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第16話 愛は夜に乱れ花咲く。 ♡ (陛下 * 王妃の視点)
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夜が待ち遠しかった。
自分でも、よくガマン出来たほうだと思う。
マリアの寝所の扉が開かれ、招き入れられただけで心浮き立つ。
「お待ちしておりました、陛下……」
言葉は以前と同じだが、その態度が違う。
恥じらうように、寝台から降りて立っていた。頬を赤らめながら、近づいたオレをそっと見上げてくる。
「陛下……」
その愛らしい声に、たまらず、唇を奪う。
「んっ、……ふっ、んんっ……!」
ふんわり結われた髪に手を差し入れ乱す。後頭部を押さえつけるようにして、口腔内を犯す。
互いの舌を絡め、そのザラザラした感触を楽しめば、マリアもオレの身体に手を回し抱きついてきた。
豊満な胸が、オレの胸板からみぞおちのあたりで押しつぶされる。敏感になっているのか、その先端、乳首が硬くなっているのが伝わる。
その感触に興奮を覚え、互いにもつれ合いながら、寝台になだれこむ。
唇を離せば、銀糸となって唾液が滴り落ちる。それを軽く指ですくってから舐めとる。
「あ……」
赤く羞恥に染まったマリアの頬に口づける。
そのまま耳たぶを食み、うなじにむけて唇を這わせる。
「あっ、あ……」
マリアの吐息がこぼれる。昼間、パレードの時に味わいたかったそこを何度も舌でなぞった。
「へ、陛下ぁ……」
軽く彼女の背が反る。その反応が愛おしくて、鎖骨のあたりを強めに吸い上げる。
「あぁんっ……!」
白い肌に、ほんのりと赤い花が咲く。オレがつけた、オレだけのものだという印。
その印に満足しながら、夜着の紐を解く。
優しく脱がすと、軽く胸の頂に生地が引っかかり、それから弾かれたようにプルンッと胸がこぼれ出る。
その胸を、下からグッと掴んでみる。柔らかく吸いつくような手触り。手を離せば、パンッともとに戻る、張り詰めた感触。
その先端、尖りだした乳首に顔を寄せる。フッと熱い息を吹きかければ、それだけでマリアが身体を捩る。
「かわいいな……」
思ったことを、素直に口にする。
こんな素直な反応をみせられると、ますます愛おしく感じてしまう。
挿れて感じる……のではなく、もっと感じさせて、どう変化するのか見てみたい。どうにもならないぐらい感じさせて、マリアからオレを求めるように仕向けてみたい。
尖って硬くなった先端を口に含む。舌で転がし、つつき、吸い上げれば、それだけで、マリアは啼きながら背中を反らせる。
「陛下っ、陛下ぁ……」
その小さな手がオレの背中にしがみつく。快感に耐えるように腰が揺れる。
その様子に満足しながら、さらに愛撫を続ける。
「あっ、んんっ、ふあっ、ああっ……」
マリアの嬌声がこぼれ、触れあう肌が熱くなる。
そんな彼女の脚を開かせ、間に身を滑り込ませる。
「あっ……」
腰を持ち上げ、濡れた秘所を眺めれば、それだけでコポリと蜜があふれ出す。
* * * *
「あっ……」
腰を持ち上げられ、コポリと蜜があふれる。
「みっ、見ないでぇ……」
恥ずかしい。そんな所を眺められるなんて。それも、自分でもわかるくらい濡れているから、よけいに恥ずかしい。身を捩って逃げ出したいのに、腰をつかまれているから、それも出来ない。
「感じているところを見て、なにが悪い」
そう言って、陛下が、秘所に口づける。
「あっ、あ、そこぉ……」
そのまま吸いつかれたのは、小さな花芽。
舌で押すように舐めたかと思えば、今度はクニクニと捏ねられる。
「あっ、ひっ、あああっ、あっ……」
ダメ。そこは、すごく敏感で……。気持ちいいが止まらない。
「ああっ……、やあっ、あっ、あっ!」
開いた脚の間から、秘所に口づける陛下のお顔が見えた。そこを堪能するかのように目を閉じ、時折ジュッと音を立てて吸い上げられる。
「あひっ、いい、あっ、あああっ……!」
端正な陛下のお顔が、私の脚の間から見えるなんて。なんて卑猥。でも、その姿に興奮を覚えてしまう。
ううん。違うわ。端正なお顔に光る、その獣のような鋭い眼差しに興奮してしまうの。
