【完結】元強面騎士団長様は可愛いものがお好き〜虐げられた元聖女は、お腹と心が満たされて幸せになる〜

水都 ミナト

文字の大きさ
12 / 15

12. 思わぬ来客とミラベルの力

しおりを挟む
「娘が誕生日でねえ。メッセージプレートを書いてくれるかい?」

「ええ、もちろんです。ミラベル、頼めるか?」

「はい!」

 常連客の女性の注文を受け、ミラベルがすっかり慣れた手つきでチョコペンを走らせる。
 名前と祝いのメッセージを書いて、女性客に確認してもらっている様子を俺は一歩引いた位置から見つめる。

 女性客はミラベルの書いたプレートを気に入ったらしく、満面の笑みを携えて店を後にした。

「ありがとう。ミラベルのおかげで素敵な笑顔が見られた」

「いえ、そんな。アインスロッド様のケーキが人を惹きつけているのですよ」

 ミラベルは決して自惚れない。もっと誇っていいのにともどかしい気持ちになることもあるが、控えめなのもミラベルの良いところだろう。

 ちょうど客足が途絶え、店内の在庫を確認している時、カランコロンとドアベルの音が響いた。

「いらっしゃいま……お前は……」

「ああ、やっぱり君だったか。元気そうで何よりだ」

 視線の先にいたのは、店に似合わぬ真っ黒な外套を羽織った男で――よく見知った奴だった。

「……すまない、ミラベル。少し店を任せてもいいか?」

「は、はい! お任せください」

 やや緊張した面持ちのミラベルを置いて行くのは後ろ髪引かれる思いだが、この男が来たと言うことは――呪いに関する話に違いがない。

 俺は外套の男――サミュリア王国の魔術師リカルドを店の奥へと案内した。
 わざわざ国境を越えてきたんだ。余程の用事なのだろう。

 部屋に入ってバサリと下ろしたフードからは、艶やかな銀髪がサラリと流れ落ちる。
 リカルドは琥珀色の瞳と腰ほどまでの長い銀髪が特徴的な優男である。

「よくこの店のことを突き止めたな」

 国を出る際、限られた者にしか行く先を知らせていない。
 わざとらしく訝しむ俺に対し、リカルドはククッと楽しそうに笑った。

「筋骨隆々の男が愛らしいエプロン姿で洋菓子店を経営しているという噂を耳にしてね。君だと思ったんだ。随分と可愛らしい店だな」

 なるほど。リカルドは俺の好みを把握していたのだった。
 素直に褒め言葉と受け取って笑みを返した。

「ああ、そうだろう? 俺の好きなものばかりを詰め込んだ。このエプロンも自信作だ」

「エプロンについてはノーコメントで。まったく、鬼の強面騎士団長からは想像もつかないな」

「おい、鬼は余計だ」

 緊張が解けた俺たちは軽口を叩き合いながら、固い握手をして久方ぶりの再会を喜び合う。
 騎士と魔術師は共に魔物討伐に出ることも少なくはなく、それサミュリア王国一の魔術師であるリカルドとはよく組んで討伐に出たものだ。

