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第七話 風呂での除霊
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少し贅沢なホテルで和室の四人部屋を予約している。
チェックインを済ませ、豪華な夕食である。
夕食は爺さんが手配してくれてあると言うことで、まりあさんの運転でそこに向かっている。
「なあ、まりあさん今日の食事は、和食かなー」
「それとも中華かな」
「フランス料理は贅沢で良いなあー」
「そ、そうですね」
んーー、まりあさんの歯切れが悪い。
「つ、着きました」
そこは大きな門がある和風のでかい料理屋の様だが、どうもおかしい。
看板がない、一見さんお断りの超高級料理店かー。
ガレージが開くと高級外車が沢山止まっている。
なにやら、行儀のいい若い衆が何人もいる。
ここは、料理屋じゃねー。
「爺、まただまし討ちかーー」
「コウさんごめんなさい、私は知っていました」
まりあさんが申し訳なさそうにしている。
「どうせ、爺さんに口止めされていたんだろー」
「はい、すみません」
まりあさんはぺこりと頭を下げる。
「まあ、いいや」
「さっさと済ませて飯にしよう」
「はい」
まりあさんがほっとしたような顔になり、少し微笑んでいる。
すごく、美しい。
駐車場から屋敷に案内される途中で、すぐに。
「あ、駄目な場所がある」
「あそこの部屋だ」
まだ、家に入る前から建物の一部分を、指さしてしまった。
案内をしてくれている若い衆の体が、俺の言葉を聞くとピクリと反応した。
屋敷に入ると、まゆとまいは別室に案内され別行動となった。
まりあさんとおれは、結局おれが駄目指定した部屋に案内された。
そこには、一人の女性が布団の上に寝かされている。
「でかい屋敷だねえ」
おれは、布団の女性に話しかけた。
目が開いているので聞こえているはずだ。
だが、そのうつろな目をした女性から返事はなかった。
「その子はわしの孫でなー、はるみという」
「一月前からこんな感じなんじゃ」
後ろから背の高い爺さんが入って来た。
「まゆの時とは全く違うな」
と、いうのもまゆは瀕死の状態だったが、このはるみという女性は、食事は出来ているみたいで、体は健康な様子だった。
だが何かに憑かれている感じがあり、この部屋自体に既に霊気が充満している。
「早速始めよう」
「風呂は、こっちじゃ、うちの風呂もちゃんとでかいぞ」
はるみの爺さんは事前に話を、まりあさんの爺さんから聞いている様で話がはやかった。
風呂場でおれが頭を洗っていると、はるみさんとまりあさんが入いってきた。
あまり凝視すると失礼なので、鏡越しに視点をずらし、周辺視でじっくり見た。
周辺視とは、剣道などで相手の目に視点を向けながら、その実相手の全身を見る方法で、胸のでかい女性を見るときに丁度いい見方である。
相手の顔に視点を合わせながらその実胸を見るのである。
決して胸に視線を向けないのである。
「きゃっ」
俺の後ろに立ったはるみさんは、小さく悲鳴を上げ、体の力が抜けたようだ。
「まりあさん大丈夫か?」
「だ、大丈夫です、決してこっちを見ないで下さいね」
「わかっている」
目にタオルを巻いて見えないようにした。
まりあさんもはるみさんも裸だが、実は俺も裸だ。
二人は俺の裸を見ているのだろうか?
