ダンジョンが出現して世界が変わっても、俺は準備万端で世界を生き抜く

ごま塩風味

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大工の青年の物語

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俺は兼基 宇宙(ソラ)俗に言うキラキラネームだ。



死んだオヤジが好きなアニメからヒントを得て着けたらしい、文句を言いたいが、俺が小さい時に交通事故で死んでしまった。



俺は沖田の親方の元で修行中の19歳だ、親方は厳しいけど俺は大工の仕事が好きだ、親方も良くしてくれる。



しかし、そんな親方から聞いた話は最初信じられなかった。



だって、親方が街にモンスターが襲って来るなんて信じられるか、俺は親方が飲みすぎでおかしく成ったかと思ったよ。



でも、色んな所でモンスターが人々を襲う映像がテレビで流れ始め俺は目を疑った。



それから俺は大工の仲間達と一緒に大曽根の兄貴の所へ避難する事にした。



母ちゃんを説得するのにも苦労したぜ、昔馬鹿やってたから、変な薬でもやっておかしく成ったんじゃないかと、母ちゃんに泣かれた時は、最大の修羅場だったな。



今じゃ母ちゃんも村で仕事して、毎日温泉入ってなんか楽しくやってる。



そうそう、村に来てスライムを見た時は驚いたよ、だって人間を襲うモンスターの仲間だぜー、それを飼うってあり得ないだろ。



でもシルバは頭良くて綺麗好きでなんか可愛いんだよ、銀色で固そうなのにプルプルして、撫でると喜んでくれるんだ。



しかし大曽根の兄貴には驚かされてばかりだよ、バスよりでかいホワイトタイガーを仲間にしちゃうし、俺初めて見た時ちょっとちびった。



でも兄貴は仲間にしちゃうんだぜ、もう俺は兄貴に一生ついて行こうと思ったよ。



仲間の皆も言ってよ、しかも兄貴は威張ったり偉そうにしないんだぜー、信じられるか俺だったら今頃天狗に成ってるな。



最近じゃマリアさんを恐がる人は居ないけど、大きく成った子虎達と子供達が遊んでる姿は、ちょっと前なら衝撃映像物だよ。



もうグリフォン達が来た時はまたかと諦めたね、でもよーモンスターって人間を襲うイメージだったけど、兄貴が絡むと皆大人しく成っちゃうんだ。



ダンジョンに行った時にスライムを見つけて撫でようとしたら体当たり食らって親方に怒られたよ、しかもスライムの体当たりよりも、痛い親方のげんこつを食らったよどっちがモンスターだか解らないよ、話せば解るのに。



俺さ最近彼女が出来たんだ、彼女は2歳年下の女子高生の由利って言うんだ。



彼女さー避難所でなんか嫌な事が有って、皆と打ち解けていなかったんだ、でもすげー可愛くて仲良く成りたかった。



そんでさー俺馬鹿だから、ミスして材料を無駄にして、親方にまたすげー怒られて落ち込んでた時に由利がシルバと笑顔でじゃれあって居たんだ、そしたらシルバが俺を見つけ慰めてくれたんだ。



でもなんか由利が遊んでたの邪魔したみたいで悪くって、シルバを抱いて渡そうとしたら、泣きそうな顔で逃げられた。



ショックだったねー俺がなんかしたかよって頭にきたよ、それでイライラしながら家に帰ったら、母ちゃんが居てムカッいたって話をしたら、家でも怒られたよ由利は今、心が傷ついているらしく由利は今必死に戦っているのに、お前には優しさって物が無いのかって怒られたよ。



原因は教えてくれなかったけど、俺だって村の仲間だ、兄貴みたいには出来ないけど、女の一人や二人ぐらい守ってやるよ。



それから数日してまた、彼女に有った、今度は逆で俺がシルバとじゃれていたら、彼女が通り掛かりシルバが彼女に飛び付いた。



今度はシルバを抱っこしてるから、逃げなかったけど顔は泣きそうなだった、だから俺言ってやった。



「俺は馬鹿だけと、俺は女の一人や二人くらい守ってやる、辛いなら俺を頼れ絶対に守ってやる」



俺はなにを言っているんだ、自分で言っていて恥ずかしく成ったよ、顔は熱いし恥ずかしくってその場を逃げ出しちゃった。



それから由利とは挨拶する様に成ったけど、由利は俺に近づく事は無かった、由利は男が近づくと避けているみたいだった。



挨拶をかわすだけの日が何日も過ぎ、俺はまたミスをした、面倒臭くって安全帯を付けずに仕事してたら、親方に怒られたよ、怪我したらどうするんだって、怪我より親方のげんこつの方が痛いよ、しかも今日は帰れて追い出された。



先輩にも怒られたよ、今の世の中は前と違って救急車も無い、本当なら助かる命だって助からない可能性が有るだから、今は前より安全を第一に仕事をしろと。



解っているけどそんなに怒らなくったて良いじゃん。



また落ち込んでいるとシルバが寄って来て慰めてくれる、シルバは何時も落ち込んでいると慰めてくれる。



そんな落ち込んでいた俺を由利が話し掛けてきた。



「なんか成ったの?」



「また親方に怒られて、今日は帰れって追い出された」



「なにしたの?」



「いやーちょっと面倒臭くって、安全帯を付けずに仕事してたら怒られた」



「あんた、こないだ女を守るとか言ってたのに、自分一人守れ無いの、怒られて当然じゃない、何時まで甘えているの」



「・・・そうだけど」



「男なら言い訳しない」



結局俺はまだ名前も知らない女子高生にまで怒られた、でも自分を守れ無い奴が女を守るなんて言えないよな、心を入れ換えよう。



それから由利とは少し話が出来る様に成ったそんなある日、由利がシルバとじゃれていて俺も由利に近づき話し掛けた、でも由利には1㍍以上は近づかない、由利はまだ男が恐いみたいだから。



微妙な距離で話していると、シルバが由利に抱っこされたままシルバが体を伸ばしてきた。



シルバは俺の腕に巻き付くと、俺を引っ張った、由利も引っ張られているみたいで、俺達は手の届く範囲まで近づいた。



俺は泣きそうな由利を見て、なんとか離れようとした時に。



「まだ名前も名乗って無かったよね、私は森谷由利、17歳です」



それから俺達は普通に話す仲に成った。



もう俺は由利が好きで好きでたまらなかった、でめ由利はまだ男が恐い様だ、だから今は由利に負担の掛ける事はしたくない。



でもそんななる日、話していると由利が急に泣き出しだ、俺は無意識に背中を擦った、そしたら急に由利が顔をあげてビックリしていた、俺は直ぐに手を引っ込め。



「ごめんね、勝手に擦って」



「嫌じゃ無かった、優しさが伝わる手だった」



それから由利は避難所で有った事を話してくれた、俺は話を聞いてぶっ殺すと思ったら、兄貴がもう殺していたなんて、流石兄貴。



由利は話の最後に、自分は汚れた人間だから、私に構わないで良いよなんて言うから、俺は怒ってしまった。



「ふざけるな、由利は汚れてなんかいない、俺は由利を好きだ、辛いなら俺を頼れ絶対に守ってやる、由利は黙って俺に守らろ」



由利は俺に抱き付き、子供の様にわんわん泣いた。



それから俺達は付き合う様に成った。



そんな俺は一人を守るのに精一杯なのに、兄貴は4人と結婚した、やっぱ兄貴はすげー一生付いて行きます。





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