「それで、要件は? 呪いに関することなんだろう?」

「ああ。僕が余命宣告をして、そろそろ三ヶ月が経つ。呪いの痛みが強くなった頃合いかと思って様子を見に来たんだ」

「なるほど」

 リカルドは俺を心配して訪ねてくれたというわけか。いい友人を持ったものだ。
 俺は正直に最近の症状について答えることにした。

「実はな、このところ全く痛みを感じないんだ。呪いを受けた当初ですら刺すような痛みが走っていたというのに――ちょうどいい。呪いの状態を見てくれないか?」

「いいだろう。上着を脱いで見せて」

 リカルドに促されるがまま、俺はエプロンを解いてシャツを脱いだ。
 呪いを受けた背中をリカルドに向けると、リカルドが息を呑む気配がした。

「どうした? 絶句するほど酷い有様なのか?」

 痛みがないだけで、呪いは着実に進行しているはず。
 自分では見えない位置に呪いの紋様が刻まれているため、リカルドの反応に不安な気持ちが膨らむ。

「いや…………呪いが、消えかけている」

「…………なんだって?」

 信じられないというように何度も俺の背中を撫でるリカルド。
 ペタペタ触られてむず痒くなってきた頃にようやく離れてくれたので、すかさずバサリとシャツを羽織る。

 リカルドは、脱力したように椅子に腰掛けてブツブツ何やら呟いている。こうなると周囲の話は耳に入らないので、俺はひたすらに待つしかない。
 いそいそと紅茶とケーキを用意して、「うまいなこれ」とリカルドが思考の合間にパクパク食べる様子を見守りながら待つ。

 そしてふと、リカルドの手が止まった。

 リカルドは目をまんまるに見開いて、今し方フォークで掬い取ったばかりのケーキを凝視している。そして、何かに思い至ったのか、バッと俺に視線を向けた。頬にクリームがついているが、そのままにしておいてやろう。

「そういえば、店にいた女の子……先代の聖女様に似ていなかったか? 表情も体型も違うが……」

 出会った当初と比べると、ミラベルはよく笑うし体型も平均的な膨らみを帯びている。まるで別人と見紛う変化であるが、よく気付いたものだと感心してしまう。

 ミラベルの身の上を話していいものか一瞬悩んだが、隠したところでリカルドにはバレるだろうと腹を括る。

「ああ。お前の言う通り、ミラベルはサミュリア王国先代の聖女だ。王国ではぞんざいな扱いを受け、衣食住すら満足に与えられずに痩せ細り、とうとう国外に追いやられてしまった。偶然出会ったことをきっかけに、俺の店で住み込みで働いてくれている」

「……なんてことだ」

 リカルドは顔を青くして深いため息をついた。
 どうしたのかと続く言葉を待つ。

「僕は神殿が好きじゃなくてね。あそこには最低限しか立ち寄らなかったし内情を知ろうともしなかった。だから、聖女様――ミラベル様がそんなに不当な扱いをされているなんて思いもよらなかったよ。はぁ……なるほど、これで合点がいった」

 一人納得するリカルドであるが、分かりやすく説明してもらわねば話の要領を得ない。目でそう促すと、リカルドは「そうだよね」と小さく笑って静かに語り始めた。

「サミュリア王国は女神様の加護で繁栄してきた国だ。君も自分の母国のことだからよく知っているだろう? 女神に見出された子は聖女となり、女神の力の一端を授かる。その力はね、常軌を逸する力なんだ。膨大なエネルギーを必要とするから、食事や睡眠を十分に取らなくては本来の力を発揮できない。それほどエネルギーを消費する力なんだよ。それに何より重要なのは、心が幸せに満ちていることだ」

 リカルドの言わんとすることが、次第に分かってきた。
 まさか、ミラベルが力を失ったのは――

「ああ、君の思う通り、彼女は満たされていなかった。お腹も、心も。力を発揮するためのエネルギーも足りず、幸せには程遠い生活を強いられていたのならば――力を失ってしまうのも仕方のないことだ。いや、恐らくは……力を発揮できない状態にあっただけで、女神の加護は続いていたんじゃないだろうか」

 なんてことだ。
 ミラベルは女神に見限られたわけではなかった。
 だが……ではなぜ、妹に力が顕現したのだろう?