まあ、はるみさんもまりあさんも美人だから、おれみたいなおっさんの汚い体には興味ないかー。
「もう良いですよ」
まりあさんが声を掛けてくれた。
「うお、まだ駄目じゃねえかー」
振り返ったおれの目にはまりあさんの美しい下着姿が飛び込んできた。
「くすくす」
悪戯っぽく、まりあさんが笑っている。
ついでだからおれはそのまま体を洗って風呂にも入っておいた。
風呂からでると、まりあさんが待っていた。
何かあったようだ。
はるみさんの部屋に入ると、放心状態のはるみさんが布団の上に座って、能面の様な顔で一点を見つめている。
「お風呂から戻ってからずっとこんな調子なんです」
おれは、その瞬間、今日の神社の事を思いだした。
それは、偶然思いついたわけではなさそうだ。
「まりあさん、明日あそこへはるみさんをつれて行く」
「えっ、あそこって……」
「今日行った神社、場所は憶えていますか?」
「はい、大丈夫です」
「今日はもう遅い、夜が明けてから行こう」
「はるみさんはおれが見ていますから、まりあさんは眠ってくれ」
「居眠り運転になると危ねーからな」
「コウさんの方こそ大丈夫ですか?」
「大丈夫だ」
「それとも気になっているのははるみさんの方かな」
「それも大丈夫、おれは絶対襲ったりしねー」
「そーですね、コウさんはそういう人です」
「わたしもここで寝ます、コウさんの横で」
「襲われないので安心して眠れます!」
なにやら、まりあさんの機嫌が悪い。
「でも、それじゃあ、ホテルが無駄になる」
「そんなことを心配しているのですか」
「いまから、お金を払ってきます」
「その後で、コウさんの横で眠ります、いいですね!!」
「は、はい」
結局まりあさんがなにに怒っているのか分からなかった。
最終的に、おれの横にはまりあさんだけでは無く、まゆもまいも来て眠っている。
はるみさんは一晩中宙を見たまま、座っていた。
目を離すといけない気がして、おれは結局徹夜で見守った。
外が明るくなりまりあさんを起こすと、まゆとまいを起こさないように気を付け、三人で昨日の神社にむかった。
神社に着くと、ゆっくりはるみさんの手を取り、鳥居をくぐった。
石垣に腰を掛け、はるみさんを挟んで三人でじっと座っている。
最初はるみさんの目は、昨日の布団の上と同様、宙をボーーッと眺めていた。
おれの感は外れたのかー。
そう思った。
だが、それでもいいと思っていた。
昨日も来たが、この神社はとてもすがすがしい気持ちになる。
はるみさんにも伝わっているはずだ。
「まりあさん、そろそろ帰りますか?」
おれがまりあさんに話しかけると、まりあさんはゆっくり首を振った。
同じ女性だからわかる何かがあるのか、まりあさんは帰るのを拒んだ。
もう、飽きてきているおれは時間が立つのが遅く感じられた。
おれは、さっきからチラチラ、まりあさんの顔を見ている。
早く帰るって言わないか様子を見ているのである。
不意にまりあさんがクイッとあごを上げた。
はるみさんの顔を見ろということか?
視線を動かして驚いた。
はるみさんの目から涙が一筋流れていた。
さっきからまりあさんの顔ばかりを見ていて気づかなかったが、はるみさんの顔付きが柔らかくなっていた。
「ここは、何処ですか」
はるみさんが初めて話をしてきた。
「神社です」
「そうですか、良い神社ですね」
「こころが穏やかになります」
「少し話をしても良いですか」
「どうぞ」
「……私は、失恋をしました」
はるみさんは噛みしめるように話しをしだした。
「大学時代、憧れていた人に、会社で再会しました」
「その人は、私にとってまさに何を取っても理想通りの人でした」
「付き合って欲しいって私から言いました」
まりあさんは、まじめな顔をしてうなずいています。
「一年ほどお付き合いをして、いざ結婚ということになりました」
「彼の親が興信所で私の身辺調査をしたようです」
「彼は私の前から姿を消しました」
「会社もやめて、居場所は分からなくなりました……」