私、このまま陛下に食べられてしまうみたい。
「ここが気持ちいいのか?」
少しだけ顔を離した陛下に問われる。
「気持ち、いいっ、ああっ……!」
素直に答えると、また吸われる。そうかと思えば、舌が滑り、孔に向かってなぞられる。
尖らせた舌の先で、孔を刺激されれば、それだけでどうにかなりそうな快感が襲う。
「ああっ、いっ、いいっ……!」
ガマン出来ずに叫ぶと、花芽に指が伸ばされた。指で花芽をこねられ、舌で膣をなぞられる。
舌のザラッとした感触が気持ちよくって、指のクリクリと動く感覚が気持ちよくって。
「あっ、ああっ、ああ――――っ!」
全身を強張らせ、限界を迎えてしまった。
ビクビクと震える身体をなおも押さえつけられ、膣からあふれ出たものをジュルッと吸い上げられる。
「……甘酸っぱい」
ようやく口を離した陛下がペロリと唇を舐めた。
「陛下……」
息を荒らしまま、その名を呼ぶ。
「たまらないな、その顔……」
陛下がズイッと身を乗り出した。間近で見る陛下の唇。濡れているのは、わたくしの……。
チュッとその唇に口づける。
「……甘くないわ」
「マリアローザ……」
わたくしの言葉に、陛下がクスリと笑った。
「そういうカワイイことをされると……、たまらない」
グイッと脚の間に、陛下の陰茎が押し当てられる。甘くもない蜜をまとわせ、ヌルヌルと陰唇の上を滑らされる。
「あっ、やっ、ああ……」
陰唇だけじゃない。花芽も突かれ、こすり上げられる。それがどうしようもなく気持ちいい。
「欲しいか!? マリアローザ」
腰を揺らしながら、陛下が訊ねる。
「ええ。欲しい……わ」
なかが疼いて仕方ない。早く挿れて、この疼きを止めて。
グッと陰唇を割って、陰茎がなかに沈む。
「あっ……!」
グチュリと音を立て、ズブズブと沈んでゆく陰茎。まだ、その大きさに慣れていない膣は、圧迫感に苦しさを訴えるけど、同時に、気持ちよさも伝えてくる。
「あ、あ、ああっ……」
ゆっくりとなかを確かめるような挿入。
「相変わらず、お前のなかは狭いな。熱く蕩けて、オレにまとわりついてくる」
目を閉じ、耽溺したように陛下が呟いた。
「気持ち……、いい、ですか?」
「ああ。最高だ。悪くない」
互いの恥骨がぶつかるまで腰を押し進めて、陛下が言った。その言葉にウソはないのだろう。情欲にまみれた瞳がその証拠だ。
「このまま繋がっているだけでも気持ちいいが。……限界だな」
言うなり、グイッと脚を広げ持ち上げられ、陛下が腰を前後にふり始めた。
「えっ、あっ、ああっ、あっ、あっ、あぁんっ、んっ!」
前後だけじゃない。奥まで貫くと、ねっとりと円を描くように腰を回される。
「あっ、いいっ!」
その動き、すごくいい。
「気持ちいいのか、マリアローザ?」
「あっ、はい、あ、ああっ、……なにか、来るっ! ああっ……!」
ゾクゾクした悪寒に近いものが背筋を這い上がる。その感覚は、未だ慣れなくて、少し怖い。
すがりつきたくて手を伸ばす。すると陛下が、その手を握りしめてくださった。
「名を呼べ、マリアローザ。オレの名を」
「あっ、あっ、リオ…ネルさまぁ……」
「そうだ、そのまま名を呼び続けろ」
頑丈なはずの寝台がギシギシと大きく揺れる。二人の熱と濃厚な愛欲の香りが辺りに充満していく。
ギュッと目を閉じ、ひたすらに名を呼び続ける。
「リオネルさまっ、リオネルさまぁっ……!」
その声に応じるように、腰の動きが一段と激しくなる。
「マリアローザ、愛してるっ、マリアッ……!」
最奥を大きく穿つ。同時に陰茎が大きく膨れ上がり、熱水のような精液が一気に噴き出す。
「あっ、ああああ――――っ!」
「クッ……、マリアッ!」
ガクガクと震えたわたくしの身体を、陛下がきつく抱きしめる。その間も、陰茎からはドクドクと精液があふれ、膣のなかのすき間を埋め尽くしていく。
「……愛してる、マリア」
「ええ、わたくしも。リオネルさま」
額に汗で張りついた髪を、陛下がそっと払ってくださった。
そうして二人で微笑み合い、また口づける。
最初は軽く、そして次第に熱を帯びながら。
陛下が、再び腰を動かせば、私も軽く背を反らして感じ始める。
「もう一度、いいか?」
「ええ。何度でも愛してくださいませ」
膣のなかの陰茎が、再び硬さを取り戻す。