「これは僕の仮説だけど、同じ血筋でミラベル様の近くにいた人物が現聖女のトロメアだったんだ。つまり、彼女はあくまでもミラベル様の代替品……言葉は悪いけどね。ミラベル様に声が届かなくなった女神様がやむを得ず接触したんじゃないだろうか? 例えば――ミラベル様の扱いを是正しろ、と伝えるためにね」

 俺は、呪いを解きに神殿に赴いた日のことを思い起こしていた。
 高飛車で、傲慢で、自らの力を驕っていた女。
 そのくせ呪いを解くことができず、自分に不都合な事実を無かったことにした女。
 それが心優しいミラベルの妹だとは今でも信じられない。

「実はね、その現聖女の力が消失したんだ。ああ、これは国家機密なんだけど。内緒だよ?」

 サラリと国家機密を漏らすリカルドにため息が漏れる。

「お前……はぁ、分かったよ」

 先日そんな噂話を聞いたばかりだが、事はもっと深刻なようだ。

「サミュリア王国中枢は今おおわらわだよ。次代の聖女も見つかっていないし。でも、見つかるわけがなかったんだ。だって、本物の聖女は今も昔もミラベル様ただ一人なのだから」

 リカルドは、目の高さに持ち上げたフォークを揺らす。
 そしてパクリとケーキを頬張った。

「これ。このケーキ、ミラベル様の手が入っているよね?」

「あ、ああ。俺一人だと見栄えが酷すぎてな。手伝ってもらっているが……」

「このケーキには癒しの力が込められているよ」

 リカルドがサラッと述べた言葉にガツンと頭を殴られたような衝撃が走った。

「な……まさか!? いや……ううむ」

「ん。なんか心当たりがあるようだね」

 ニヤリと不敵な笑みを浮かべて、リカルドは再びケーキにフォークを沈める。

 俺の頭に浮かぶのは、常連客のみんなが口を揃えて言う言葉。

『アインスロッド洋菓子店のお菓子を食べるようになってから、身体の調子がすこぶるいい』

 ミラベルが仕上げたお菓子に癒しの効果が付与されているのだとしたら、彼らの言葉にも合点がいくというものだ。

「まさか、俺の呪いが消えかけているのも――」

「ああ、ほぼ間違いなく彼女が癒しているんだろうね」

 何ということだ。
 誰にも解呪できないと言われた呪いを、ミラベルが?

 彼女本来の癒しの力は、実はとんでもなく凄まじいのではないだろうか?

 そうと分かれば、気になるのは――

「……王国はミラベルを取り戻そうとするだろうか」

 ミラベルを不当に扱った王国に、彼女を差し出す真似はしたくない。俺の自惚でなければ、ミラベルは今の生活に幸せを見出してくれているはずだ。
 それに、俺が……俺自身がミラベルを手放したくない。

 そんな俺の杞憂を吹き飛ばすように、リカルドは微笑んだ。

「いや、聖女トロメアの独断だったにしろ、彼女の行動を咎めずミラベル様を追おうとしなかったのは王国だ。今更彼女がようやく掴んだ幸せを奪うようなことはさせないよ。それに――」

 パクリとケーキを口に運び、味わうように咀嚼してから、リカルドは再び口を開いた。相変わらずクリームが口元についたままだ。

「真の聖女が力を取り戻した。それも異国の地でね。それはつまり、女神様は王国を加護しているわけではなかったということだ。そうとも知らず、女神様の忠告を無視してミラベル様女神の愛し子を追い出したんだ。女神様に見放された王国は廃れていくだろうね」

 とんでもないことをあっけらかんと述べるリカルドはやはり変わった男だ。だが、こいつの裏表のないところには随分と救われてきた。

「と、いうわけで。話を戻すけど、君の呪いも近いうちに完全に消え失せるだろう。つまり、君は死の呪縛から解放されたわけだ」

「あ……」

 そうか。
 俺はまだ、生きられるのか。

 呪いが消えかけていて、それはお菓子に付与されたミラベルの癒しの力のおかげだと急に言われても、なかなか実感が湧かない。

 ――そうか。
 俺は、生きることを望んでもいいのか。

「そう、だから――君の想いを押し込める必要はないってわけだ。さっさとミラベル様に求婚しちゃいなよ」

「ゴフッ」

 話がとんでもない方向にぶっ飛んで、俺は思わず盛大に吹き出してしまった。

 こ、こいつは……!
 勘が良すぎやしないだろうか……!

