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〜楽園〜
しおりを挟む「はっ、.....んんっ」
「良い子だね。ほら、呑み込んで?」
寝台の中で、柏木は雅裕のお尻に一物を捩じ込む。
焦れったいくらい、ゆっくりと埋め込み、その形を覚えさせていた。
狭く固い肉の抵抗が堪らない。背面小手縛りで拘束され、さらに開脚縛りされた雅裕は、為す術もなく身体を開き、中を掻き回されている。
「うあっ?! ひっ、ひぅぅっ!」
ずくずくと緩い動きの一物に引かれると、思わず締め付けてしまったりする雅裕。
ソレをまた無理やり抉じ開けたりと、少年に休む暇も与えず柏木はずっと動いていた。
「動くよ? イキたくなったら言いなさいね? 上手におねだり出来たら道具を外してあげよう」
そう言い、柏木は雅裕の悦い処を激しく突き上げ始めた。
「うああぁぁぁっ?! ひいいぃぃーーっっ!」
目眩く絶頂が雅裕を襲う。しかし、尿道を固定する道具によって、渦巻く欲望が解放される事はない。
「ひああぁぁーーっ! あーーーっ!!」
こうして少年に絶叫を上げさせまくること三日。
あれから柏木は、夏子に夏休みの間、雅裕を預かると連絡を入れた。雅裕にも交代して、そのように言わせる。南の島へのバカンスに同行すると。
夏子に心配させないためだろう。あえて明るく話す雅裕の健気さに舌なめずりし、電話を終えた柏木は、じっくり仔犬の調教に取りかかった。
「ふふ、まさか電話の先で、君が全裸で縛られているなんて、彼女は思いもしないだろうねぇ?」
愉しくて堪らないといった顔の柏木を直視出来ず、涙目で俯く雅裕。その首に巻かれた太い首輪を撫でて、柏木の眼がギラついていく。
……ああ、可愛らしいですねぇ? 成り行きでしたが、良い奴隷が手に入りそうだ。
撫でていた首輪に鎖をつけ、柏木は雅裕の両手を縛っていた縄を解いた。
「良いですか? いつもは必ず四つん這いでいること。犬のようにね。座る時もですよ? 腕を内側に入れて、足を開いて座るんです。分かりますね?」
屈辱的な命令の数々。それに真っ赤な顔で頷く仔犬に、柏木はこれ以上ないくらい良い笑顔をした。
「ここが君の小屋です。この中でだけ、身体を楽にすることを許します」
そこは最初に雅裕が寝かせられていた檻。
ありえぬ行為の数々で気絶した雅裕は、翌日起きた時、再び気が遠くなる。
全裸に縄化粧な姿。しかも下半身に走る痛みと愉悦。少し身じろいだだけで脳天まで突き抜ける異物感に、少年は呻き、泣き崩れた。
体内に感じる硬質な物。お尻はともかく、一物にまで何かを挿れられているのを見て、性的に無知な少年は鳥肌が止まらない。
……何か入ってる? なんでっ? 怖い、怖い、こわいっ!!
