勇者狩り〜天空の暗黒城と魔王の花嫁〜

古森きり

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逆さの城【後編】

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「エスティエーラ・ウェーティンレール!」
「っ!」

 町の入り口に戻ると、オディプスが足元に大きな魔法陣を作っていた。
 その魔法陣は白く輝くと、町に大きな白いヴェールとなって降り注ぐ。

「…………?」
「ああ、戻ったかい。簡易だが結界だ。数日はモンスターが接近したがらない魔力を放って、侵入を防ぐ」
「! ……そ、そ、そ、そんな、魔法……」
「光属性の魔法の一種だ。君の知り合いの、エリン? 彼女なら覚えれば使えるだろう。君はまだ無理だろうね」
「……!」
「で? 町の様子は?」
「なんだこりゃあ!」

 あ、と振り返る。
 町から連れてきた冒険者たちが、町を覆った結果に驚いたのだろう。
 オディプスの表情はフードでよく見えないが、ミクルにはなぜか彼が不機嫌に感じられた。

「あ、け、結界……モンスター、が、ち、近付いてこなく、なる、らしい、です」
「モンスターが近付いてこねぇ? そんなバカな!」
「侮るな脳筋ども。お前らに出来ない事をやってのけるのが魔道士というものだ」
「ま、魔道士だと?」
「…………」

 正確には彼は『魔道士』よりランクの上の『魔導師』だろう。
『魔王』と同等の『賢者』かもしれないが、そんな事を言えば今回のエヤミモンスターが彼のせいにされかねない。
 何しろ彼は『禁忌の紫』の瞳を持つ。
 彼ではないが、偏見差別に凝り固まった人間は災いの類を全て『禁忌の紫』のせいにしがちなのだ。
 ひどい者は躓いて転んだ事さえ、『禁忌の紫』のせいにするという。

「まあ、僕が手伝うのはここまでだ。あまり力を使いたくないのでね。疲れてしまう。町の周りにワイバーンは降りてくるだろう。あとは君たちの仕事だ。よろしく頼むよ」
「なにぃ? ……っち! 役に立たない魔道士がよぉ! すっこんでろ!」
「まあ、いいじゃねーか、エヤミモンスターなんてラッキーだせ! 魔石でぼろ儲けしてやるぁ!」
「だな! ひひひひひ!」
「…………」

 どちらが悪党か分からない状況である。
 しかし、頼もしい。
 オディプスがのんびり彼らと入れ違いにミクルに近付いてくる。
 最初のワイバーンが、降りてくるところだった。

「キシャァァァァア!」
「っ! でけぇ!」
「怯むな! 回り込め!」

 町の入り口、結界に触れるか触れないかの場所で戦いを見守る。
 一匹のワイバーンに対し、五人の冒険者が挑んでいく。
 その直後二匹目が飛来する。
 二匹目には、三人の冒険者。

「つ、次がくる! やべえ!」
「一気に五匹も……くそ! どーすりゃいいんだよ!」
「わあああああぁ! あ、新手! 新手だ! こっちに三匹!」
「お、おい! お前らサポートしろ!」
「え、あ……え……」
「…………」

 五秒もしないうちに冒険者の数をワイバーンが上回った。
 剣を振り回す冒険者の一人が、入り口で傍観していたオディプスとミクルへ向けて叫ぶ。
 オロオロしながらミクルはオディプスを見上げる。
 ……無だった。
 とても興味がなさそう。

「オ、オディプス、さん……」
「……あまり力を使いたくないんだがね。筋肉バカと違って僕は魔力を消費してしまうんだし……あ」
「?」
「いや、そうか。そういえば魔石があったね。貸して」
「?」

 手を差し出され、素直にハイ、と手渡す。
 すると──。

「水よ、貫け。ウォーターアロー」

 大変に短い詠唱と、指先に現れた小さな魔法陣。
 だが、そこから放たれた水の矢は一瞬で極太の柱となり十匹のワイバーンの腹を貫いた。

「…………!?」

 ドサ、ドサ、と亡骸と化したワイバーンが地面に落ちる。
 それらは黒い蒸気になり、消え去った。
 残るのは十個の魔石。
 それも、全て色が違う。
 更にスライムで手に入れたものより一回りほど大きかった。

「ふむ、悪くない。全部もらおう」
「あ!」

 冒険者の一人が声を上げる。
 ワイバーンの魔石が宙に浮き、全てオディプスの手元に開いた空間の穴のような場所へと吸い込まれたのだ。

「な、なっ……!」
「な、なに、ナニモンだテメェ!」
「良いものを得た。なるほど、こうして力を節約すればいいのか。でももう少し欲しいな」
「え? え?」

 冒険者の言葉などまるで聞こえていないかのように、再び指先を空へと向けるオディプス。
 その指先には、また空から降りてくるワイバーンの新たな群れ。
 それに気付いたミクルと冒険者たちは顔から血の気が引いた。
 今度の群れは、二十はいる──!