もう一度、あの気持ちよさを味わえる。
その期待に、わたくしは幸せを感じ、陛下の熱い背中にそっと手を回した。
自分でも、よくガマン出来たほうだと思う。
マリアの寝所の扉が開かれ、招き入れられただけで心浮き立つ。
「お待ちしておりました、陛下……」
言葉は以前と同じだが、その態度が違う。
恥じらうように、寝台から降りて立っていた。頬を赤らめながら、近づいたオレをそっと見上げてくる。
「陛下……」
その愛らしい声に、たまらず、唇を奪う。
「んっ、……ふっ、んんっ……!」
ふんわり結われた髪に手を差し入れ乱す。後頭部を押さえつけるようにして、口腔内を犯す。
互いの舌を絡め、そのザラザラした感触を楽しめば、マリアもオレの身体に手を回し抱きついてきた。
豊満な胸が、オレの胸板からみぞおちのあたりで押しつぶされる。敏感になっているのか、その先端、乳首が硬くなっているのが伝わる。
その感触に興奮を覚え、互いにもつれ合いながら、寝台になだれこむ。
唇を離せば、銀糸となって唾液が滴り落ちる。それを軽く指ですくってから舐めとる。
「あ……」
赤く羞恥に染まったマリアの頬に口づける。
そのまま耳たぶを食み、うなじにむけて唇を這わせる。
「あっ、あ……」
マリアの吐息がこぼれる。昼間、パレードの時に味わいたかったそこを何度も舌でなぞった。
「へ、陛下ぁ……」
軽く彼女の背が反る。その反応が愛おしくて、鎖骨のあたりを強めに吸い上げる。
「あぁんっ……!」
白い肌に、ほんのりと赤い花が咲く。オレがつけた、オレだけのものだという印。
その印に満足しながら、夜着の紐を解く。
優しく脱がすと、軽く胸の頂に生地が引っかかり、それから弾かれたようにプルンッと胸がこぼれ出る。
その胸を、下からグッと掴んでみる。柔らかく吸いつくような手触り。手を離せば、パンッともとに戻る、張り詰めた感触。
その先端、尖りだした乳首に顔を寄せる。フッと熱い息を吹きかければ、それだけでマリアが身体を捩る。
「かわいいな……」
思ったことを、素直に口にする。
こんな素直な反応をみせられると、ますます愛おしく感じてしまう。
挿れて感じる……のではなく、もっと感じさせて、どう変化するのか見てみたい。どうにもならないぐらい感じさせて、マリアからオレを求めるように仕向けてみたい。
尖って硬くなった先端を口に含む。舌で転がし、つつき、吸い上げれば、それだけで、マリアは啼きながら背中を反らせる。
「陛下っ、陛下ぁ……」
その小さな手がオレの背中にしがみつく。快感に耐えるように腰が揺れる。
その様子に満足しながら、さらに愛撫を続ける。
「あっ、んんっ、ふあっ、ああっ……」
マリアの嬌声がこぼれ、触れあう肌が熱くなる。
そんな彼女の脚を開かせ、間に身を滑り込ませる。
「あっ……」
腰を持ち上げ、濡れた秘所を眺めれば、それだけでコポリと蜜があふれ出す。
* * * *
「あっ……」
腰を持ち上げられ、コポリと蜜があふれる。
「みっ、見ないでぇ……」
恥ずかしい。そんな所を眺められるなんて。それも、自分でもわかるくらい濡れているから、よけいに恥ずかしい。身を捩って逃げ出したいのに、腰をつかまれているから、それも出来ない。
「感じているところを見て、なにが悪い」
そう言って、陛下が、秘所に口づける。
「あっ、あ、そこぉ……」
そのまま吸いつかれたのは、小さな花芽。
舌で押すように舐めたかと思えば、今度はクニクニと捏ねられる。
「あっ、ひっ、あああっ、あっ……」
ダメ。そこは、すごく敏感で……。気持ちいいが止まらない。
「ああっ……、やあっ、あっ、あっ!」
開いた脚の間から、秘所に口づける陛下のお顔が見えた。そこを堪能するかのように目を閉じ、時折ジュッと音を立てて吸い上げられる。
「あひっ、いい、あっ、あああっ……!」
端正な陛下のお顔が、私の脚の間から見えるなんて。なんて卑猥。でも、その姿に興奮を覚えてしまう。
ううん。違うわ。端正なお顔に光る、その獣のような鋭い眼差しに興奮してしまうの。
私、このまま陛下に食べられてしまうみたい。
「ここが気持ちいいのか?」
少しだけ顔を離した陛下に問われる。
「気持ち、いいっ、ああっ……!」
素直に答えると、また吸われる。そうかと思えば、舌が滑り、孔に向かってなぞられる。