その声で雅裕が起きたと気づき、柏木が檻に寄ってくる。
「大丈夫かい? ごめんね、夢中になってしまって。あらためて。ようこそ、わたくしのドギー。うんと可愛がってあげるから、安心して飼われなさい」
自分の想像を軽く斜め上半捻りし、さらに軽々越えたウルトラCな柏木の言葉。
恥ずかしい姿を手に入れて、雅裕の口を塞ぐ。それだけのはずじゃなったか? と、愕然とした少年の双眸が物語る。
……そのつもりだったんですけどねぇ? あまりに君が毅君に似てるから。手に入れたくなっちゃったんですよねぇ。
柏木の脳裏に過る少年。凡庸な顔立ちなのに、なぜか眼が離せない凄絶な色気。それを彩る冷酷さ。切れるように鋭利な雰囲気と他を寄せ付けない孤高さ。
その鮮やかな手管で多くの人々を魅了する少年が、たまに見せる無邪気な笑み。好奇心満載な年相応の笑顔が堪らない。
……彼には誰も手が出せませんしねぇ。手を出すどころが、溺愛婚約者がいるんですもん。こっちなんて一瞥しかしてくれませんよ。
ふう……っと脳内で嘆息し、その彼に似ている雅裕を柏木は甘く見つめる。
「飼われる……?」
「はい♪ わたくし、君が気に入りましたので。念入りに念入りに躾けて、従順な雌犬にしたく思います。ふふ、愉しみですねぇ?」
やけに丁寧な柏木の言葉。こんな彼を見るのは初めてだった。
しかし、その丁寧な口調に反比例して、柏木の持つ昏い冷たさが際立っていく。
それにゾクリと肌を粟立たせ、雅裕は絶望で眼の前が真っ暗になった。
そんな少年を余所に、柏木は嬉々として説明を続けている。
基本は檻で暮らさせ、出られるのは調教をする時のみ。全裸のまま四つん這いを強要して、言うことを聞けなければ尻を叩くと。
「まあ、犬の躾けと同じです。言葉が通じるのですから、犬の躾けよりも楽でしょう。ねぇ?」
有言実行。柏木は、口にしたとおりの調教を雅裕に与えた。
「ひゃっ!! ご……、ごめんなさいっ!! ごめんなさいっ!!」
「まったく…… 君は犬だと言ったでしょう? はい、もう一度。しっかり舌を這わせて御奉仕なさい」
首輪の鎖を引かれて、雅裕は命じられるまま柏木の一物を舐めた。垂らされた蜂蜜を綺麗に舐め取れと言われ、思わず胃液があがる。
「ほら、袋の方にも垂れてます。零したらお仕置きですよ? あ、落ちた」
雅裕の涎の混じった蜂蜜は淡く蕩け、必死に舐める少年の隙をつき床に垂れていく。細く糸を引くそれに雅裕が気づいた時は遅く、気づけば淫らな水玉模様がいくつも床に描かれていた。
にぃ……っと柏木の口角があがる。淫猥な眼差しを隠しもせず見下ろす彼に、雅裕の全身が凍りついた。
「なんでっ! わたくしにっ! こんなことさせるのっ?! ドギーっ!!」
「あーーーっ!! ひあっ! ん……、んうっ!!」
すぱぁんっと突き抜ける甲高い音。想像したより何倍も痛い尻叩きに怯え、泣き喚きながら許しを請う雅裕。
憤慨した面持ちで、また口淫を命じる柏木を恐る恐る見上げつつ、雅裕は心を挫かれる。
容赦ないスパンキングで躾けながら、柏木は雅裕の身体に、雌犬としての暮らしを刻み付けていった。
……可愛いね。こんなところで仔犬が手に入るとは思わなかった。しかもまっさらで健常な仔犬だ。
思わぬ賜り物に柏木は興奮を隠せない。少年の顔を撫で回しながら、その手を舐めるようにも躾ける。お仕置きの恐怖が残っているのだろう。縦横無尽に撫でる手を追って、必死に舐めようとする雅裕が堪らなく可愛らしい。
それが面白くて、柏木は両手を使い雅裕を撫でた。どちらを追えば良いのか分からず、オロオロする可愛い仔犬。
その舌を指で掴み、ぬちぬちと嬲ってやりながら、柏木は色めいた声音で囁いた。
「良い子だなぁ…… 可愛がってあげようか?」
途端に腹の奥がずくっと疼いたらしい雅裕。少年の中には、太いバイブがストッパーとして捩じ込まれている。
トイレトレーニングの一環で我慢させている状況だが、それを柏木が動かして遊ぶこと数知れず。
何事も覚えの良い優秀な仔犬は、うねる玩具に上手に遊ばれて身悶えてくれるが、自ら望むことはない。
未だに雅裕は、自分からねだる事を忌避していた。
脅せば頷かせるのは簡単だ。でもそれでは調教の意味がない。