「そ、それは……俺のペースでさせてくれ」

「お、やっぱり惚れてたか。彼女の話をする君の目が随分と優しかったからね、カマをかけてみたんだが大当たりだったようだ」

「お前……」

 熱くなった顔を腕で隠しつつ、ジロリと睨みつけてやる。リカルドは「おっかないね」と楽しそうに笑うばかりだ。

 ミラベル。
 俺は君との未来を望んでもいいのだろうか。

 諦めかけていた未来に光が差し、俺は決意を固めるように拳を握りしめた。
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

成功条件は、まさかの婚約破棄!?

たぬきち25番
恋愛
「アリエッタ、あなたとの婚約を破棄する……」 王太子のアルベルト殿下は、そう告げた。 王妃教育に懸命に取り組んでいたアリエッタだったが、 それを聞いた彼女は……? ※他サイト様にも公開始めました!

【完結】余命半年の元聖女ですが、最期くらい騎士団長に恋をしてもいいですか?

金森しのぶ
恋愛
神の声を聞く奇跡を失い、命の灯が消えかけた元・聖女エルフィア。 余命半年の宣告を受け、静かに神殿を去った彼女が望んだのは、誰にも知られず、人のために最後の時間を使うこと――。 しかし運命は、彼女を再び戦場へと導く。 かつて命を賭して彼女を守った騎士団長、レオン・アルヴァースとの再会。 偽名で身を隠しながら、彼のそばで治療師見習いとして働く日々。 笑顔と優しさ、そして少しずつ重なる想い。 だけど彼女には、もう未来がない。 「これは、人生で最初で最後の恋でした。――でもそれは、永遠になりました。」 静かな余生を願った元聖女と、彼女を愛した騎士団長が紡ぐ、切なくて、温かくて、泣ける恋物語。 余命×再会×片恋から始まる、ほっこりじんわり異世界ラブストーリー。

【完結】溺愛される意味が分かりません!?

もわゆぬ
恋愛
正義感強め、口調も強め、見た目はクールな侯爵令嬢 ルルーシュア=メライーブス 王太子の婚約者でありながら、何故か何年も王太子には会えていない。 学園に通い、それが終われば王妃教育という淡々とした毎日。 趣味はといえば可愛らしい淑女を観察する事位だ。 有るきっかけと共に王太子が再び私の前に現れ、彼は私を「愛しいルルーシュア」と言う。 正直、意味が分からない。 さっぱり系令嬢と腹黒王太子は無事に結ばれる事が出来るのか? ☆カダール王国シリーズ 短編☆

美醜聖女は、老辺境伯の寡黙な溺愛に癒やされて、真の力を解き放つ

秋津冴
恋愛
 彼は結婚するときこう言った。 「わしはお前を愛することはないだろう」  八十を越えた彼が最期を迎える。五番目の妻としてその死を見届けたイザベラは十六歳。二人はもともと、契約結婚だった。  左目のまぶたが蜂に刺されたように腫れあがった彼女は左右非対称で、美しい右側と比較して「美醜令嬢」と侮蔑され、聖女候補の優秀な双子の妹ジェシカと、常に比較されて虐げられる日々。  だがある時、女神がその身に降臨したはイザベラは、さまざまな奇跡を起こせるようになる。  けれども、妹の成功を願う優しい姉は、誰にもそのことを知らせないできた。  彼女の秘めた実力に気づいた北の辺境伯ブレイクは、経営が破綻した神殿の借金を肩代わりする条件として、イザベラを求め嫁ぐことに。  結界を巡る魔族との戦いや幾つもの試練をくぐり抜け、その身に宿した女神の力に導かれて、やがてイザベラは本当の自分を解放する。  その陰には、どんなことでも無言のうちに認めてくれる、老いた辺境伯の優しさに満ちた環境があった。  イザベラは亡き夫の前で、女神にとある願いを捧げる。  他の投稿サイトでも掲載しています。

