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モフモフの無言の犯行
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台所にはコロが不服そうな顔をして待っていた。
その日、コロは森へ行く私達のために案内役と護衛を兼ねて我が家まで来てくれていた。ちょうど森の主・クリムゾン様に持っていくためにケーキを焼いていたのだが、それを自分も食べたいと言うのだ。
「だからダメって言っているでしょ。犬もパンは食べられるけど体に負担になるのよ?それに食べ過ぎると小麦粉アレルギーになっちゃうんだからね」
『だから俺は犬ではないと言っているだろ』
コロは前世の記憶がないのか、頑なにコロであることを認めようとしない。まぁ、確かに私も前世の記憶を思い出すまでは『グレイス』以外の名前で呼ばれても反応しなかっただろうが……。
「でもコロにはちゃんとお土産を用意しているわよ」
私は肉屋で分けてもらった骨をコロの前に出す。
「コロ、大好きだったよね」
『牛の骨か!!!!』
皿の上の骨に飛びつかんばかりに食らいつき、喜んでガジガジとかぶりつくコロ。やっぱり犬じゃない……と内心思ったが、また反論されそうなので声には出さなかった。
「グレイスちゃん大丈夫かい!?」
骨に夢中になるコロを見てニヤニヤしていると、玄関口から叫び声が聞こえてきた。
「どう致しました?」
と階段から顔を出すと、ホウキを片手に肩で息をしているリタのお母さんがいた。
「今ね、ダイアウルフが迷い込んできたって聞いたんだよ!こっちには来てないかい!?」
「あら――」
ダイアウルフが本当にいたとして、このホウキで応戦しようとしたのだろうか……。何にしろ心配してくれたことが嬉しく私は笑顔で彼女を自宅へ招き入れた。
「ちょうどケーキが焼きあがった頃なんですよ。よかったら味見していただけません?」
今日は『梅干しケーキ』だ。子供の頃、梅干しが苦手だった私のために、おばあちゃんはあら目に潰した梅干しを入れたケーキをよく作ってくれた。甘酸っぱい梅干しケーキのおかげで梅干しを好きになれたような気もする。
「あら、なんか悪いわね――って、きゃあああああ!! ダイアウルフ」
リタのお母さんは、階段を登り切った先にコロを見つけて発狂する。コロがダイアウルフに似ていたことをこの時になり思い出すが、時は既に遅くリタ母はそのまま階段を真っ逆さまに転げ落ちた。
「いたたたた……」
「大丈夫ですか!?」
そう言って駆け寄ると、リタ母は足を痛そうに抱えている。
「キースさんを呼んできますね」
「そ、それより、私はいいから逃げな!ダイアウルフがいるよっ!!かみ殺されちまう」
「申し訳ございません。あれは私が実家で飼っていた犬ですの」
前世の実家だが、この際まあいい。
「あらそうだったのかい。やだよ、私ったら。でも、さすが公爵家だね~。あんな大きな犬を飼っているとは……っていたたた」
緊張感がなくなったせいか、急に痛みを思い出したらしい。私は慌てて診察室にいるキースさんの元へ走った。
「骨折しているね」
キースさんは青く腫れあがったリタ母の足を見て、難しそうにそう言う。
「魔法で治していただけませんか?」
「いいんだよ、グレイスちゃん。先生、何時もみたいに固定してくれるかい」
私の依頼をリタ母は手を振って拒んだ。
「治せることには治せるけど、表面的な傷と違って骨をくっつけるわけだからね。大量の魔力を消費するんだ。普通は固定するだけで自然治癒するのを待ってもらっている」
「でも、コロのせいなんです……」
「そうだったんだ。なら、回復させてもらうよ」
キースさんは穏やかな笑顔を私に向けると、長い呪文を唱えてリタ母の足に手をかざす。キースさんの手のひらが光ると、スーッとリタ母の足からも腫れが引いたようだ。
「これで大丈夫です」
「なんか、逆に申し訳なかったね。でも助かったよ。明日から工場で働く予定だったからさ、ありがとうね」
「いえ、こちらこそご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」
「いいってことよ。それじゃ、先生ありがとうね!」
そう言って診察台から軽々とリタ母は立ち上がる。診察台に抱えて運ばれる時ですら、「痛い痛い」と言っていた人物とは思えない。さすが回復魔法。
「先生、申し訳ございませんでした。お代は私が払わせていただきますわ」
「大丈夫だよ。今日はこれから森に行くから、もう魔法は使わない。それにリタのお母さん、大分骨が弱っていたからな……」
女性の方が骨粗しょう症になりやすいと聞いていたが、何だかんだといってまだ彼女は四十代前半だ。加齢で……というわけではなさそうだが。
「病気でいらっしゃいますの?」
「う――ん、病気っていうわけじゃないんだけど、ここら辺の人って基本的に栄養価が低いものばかり食べているからね。自然と骨がもろくなっちゃうんだよ。本当は骨折にも回復魔法を使いたいけど、キリがなくなるぐらい骨折する人が多い」
『骨のために牛乳や小魚などのカルシウムを取るんだよ』と子供の時耳が痛くなるほど、おばあちゃんに言われたような気もする。その教えのおかげで、私の骨密度は常に平均値をはるかに上回る数値を毎回たたき出していた。
「ここら辺出身の冒険者は若い年齢でリタイアする事例が多いんだけど、『骨のもろさ』と無関係ってわけではないと思うんだよね」
