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問5 面の表裏を同時に照らせ
問5-3
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「なんだったんだあいつ……」
試合よりも疲れた気がする。
マイルームに避難した俺は、折角なので今日取ったデータを整理して振り分けた。
この棚も埋まってきたなぁ……。
同期させた自分のクラウドの専用フォルダを本棚として、中身のデータは本としてマイルーム内に配置してある。
そのため、俺の部屋の1面は端から端まで本棚で埋まり、中身もぎっしりと詰まっている。1枚のカードごとに本化しているため、使ったカードの枚数と同数の本が並んでいることになる。
これでもまだゲーム全体では一部のカードに過ぎないのだから、ネクロを遊び尽くすにはいくら時間があっても足りないというものだ。
更にこれからはランク戦のデータ収集まで始めるとなると、今の棚の数では足りない。ゲーム内通貨を使って部屋を大きくするか、部屋の景観を無視して本棚を増やすか。
どちらにせよ、今考えることではないか。
俺はデータ管理の事は一旦頭からどかし、他の三人の居場所を確認する。
みずちとミューミューはロビーだったが、チョッキはまだフィールドの表示になっていた。
うーん、4人ならともかく、あの2人と一緒なのはなんか気まずいぞ……。
数秒の思考の後、俺は「チョッキを呼んできた」という体で合流してから向かおうと決め、「追従」ボタンを押す。
うぉん、とまた光の粒となり、彼の近くでリスポーンするべく移動した。
「チョッキまだー?」
「シトラスパイセンよぉー……見てるだけなら手伝う気とか無いわけ?」
「えー、俺パーティ組んで無いから横殴りになっちゃうしぃー」
チョッキは絶賛戦闘中だった。
パーティメンバーはチョッキの知り合いらしいが、どの名前にも見覚えが無い。
戦闘は割と切羽つまった場面のようで、俺とチョッキ以外は余裕も無く敵に集中していた。
「こいつ硬いし、時間かかりそうなんだわ。当てないように後ろからデカいの撃ってタゲだけ取るとか、パーティ用のバフを撒くとかいい感じの援護出来ない?」
2tトラックサイズのカエル型エネミーが吐く酸を、広く展開した輝く結界で防ぎながら、チョッキは俺に問いかける。
「今のデッキ、さっきのコンクエデッキだぜ? ほぼ脳筋アタックだからなぁ。……あ、手札にピコハンある。欲しい?」
俺は手元に赤い頭のデカいおもちゃのハンマーを出現させた。
「仲間に渡してやってよ。そこのごついヤツなら丁度武器系のバフついてるから」
「おっけ。えーっと……」
ごつい人……ごつい人……。
視界にいるのは3人。
削り出した鉱石をそのまま貼り付けたような、ごつい鎧を装備した低身長の三編みドワーフ少女が、大人ほどもある大きさの斧を振りかぶった。
もりもりとした筋肉が服の上からでも分かる、スラッとしたチャイナドレスにお団子ヘアのカンフー美女が、掌底からの中段蹴りをカエルの足に叩き込む。
そして最後は白いあごひげがダンディな、がっしりした大柄に執事姿のナイスミドルが、仲間が退いたタイミングで岩石の砲撃を飛ばしていた。
……ごつい人……?
「これもうわかんねぇな……」
「おい! シトラス早く渡してやれよ!」
なんだよお前のせいで悩んでんだぞこっちは。
聞くか? 「どれがお前の言うごついヤツですかぁ?」って間抜けに聞くか?
駄目だ。そんな真似は出来ない。それは俺の認識力の敗北、チョッキに揚げる事実上の白旗だ。
――繋がれ俺の控えめな脳細胞!
考えろ、チョッキが「ごついヤツ」に込めた意味を!
解析しろ、チョッキの信じる世界をっ!
