オオカミ課長は、部下のウサギちゃんを溺愛したくてたまらない

若松だんご

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26.とまどいウサギは、溺愛オオカミの腕のなか

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 「うわあ……」

 広いバルコニーから一望できる景色に、思わず息を飲む。
 壮大で、圧巻で、雄大で……ええい。とにかく、すっごい迫力ある自然で、すっごいキレイ。
 真っ青な、遠くの水平線まで青い海。同じ青でも海といっしょには染まらない空。景色を縁取るのは、建物近くに植わってる木々。(松多し)
 潮の香りはしないけど、代わりにザザンと波の音だけここまで届く。
 ただ一つ難を言うなら、バルコニーの手すり壁が強化ガラスでスッケスケだってこと。景色を余すことなく楽しめるようにってことでチョイスされてるんだろうけど。うん。高所恐怖症のあたしには、この上ないミスチョイス。足元までスケスケは、できれば近くに寄りたくない。怖い。手のひらピリピリする。

 「どうした。気に入ったか?」

 「えっと……はい」

 景色だけは。
 ここに連れてきてくれたのは課長。
 おそらくだけど、いい景色が見えるだろうからで選んでくれた旅館だ。怖いなんて言っちゃいけない。

 ――旅行にいかないか?
 
 課長の金沢出張トンボ帰りの翌週。
 突然そう提案され、出勤することなく、強引に有休を言い渡された。
 たまには二人でゆっくりしたい。そういうことらしいんだけど。

 「あの……、本当に良かったんですか?」

 「なにが」

 「こんな平日に、それも二人そろって有休取るなんて」

 ツツツと、会話をしながら、さり気なく手すりから離れ、課長にすり寄る。

 「構わん。この旅行は、山科からのプレゼントだからな」

 「へ? 社長から?」

 「ああ。金沢出張と、仕事での迷惑料だ」

 迷惑料って。

 「社長のお仕事を扶けるのは、部下として当然なのでは?」

 課長と社長は学生時代からのお友だち。でも役職に差があるのだから、そのへんはわきまえたほうが……。

 「仕事は別に構わんが。アイツの色恋にまでつき合わされて、迷惑したのは本当だ」

 ブスッとした課長。
 ってか。

 「色恋?」

 社長の色恋ってナニ?

 「金沢への出張は、アイツが恋人を追っかけるための口実だ」

 「ほへ?」

 「アイツの恋人が、金沢の実家に逃げてしまったのでな。それを追いかけるのにつき合された」

 な、なんと!

 「色恋のために金沢まで行ったとなると、その恋人に叱られる。だからついでに、金沢支社を隠れ蓑にして専務が行ってた横領を暴いてきた」

 なななんと!

 「それって、仕事メインで、恋人がサブではなく?」

 「違う。山科は、彼女にいいカッコするために、専務の行いを処分しただけだ。専務の悪事は、彼女の家にも影響を及ぼしてたから」

 ほげえ。
 「恋人との再会<専務の悪事」ではなく、「恋人との再会>専務の悪事」とは。
 サラッと言うけど、悪事の暴露って大変なんじゃないの?

 「アイツは、専務の所業を調べるために、ワザと庶務課の人間のフリをして色々探ってたしな。今頃は、彼女とヨロシクやってるだろう。しばらくは金沢から帰ってこない」

 ほげげえ。
 そうなのか。
 あのチャラい庶務課社員は、そういう内偵のためのフリだったのか。
 なんか、越後のちりめん問屋爺さんとか、貧乏旗本三男坊みたい。

 「俺としても、お前とこうして両思いになれたのに、アイツの都合に振り回されて、いい迷惑だったからな。この旅行程度じゃ埋め合わせにもならん」

 「うぎゃっ!」

 グイッと、体を抱き上げ――訂正。抱えられて、部屋に連れ戻される。

 「あ、あのっ!?」

 「お前、高いところ、苦手だろ」

 ぐ。
 み、見透かされてる。
 丸見えなのが怖くてすり寄ったこと、バレてる。

 「ここなら怖くないぞ」

 「だっ、だからって、ベベ、ベッドって! 真っ昼間からなにするつもりなんですかっ!」

 降ろされたのはベッドの上。そして眼前に迫る課長の顔。お天道さんがあるうちから、そんなっ! あひゃあ!

 「なにって。真白、お前、なにを想像してる?」

 ほへ?

 「俺はただ、お前をベッドの上に降ろしただけだぞ? ソファは遠いし、床に降ろすわけにはいかんからな」

 へ?