「水よ、貫け。ウォーターアロー!」

 そして、また同じ魔法を同じ威力、そして、倍の数の矢を放つオディプスに口が開いたまま閉じなくなった。
 魔石ワイバーンは降りてくる事もなく、魔石になって落ちてくる。
 それらも全て、オディプスが空間に開けた穴へと回収された。
 ゴロゴロと鳴る雷。
 戦いにさえならなかった、オディプスとワイバーン。
 なにより、あれだけの威力の魔法を使っておきながら魔石の大きさはあまり変わっていなかった。
 この事実が、魔法を使う者として一番信じられない。
 こんな事があるのか。
 ありえるのか、と。

「ふふふ……」
「…………」

 その上笑っている。
 冒険者たちもその笑みだけは見えているだろう。
「ヒッ……」と小さく声を漏らす者がいた。
 ワイバーンはもう降りてくる気配はない。
 まるで『担当していた群れ』が全滅した、とばかりに他のワイバーンは更に東南の方向へと飛び去る。
 あちらには、まだ別な町がいくつかあった。
 もしかしたら、そちらを目指して行ったのかもしれない。

「……ワ、ワイバーン……べ、別な町、を、まさか、お、襲いに……!?」
「恐らくそうだろう。ああ、それよりも少年……あちらの冒険者らしき少女たちは君の知り合いではないのかい? 確か、四人だか五人だか……」
「!?」

 興味のない事以外は興味のないオディプスにしてはかなり覚えていた方だ。
 そう、ミクルの幼馴染は四人の少女。
 ゆっくり、オディプスの指差した方を振り返る。
 時間が止まっているのではないかと思うほど、動作は遅く感じた。
 ほんの四日程度、姿を見なかっただけなのに。
 四人の驚いた表情を見た時、鼻がツン、として目には涙が滲んだ。

「あ……あ……」
「ミクル……」

 金髪碧眼ロングヘアの剣士、ワイズ。

「ミクルだ! ミクル~!」

 無邪気に駆け寄ってくるのはワイズの妹で、短剣使いのリズ。

「良かった! じゃ、じゃなくて! ど、どこ行ってたのよ! 先にこの町に来てるっていうから……私たちすごく心配して、あ、わ、私じゃなくて皆んなが……」

 そう言いながらも、リズと同じように走ってくる弓師ユエンズ。

「…………」

 相変わらず無表情で表情が読めない回復士のエリン。
 エリンだけが、どこかいつもと違うように見えた。

「み、んな、よ、良かっ……」
「城が動く!」
「!」

 冒険者が叫ぶ。
 大陸中央部であるここからでも、その城は城だと認識出来る大きさだった。
 暗雲を吸収し、くっきりと、どこから誰が見ても城であると認識できるほどの大きさをさらけ出す。
 ミクルの隣まで来たリズとユエンズが不安げに城を見上げる。
 少し遅れて、ワイズとエリンもその隣まで来た。

「あれ、なんなんだろう」
「勇者の声が言ってた通りじゃない?」
「そ、そうね」
「勇者の声?」

 リズとユエンズが表情を曇らせる。
 ワイズが二人の代わりの、ミクルへ話してくれた。

「あのね、わたしたちリーダーに騙されてたの!」
「!」

 聞けば『エルール』を旅立った四人は、ミクルを追いかけ、急いで『スーネクケ』へ向かう事にした。
 リーダーと名乗っていた男、エモートは『エルール』に仲間と馬車を用意して、『スーネクケ』の近くにあるとある遺跡へと四人を誘導したという。

「遺跡?」
「うん、勇者の試練遺跡って言うんだって。そこでリーダーの仲間に襲われたんだけど……」
「エリンのおかげでなんとか返り討ちにしてやったのだわ!」

 拳を握ってワイズの説明に付け加えるユエンズ。
 エリンは、やはりどこか心ここに在らず。
 警戒心の強いエリンの事だから、信じやすいワイズたちの代わりにエモートをずっと疑っていたのだろう。
 おかげで事なきをえたようだが、話はここからだった。

「で、そしたらね、遺跡がエリンに反応したのよ。そして、エリンを勇者の末裔だって名乗る影が現れて……」
「エ、エリンが勇者の末裔?」
「そうそう、あのねあのね! その影は自分を勇者って名乗ったんだよ! それでねそれでね! もうすぐ魔王が流行らせた疫病を封じたお城が復活するって! エリンにそのお城に行って、もう一度封印をして欲しいんだって!」
「……し、城……」

 ばっ、と振り返り、空を見上げる。
 遥か北西の空に見える漆黒の逆さ城。
 あれが魔王城?
 魔王が世界に放った疫病が封じられている?

