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第8話:恋の実験、延長申請
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火曜日の夕方、俺は階段を上っていた。胸が、ざわめく。
バイト終了から1週間。時給1200円の契約は切れたけど、心の糸は切れねえ。あの終了通知の夜、こころさんの涙と熱い体温が、夢にまで追いかけてくる。
この一週間は地獄だった。いつもの火曜日に実験室に行けない。こころさんに会えない。LINEを送っても既読スルー。心に穴が空いたような感覚。
経済学の講義も手につかない。教授が「恋愛の経済学」について話していても、頭の中はこころさんのことばかり。友達の田中に「お前、最近おかしいぞ」と言われても、説明できない。
コンビニのバイト中も、レジを打ちながらこころさんのことを考えてしまう。カップルの客を見ると、胸が締め付けられる。俺たちも、あんな風に自然に手を繋いで歩きたい。
昨夜、母さんから電話があった。
「ゆうや、声が沈んでるわね。何かあった?」
「別に、何もないよ」
「そう?でも、恋でもしてるみたいな声ね。うまくいってないの?」
母さんの直感は恐ろしい。確かに、俺は恋をしている。でも、うまくいってない。
今日、俺は決めた。延長申請、出す。
◆
ドアの前で深呼吸。ノック。
……沈黙。誰もいない?鍵がかかってる。
スマホを取り出し、LINEを開く。未読のメッセージ、俺の「会いたい」から何も返事なし。胸が、重くなる。
「こころ……」
呟いて、ドアに額を寄せる。香りが、かすかに残ってる。彼女のシャンプー。離れられない、この疼き。
廊下で30分待った。でも、彼女は現れない。
家賃の督促が来ても、構わねえ。恋のためだ。
帰り道、大学の図書館に寄った。心理学の本を借りるためだ。こころさんがいない間も、勉強は続ける。彼女と対等になるために。
「恋愛心理学の最新研究」「実験倫理学入門」「研究者のための感情管理」。こんな本を借りる日が来るなんて、思わなかった。
◆
翌日、大学近くのカフェで待った。こころさんに、強引に「話がある」って送った。返事は「午後3時、いつものカフェ」。
心臓が、速い。窓際の席で、コーヒーをかき回す。
この一週間で考えたことを整理する。俺は本気でこころさんを愛している。バイトとして始まった関係だが、今は違う。彼女なしの人生は考えられない。
ドアベルが鳴り、彼女が入ってきた。白衣じゃなく、シンプルなブラウスとスカート。髪を下ろしてて、眼鏡の奥の瞳が、疲れてる。でも、綺麗だ。
俺の隣に座る。距離、30センチ。香りが、戻ってきた。
「ゆうや……来てくれたのね。ごめん、連絡遅れて。論文の締め切りで、頭がいっぱいだったの」
彼女の声が、低い。俺はコーヒーを押しやり、ストレートに言った。
「こころ、延長申請したい。恋の実験、もう一度。バイトの名目でいい。1ヶ月、2ヶ月、何でも。俺……耐えられねえよ、あの別れの後」
一瞬の沈黙。彼女の指が、カップを握る。白くなる。瞳が、揺れる。
「延長?ゆうや、ダメよ。契約、終わったんだから。倫理的にも、私的にも……あのハグの後、毎晩あなたの夢見て、仕事に集中できないの。データじゃなく、心が疼くの。止まらないって、言ったでしょ?」
疼く。彼女の頰が、赤くなる。カフェの喧騒が、遠くなる。
「でも、それだけじゃないの」
こころさんは続けた。
「この一週間、研究が手につかなかった。論文を書いてても、あなたのことばかり考えてしまう。指導教授からも『集中力が欠けている』って注意された」
俺は彼女の言葉を聞いて、胸が痛んだ。俺のせいで、彼女の研究に支障が出ている?