――ここで脳細胞と脳細胞がギュンギュン光りながら繋がっていくエフェクトが入ります――
「お前だぁーーー!!!!」
俺は、渾身の力を込めてダンディなおっさんに【ピコピコハンマー】をぶん投げた。
「ひぇっ!?」
おっさんは見た目に全くそぐわないかわいい悲鳴を上げると、ハンマーが顔面にぶち当たりピコッと情けない音を立てた。
「……あれ?」
「投げんなよ」
チョッキの冷たい声が俺の耳にひんやりと届いた。
――数分後。
挽回するべく奮闘した俺のフォローのおかげか、大分早く「泥炭のヴォジャノーイ」の討伐に成功した。
フィールドを彷徨う大型エネミーで、この薄暗い沼地では割と強力な部類に入る。エネミーのレベルは78。わざわざ対策したデッキを使わずとも、プレイヤーのレベルが高ければ問題なく倒せるクラスのエネミーだ。
チョッキのレベルはとっくに100。つまり今回は仲間のレベルに合わせた標的だったのだろう。
「じゃあ、俺は今日は上がるよ。みんなお疲れ様」
チョッキは歯を見せて笑う。爽やかなその表情は、リアルの姿と微塵も変わらない。
「お疲れさまでした。今日はありがとうございます!」
「やっと倒せてよかったです!」
「疲れたぁー……。でも、また誘うからよろしくお願いしますね?」
ナイスミドルを含め、3人とも女の子の声だ。まーたハーレム状態かこいつは。
俺のジト目に、チョッキは言い訳するように小声で「一人はおっさんだと思ってたんだよ」と弁解してきた。
気づくタイミング無かったのかよ。ってか、ほとんど知らない相手とパーティ組んでたのかよ。
俺とチョッキがこそこそとやり取りしていると、ドワーフ少女が俺に声をかけてくれた。
「シトラスさんもお疲れさまです。昨日の件、配信でちょっと見ました。チョッキさんのフレンドだったんですね?」
ちなみにさっきのチョッキが指していたのはこの娘の事だったそうだ。
女の子に「ヤツ」という表現を使うなと苦言を呈したら、「ごつい斧の事だわ、たわけ」と怒られた。
そっちぃー?
「あー、会見の配信ですか? それはお恥ずかしいところをお見せしました……」
俺は残念ながらコミュ力モンスターではないので、相変わらずちょっと緊張する。
戦闘中ならなんとなくノリでいけるが、改めて話す時は駄目だ。
「いえいえ! っていうか、見たのは途中からだったんですけど、まさか玻璃猫さんと誰かがペアになるなんて思わなかったからびっくりしました」
「いや、あれは偶然に偶然が重なった感じで……俺にも何がなにやら……」
「え、玻璃猫様と!? あなたが!?」
「嘘、なにそれ!? 昨日?」
チャイナっ娘とナイスミドルも話題に乗ってぐいぐい来る。
あー、やめて。慣れてないから。
俺が困っていると、イケメンことチョッキがすぐに間に入ってくれた。
「ごめん、こいつその件で昨日からパンク気味だから、ちょっとほっといてあげて。またみんなで集まる時にかいつまんで説明するから」
さらっと次の約束まで保証するあたり、さすがチョッキだ。
3人娘も俺から聞くよりチョッキから聞く方がいいだろうと計算が働いたのか、あっさり引いてくれた。
それはそれで少し悲しいが、多分俺と彼女達との接点は今日限りだろう。
チョッキはふらふらとグループを渡り歩き、すぐにその中でリーダー格になってはグループメンバーを強くして去っていく妖怪のような存在だ。
長年付き合いのある俺でもチョッキの目的はいまいち分からない。
聞いてものらりくらりとかわされてしまうが、いつぞや「強くなっていく過程を見るのが楽しいんだよね」とへらへらしながら言っていた言葉が、実はこいつにとっての核心ではないかと思っている。
だからまた彼女らが少しして強くなると、興味を失って「次」へ行ってしまうだろう。