【完結】氷の王太子に嫁いだら、毎晩甘やかされすぎて困っています

22時完結
恋愛
王国一の冷血漢と噂される王太子レオナード殿下。 誰に対しても冷たく、感情を見せることがないことから、「氷の王太子」と恐れられている。 そんな彼との政略結婚が決まったのは、公爵家の地味な令嬢リリア。 (殿下は私に興味なんてないはず……) 結婚前はそう思っていたのに―― 「リリア、寒くないか?」 「……え?」 「もっとこっちに寄れ。俺の腕の中なら、温かいだろう?」 冷酷なはずの殿下が、新婚初夜から優しすぎる!? それどころか、毎晩のように甘やかされ、気づけば離してもらえなくなっていた。 「お前の笑顔は俺だけのものだ。他の男に見せるな」 「こんなに可愛いお前を、冷たく扱うわけがないだろう?」 (ちょ、待ってください! 殿下、本当に氷のように冷たい人なんですよね!?) 結婚してみたら、噂とは真逆で、私にだけ甘すぎる旦那様だったようです――!?

婚約者を奪われ魔物討伐部隊に入れられた私ですが、騎士団長に溺愛されました

Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のクレアは、婚約者の侯爵令息サミュエルとの結婚を間近に控え、幸せいっぱいの日々を過ごしていた。そんなある日、この国の第三王女でもあるエミリアとサミュエルが恋仲である事が発覚する。 第三王女の強い希望により、サミュエルとの婚約は一方的に解消させられてしまった。さらに第三王女から、魔王討伐部隊に入る様命じられてしまう。 王女命令に逆らう事が出来ず、仕方なく魔王討伐部隊に参加する事になったクレア。そんなクレアを待ち構えていたのは、容姿は物凄く美しいが、物凄く恐ろしい騎士団長、ウィリアムだった。 毎日ウィリアムに怒鳴られまくるクレア。それでも必死に努力するクレアを見てウィリアムは… どん底から必死に這い上がろうとする伯爵令嬢クレアと、大の女嫌いウィリアムの恋のお話です。

政略結婚した旦那様に「貴女を愛することはない」と言われたけど、猫がいるから全然平気

ハルイロ
恋愛
皇帝陛下の命令で、唐突に決まった私の結婚。しかし、それは、幸せとは程遠いものだった。 夫には顧みられず、使用人からも邪険に扱われた私は、与えられた粗末な家に引きこもって泣き暮らしていた。そんな時、出会ったのは、1匹の猫。その猫との出会いが私の運命を変えた。 猫達とより良い暮らしを送るために、夫なんて邪魔なだけ。それに気付いた私は、さっさと婚家を脱出。それから数年、私は、猫と好きなことをして幸せに過ごしていた。 それなのに、なぜか態度を急変させた夫が、私にグイグイ迫ってきた。 「イヤイヤ、私には猫がいればいいので、旦那様は今まで通り不要なんです!」 勘違いで妻を遠ざけていた夫と猫をこよなく愛する妻のちょっとずれた愛溢れるお話

追放聖女35歳、拾われ王妃になりました

真曽木トウル
恋愛
王女ルイーズは、両親と王太子だった兄を亡くした20歳から15年間、祖国を“聖女”として統治した。 自分は結婚も即位もすることなく、愛する兄の娘が女王として即位するまで国を守るために……。 ところが兄の娘メアリーと宰相たちの裏切りに遭い、自分が追放されることになってしまう。 とりあえず亡き母の母国に身を寄せようと考えたルイーズだったが、なぜか大学の学友だった他国の王ウィルフレッドが「うちに来い」と迎えに来る。 彼はルイーズが15年前に求婚を断った相手。 聖職者が必要なのかと思いきや、なぜかもう一回求婚されて?? 大人なようで素直じゃない2人の両片想い婚。 ●他作品とは特に世界観のつながりはありません。 ●『小説家になろう』に先行して掲載しております。

処理中です...