 「そ、そうだったんですか?」

 「ああ。だが、ご要望とあらば、期待に応えることもできるが?」

 どうする?
 あたしの髪を一房すくい取った課長。その目がとてもいたずらっぽく光る。

 「い、いじわるです」

 ものすっごくいじわる。課長のバカ。

 「ハハッ」

 真っ赤になったあたしを見て、課長が笑う。そして。

 「うぉぎゃあっ!」

 課長があたしを抱きかかえ、ベッドに寝っ転がった。
 ……驚くのはわかるけど、あたし、もっとかわいい声を上げられんもんかね。さっきもそうだったけど、「うぉぎゃあっ」って。かわいさの欠片もない。

 「真白」

 あたしの葛藤なんて気にもせず、課長があたしの乱れた髪をかき上げる。

 「俺はお前が好きだ。どうしようもなく惹かれている。あの日、お前と離れていることが耐えられなくて、仕事を急いだ。一秒でも早くお前のもとに帰りたくて必死だった」

 「そ、そうなんですか?」

 一泊二日だったはずの金沢行き。それが日帰りになったのは、そういう理由?

 「ああ。山科に、こんなスケジュール鬼畜過ぎる、鬼だ悪魔だと涙目になって嘆かれた。俺としては、サッサと専務の一件を済ませたおかげで、恋人との時間が長くなったと、泣いて喜ばれると思ったんだがな」

 鬼畜過ぎるって。
 どんだけ無理なスピードでことを終わらせたんだろう。社長、恋人さんのもとで、ぶっ倒れてなければいいけど。社長の無事の帰還を切に祈る。

 「――真白、手を出せ」

 手? はい、どうぞ。――って。え? 指輪?

 差し出した手。戻ってきた右手中指にくっついてきたもの。銀色の指輪。シンプルな台座には、透き通り輝く宝石。ダイヤモンド?

 「プロミスリングだ」

 「プロミス……リング?」

 「恋人同士がその愛情を約束して身につけるものらしい。右手中指は『恋人がいます』という、ムシ避けにもなるそうだ」

 「らしい」、「そうだ」って。
 社長からの入れ知恵かな。あのチャラい社長なら、そういうこと、詳しそうだし。
 反対に、課長はそういうことから一番疎そうな気がする。

 「お前は、これを俺にはめてくれないか?」

 渡されたもう一つの指輪。同じ意匠の、少し大きな指輪。こちらの台座には透き通るように青い石。これって――

 「サファイア。お前の誕生石だ」

 「えっと。あたし、誕生日なんてお教えしましたっけ」

 記憶にないんですが。

 「それぐらい調べた。血液型も身長も、なんなら体重も体脂肪も知っている」

 「どっ、どっから調べたんですか、その情報っ!」

 あたしのプライバシーはどこっ!?

 「卯野真白。山科商事、経理課所属。9月26日生まれの22歳。O型。身長153センチの体重48キロ。体脂肪り――」
 「うわわっ、言わなくていいですっ!」

 あわててその口を手で塞ぐ。まったく。油断も隙もない。
 
 ――ブフッ。

 「なんですか」

 手のひらに感じる、吹き出した息に、ムッとする。

 「いや。やはりお前は面白いなって」

 クククッ。手の下から、相好を崩し、喉を鳴らして笑い続ける課長が現れる。肩まで揺らして。愉快そうなのはわかるけど、笑われるあたしとしては、そこまで面白くもない。

 「――真白」

 課長が笑うのを止め、あたしに手を伸ばす。サファイアの指輪のついた課長の手。

 「俺はお前が好きだ。お前の、そのクルクル変わる表情が好きだ。仕事に一生懸命なところが好きだ。誰かのために頑張ろうとする姿が好きだ。大判焼きを頬張ってヘニャっと笑うのが好きだ。酒に弱いところも好きだ。辛いことも飲み込んで頑張ろうとするのはいただけないが、だが、そんな健気なところは好きだ。俺を心配して家を飛び出すその無鉄砲さと優しさが好きだ」

 「将吾さん……」

 「そうやって名前を呼んでくれる声がいい。その柔らかい肌も、俺を見てくれる目も。なにもかもが好きだ」

 どうしよう。
 うれしくて、胸がキュンとして、目が熱くなってくる。

 「どんな卑怯な手を使っても手に入れたかった。他の男と話してるのを見るだけで、嫉妬でどうにかなりそうだった」

 他の男?
 あたし、そんな誰かと話したっけ? ――って。

 「もしかして、社長のこと、言ってるんですか?」
 
 「お前が山科のことを話すのが気に食わん」

 んがっ!

 「将吾さんの友だちじゃないですか!」

 彼女さんだっている人だし! ヤキモチ対象外でしょうが!