それはそれでプレイスタイルと言われてしまえばそれまでだが、どう考えても変人だ。落ち着きがなく、飽きっぽく、安定していない。
いや、俺も人の事を言える立場じゃないか。
――そしてパーティを解散させたチョッキと俺はロビーに戻り、いつもの滝前で一騒動起こしている3人を見つけた。
3人とは、火香、ミューミュー、そして孤狼丸。
変人は変人を呼ぶ。
だが、孤狼丸。俺はお前を呼んだ覚えはない。
試合よりも疲れた気がする。
マイルームに避難した俺は、折角なので今日取ったデータを整理して振り分けた。
この棚も埋まってきたなぁ……。
同期させた自分のクラウドの専用フォルダを本棚として、中身のデータは本としてマイルーム内に配置してある。
そのため、俺の部屋の1面は端から端まで本棚で埋まり、中身もぎっしりと詰まっている。1枚のカードごとに本化しているため、使ったカードの枚数と同数の本が並んでいることになる。
これでもまだゲーム全体では一部のカードに過ぎないのだから、ネクロを遊び尽くすにはいくら時間があっても足りないというものだ。
更にこれからはランク戦のデータ収集まで始めるとなると、今の棚の数では足りない。ゲーム内通貨を使って部屋を大きくするか、部屋の景観を無視して本棚を増やすか。
どちらにせよ、今考えることではないか。
俺はデータ管理の事は一旦頭からどかし、他の三人の居場所を確認する。
みずちとミューミューはロビーだったが、チョッキはまだフィールドの表示になっていた。
うーん、4人ならともかく、あの2人と一緒なのはなんか気まずいぞ……。
数秒の思考の後、俺は「チョッキを呼んできた」という体で合流してから向かおうと決め、「追従」ボタンを押す。
うぉん、とまた光の粒となり、彼の近くでリスポーンするべく移動した。
「チョッキまだー?」
「シトラスパイセンよぉー……見てるだけなら手伝う気とか無いわけ?」
「えー、俺パーティ組んで無いから横殴りになっちゃうしぃー」
チョッキは絶賛戦闘中だった。
パーティメンバーはチョッキの知り合いらしいが、どの名前にも見覚えが無い。
戦闘は割と切羽つまった場面のようで、俺とチョッキ以外は余裕も無く敵に集中していた。
「こいつ硬いし、時間かかりそうなんだわ。当てないように後ろからデカいの撃ってタゲだけ取るとか、パーティ用のバフを撒くとかいい感じの援護出来ない?」
2tトラックサイズのカエル型エネミーが吐く酸を、広く展開した輝く結界で防ぎながら、チョッキは俺に問いかける。
「今のデッキ、さっきのコンクエデッキだぜ? ほぼ脳筋アタックだからなぁ。……あ、手札にピコハンある。欲しい?」
俺は手元に赤い頭のデカいおもちゃのハンマーを出現させた。
「仲間に渡してやってよ。そこのごついヤツなら丁度武器系のバフついてるから」
「おっけ。えーっと……」
ごつい人……ごつい人……。
視界にいるのは3人。
削り出した鉱石をそのまま貼り付けたような、ごつい鎧を装備した低身長の三編みドワーフ少女が、大人ほどもある大きさの斧を振りかぶった。
もりもりとした筋肉が服の上からでも分かる、スラッとしたチャイナドレスにお団子ヘアのカンフー美女が、掌底からの中段蹴りをカエルの足に叩き込む。
そして最後は白いあごひげがダンディな、がっしりした大柄に執事姿のナイスミドルが、仲間が退いたタイミングで岩石の砲撃を飛ばしていた。
……ごつい人……?
「これもうわかんねぇな……」
「おい! シトラス早く渡してやれよ!」
なんだよお前のせいで悩んでんだぞこっちは。
聞くか? 「どれがお前の言うごついヤツですかぁ?」って間抜けに聞くか?
駄目だ。そんな真似は出来ない。それは俺の認識力の敗北、チョッキに揚げる事実上の白旗だ。
――繋がれ俺の控えめな脳細胞!
考えろ、チョッキが「ごついヤツ」に込めた意味を!
解析しろ、チョッキの信じる世界をっ!
