだろ? 今だって、ギルドで似たようなことを手伝ってるって聞いた」
「お前、なんでそのことを……まさか」
「ギルマスからの許可は得ている。あとは、姐さん次第だ。『後続も育ったから憂いはない。好きなことをすればいい』だってさ」
最後に伝えられた誰かの言葉にポカンとしたサラ様は、驚いた顔のままリュート様を凝視し、力を失ったようにストンッと椅子に座る。
何かを悟った様子で、サラ様はリュート様をジッと見つめ言葉を探しているようであった。
そして、最後には深い溜め息をついて苦しげに口元に自嘲の笑みを浮かべる。
「変だと思った……お前はそういう人間じゃない。そうか、あの人が裏で動いていたっていうわけか」
「ああ。姐さんの能力をここだけに留めて置くのが惜しい。ここのギルマスとの見解は一致だ」
「婆さん……そんなこと一言も……」
「俺の店のことをよく見ていて、ああやればいいのに……って愚痴ってたそうじゃないか。普段ならそんなこと言わない子が、興味を持ってるんだって嬉しそうに教えてくれた」
先程レシピを見てくれていた様子からもわかるけれど、サラ様はリュート様のお店に詳しいだけではなく、高い見識を持つ人物に思える。
一般的に知りえない情報や、神々のことについても詳しい。
この世界は、神様がとても近い存在だというから、そういう知識は役立つはずである。
「婆さんは、もう先が長くないんだ……それまで居てやりたかったんだよ」
「そのギルマスから伝言だ。『死ぬ前に、生き生きした姿をもう一度見せてくれ』だってさ」
サラ様は今度こそ言葉を失い、唇を噛み締めて下を向いてしまった。
リュート様は、ここのギルドマスターに言われなければ、サラ様がどれだけ優秀であっても、きっと引き抜きなんてしなかったのでしょう。
それがわかっていたから、ギルドマスターは動いた。
リュート様にはサラ様の力が必要で、サラ様には色々な可能性を秘めたリュート様の店と歩む未来が必要だという判断を下した結果が、今の状況なのだと思う。
年の功とはよく言ったものです。
私達には見えていない沢山のものが、今までの経験で培われた広い視野で捉えることができ、更に今回その対象が、大切なサラ様であったからこそ、より深く広く見えているのかもしれない。
「よし、最後のひと押しというところか。ルナ、アレを出してくれないか。しょうがねーから、そこのガキにも食わせてやってくれ」
聞かなくても何を出せばいいのかわかった私は、イーダ様にしたようにロールケーキを二切れカットして皿に載せ、フォークを添えてお二人に差し出した。
「甘い匂いだ!」
「これが、さっきレシピにあった『ロールケーキ』……か」
「リュート様は?」
「残りは昼に二人で食べよう」
「っ! はいっ!」
すっごく良い笑顔つきです。
甘くとろけそうな表情といい、細めた目の優しい色といい格好良すぎてドキドキします。
もう! 相変わらず素敵ですリュート様っ!
「ありがとうな」
手際よくお二人の為に準備をした私に対するご褒美ですかっ!?
その甘くて優しくてとろけるような微笑みは……心臓に負担がかかりすぎるくらい、きゅんっとしてしまいますけれど……い、一応……人前ですよ?
照れてしまいますから、二人っきりの時に……せめて、お昼ご飯の時にしてください。
ぎゅううぅって抱きつきたいですから。
「なんだろうか、一瞬こっちの甘い香りより、もっと甘いものを見たような気がするね」
「それよりもさっ! なぁなぁ、食っていいの? 食っちゃっていいの?」
ニヤニヤとこちらを見ているサラ様と、目をキラキラ輝かせて私とリュート様を交互に見るヨウコくん。
し、シッカリ見られていました!
リュート様が「気にせずに、どうぞ」と言うと、ヨウコくんはフォークを手に取り、半分くらいに切って、まさか一口で行くつもり……って、いったーっ!
その小さな口いっぱいに頬張ったりしたら、変なところに入ってむせませんか!?