 「それでもだ」

 んな、メチャクチャな。

 「俺がこれ以上誰かに嫉妬しなくてもいいように。真白、いつか俺と結婚してくれないか」

 真摯な課長の眼差し。

 「今すぐにとは言わない。こんな俺でもお前がいいと思ってくれるなら。その時は、俺と結婚してほしい」

 「将吾さん……」

 「お前がそばにいてくれないと、俺は嫉妬で狂うか、寂しさで死んでしまいそうだ」

 寂しくて死ぬのはウサギの役目では?
 でも、案外誇張でもなさそう。だって、金沢からあたし会いたさであんなに早く帰ってくるんだもん。
 まあ、会いたさ具合では、あたしも負けてないけど。

 「じゃあ、あたしも言わせてもらいますけど――」

 のしっと、課長を仰向けに倒して、その上にのしかかる。

 「あたしの前以外で、笑ったりしないでください」

 「笑う?」

 「そうですよ。普段、オオカミさんみたいに、すごーく怖い顔してるのに。笑うとその落差がすごすぎて、胸がキュンってなっちゃうんです。こっちの理性を打ち砕く、ものすごい破壊力を秘めてるんです。それでなくてもすっごいイケメンだし」

 「そ、そうか」

 「そ、れ、と! あたし以外には優しくしたりしないでくださいね? 将吾さんが誰かに優しくして、その誰かをキュンってさせたら。あたし、将吾さんに噛みついちゃいますからね?」

 ガオー! ガブっ! って。ウサギだけど、ライオンさんみたいに噛みつきますよ?

 「善処する……」

 「はい!」

 グリグリ頬ずりしてあたしの匂い、マーキング♪
 課長の笑顔は、課長の優しさはあたしだけのものです。他の誰にも渡しません。優しいオオカミさんは、このウサギのものです♪

 「そうだ。あたし、結婚したら、『大神オオガミ真白ましろ』になるんですよね?」

 「一般的にはそう……だなって。なにがおかしい?」

 「いえ。あたし、ウサギからオオカミへ大出世だなって」

 クスクス笑うあたしに、課長が少し目を丸くする。
 もう皆さんの、カワイイカワイイ愛玩動物じゃないですよ。月夜にワオーンと吠えるオオカミさんです。

 ――申し訳ありませんが、俺には将来を誓った相手がいるんです。

 あの時、一階ロビーにこだました、課長の大きな声。

 ――この人です。この人と結婚を前提におつき合いしています。ですから、お嬢さまの申し出は、お断りさせていただきます。

 あの時は、ていのいいお断り材料にされたって思ったけど。

 「真白」

 グルンと、あたしを抱きしめたまま課長が転がり直す。あたしの上に覆いかぶさった課長の体。

 「このままセックスするぞ」

 ――――は?
 なんですかその宣言。

 「ちょっ、えっ、あのっ、アァン♡」

 驚くあたしから、スルスルと服を剥ぎ取り、愛撫を始める課長。
 その指が、その唇があたしの上を這うたび、なぞるたび。あたしのなかの「スケベスイッチ」がオンになっていく。

 「このままお前の中に出して、お前を孕ませる。ちょっと順番は違うが、お前を俺のものにするためには仕方ない」

 「し、仕方ないって。アッ、ンあっ……」

 「マーキングだ。諦めて、俺のものになれ」

 囁かれる声に、どうしようもなくゾクゾクする。

 「時間はたっぷりある。お前が孕むまで、何度でも抱くぞ」

 ヒイッ。
 なんか、メッチャ恐ろしいこと宣言された。あたし、本気のオオカミさんに、食べられちゃう。
 でも。
 あたしも腕を伸ばして、課長を捕まえる。

 姑息で卑怯な手段であたしを絡め取って。でも、あたしをとっても優しく扱ってくれる。誰より何より、あたしを想ってくれる。
 とっても怖いオオカミなのに。とっても甘いオオカミさん。
 あたしだけのとっても素敵なオオカミさん。
 あたしだって、アナタのこと、食べちゃいたいって思ってるんですよ? アナタのすべてを、あたしのものにしたいって。だって。

 「将吾さん大好き」

 訪れた熱くとろける優しいキスに、うっとりと身を委ねた。
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感想 5

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みんなの感想(5件)

宮里澄玲
2024.09.27 宮里澄玲

おぉ~そんな今後の展開まで考えていらっしゃるのですね!
エッチ持ち込み、大歓迎です(笑)

前に読ませていただいた他の作品もそうですが、若松様のテンポあるコメディタッチの文章は、私にはとても書けるものではなく、脱帽ものです。こんな文章が自分でも書けたら…と思っていますが、う~ん、無理そうです(笑)

テンションが戻られて、読者としては嬉しい限りです(^^)
次の作品も楽しみにしています(でも無理せずご自分のペースで書いてくださいね)!