「なるほど……なるほど」
新たな課題が目の前に現れることとなった。
その日、コロは森へ行く私達のために案内役と護衛を兼ねて我が家まで来てくれていた。ちょうど森の主・クリムゾン様に持っていくためにケーキを焼いていたのだが、それを自分も食べたいと言うのだ。
「だからダメって言っているでしょ。犬もパンは食べられるけど体に負担になるのよ?それに食べ過ぎると小麦粉アレルギーになっちゃうんだからね」
『だから俺は犬ではないと言っているだろ』
コロは前世の記憶がないのか、頑なにコロであることを認めようとしない。まぁ、確かに私も前世の記憶を思い出すまでは『グレイス』以外の名前で呼ばれても反応しなかっただろうが……。
「でもコロにはちゃんとお土産を用意しているわよ」
私は肉屋で分けてもらった骨をコロの前に出す。
「コロ、大好きだったよね」
『牛の骨か!!!!』
皿の上の骨に飛びつかんばかりに食らいつき、喜んでガジガジとかぶりつくコロ。やっぱり犬じゃない……と内心思ったが、また反論されそうなので声には出さなかった。
「グレイスちゃん大丈夫かい!?」
骨に夢中になるコロを見てニヤニヤしていると、玄関口から叫び声が聞こえてきた。
「どう致しました?」
と階段から顔を出すと、ホウキを片手に肩で息をしているリタのお母さんがいた。
「今ね、ダイアウルフが迷い込んできたって聞いたんだよ!こっちには来てないかい!?」
「あら――」
ダイアウルフが本当にいたとして、このホウキで応戦しようとしたのだろうか……。何にしろ心配してくれたことが嬉しく私は笑顔で彼女を自宅へ招き入れた。
「ちょうどケーキが焼きあがった頃なんですよ。よかったら味見していただけません?」
今日は『梅干しケーキ』だ。子供の頃、梅干しが苦手だった私のために、おばあちゃんはあら目に潰した梅干しを入れたケーキをよく作ってくれた。甘酸っぱい梅干しケーキのおかげで梅干しを好きになれたような気もする。
「あら、なんか悪いわね――って、きゃあああああ!! ダイアウルフ」
リタのお母さんは、階段を登り切った先にコロを見つけて発狂する。コロがダイアウルフに似ていたことをこの時になり思い出すが、時は既に遅くリタ母はそのまま階段を真っ逆さまに転げ落ちた。
「いたたたた……」
「大丈夫ですか!?」
そう言って駆け寄ると、リタ母は足を痛そうに抱えている。
「キースさんを呼んできますね」
「そ、それより、私はいいから逃げな!ダイアウルフがいるよっ!!かみ殺されちまう」
「申し訳ございません。あれは私が実家で飼っていた犬ですの」
前世の実家だが、この際まあいい。
「あらそうだったのかい。やだよ、私ったら。でも、さすが公爵家だね~。あんな大きな犬を飼っているとは……っていたたた」
緊張感がなくなったせいか、急に痛みを思い出したらしい。私は慌てて診察室にいるキースさんの元へ走った。
「骨折しているね」
キースさんは青く腫れあがったリタ母の足を見て、難しそうにそう言う。
「魔法で治していただけませんか?」
「いいんだよ、グレイスちゃん。先生、何時もみたいに固定してくれるかい」
私の依頼をリタ母は手を振って拒んだ。
「治せることには治せるけど、表面的な傷と違って骨をくっつけるわけだからね。大量の魔力を消費するんだ。普通は固定するだけで自然治癒するのを待ってもらっている」
「でも、コロのせいなんです……」
「そうだったんだ。なら、回復させてもらうよ」
キースさんは穏やかな笑顔を私に向けると、長い呪文を唱えてリタ母の足に手をかざす。キースさんの手のひらが光ると、スーッとリタ母の足からも腫れが引いたようだ。
「これで大丈夫です」
「なんか、逆に申し訳なかったね。でも助かったよ。明日から工場で働く予定だったからさ、ありがとうね」
「いえ、こちらこそご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」
「いいってことよ。それじゃ、先生ありがとうね!」
そう言って診察台から軽々とリタ母は立ち上がる。診察台に抱えて運ばれる時ですら、「痛い痛い」と言っていた人物とは思えない。さすが回復魔法。
「先生、申し訳ございませんでした。お代は私が払わせていただきますわ」
「大丈夫だよ。今日はこれから森に行くから、もう魔法は使わない。それにリタのお母さん、大分骨が弱っていたからな……」
女性の方が骨粗しょう症になりやすいと聞いていたが、何だかんだといってまだ彼女は四十代前半だ。加齢で……というわけではなさそうだが。
「病気でいらっしゃいますの?」
「う――ん、病気っていうわけじゃないんだけど、ここら辺の人って基本的に栄養価が低いものばかり食べているからね。自然と骨がもろくなっちゃうんだよ。本当は骨折にも回復魔法を使いたいけど、キリがなくなるぐらい骨折する人が多い」
『骨のために牛乳や小魚などのカルシウムを取るんだよ』と子供の時耳が痛くなるほど、おばあちゃんに言われたような気もする。その教えのおかげで、私の骨密度は常に平均値をはるかに上回る数値を毎回たたき出していた。
「ここら辺出身の冒険者は若い年齢でリタイアする事例が多いんだけど、『骨のもろさ』と無関係ってわけではないと思うんだよね」
「なるほど……なるほど」
新たな課題が目の前に現れることとなった。
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