この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!〜まだ無自覚編〜

小屋瀬

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なんか僕の周りには男が多い気がする。13

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キーンコーンカーンコーン

「ふぅ、終わったぁ~」

「おまえらぁ、気ぃつけて帰れよー」

「「はーい」」

「帰ろうぜー」

「おーう」

「なぁこのあとカラオケ行こうぜ、」

「そうだな、あ、凌、お前も行くか?カラオケ、」

「いや、今日はやめとくよ」

「うぃー」

「なぁなぁ…」

「………」

「ねぇねぇ、凌くん、」

「お、もういいのか?」

「うん。ありがとう、待っててくれて」

「おう、じゃあ行こっか」

「うん!」

授業が終わって、放課後となった。
僕は今から海くん(本宮 海)と、本屋へ向かう予定だ。


「なぁ、なんの本買うんだ?」

「え、ええっと、今日は本っていうか、小説…じゃなくて、漫画を買うつもりなんだ。」

「へぇ…ちなみに、なんて言うやつ?」

「えぇっと、よ、弱虫○○ルの新刊と、あと、 ショー○ショー○ン!とか…って、ごめん、僕ばかり話しちゃって!」

「……す、」

「…す?」

「すっげぇ!!!」

僕は海くんの両手を掴み、そう言った。

「うぇっと、何が!?」

「いや、いやいや、見てんの?え、見てんの?…いやぁ、実は僕も見てるんだよね、結構好き。」

「えっ、ほんと?」

「おう!」
「いやぁ、マジで知ってる人クラスにいなくてさぁ、そういう系の、…あー、結構マニアック的なやつ」
「だからさぁ、まっじでうれしい!」

「ぼ、僕も!」

「イエーイ!」

僕は海くんとハイタッチした。
ん?テンションがおかしいって?
語り合える仲間に出会えたんだぞ!これぐらい普通だろ!
…まぁ、とりあえず本屋へと向かおう。僕も漫画の新刊出てたら買いたいし。



「はぁ…いいなぁ、盛り上がってる。僕も行きたいなぁ…」

「遊佐ちゃん、」

「分かってますよ、」

時は少し前に遡る。

どうもこんにちは、毎度ながら遊佐です。
せめて放課後、帰る時、帰る時こそは、「一緒に行こう」と、言いたかった…
でも凌くん、海と2人で教室でたし、もう門も出てるよね?
はぁ、今日1日の僕の充電がやばい事になっている…


〔【遊佐くんの充電の回復の仕方】凌くんと話したり、好きな本を読んだり…まぁ、ストレス解消が大体ですね、By作者〕


それなのに、この人たちと来たら……



「なぁなぁ、この後ここん学校の理科室借りて、何か実験でもするか?」

「いや、だめでしょ、」

「いや、結構行けそうな雰囲気だったよ」

「それほんと?… 遊佐ちゃんはどう思う?」



…もうほんっと、「僕のことどんだけ好きなの!」っていうぐらい、構ってくる。

凌くんとは全然話せなかったし、ほんと、…っていうか、忙しくないの!?教育実習生とかってさ、うーん、分かんないなぁ…

「えっと、僕はもう帰りたいなぁ…と思っていまして…」
(凌くんの写真印刷しないといけないし。)

「えぇぇ~、うーん、ええ~、ワイ、久しぶりにおうた(会った)ことやし、遊佐っちともっと喋りたいんやけどなぁ…」

「今日もう沢山話したじゃないですか。」

「そうやけどぉ~」

「なら、遊佐ちゃんを家まで送る時に話す?」

「あ、それええやん!」
「朝日、天才!」

「ちょっ、送るって、家まで着いてくるんですか!?」

「ん?あ、ほんまや!でもこれで、何時でも遊びに行けるようになるやん!」

「うん、そうだね」

「えぇ、来るんですか?」

「何も中まで入るつもりは無いでぇ、」

「……分かりました。でも結構、近いですからね?」
「話せる時間なんてあんまりないですよ?」

「いいよいいよ、さ、そうと決まったら、早く行こやー!」

「うん、」

「はい…。」


「さ、さ、遊佐っち遅いよー、靴ぐらいちゃっちゃと履いてよー」

「待ってください、っと、…よし、行きましょうか……」

「うん!って、どした……ん?」

僕は見てしまった。
海と凌くんが、ててて、手を繋いでいるところを!!!

〔「すっげぇ!!!」の部分です。〕

「……え…」
(ねぇ、僕のいない所で、いつの間に仲良くなってんの!僕も入れてよ!)

「……」

「……そんなに気になる?」

「えっ、気になるって、何がですか?」

「あの、薄井…っていう子のこと。」

「いっ、いえ、別に!い、行きましょうか!」

「…うん、」

「はぁ…いいなぁ、盛り上がってる。僕も行きたいなぁ…」

ボソッ

「遊佐ちゃん、」

「分かってますよ、」

「いや、分かってない。」

「え?」

「行ってきたら?あっち。行きたいんでしょ?」

「え?」

「あのねぇ、遊佐っち。朝日に隠し事は無駄だよ、ほんと。」

「あ…」
(そうだった!あそこ(研究所)では、結構有名な話だった!)

「…行ってきたら?」

(…ここで断っても、後々めんどそうだなぁ……)

「……分かりました。お言葉に甘えさせてもらいます。」

「うん…」

「朝日もそんな顔すんなって!ほら、行ってきぃ、」

「…はいっ!」

タッタッタ…

「…家は、また今度教えてもらおうか、」

「…うん、」

グスッ





【あとがき】
今回は少し、あとがき少なめにということで、えっと、何故柏先生は、最後泣いた(?)のか。皆さん、考えてみてください(答えは書くかは分かりません。)

では、これからも、「ぼくこま」をよろしくお願いします!

じゃあ!
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