「お、おい、何言ってんだ……と、言いたいところだが……」
「あ、ああ、勇者の神殿だかなんだかっつー遺跡は、確かにあるな」
「でも、そこの小娘が勇者の末裔~?」
「!? お、おい、よく見るとその娘……片目が……」
「ひっ! き、禁忌の紫!」

 体が、勝手にエリンの前に出ていた。
 ワイズたちもだ。
 エリンを庇うように、ミクルたちが冒険者たちの前に手を広げる。
 その姿に、気まずそうな冒険者たち。

「…………。その勇者の影とやらは……疫病の封じ方を何か言っていたのかい?」

 オディプスが空を見上げながらワイズたちへ問う。
 ミクルが四人を振り返ると、エリン以外の三人が顔を見合わせる。

「な、なんにも」
「うんうん。なんかなんかー、行けば分かる的な?」
「でも、まさか空から生えてくるなんて……あんなのどうやって行けばいいのかしら」
「…………」

 ぼうっとするエリン。
 ミクルは、その様子が気になった。
 警戒心の強いエリンなら、この状況でオディプスや他の冒険者たちを牽制しようとする。
 それもなく、ただぼんやり宙を眺めている、その姿。

「エ……」
「なるほど。……今の君たちでは、実力不足だね」
「え? なん……」
「お姉ちゃん! この人の……目!」
「!」
「っ!」

 冒険者たちが目を剥く。
 ミクルも驚いた。
 オディプスは、なぜかフードを脱いだのだ。
 そして真っ直ぐに、一人の少女を見つめる。
 真正面にいたミクルにはオディプスの視線が注がれる先が分かった。

「エリン、が、な、に……か……」
「…………」

 にやり、と笑むオディプス。
 あれはろくな事を考えていない。

「き、禁忌の紫……両目とも……」
「さ、さっ、さっきの魔法も、まさか……」
「うーん、まあ、そういう事にしても良い。勇者……そう、僕は勇者に用があったのだから」
「!」

 オディプスを、冒険者たちが恐る恐る指差す。
 今度はミクルが目を見開いた。
 そうだ、オディプスは最初に言っていたではないか。

『勇者を狩りに来た』

 エリンが勇者の末裔。
 いや、しかし……だからエリンが勇者というわけではない。
 そもそも、本当に勇者の末裔なのかどうかも──。

「どのみち、あの城へ行くには君たちではまだ実力が足りない。圧倒的にね」
「……な、なんなの、あなた」

 ユエンズが空気の変わったオディプスに何かを感じ取り、弓を手にする。
 その様子にミクルは困惑した。
 何が起きている?
 いや、何が起ころうとしている?
 自分は、どうしたらいい?

「……は……はっ……」

 呼吸が荒くなる。
 オディプスは目を細めてエリンを眺めていた。
 ……自分では、オディプスには勝てない。
 隣にいてくれた時は安心した。
 しかし、彼が敵対するとなるとそこに待つのは……──死。

「オ、オディプスさ……」
「あの城に、その疫病が封じられているという話は恐らく間違いないだろう。そして、その少女にしか封じられないというのも」
「!」
「だが今の彼女では死にに行くようなもの。……その勇者の声とやらに、君たちは従ってみるといい。僕は僕でその勇者の声の主を探そう。用があるのは勇者だけだからね」
「…………」


 ────人で?


「…………」
「ミクル?」

 ワイズに呼ばれた。
 けれど、足がゆっくりとオディプスの方へと向かっていく。

「え、ちょっとミクル!?」

 リズに袖を引かれる。
 振り返ると、ユエンズも不安そうな表情をしていた。
 せっかく会えたのに。
 でも、彼女たちは強い。
 自分と違って。

「…………」
「…………」

 視線が混じり合う。
 禁忌の紫。
 美しい色の、光の加減で青銀にも見える色。
 あの森の中で出会わなければ死んでいた。

「…………そうだな。うん、そうしよう」
「!」

 オディプスが風を操る。
 ミクルの体がふんわりと浮かび、彼の側へと引き寄せられた。
 悲痛とも感じられたユエンズの「ミクル!」という声。
 幼馴染たちを振り返ると、信じられないという表情。
 そして、やはりエリンだけがぼんやり宙を眺めていた。

(エリン……変……なんだか……)

 拭えない違和感。
 勇者の末裔。
 疫病の詰まった城。
 勇者の声。
 心ここに在らずといった様子のエリン。

「僕の名はオディプス・フェルベール。勇者とその仲間たちよ、君たちの幼馴染は僕が預かった! 返して欲しければ僕を倒しに来るがいい!」
「へ……」
「な、なんですって!」
「ははははは! さらばだ! せいぜい強くなって我が前に現れるがいい!」
「ちょ……」
「ミクル!」
「ミクル~!」
「ミクルーーー!」

 浮かび上がるオディプス。
 ミクルの体もまた、彼の体に引き寄せられるように空へ、空へと昇っていく。

「え、ええええええええええぇ~~~~!?」

 人はそれを誘拐と呼ぶ。

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