そこで、はるみさんはうつむき涙をポトポト落とした。
「私の父も祖父も、恋愛は自由と言ってくれています」
「テレビや映画のようにうちの娘に手を出したら殺すなんてことはありません」
「誰を恨んだら良いのでしょうか」
「彼を恨むことも、家族を恨むことも出来ませんでした」
「ただただ、長い月日絶望しました」
「私は愚かにも死にたいと思い出しました」
はるみさんは涙を拭き取り、歯を噛みしめる。
そして、話を続けだした。
「私は、自殺のあったという近所のマンションの屋上に上りました」
「マンションの屋上には、すでに自殺防止用のフェンスが取り付けられています」
「でも、雑なフェンスで私は、隙間から簡単にフェンスの外側に出ることができました」
「後は飛び降りるだけです」
「私は、ずっと死にたいと思っていましたので、不思議と恐怖はありませんでした」
「体を前に倒し始めた時とつぜん……」
次話へ続く
チェックインを済ませ、豪華な夕食である。
夕食は爺さんが手配してくれてあると言うことで、まりあさんの運転でそこに向かっている。
「なあ、まりあさん今日の食事は、和食かなー」
「それとも中華かな」
「フランス料理は贅沢で良いなあー」
「そ、そうですね」
んーー、まりあさんの歯切れが悪い。
「つ、着きました」
そこは大きな門がある和風のでかい料理屋の様だが、どうもおかしい。
看板がない、一見さんお断りの超高級料理店かー。
ガレージが開くと高級外車が沢山止まっている。
なにやら、行儀のいい若い衆が何人もいる。
ここは、料理屋じゃねー。
「爺、まただまし討ちかーー」
「コウさんごめんなさい、私は知っていました」
まりあさんが申し訳なさそうにしている。
「どうせ、爺さんに口止めされていたんだろー」
「はい、すみません」
まりあさんはぺこりと頭を下げる。
「まあ、いいや」
「さっさと済ませて飯にしよう」
「はい」
まりあさんがほっとしたような顔になり、少し微笑んでいる。
すごく、美しい。
駐車場から屋敷に案内される途中で、すぐに。
「あ、駄目な場所がある」
「あそこの部屋だ」
まだ、家に入る前から建物の一部分を、指さしてしまった。
案内をしてくれている若い衆の体が、俺の言葉を聞くとピクリと反応した。
屋敷に入ると、まゆとまいは別室に案内され別行動となった。
まりあさんとおれは、結局おれが駄目指定した部屋に案内された。
そこには、一人の女性が布団の上に寝かされている。
「でかい屋敷だねえ」
おれは、布団の女性に話しかけた。
目が開いているので聞こえているはずだ。
だが、そのうつろな目をした女性から返事はなかった。
「その子はわしの孫でなー、はるみという」
「一月前からこんな感じなんじゃ」
後ろから背の高い爺さんが入って来た。
「まゆの時とは全く違うな」
と、いうのもまゆは瀕死の状態だったが、このはるみという女性は、食事は出来ているみたいで、体は健康な様子だった。
だが何かに憑かれている感じがあり、この部屋自体に既に霊気が充満している。
「早速始めよう」
「風呂は、こっちじゃ、うちの風呂もちゃんとでかいぞ」
はるみの爺さんは事前に話を、まりあさんの爺さんから聞いている様で話がはやかった。
風呂場でおれが頭を洗っていると、はるみさんとまりあさんが入いってきた。
あまり凝視すると失礼なので、鏡越しに視点をずらし、周辺視でじっくり見た。
周辺視とは、剣道などで相手の目に視点を向けながら、その実相手の全身を見る方法で、胸のでかい女性を見るときに丁度いい見方である。
相手の顔に視点を合わせながらその実胸を見るのである。
決して胸に視線を向けないのである。
「きゃっ」
俺の後ろに立ったはるみさんは、小さく悲鳴を上げ、体の力が抜けたようだ。
「まりあさん大丈夫か?」
「だ、大丈夫です、決してこっちを見ないで下さいね」
「わかっている」
目にタオルを巻いて見えないようにした。
まりあさんもはるみさんも裸だが、実は俺も裸だ。
二人は俺の裸を見ているのだろうか?
