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〜雌犬〜
しおりを挟む「あんた、そっち系の人だったんだな」
じっとりと眼を据わらせる毅に、にっこりと微笑む柏木。
「性別なんてどちらでも。気に入れば愛せます♪」
「御馳走様。まあ、夏休みでしばらく滞在予定だし、他ならぬブギーマンの頼みだ。やってみよう」
「ありがとうございます♪ あ、お口はまだバージンですよ? 愉しんでください。毅君、好きでしょう?」
軽く天を仰いで遠い眼をする毅。
「トイレトレーニングは?」
雅裕の鎖を受け取り、何気なく呟いた毅の言葉に、雅裕は顔を凍りつかせた。
柏木に囚われてから、ずっとトイレの中も見張られていたので、小用はともかく大きい方は出せていないのだ。
猛烈に羞恥を煽りながら、何とか出させようと柏木はしていたが、人前で披露など出来る訳がない。
しばし考え込み、ブギーマンは仕方無さげに頷く。
「御願いします。なるべく痛い思いはさせないで欲しいですが」
「俺にソレを言う? 犬か豚か。どちらにするんだ?」
毅は残忍に口角を上げた。
「犬でっ! 悪い顔してますよっ、毅君っ!!」
ぞくりと肌の粟立つ雅裕。
その毅の顔はひどく冷酷で、人に有らざる者の顔だった。
「ただいまー」
「おかえりー? あれ? どなた?」
毅の持つ鎖に繋がれ連れてこられた少年を見て、出迎えた女性達が眼を丸くする。
三人いる女の子らはどの子も首輪をつけており、この毅とかいう少年の奴隷なのだと一目で分かった。
分かってしまう自分が悲しい。
「いやさ、ブギーマンに調教を頼まれたんだ。強情な犬らしいから、千鶴と七海で頼むわ」
そう言うと毅は鎖を千鶴に渡した。
「畏まりました」
短く答え、女性達は雅裕を浴室に連れていく。
あっという間に全裸にされた雅裕は、縄化粧で固定された淫猥な玩具を女の子達にガン見され、恥ずかしさにうつむいた。
「あらぁ。良い御趣味ね。でも邪魔だから取りましょうか」
七海が手慣れた仕種で縄をとき、捩じ込まれている玩具をゆっくりと抜き出した。
「ぅ.....っ、くぅぅ.....っ」
赤面し、固く眼をつむる雅裕を微笑ましく見つめ、彼女らは優しく雅裕の全身を洗う。
お尻に指を突っ込まれ、ぬちぬちと洗われて、思わず喘ぐ雅裕。
淫猥で柔らかく嬲る指先に、解放された一物が腹につくほど反り返っていた。
「感度は良いわね。イキたい?」
ヘリコプターの中で散々佳がらされていた雅裕は、小さく頷いた。
「素直ね。可愛いわ。じゃあ、イキなさい?」
七海はずぶっと指二本を埋め込み、男なら耐えられない処を容赦なく抉る。
「ひあっ! .....ぁっ?あっ、あーーっっ!!」
その的確な指に追い詰められ、雅裕は呆気なく爆発すした。
びゅるびゅると噴き出す雅裕のモノを泡で丹念に洗い、千鶴は小さく笑う。妖艶で妖しげな雰囲気の笑み。こんな状況でなくば、さぞかし眼福の極みだと雅裕は思っただろう。
「若いのね。まだ硬いままよ? 続きは調教でね」
雅裕は恥ずかしさで溶けてしまいそうである。
豊満な肉体を持つ女性らに全身を洗われ、少年は調教部屋に連れ込まれた。
ここは毅専用の部屋らしい。以前滞在した時に揃えた遊具類が処狭しと並んでいた。
滞在というか、拉致監禁というか。まあ、大概の人が経験出来ないような修羅場をくぐってきた毅と雌犬達。
その部屋の片隅に置かれた小さな檻に、雅裕は背筋を震わせる。
柏木も雅裕を檻に閉じ込めていたが、この部屋の隅に置かれた檻はそれよりもずっと小さく、身体を縮めた人間がギリギリ入る程度の檻だった。
……アレを使うのか?
ぞっとする雅裕を見透かしたかのように毅が呟く。
「使わねーよ。アレは豚用だ」
雅裕は寝台に寝かされ、背面小手縛りと開脚縛りで身体を拘束された。
素直に身体を預ける雅裕に、毅は軽く眼を見開く。
「素人かと思ったが。縛られ慣れてんな、お前」
こういった縛りは柏木によくされていた。慣れているといえば、慣れているだろう。
「でも、身体の感度は良いですが、開き具合は素人かと。前立腺マッサージだけでイってしまいましたし、嗜虐系の道具は使われていないようです」
……何の話だ?