「それって、俺のせいか?」
「違うわ。私の気持ちの問題よ。あなたを好きになってしまった私の責任」
好きになってしまった。彼女の口から、初めて聞く明確な告白。
俺は手を伸ばし、テーブル下で彼女の指に触れた。温かい。震えが、伝わる。
「それが、理由だろ?俺もだよ、こころ。終了通知の夜、体が熱くて眠れねえ。腰の感触、胸の柔らかさ、唇の距離……全部、思い出して、理性飛ぶ。実験の名目で、再契約しようぜ。本物の恋、データ取ろう」
彼女の息が、止まる。指が、絡まる。恋人みたいに。カフェのBGMが、甘く流れる。距離、20センチ。目が合う。深くて、熱い。
「ゆうや……本気?再契約したら、境界、もっと曖昧になるわ。研究室で、また触れ合って……ハグ以上、行っちゃうかも。私の倫理、完全に壊れる」
壊れる?俺の胸が、熱くなる。彼女のブラウスが、息で揺れる。鎖骨のラインが、覗く。白い肌。触れたい。
「でも、条件があるの」
こころさんは真剣な表情になった。
「今度は対等な関係で。あなたを単なる被験者として扱うのではなく、共同研究者として」
「共同研究者?」
「ええ。来学期からあなたが心理学を学ぶなら、正式な研究パートナーとして登録する。そうすれば、倫理的な問題もクリアできる」
俺は彼女の提案を聞いて、胸が熱くなった。
「壊れろよ。俺が、受け止める。高槻の失敗、忘れさせたろ?こころの心、データじゃなく、俺が守る。延長、OKか?」
彼女は小さく頷いた。涙が、にじむ。指を強く握り返す。掌の汗が、混ざる。
「OK……延長申請、受理。新しい契約、明日から。時給、同じで。でも、条件追加よ。恋人として、自然に。センサーなしの日も、作るわ」
受理?胸が、爆発しそう。
俺は立ち上がり、彼女を抱き寄せた。カフェの隅で、軽く。彼女の背中が、柔らかい。香りが、満ちる。息が、耳元で。
「ゆうや……ここ、外よ。恥ずかしい」
囁き声が、甘い。俺の腕が、腰に回る。くびれの感触、布地越しに熱い。彼女の体が、寄りかかる。胸の膨らみが、俺の胸に当たる。弾力。心拍、共有できねえのに、感じる。速い。
「恥ずかしい?恋人だろ。こころのこの熱、感じろよ。俺のここ、硬くなって……」
耳元で囁く。彼女の体が、びくっと震える。頰が、耳まで赤い。指が、俺のシャツを掴む。爪が、食い込む。
「ゆうや、変態……。でも、好き。外でこんな、ドキドキするわ。唇、近づけないで……キス、したくなる」
唇?距離、5センチ。彼女の息が、俺の唇にかかる。湿って、甘い。カフェの視線が、気にならねえ。理性が、溶ける。もう少しで――。
ベルが鳴り、客が入る。彼女が、慌てて離れた。息を整え、笑う。照れくさそう。
「続きは、研究室で。明日、火曜日ね。新しい実験、始めましょう」
俺たちはカフェを出た。並んで歩く。指、絡めたまま。夕陽が、二人を照らす。距離、ゼロの予感。
「ゆうや、一つ約束して」
こころさんが立ち止まった。
「何?」
「今度は、本当に対等な関係で。私があなたを利用するのでも、あなたが私に合わせるのでもなく、お互いを尊重し合う関係で」
俺は彼女の言葉を聞いて、頷いた。
「ああ、約束する。俺たちは対等だ。研究も、恋愛も」
「ありがとう」
彼女は微笑んだ。夕陽に照らされた横顔が、美しい。
◆
翌日、研究室。ドアを開けると、こころさんが待ってた。白衣姿、眼鏡。机に、新しい契約書。サインする手が、震える。
「再契約、成立。今日は、センサーなしの日。自然に、恋人として過ごすわ。ゆうや、何したい?」
何したい?俺は彼女を引き寄せた。強く。唇を重ねる寸前で止まる。1cmの距離、息の熱。
「こころ、全部。触れて、感じて。実験の続き、本気の恋」
彼女の瞳が、潤む。腕が、俺の首に回る。体が、密着。白衣の隙間から、ブラウスが覗く。柔らかい曲線。熱が、伝わる。
「ゆうや……始めましょう。距離、ゼロcmの、恋」
部屋に、沈黙。センサーなしの鼓動だけが、響く。ピッ、ピッ。心拍の音。