まあ、はるみさんもまりあさんも美人だから、おれみたいなおっさんの汚い体には興味ないかー。
「もう良いですよ」
まりあさんが声を掛けてくれた。
「うお、まだ駄目じゃねえかー」
振り返ったおれの目にはまりあさんの美しい下着姿が飛び込んできた。
「くすくす」
悪戯っぽく、まりあさんが笑っている。
ついでだからおれはそのまま体を洗って風呂にも入っておいた。
風呂からでると、まりあさんが待っていた。
何かあったようだ。
はるみさんの部屋に入ると、放心状態のはるみさんが布団の上に座って、能面の様な顔で一点を見つめている。
「お風呂から戻ってからずっとこんな調子なんです」
おれは、その瞬間、今日の神社の事を思いだした。
それは、偶然思いついたわけではなさそうだ。
「まりあさん、明日あそこへはるみさんをつれて行く」
「えっ、あそこって……」
「今日行った神社、場所は憶えていますか?」
「はい、大丈夫です」
「今日はもう遅い、夜が明けてから行こう」
「はるみさんはおれが見ていますから、まりあさんは眠ってくれ」
「居眠り運転になると危ねーからな」
「コウさんの方こそ大丈夫ですか?」
「大丈夫だ」
「それとも気になっているのははるみさんの方かな」
「それも大丈夫、おれは絶対襲ったりしねー」
「そーですね、コウさんはそういう人です」
「わたしもここで寝ます、コウさんの横で」
「襲われないので安心して眠れます!」
なにやら、まりあさんの機嫌が悪い。
「でも、それじゃあ、ホテルが無駄になる」
「そんなことを心配しているのですか」
「いまから、お金を払ってきます」
「その後で、コウさんの横で眠ります、いいですね!!」
「は、はい」
結局まりあさんがなにに怒っているのか分からなかった。
最終的に、おれの横にはまりあさんだけでは無く、まゆもまいも来て眠っている。
はるみさんは一晩中宙を見たまま、座っていた。
目を離すといけない気がして、おれは結局徹夜で見守った。
外が明るくなりまりあさんを起こすと、まゆとまいを起こさないように気を付け、三人で昨日の神社にむかった。
神社に着くと、ゆっくりはるみさんの手を取り、鳥居をくぐった。
石垣に腰を掛け、はるみさんを挟んで三人でじっと座っている。
最初はるみさんの目は、昨日の布団の上と同様、宙をボーーッと眺めていた。
おれの感は外れたのかー。
そう思った。
だが、それでもいいと思っていた。
昨日も来たが、この神社はとてもすがすがしい気持ちになる。
はるみさんにも伝わっているはずだ。
「まりあさん、そろそろ帰りますか?」
おれがまりあさんに話しかけると、まりあさんはゆっくり首を振った。
同じ女性だからわかる何かがあるのか、まりあさんは帰るのを拒んだ。
もう、飽きてきているおれは時間が立つのが遅く感じられた。
おれは、さっきからチラチラ、まりあさんの顔を見ている。
早く帰るって言わないか様子を見ているのである。
不意にまりあさんがクイッとあごを上げた。
はるみさんの顔を見ろということか?
視線を動かして驚いた。
はるみさんの目から涙が一筋流れていた。
さっきからまりあさんの顔ばかりを見ていて気づかなかったが、はるみさんの顔付きが柔らかくなっていた。
「ここは、何処ですか」
はるみさんが初めて話をしてきた。
「神社です」
「そうですか、良い神社ですね」
「こころが穏やかになります」
「少し話をしても良いですか」
「どうぞ」
「……私は、失恋をしました」
はるみさんは噛みしめるように話しをしだした。
「大学時代、憧れていた人に、会社で再会しました」
「その人は、私にとってまさに何を取っても理想通りの人でした」
「付き合って欲しいって私から言いました」
まりあさんは、まじめな顔をしてうなずいています。
「一年ほどお付き合いをして、いざ結婚ということになりました」
「彼の親が興信所で私の身辺調査をしたようです」
「彼は私の前から姿を消しました」
「会社もやめて、居場所は分からなくなりました……」
そこで、はるみさんはうつむき涙をポトポト落とした。
「私の父も祖父も、恋愛は自由と言ってくれています」
「テレビや映画のようにうちの娘に手を出したら殺すなんてことはありません」
「誰を恨んだら良いのでしょうか」
「彼を恨むことも、家族を恨むことも出来ませんでした」
「ただただ、長い月日絶望しました」
「私は愚かにも死にたいと思い出しました」
はるみさんは涙を拭き取り、歯を噛みしめる。
そして、話を続けだした。
「私は、自殺のあったという近所のマンションの屋上に上りました」
「マンションの屋上には、すでに自殺防止用のフェンスが取り付けられています」
「でも、雑なフェンスで私は、隙間から簡単にフェンスの外側に出ることができました」
「後は飛び降りるだけです」
「私は、ずっと死にたいと思っていましたので、不思議と恐怖はありませんでした」
「体を前に倒し始めた時とつぜん……」
次話へ続く
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