――ここで脳細胞と脳細胞がギュンギュン光りながら繋がっていくエフェクトが入ります――
「お前だぁーーー!!!!」
俺は、渾身の力を込めてダンディなおっさんに【ピコピコハンマー】をぶん投げた。
「ひぇっ!?」
おっさんは見た目に全くそぐわないかわいい悲鳴を上げると、ハンマーが顔面にぶち当たりピコッと情けない音を立てた。
「……あれ?」
「投げんなよ」
チョッキの冷たい声が俺の耳にひんやりと届いた。
――数分後。
挽回するべく奮闘した俺のフォローのおかげか、大分早く「泥炭のヴォジャノーイ」の討伐に成功した。
フィールドを彷徨う大型エネミーで、この薄暗い沼地では割と強力な部類に入る。エネミーのレベルは78。わざわざ対策したデッキを使わずとも、プレイヤーのレベルが高ければ問題なく倒せるクラスのエネミーだ。
チョッキのレベルはとっくに100。つまり今回は仲間のレベルに合わせた標的だったのだろう。
「じゃあ、俺は今日は上がるよ。みんなお疲れ様」
チョッキは歯を見せて笑う。爽やかなその表情は、リアルの姿と微塵も変わらない。
「お疲れさまでした。今日はありがとうございます!」
「やっと倒せてよかったです!」
「疲れたぁー……。でも、また誘うからよろしくお願いしますね?」
ナイスミドルを含め、3人とも女の子の声だ。まーたハーレム状態かこいつは。
俺のジト目に、チョッキは言い訳するように小声で「一人はおっさんだと思ってたんだよ」と弁解してきた。
気づくタイミング無かったのかよ。ってか、ほとんど知らない相手とパーティ組んでたのかよ。
俺とチョッキがこそこそとやり取りしていると、ドワーフ少女が俺に声をかけてくれた。
「シトラスさんもお疲れさまです。昨日の件、配信でちょっと見ました。チョッキさんのフレンドだったんですね?」
ちなみにさっきのチョッキが指していたのはこの娘の事だったそうだ。
女の子に「ヤツ」という表現を使うなと苦言を呈したら、「ごつい斧の事だわ、たわけ」と怒られた。
そっちぃー?
「あー、会見の配信ですか? それはお恥ずかしいところをお見せしました……」
俺は残念ながらコミュ力モンスターではないので、相変わらずちょっと緊張する。
戦闘中ならなんとなくノリでいけるが、改めて話す時は駄目だ。
「いえいえ! っていうか、見たのは途中からだったんですけど、まさか玻璃猫さんと誰かがペアになるなんて思わなかったからびっくりしました」
「いや、あれは偶然に偶然が重なった感じで……俺にも何がなにやら……」
「え、玻璃猫様と!? あなたが!?」
「嘘、なにそれ!? 昨日?」
チャイナっ娘とナイスミドルも話題に乗ってぐいぐい来る。
あー、やめて。慣れてないから。
俺が困っていると、イケメンことチョッキがすぐに間に入ってくれた。
「ごめん、こいつその件で昨日からパンク気味だから、ちょっとほっといてあげて。またみんなで集まる時にかいつまんで説明するから」
さらっと次の約束まで保証するあたり、さすがチョッキだ。
3人娘も俺から聞くよりチョッキから聞く方がいいだろうと計算が働いたのか、あっさり引いてくれた。
それはそれで少し悲しいが、多分俺と彼女達との接点は今日限りだろう。
チョッキはふらふらとグループを渡り歩き、すぐにその中でリーダー格になってはグループメンバーを強くして去っていく妖怪のような存在だ。
長年付き合いのある俺でもチョッキの目的はいまいち分からない。
聞いてものらりくらりとかわされてしまうが、いつぞや「強くなっていく過程を見るのが楽しいんだよね」とへらへらしながら言っていた言葉が、実はこいつにとっての核心ではないかと思っている。
だからまた彼女らが少しして強くなると、興味を失って「次」へ行ってしまうだろう。
それはそれでプレイスタイルと言われてしまえばそれまでだが、どう考えても変人だ。落ち着きがなく、飽きっぽく、安定していない。
いや、俺も人の事を言える立場じゃないか。
――そしてパーティを解散させたチョッキと俺はロビーに戻り、いつもの滝前で一騒動起こしている3人を見つけた。
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