2024.09.27 若松だんご

エッチ持ち込み……、も、妄想だけですが。たいてい、作品を仕上げ終えると、妄想だけ繰り広げてます。一人「大人気だったので続編できましたー」みたいな感じです。『ガンダムSEED』に『ガンダムSEEDDESTINY』があるようなもんです。(どんなもんなんだよ)

文章に関しては、別サイトのコンテストで、審査員だった花衣沙久羅先生から「テンポのいい一人称小説」とお褒めいただいたので、以来ずっと一人称を貫いております。(先生が「言わなきゃよかった」と後悔されてないことを祈る) だんごにゃ、三人称が書けませぬ。(だから、宮里さまの小説、マジでうらやましい) まあ、花衣先生の講評には「体言止めが多い」との指摘もあったのですが。(未だに、「体言止め」がよくわかってません! エヘン!←いばるな) 

テンションに関しては完全復活です。家族に気晴らしドライブで彦根に連れてってもらったし。琵琶湖見たし、ひこにゃん見たし。読んでいただけただけじゃなく、こうして感想もいただけたし。
この先、いろんなコンテストに参加するため、出走前の馬のように、ブルルンと鼻を鳴らし、前蹄で地面を掻いております。(それか、F1とかのブォンブォンエンジン鳴らしてる状態)
しばらくは、R18を離れますが(少しだけ封印します)、書き続けていきます。ありがとうございます。

解除
宮里澄玲
2024.09.27 宮里澄玲

完結、おめでとうございます!

素敵なエンディングでした!
何だかんだで暴走しているのはオオカミ課長の方ですね(笑)
でも二人はこれからもずっとこんな感じで楽しく幸せに暮らしていくのでしょうね(^^)

最初から最後までとても楽しく読ませていただきました。
ありがとうございました!

2024.09.27 若松だんご

感想ありがとうございます!
オオカミですから。ちゃんとウサギを最後まで美味しくいただきますわよ。
オオカミは子をお望みですが、しばらくはデキない方向でいようかな、と。(エッチはするけど)
ウサギがママになるのが想像できないから、なんですけど。
社長が凱旋(?)して連れてきた婚約者さん。メッチャ美人で、ウサギが自分に自信を失くしてみたりとか(で、エッチして励ますオオカミ)、その婚約者さんとメッチャ仲良くなったりとか(で、嫉妬してエッチするオオカミ)。そういう未来は想像してるんですけど。(なんだかんだでエッチに持ち込むオオカミ)

この作品、コンテストとか色々あって、ちょっとメンタルやられかけてたので、「気楽に好きなモン書いてみるかぁ」で始めたものでしたが。ここまでお読みいただけて、本当にうれしいです。なんていうのかな。「書いてるだんごに、伴走していただけたおかげで、ラスト、ゴールを迎えられた」気分。ついでに、気分上々↑↑メンタル復活です。テンション戻りました。

最後まで、おつき合いいただき、ありがとうございました!

解除
宮里澄玲
2024.09.25 宮里澄玲

あぁ、やっとですね~。よかった、よかった!(特にオオカミ課長)
そして、甘々な雰囲気の中でも相変わらず何かしらやらかしてしまうウサギちゃん、これからも変わらずこのキャラを貫いてください(笑)

さあこれからオオカミ課長の溺愛ぶりがどう加速していくのか、ますます激しくなるのか、ウサギちゃんはちゃんとついて行けるのか、逆にウサギちゃんの方が暴走してしまうのか、色々想像してしまいます(笑)

2024.09.25 若松だんご

(またまたまた)感想、ありがとうございます!
ウサギはウサギですので、ウサギなりに頑張ってみても、やっぱりウサギなんだなと思わせる、ウサギなことしかできないウサギなのです。(ウサギ連呼で、文章意味不明)

 やっと。やっと本懐を遂げましたです、課長。
 よかったねえ、課長。そして、ウサギちゃん。たぶん、おそらくですね、ここからは大、大、大、大、大溺愛ですよ。ウサギちゃん、次の日の朝、立てなくなることを覚悟したほうがいいっすよ。それか、朝も抱かれて、仕事に遅刻するとか。あ、でも遅刻は課長が許さないかも。オオカミ課長に引きずられてのご出勤ヨレヨレヘロヘロウサギ。(あわれ)

 ということで、ラスト一話となりました。え? これからガンガンエッチが続くんじゃないの?(byウサギ) もっと真白を溺愛したいのに。あと一話……だと?(byオオカミ)
 あと一話ですが、最後までおつき合いいただけると幸いです。
 

解除

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