羞恥に震えてでも、自発的におねだりしてもらいたい。出来れば、素直に尻尾を振るような笑顔で、おねだりして欲しい。
今も羞恥で眼を逸らしている。半開きの唇から舌を出して弄ばれているくせに、初心なことだと柏木は嗤う。
ここ三日、少年は一度も吐精していない。深々と挿れられたプジーがソレを阻んでいた。そのくせ、柏木が執拗に嬲るため、仔犬はおケツで雌イキばかりさせられている。
そういったイキ方を知らなかった雅裕を、散々泣き喚かせて。
ときおり抜いては小用を足させ、また玩具を捩じ込む。その小用を請われるたびに泣かしてみるのだが、気難しい仔犬は堕ちない。
「んん~~? 強情だねぇ? まあ、ソコが可愛くもあるんだけどぉ♪」
柏木は呆れ気味に呟き、数日にわたる責め苦から雅裕を解放した。
「ひゃああぁぁーっ!!」
道具の拘束を外した途端に爆発する雅裕の一物。
びくんっびくんっと大きく跳ねながら、溜まりに溜まった大量の精を吐き出している。
「ひぅぅっ! ひぃぃ.....ぅ、ぅっ、ひぁ.....、はぁ.....」
涙目で安堵に蕩けた雅裕の顔。
……こうしてイってしまうあたりは毅君と違いますねぇ。彼なら、死んでも出さないでしょう。
にんまりとほくそ笑み、柏木は雅裕に縄化粧を施して、再びガッチリと道具で股間を拘束する。そして服を着せ、彼の鎖を引きつつ屋上に向かった。
自社ビル屋上にヘリポートがあるのは知っていたが、雅裕は初めて見た。ガレージや収納庫。複数の整備士が駆け回るそこの、ずいぶんと本格的な仕様に驚く。
さすがにここで四つん這いはさせないようだが、首輪をつけた少年を鎖で引く柏木を見ても、なぜか誰も気にしていない。
無機質な一瞥がくるか、そもそも見もしないか。妙に温度を感じない無機質な人々。
そして眼の前にはデカいヘリコプター。物資輸送などに使われる本格的なモノだ。
あんぐりと口を開けたまま、少年は疑問を尋ねることも出来ず、用意されていたヘリコプターに柏木と乗り込み、高い秋空へ溶けていった。
「ぅ.....っ、ふっ、.....んんっ」
ヘリコプターの座席に座る雅裕は、深々と捩じ込まれ拘束された道具で弄ばれている。
柏木の手にはコントローラー。気まぐれに遠隔で玩具を操り、御満悦だった。
ぐにぐにと最奥を掻き回す淫猥な玩具。お尻も一物もトロトロで、必死に喘ぐ少年。
「悦い顔ですねぇ。そそりますよ、ドギー」
いやらしく舌舐めずりし、柏木はマスクをつけた。
後部座席で着替えていた彼は、派手な燕尾服を身に纏い、頭には揃いのシルクハット。つけたマスクは鼻から上全てを隠すモノで、クリスタルやラメが光っている。
まるでサーカスの出演者のごとき出で立ち。
「これから行く場所では、私はブギーマンです。良いですね? 御主人様と呼ぶのですよ?」
真っ赤に蕩けた顔で雅裕は頷いた。
「おろ? ブギーマン? 久しぶり」
やってきたのは大きなビルの一室。屋上のヘリポートから直通のエレベーターを使い、雅裕は柏木に首輪をつけられ鎖に引かれながら、この部屋の前まで連れてこられた。
「お久しぶりです、毅君。実は君に相談がありまして」
「相談?」
雅裕と歳の変わらなそうな少年は、軽く瞠目して柏木らを部屋に招き入れた。
出された紅茶を口にしつつ、毅と呼ばれた少年は苦虫を噛み潰す。
「やっ、待てよ、ブギーマン。俺、そっちの気はないぜ?」
「承知しておりますよ? でも犬の性別なんて雄でも雌でも同じじゃないですか」
「いや、違ぇから。お前、アバウト過ぎ」
話の内容は雅裕の事だった。
ことあるごとにドギーと雅裕を呼ぶ柏木だが、どうやらこの毅という少年に雅裕を調教させたいらしい。
「どうも強情な仔犬で。おねだりとか、素直に出来ないんですよね。身体は素直なんですけど。なんで、プロの手を借りようかと」
ソファーの横の床に座る雅裕の頭を撫でながら、柏木は困ったかのように眉を寄せる。
そしてここから、雅裕の本格的な調教が始まった。
柏木の躾けなど、ただの遊びだったと思うような、凄絶な調教が。
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