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バレンタインデー(後編)
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さて、薬の影響で積極的になった郁人。
その彼に抱きつかれ、頬や額にキスされたり頭を撫で撫でされまくりな親衛隊隊長・優馬。
羨ましそうに二人を見守る隊員たちや風紀委員長の律、編入生の歩、そして理事長。
――と、腕時計に目をやる理事長。
理事長「おや。そろそろ全員、元に戻る時間かな?」
律「郁人の口調も大分いつも通りになってきましたね」
歩「勿体ない……」
優馬「も、元に戻る? (助かった。俺の理性と我慢もそろそろ限界。マジ、後で覚えとけよ郁人)」
郁人「優ちゃんホント可愛いーって、ん? 何か急に寒気が」
シクシクシクシク
飛鳥「うう、せっかくチョコを買って早食い競争も頑張ったのに。理事長ひど過ぎます。僕、悲しいです」グスッ
千葉「どうせ俺なんか郁人にアーンして貰う価値のない駄目教師ですよっ。理事長先生も俺が欝陶しくて嫌いなんだ!
ヒック、うわぁぁあん!」
祥太郎「この二人はどうでも良いですが。郁人さん、俺には抱きついてくれないのですか? ほらもう優馬さんなんか、とっとと離してください」
律「……」※憐憫の眼差し
優馬「あ(ンだと、この)!?」
郁人「そうだなぁ。このチョコ貰うねー、聡さん」
理事長「え、郁人くん?」
歩「郁人?」
親衛隊員「郁人さま?」
ツカツカツカ ぎゅっ ニコッ
郁人「はい会長、アーン?」
飛鳥「ふ、郁人//// もごッ」
郁人「はい千葉ちゃん、アーン」
千葉「う、嬉しいよ郁人ぉ//// あぐっ」
郁人「はい祥ちゃん、アーンして?」
祥太郎「ようやく俺にも抱きついてくれるんですね、郁人さん。せっかくでしたら口移しで――うぐっ」
歩「うわ最後ひどっ。いきなり横から脇腹を蹴りつけた優馬が、郁人の手からチョコを奪って無理やり祥太郎って奴の口に突っ込んだ!」
律「まあ今のは仕方あるまい」
郁人「何するの優ちゃん、可哀相でしょ。涙目になってるよ祥ちゃん。
あ、分かった嫉妬だね? もぉ本当に可愛いんだからー」
優馬「う、うるさい! だいたい男同士でチョコをアーンだの可愛いだの、恥ずかしいんだよ! モガッ!?」
郁人「どぉ、優ちゃん美味しい? ごめんね優ちゃんもアーンして欲しかったんだよね。てことで最後の一個は俺が食べちゃっても良いよね♪」パクッ
理事長「郁人くん! あー……やっちゃったね。今のチョコも薬入りだったんだが」
隊員たち「え!?」
優馬「は!? (何だと、それはつまり……うわ、頭がッ)
――――…………
もぉ~駄目ですよぅ理事長先生、こんなことしちゃ。変な薬とか飲ませて、郁人さまのお身体に何かあったら僕泣いちゃいますぅ」
歩「あ、あれ。優馬はそんなに普段と変わらないみたいだけど」
隊員たち「でもいつもの隊長より可愛いような?」
郁人「やべぇ。優ちゃんお前なぁ、可愛すぎるにも程があるだろ。俺を萌え死にさせる気か?」
優馬「ええッ? 郁人さまダメ、死んじゃやだあぁぁ!」
郁人「いや死なねーし。ハハハ、優ちゃんは泣き顔もすっげぇ可愛いな」
理事長「二人共しっかり薬が効いちゃってるようだね」
歩「うわ、やっぱりこっちの郁人も格好良い! あ、目尻にチューしたぞ」
隊員たち「ギュッてされながら頭を撫でられてる隊長、羨ましいっ!」
律(……イライライラ……)
グイッ
祥太郎「とっとと郁人さんから離れなさい、目障りですよ優馬さん」
優馬「あっ何するの祥太郎、嫌だ放して!」
飛鳥「五月蝿い、お前ばっかり郁人にくっついててズルイんだよ!
ねえ郁人ぉ、僕の頭も撫でて?」
千葉「バ会長うざい。そんな奴より、俺とどこか二人っきりになれる場所へ行こうよ郁人。ね、良いでしょ?」
郁人「あ? 何だよ会長も千葉ちゃんも、二人してやたら甘えたがっちゃって。
ん? そんなに俺のことが好きなのかよ。ククッ可愛いなぁ」
飛鳥・千葉「ふ、郁人の意地悪っ////」
郁人「くははっ、お前らマジ可愛すぎ」
律「…………何だ、このカオス」
隊員たち「か、会長さま?」
歩「えっと。目の前で頬染めながら郁人に頭撫でられてるの、千葉先生だよな」
理事長「うーむ。とりあえず薬が切れるまでは彼らと郁人くんを、念のため近付けないよう隔離しといた方が良いのかな。
って言ってる先から、鼻息を荒くした会長と千葉先生が郁人くんを押し倒しちゃったか。性格が変わっても嗜好は同じだから、受け攻めは変化しないということかな?
なるほど、まだこの薬には改良する余地があるみたいだねぇ」
律「暢気に解説している場合ですか!?