心配になっていたのだけれど、口をもごもご動かすたびに、溢れんばかりの輝きを増す笑顔が……す、すごく眩しいです。
「ふわふわしていて、フォークの面で押しても戻るくらいの弾力……生クリームもカフェやラテよりキメが細かい。しっかりしているな」
「ツノが立つまで泡立ててありますから」
「ツノ?」
「角です」
頭に指を立てて言うと、なるほど。と笑ったサラ様は、ロールケーキをフォークでひと口大に切って食べ……驚いたように目を見開く。
「何だこれは……フォークの面で押すとふわりと戻るほどの弾力なのに、歯がいらないくらい柔らかく、あっと言う間にとけて消えていくほど軽い。甘さもしつこくなくて丁度いいし、ベリリの酸味と合わさって申し分ない」
「空気を含ませているから、そういう食感になります。メレンゲがいい仕事をしてくれているんです」
これか……と、メレンゲのレシピを眺め、「卵白が泡立つなんて考えたこともなかった」と、首を左右に振ってため息をつく。
「今後、こういう物が増える」
「……増える?」
「ルナのレシピは、まだ増える」
「どれくらいのペースで……」
「今さっき渡したレシピは、昨日の晩から今日の昼飯までのレシピだな」
「三食でこれだとっ!?」
少ないですよねぇ……と、思わずつぶやけば、何を言っているのだという顔をしたリュート様とサラ様の視線とぶつかり、え? と首を傾げてしまう。
「だって、まだまだ作りたいものがあるんですよ? この世界の食材で名前が違ったり見た目が違ったりでわからないものも多いので、作りたいのに作れないこともありますし、見つかっていない欲しい食材が沢山ありますもの」
「これだけでも凄いってわかってないんだね……」
サラ様は私から預かったレシピを見て、頭を抱えて頭痛を耐えるような表情をしたかと思うと、諦めたように深い溜め息をついた。
「ルナはこうやって、無自覚に『作りたい』っていう気持ちで色々変えていく。そのレシピが序の口なんだって知ることになるだろう」
「……それが本当なら、凄いことだ」
「だって、姐さんはもう知ってるだろう。今さっきのパンの話も聞いたはずだ」
「本気でやろうとしているのか?」
半信半疑でたずねるサラ様に、リュート様は苦笑を交えて「だから、そう言っているだろう」と肩をすくめて見せた。
「リュート、お前……」
サラ様が何かを言い出す前に、リュート様は思いついたように私の方に顔を向ける。
「そうだ。ルナ、酒の肴とかも作れるか?」
「何がいいでしょう。唐揚げだけではなく、お腹にたまるものでしたら、ジャーマンポテトとかがいいですか?」
ジャガイモか……と、リュート様が興味をそそられたようにピクリと反応した。
好感触ですね!
「辛いものが良いなら、ペペロンチーノ風という手もありますが……海がこれだけ近いのでしたら、アサリみたいな貝とお野菜で作っても美味しいと思いますよ?」
思いついて口にした瞬間、リュート様の目が輝いた。
あ……これは、食べたい! という時のリュート様の表情です。
「くっそ、旨そう! あ、貝! 白ワイン蒸しにしよう! 今晩、ソレで! 白ワインにすっげー合うだろうなぁ」
「キュステさんに言って冷やしてもらったらいいですね」
「親父も来るし……よし、今晩はそうしよう」
今晩はアサリの白ワイン蒸しですか、いいですね!
しかし、それはパスタも欲しくなるかもしれません。
ブロッコリーとエビのペペロンチーノ風も捨てがたいですけれど、唐揚げも作っておきたいですし……お野菜は何がいいかしら。
そういえば、酸っぱいトマトをいっぱい仕入れたから、アレはどうにかしないといけませんよね。
サラダには厳しいでしょうか……しかし、スープだけで消費できるか心配です。
「リュート様、酸っぱいトマトってスープだけで消費可能ですか?」
「昨日の売れ行きを見たら、可能だろうが……どうした?」
「ミートソースも作りたいなぁと」
「それ、パスタが欲しくなるヤツ……」
リュート様の呟きに、思わず「はいっ!」と勢いよく手をあげ、宣言するように力強く言い放つ。
「手打ちパスタ作れます!」
「天才か!」
ただ、パスタは結構伸ばすのが大変で、重労働なのが問題ですね。
日本にいたときは父や兄に任せたのですが、最終的に面倒になった父のポケットマネーからパスタマシーンを購入して作りました。
しかし!
召喚獣となった私は、力がアップしたようですものね!
昨日リュート様に強くしがみついたら、うめき声を上げてしまうくらい締め上げてしまったみたいですもの。
リュート様を傷つけないように、これからは気をつけなければいけません。
だけど、お料理には良い傾向ですよ?
意外と力がいる作業が多かったりしますもの。
「つまり、ミンチを作るミンサーとパスタマシーンが必要ってわけだな」
「リュート様、私の力で何とかなりますよ?」
「力? 料理スキルか?」
「いえ! 腕力です!」
「……は?」
むんっ! と力こぶを作って見せるけれど……あれ? 力こぶ……出ませんね。
おかしいですね、リュート様が呻くほどの力はどこへ?