尖らせた舌の先で、孔を刺激されれば、それだけでどうにかなりそうな快感が襲う。
「ああっ、いっ、いいっ……!」
ガマン出来ずに叫ぶと、花芽に指が伸ばされた。指で花芽をこねられ、舌で膣をなぞられる。
舌のザラッとした感触が気持ちよくって、指のクリクリと動く感覚が気持ちよくって。
「あっ、ああっ、ああ――――っ!」
全身を強張らせ、限界を迎えてしまった。
ビクビクと震える身体をなおも押さえつけられ、膣からあふれ出たものをジュルッと吸い上げられる。
「……甘酸っぱい」
ようやく口を離した陛下がペロリと唇を舐めた。
「陛下……」
息を荒らしまま、その名を呼ぶ。
「たまらないな、その顔……」
陛下がズイッと身を乗り出した。間近で見る陛下の唇。濡れているのは、わたくしの……。
チュッとその唇に口づける。
「……甘くないわ」
「マリアローザ……」
わたくしの言葉に、陛下がクスリと笑った。
「そういうカワイイことをされると……、たまらない」
グイッと脚の間に、陛下の陰茎が押し当てられる。甘くもない蜜をまとわせ、ヌルヌルと陰唇の上を滑らされる。
「あっ、やっ、ああ……」
陰唇だけじゃない。花芽も突かれ、こすり上げられる。それがどうしようもなく気持ちいい。
「欲しいか!? マリアローザ」
腰を揺らしながら、陛下が訊ねる。
「ええ。欲しい……わ」
なかが疼いて仕方ない。早く挿れて、この疼きを止めて。
グッと陰唇を割って、陰茎がなかに沈む。
「あっ……!」
グチュリと音を立て、ズブズブと沈んでゆく陰茎。まだ、その大きさに慣れていない膣は、圧迫感に苦しさを訴えるけど、同時に、気持ちよさも伝えてくる。
「あ、あ、ああっ……」
ゆっくりとなかを確かめるような挿入。
「相変わらず、お前のなかは狭いな。熱く蕩けて、オレにまとわりついてくる」
目を閉じ、耽溺したように陛下が呟いた。
「気持ち……、いい、ですか?」
「ああ。最高だ。悪くない」
互いの恥骨がぶつかるまで腰を押し進めて、陛下が言った。その言葉にウソはないのだろう。情欲にまみれた瞳がその証拠だ。
「このまま繋がっているだけでも気持ちいいが。……限界だな」
言うなり、グイッと脚を広げ持ち上げられ、陛下が腰を前後にふり始めた。
「えっ、あっ、ああっ、あっ、あっ、あぁんっ、んっ!」
前後だけじゃない。奥まで貫くと、ねっとりと円を描くように腰を回される。
「あっ、いいっ!」
その動き、すごくいい。
「気持ちいいのか、マリアローザ?」
「あっ、はい、あ、ああっ、……なにか、来るっ! ああっ……!」
ゾクゾクした悪寒に近いものが背筋を這い上がる。その感覚は、未だ慣れなくて、少し怖い。
すがりつきたくて手を伸ばす。すると陛下が、その手を握りしめてくださった。
「名を呼べ、マリアローザ。オレの名を」
「あっ、あっ、リオ…ネルさまぁ……」
「そうだ、そのまま名を呼び続けろ」
頑丈なはずの寝台がギシギシと大きく揺れる。二人の熱と濃厚な愛欲の香りが辺りに充満していく。
ギュッと目を閉じ、ひたすらに名を呼び続ける。
「リオネルさまっ、リオネルさまぁっ……!」
その声に応じるように、腰の動きが一段と激しくなる。
「マリアローザ、愛してるっ、マリアッ……!」
最奥を大きく穿つ。同時に陰茎が大きく膨れ上がり、熱水のような精液が一気に噴き出す。
「あっ、ああああ――――っ!」
「クッ……、マリアッ!」
ガクガクと震えたわたくしの身体を、陛下がきつく抱きしめる。その間も、陰茎からはドクドクと精液があふれ、膣のなかのすき間を埋め尽くしていく。
「……愛してる、マリア」
「ええ、わたくしも。リオネルさま」
額に汗で張りついた髪を、陛下がそっと払ってくださった。
そうして二人で微笑み合い、また口づける。
最初は軽く、そして次第に熱を帯びながら。
陛下が、再び腰を動かせば、私も軽く背を反らして感じ始める。
「もう一度、いいか?」
「ええ。何度でも愛してくださいませ」
膣のなかの陰茎が、再び硬さを取り戻す。
もう一度、あの気持ちよさを味わえる。
その期待に、わたくしは幸せを感じ、陛下の熱い背中にそっと手を回した。
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