「でも、その前に」
こころさんは俺から少し離れた。
「新しい研究テーマを決めましょう。今度は『恋愛関係における相互成長』について」
「相互成長?」
「お互いが恋愛を通じてどう成長するか。あなたが心理学を学び、私が感情表現を学ぶ。そのプロセスを記録したいの」
俺は彼女の提案を聞いて、胸が熱くなった。これは単なる恋愛実験じゃない。俺たちの成長の記録だ。
再契約の始まり。離れられない、この渇望。恋の実験が、本物に変わる瞬間。
バイト終了から1週間。時給1200円の契約は切れたけど、心の糸は切れねえ。あの終了通知の夜、こころさんの涙と熱い体温が、夢にまで追いかけてくる。
この一週間は地獄だった。いつもの火曜日に実験室に行けない。こころさんに会えない。LINEを送っても既読スルー。心に穴が空いたような感覚。
経済学の講義も手につかない。教授が「恋愛の経済学」について話していても、頭の中はこころさんのことばかり。友達の田中に「お前、最近おかしいぞ」と言われても、説明できない。
コンビニのバイト中も、レジを打ちながらこころさんのことを考えてしまう。カップルの客を見ると、胸が締め付けられる。俺たちも、あんな風に自然に手を繋いで歩きたい。
昨夜、母さんから電話があった。
「ゆうや、声が沈んでるわね。何かあった?」
「別に、何もないよ」
「そう?でも、恋でもしてるみたいな声ね。うまくいってないの?」
母さんの直感は恐ろしい。確かに、俺は恋をしている。でも、うまくいってない。
今日、俺は決めた。延長申請、出す。
◆
ドアの前で深呼吸。ノック。
……沈黙。誰もいない?鍵がかかってる。
スマホを取り出し、LINEを開く。未読のメッセージ、俺の「会いたい」から何も返事なし。胸が、重くなる。
「こころ……」
呟いて、ドアに額を寄せる。香りが、かすかに残ってる。彼女のシャンプー。離れられない、この疼き。
廊下で30分待った。でも、彼女は現れない。
家賃の督促が来ても、構わねえ。恋のためだ。
帰り道、大学の図書館に寄った。心理学の本を借りるためだ。こころさんがいない間も、勉強は続ける。彼女と対等になるために。
「恋愛心理学の最新研究」「実験倫理学入門」「研究者のための感情管理」。こんな本を借りる日が来るなんて、思わなかった。
◆
翌日、大学近くのカフェで待った。こころさんに、強引に「話がある」って送った。返事は「午後3時、いつものカフェ」。
心臓が、速い。窓際の席で、コーヒーをかき回す。
この一週間で考えたことを整理する。俺は本気でこころさんを愛している。バイトとして始まった関係だが、今は違う。彼女なしの人生は考えられない。
ドアベルが鳴り、彼女が入ってきた。白衣じゃなく、シンプルなブラウスとスカート。髪を下ろしてて、眼鏡の奥の瞳が、疲れてる。でも、綺麗だ。
俺の隣に座る。距離、30センチ。香りが、戻ってきた。
「ゆうや……来てくれたのね。ごめん、連絡遅れて。論文の締め切りで、頭がいっぱいだったの」
彼女の声が、低い。俺はコーヒーを押しやり、ストレートに言った。
「こころ、延長申請したい。恋の実験、もう一度。バイトの名目でいい。1ヶ月、2ヶ月、何でも。俺……耐えられねえよ、あの別れの後」
一瞬の沈黙。彼女の指が、カップを握る。白くなる。瞳が、揺れる。
「延長?ゆうや、ダメよ。契約、終わったんだから。倫理的にも、私的にも……あのハグの後、毎晩あなたの夢見て、仕事に集中できないの。データじゃなく、心が疼くの。止まらないって、言ったでしょ?」
疼く。彼女の頰が、赤くなる。カフェの喧騒が、遠くなる。
「でも、それだけじゃないの」
こころさんは続けた。
「この一週間、研究が手につかなかった。論文を書いてても、あなたのことばかり考えてしまう。指導教授からも『集中力が欠けている』って注意された」
俺は彼女の言葉を聞いて、胸が痛んだ。俺のせいで、彼女の研究に支障が出ている?