首を傾げる雅裕に、毅は冷酷な笑みを浮かべた。
「ブギーマンも人が悪いな。ほぼ未開発な奴隷を俺に預けるとか。壊さない程度に愉しむか」
その言葉が合図だったかのように、二人の女性が動き出した。
「息を吐いて? そう、上手よ」
「ふぐっ! ふぁ.....っ、ふぅぅぅっ!」
「御元気ですねぇ。またイキそうですよ?」
二人がかりで全身を舐め回され、熱く蕩けた身体を雅裕は玩具で貫かれていた。
女性同士の行為に使う、両面に一物がついたバタフライ。それを装着した千鶴によって、雅裕のお尻は奥深くまで開発されていく。
ぬちゅぬちゅと音をたてて捩じ込まれる太いバイブ。うねり掻き回すように動く極悪な玩具が、雅裕の悦いところ全てを暴き、抉じ開けていく。
「ふぅぅぅーーっ!、うぐっ! ううぅーーーっ!!」
歯を固定させるタイプの開口器をかませられ、喘ぎをこらえることも出来ない雅裕。
延々と突き上げられる彼の一物を咥え、七海はペロペロ舐め回している。
「ふふ、ガチガチですね。出せないと、こんなに硬くなるのねぇ。ビクビク痙攣しているのが可愛いです♪」
そう。雅裕の一物は尿道にストッパーを捩じ込まれていて射精が出来ない。
吐き出せないまま、ただイカされるだけの愉悦はドロリと重く渦巻き、雅裕の腹で暴れまわっていた。
「そろそろか。やるぞ?」
一人、円香と呼ばれた少女と絡んで己の一物を猛らせていた毅が、億劫そうに寝台に上がる。
そしてイカされまくり、蕩けた雅裕の首に枕をあてがい軽く仰け反らせると、毅は己の一物をその唇に押し込んだ。
開口器で口を閉じられない唇に一物をあてがわれ、ずずっと喉の奥を抉じ開けられて、雅裕は微かな痛みと激しい嘔吐きに眼を見開く。
「うげ.....っ?! .....がっ、うぐ.....ぅぅっ!!」
喉を押し広げて呑み込まされた凶器に呼吸も嘔吐きも呻き声すら封じられ、雅裕は悶絶して四肢を突っ張らせた。
ゆっくり奥を探るように掻き回し、引き抜かれては、また呑み込まされる。
執拗に何度も繰り返され、無理やり抉じ開けられる雅裕の喉は、しだいに柔らかくなっていった。
「がふっ、.....はぁ、あうぅぅ.....っ」
人心地つかせては呑み込まされるの繰り返しに、雅裕の顔が苦悶で歪む。
しかしその身体は蕩け、様子を窺っていた毅は、千鶴と七海に玩具を外させた。
喉を暴いては雌犬達に責め立てられイカされ、雅裕は喉を穿たれるたびに、その快楽を待ち望むようになる。ぐずぐすと高まる体内の疼き。
「気持ち悦いな? なあ? すっげぇトロトロだぞ? お前の喉の中。イキそうなんだろ? イケよ♪」
徐々に激しく喉を突き上げられ、雅裕は頭が真っ白になった。雌犬達が施す、イカせる寸前程度の軽い愛撫に追い立てられ、倒錯めいた快楽が少年の股間を直撃する。
……は…がっ! は……っ! ……は、はうぅぅっ!!
呼吸もままならず、毅の容赦ない蹂躙に腹の奥に溜まっていた狂暴な愉悦が炙られ、あっという間に爆発した。
雅裕は、喉から股間や脳天を突き抜けた快感に佳がり狂い、大きく何度も痙攣する。
それを確認して、毅も激しく喉を突き上げ、己の猛りを吐き出した。
びくんっびくんっと毅のモノに合わせて震える白い喉を撫で回し、彼は愛おしそうに指を滑らせる。
「なぁるほどなぁ。男も女も大して変わらないかも」
くふりと笑う毅に、千鶴が困ったかのような笑みを見せた。
「新たな性癖に目覚めました?」
「遊びや調教ならな。俺は円香一筋だし?」
肩を竦める毅。
こうして始まった雅裕の雌犬調教。これが序の口なのだと彼が知るのは、まだ先の話である。
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