「昨日リュート様を、呻くくらい締め上げてしまったのに……」
「もしかして、店で腕にしがみついた時のアレか? あー、アレはその……まあ、気にしないでくれ。……っていうか、それで力があるという結論に至ったのかっ!?」
何とも困った様子でリュート様は天を仰ぎ、ブツブツ呟きながら何かを考えたあと、私の方に視線を戻し、言い聞かせるように両肩にポンッと手を置いた。
「いいか、ルナ。できるだけ料理を簡単にする道具を作ろう。そして、商会で販売して、みんなが楽して美味しいものを食べることができるようにするんだ。手間がかかる、時間がかかるは、なるべく道具で簡単に! ってのが、これからの合言葉だ」
「合言葉……なるべく道具で簡単に……ですね!」
「そうだ。時短だ時短!」
「はいっ!」
時短! なんていい響きなのでしょうかっ!
時間のかかるお料理も、簡単にできるようになったら、みんな作ってくれる……はず?
「そうやって、二人で思いついて商品化して、これからどんどん大きくなっていくわけか……」
「察しがよくて助かるよ。まあ、そういうことだ。俺さ、みんなに旨いもの食わせてやりてーから、姐さんも一緒に頑張ってくんねーかな」
「旨いもの……今みたいな……か」
「そう! これから、いっぱい出てくるぞ! ルナがいれば、必ずそうなる」
「何を言っているのですか、リュート様の道具があるからできるのですよ? ですから、私だけではないです、リュート様もです!」
私達だけではありません。
カフェも、ラテも、シロ、クロ、マロ、キュステさん、ほら、いっぱいいますもの。
生産工房の方々にもお世話になっていますし、すごいですね、みんなの力が「美味しい」を作り出していますねと笑ったら、どうしてか、リュート様にぎゅううっと抱きしめられました。
私、何か……リュート様にご褒美をいただけるようなこと言いました?
「そうか。『みんなの力が美味しいを作り出す』か……いいこと言うね。そうか、そういう想いが作り出すのか。さっきのロールケーキ、とても美味しかったよ。甘くてまた食べたくなる味だ」
「ありがとうございます」
嬉しくなってお礼を言ったら、サラ様は私を見て優しく微笑んだあと、こう言ってくださいました。
「その一員に、私もなれると思うかい?」
「勿論です! サラ様が加われば、鬼に金棒! 怖いものナシですよっ」
「そうかい……美味しいを作る仲間入りだね」
どこか吹っ切れたように笑うサラ様と、「ルナのおかげだな」と優しく微笑むリュート様。
お二人に頭をよしよし撫でてもらえて、私はすごく満足ですが……私、本当に何をしたのですか?
当たり前の事を言っただけなのに……と、首を傾げていると、二人はさらに優しい表情をしてご褒美の『頭なでなで』を、たっぷりしてくださいました。
407
あなたにおすすめの小説
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
谷 優
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。
もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません~死に戻った嫌われ令嬢は幸せになりたい~
桜百合
恋愛
旧題:もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません〜死に戻りの人生は別の誰かと〜
★第18回恋愛小説大賞で大賞を受賞しました。応援・投票してくださり、本当にありがとうございました!
10/24にレジーナブックス様より書籍が発売されました。
現在コミカライズも進行中です。
「もしも人生をやり直せるのなら……もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません」
コルドー公爵夫妻であるフローラとエドガーは、大恋愛の末に結ばれた相思相愛の二人であった。
しかしナターシャという子爵令嬢が現れた途端にエドガーは彼女を愛人として迎え、フローラの方には見向きもしなくなってしまう。
愛を失った人生を悲観したフローラは、ナターシャに毒を飲ませようとするが、逆に自分が毒を盛られて命を落とすことに。
だが死んだはずのフローラが目を覚ますとそこは実家の侯爵家。
どうやらエドガーと知り合う前に死に戻ったらしい。
もう二度とあのような辛い思いはしたくないフローラは、一度目の人生の失敗を生かしてエドガーとの結婚を避けようとする。
※完結したので感想欄を開けてます(お返事はゆっくりになるかもです…!)
独自の世界観ですので、設定など大目に見ていただけると助かります。
※誤字脱字報告もありがとうございます!
こちらでまとめてのお礼とさせていただきます。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】旦那様、どうぞ王女様とお幸せに!~転生妻は離婚してもふもふライフをエンジョイしようと思います~
魯恒凛
恋愛
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます
※他サイトでも公開しています。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。