「それって、俺のせいか?」
「違うわ。私の気持ちの問題よ。あなたを好きになってしまった私の責任」
好きになってしまった。彼女の口から、初めて聞く明確な告白。
俺は手を伸ばし、テーブル下で彼女の指に触れた。温かい。震えが、伝わる。
「それが、理由だろ?俺もだよ、こころ。終了通知の夜、体が熱くて眠れねえ。腰の感触、胸の柔らかさ、唇の距離……全部、思い出して、理性飛ぶ。実験の名目で、再契約しようぜ。本物の恋、データ取ろう」
彼女の息が、止まる。指が、絡まる。恋人みたいに。カフェのBGMが、甘く流れる。距離、20センチ。目が合う。深くて、熱い。
「ゆうや……本気?再契約したら、境界、もっと曖昧になるわ。研究室で、また触れ合って……ハグ以上、行っちゃうかも。私の倫理、完全に壊れる」
壊れる?俺の胸が、熱くなる。彼女のブラウスが、息で揺れる。鎖骨のラインが、覗く。白い肌。触れたい。
「でも、条件があるの」
こころさんは真剣な表情になった。
「今度は対等な関係で。あなたを単なる被験者として扱うのではなく、共同研究者として」
「共同研究者?」
「ええ。来学期からあなたが心理学を学ぶなら、正式な研究パートナーとして登録する。そうすれば、倫理的な問題もクリアできる」
俺は彼女の提案を聞いて、胸が熱くなった。
「壊れろよ。俺が、受け止める。高槻の失敗、忘れさせたろ?こころの心、データじゃなく、俺が守る。延長、OKか?」
彼女は小さく頷いた。涙が、にじむ。指を強く握り返す。掌の汗が、混ざる。
「OK……延長申請、受理。新しい契約、明日から。時給、同じで。でも、条件追加よ。恋人として、自然に。センサーなしの日も、作るわ」
受理?胸が、爆発しそう。
俺は立ち上がり、彼女を抱き寄せた。カフェの隅で、軽く。彼女の背中が、柔らかい。香りが、満ちる。息が、耳元で。
「ゆうや……ここ、外よ。恥ずかしい」
囁き声が、甘い。俺の腕が、腰に回る。くびれの感触、布地越しに熱い。彼女の体が、寄りかかる。胸の膨らみが、俺の胸に当たる。弾力。心拍、共有できねえのに、感じる。速い。
「恥ずかしい?恋人だろ。こころのこの熱、感じろよ。俺のここ、硬くなって……」
耳元で囁く。彼女の体が、びくっと震える。頰が、耳まで赤い。指が、俺のシャツを掴む。爪が、食い込む。
「ゆうや、変態……。でも、好き。外でこんな、ドキドキするわ。唇、近づけないで……キス、したくなる」
唇?距離、5センチ。彼女の息が、俺の唇にかかる。湿って、甘い。カフェの視線が、気にならねえ。理性が、溶ける。もう少しで――。
ベルが鳴り、客が入る。彼女が、慌てて離れた。息を整え、笑う。照れくさそう。
「続きは、研究室で。明日、火曜日ね。新しい実験、始めましょう」
俺たちはカフェを出た。並んで歩く。指、絡めたまま。夕陽が、二人を照らす。距離、ゼロの予感。
「ゆうや、一つ約束して」
こころさんが立ち止まった。
「何?」
「今度は、本当に対等な関係で。私があなたを利用するのでも、あなたが私に合わせるのでもなく、お互いを尊重し合う関係で」
俺は彼女の言葉を聞いて、頷いた。
「ああ、約束する。俺たちは対等だ。研究も、恋愛も」
「ありがとう」
彼女は微笑んだ。夕陽に照らされた横顔が、美しい。
◆
翌日、研究室。ドアを開けると、こころさんが待ってた。白衣姿、眼鏡。机に、新しい契約書。サインする手が、震える。
「再契約、成立。今日は、センサーなしの日。自然に、恋人として過ごすわ。ゆうや、何したい?」
何したい?俺は彼女を引き寄せた。強く。唇を重ねる寸前で止まる。1cmの距離、息の熱。
「こころ、全部。触れて、感じて。実験の続き、本気の恋」
彼女の瞳が、潤む。腕が、俺の首に回る。体が、密着。白衣の隙間から、ブラウスが覗く。柔らかい曲線。熱が、伝わる。
「ゆうや……始めましょう。距離、ゼロcmの、恋」
部屋に、沈黙。センサーなしの鼓動だけが、響く。ピッ、ピッ。心拍の音。
「でも、その前に」
こころさんは俺から少し離れた。
「新しい研究テーマを決めましょう。今度は『恋愛関係における相互成長』について」
「相互成長?」
「お互いが恋愛を通じてどう成長するか。あなたが心理学を学び、私が感情表現を学ぶ。そのプロセスを記録したいの」
俺は彼女の提案を聞いて、胸が熱くなった。これは単なる恋愛実験じゃない。俺たちの成長の記録だ。
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