理事長もあいつら押さえるのを手伝ってください!」
歩「あ、会長と千葉先生の見事な連係で郁人のシャツが脱げ――……郁人、えっろ////」
隊員たち「うわっ//// どうしよう、郁人さまを助けた方がいいのかな。あ! 間一髪、優馬隊長が泣きながら会長さまと千葉先生に蹴りを……って、強ッ!?」
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その彼に抱きつかれ、頬や額にキスされたり頭を撫で撫でされまくりな親衛隊隊長・優馬。
羨ましそうに二人を見守る隊員たちや風紀委員長の律、編入生の歩、そして理事長。
――と、腕時計に目をやる理事長。
理事長「おや。そろそろ全員、元に戻る時間かな?」
律「郁人の口調も大分いつも通りになってきましたね」
歩「勿体ない……」
優馬「も、元に戻る? (助かった。俺の理性と我慢もそろそろ限界。マジ、後で覚えとけよ郁人)」
郁人「優ちゃんホント可愛いーって、ん? 何か急に寒気が」
シクシクシクシク
飛鳥「うう、せっかくチョコを買って早食い競争も頑張ったのに。理事長ひど過ぎます。僕、悲しいです」グスッ
千葉「どうせ俺なんか郁人にアーンして貰う価値のない駄目教師ですよっ。理事長先生も俺が欝陶しくて嫌いなんだ!
ヒック、うわぁぁあん!」
祥太郎「この二人はどうでも良いですが。郁人さん、俺には抱きついてくれないのですか? ほらもう優馬さんなんか、とっとと離してください」
律「……」※憐憫の眼差し
優馬「あ(ンだと、この)!?」
郁人「そうだなぁ。このチョコ貰うねー、聡さん」
理事長「え、郁人くん?」
歩「郁人?」
親衛隊員「郁人さま?」
ツカツカツカ ぎゅっ ニコッ
郁人「はい会長、アーン?」
飛鳥「ふ、郁人//// もごッ」
郁人「はい千葉ちゃん、アーン」
千葉「う、嬉しいよ郁人ぉ//// あぐっ」
郁人「はい祥ちゃん、アーンして?」
祥太郎「ようやく俺にも抱きついてくれるんですね、郁人さん。せっかくでしたら口移しで――うぐっ」
歩「うわ最後ひどっ。いきなり横から脇腹を蹴りつけた優馬が、郁人の手からチョコを奪って無理やり祥太郎って奴の口に突っ込んだ!」
律「まあ今のは仕方あるまい」
郁人「何するの優ちゃん、可哀相でしょ。涙目になってるよ祥ちゃん。
あ、分かった嫉妬だね? もぉ本当に可愛いんだからー」
優馬「う、うるさい! だいたい男同士でチョコをアーンだの可愛いだの、恥ずかしいんだよ! モガッ!?」
郁人「どぉ、優ちゃん美味しい? ごめんね優ちゃんもアーンして欲しかったんだよね。てことで最後の一個は俺が食べちゃっても良いよね♪」パクッ
理事長「郁人くん! あー……やっちゃったね。今のチョコも薬入りだったんだが」
隊員たち「え!?」
優馬「は!? (何だと、それはつまり……うわ、頭がッ)
――――…………
もぉ~駄目ですよぅ理事長先生、こんなことしちゃ。変な薬とか飲ませて、郁人さまのお身体に何かあったら僕泣いちゃいますぅ」
歩「あ、あれ。優馬はそんなに普段と変わらないみたいだけど」
隊員たち「でもいつもの隊長より可愛いような?」
郁人「やべぇ。優ちゃんお前なぁ、可愛すぎるにも程があるだろ。俺を萌え死にさせる気か?」
優馬「ええッ? 郁人さまダメ、死んじゃやだあぁぁ!」
郁人「いや死なねーし。ハハハ、優ちゃんは泣き顔もすっげぇ可愛いな」
理事長「二人共しっかり薬が効いちゃってるようだね」
歩「うわ、やっぱりこっちの郁人も格好良い! あ、目尻にチューしたぞ」
隊員たち「ギュッてされながら頭を撫でられてる隊長、羨ましいっ!」
律(……イライライラ……)
グイッ
祥太郎「とっとと郁人さんから離れなさい、目障りですよ優馬さん」
優馬「あっ何するの祥太郎、嫌だ放して!」
飛鳥「五月蝿い、お前ばっかり郁人にくっついててズルイんだよ!
ねえ郁人ぉ、僕の頭も撫でて?」
千葉「バ会長うざい。そんな奴より、俺とどこか二人っきりになれる場所へ行こうよ郁人。ね、良いでしょ?」
郁人「あ? 何だよ会長も千葉ちゃんも、二人してやたら甘えたがっちゃって。
ん? そんなに俺のことが好きなのかよ。ククッ可愛いなぁ」
飛鳥・千葉「ふ、郁人の意地悪っ////」
郁人「くははっ、お前らマジ可愛すぎ」
律「…………何だ、このカオス」
隊員たち「か、会長さま?」
歩「えっと。目の前で頬染めながら郁人に頭撫でられてるの、千葉先生だよな」
理事長「うーむ。とりあえず薬が切れるまでは彼らと郁人くんを、念のため近付けないよう隔離しといた方が良いのかな。
って言ってる先から、鼻息を荒くした会長と千葉先生が郁人くんを押し倒しちゃったか。性格が変わっても嗜好は同じだから、受け攻めは変化しないということかな?
なるほど、まだこの薬には改良する余地があるみたいだねぇ」
律「暢気に解説している場合ですか!?
理事長もあいつら押さえるのを手伝ってください!」
歩「あ、会長と千葉先生の見事な連係で郁人のシャツが脱げ――……郁人、えっろ////」
隊員たち「うわっ//// どうしよう、郁人さまを助けた方がいいのかな。あ! 間一髪、優馬隊長が泣きながら会長さまと千葉先生に蹴りを……って、強ッ!?」
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