この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!〜まだ無自覚編〜

小屋瀬

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【特別編】幸せなら、OKです。

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「なぁ悠斗、帰りコンビニ行こうぜ!」

「え、コンビニって、俺らの帰り道の近くにあったっけ?」

「いや、新しく出来たんだよ、」

「へ~、けど俺その場所知らないよ」

「僕が案内するよ!」
「ちょっと遠回りするけど、最初らへんでいつもとは違うところ歩いて、コンビニ寄って、そのまま元の通学路に戻ってこれる道があるんだ!」

「…それ、任せて大丈夫なやつ?」

「任せろ!」

「……ま、なるようになる、かな」


キーンコーンカーンコーン


「よし、じゃ、行こうぜ!」

「早いって、」
「っていうか、あいつ来ないの?」

「さく?」
「さくはね、今日は部活寄るって」

「へー、……って、あいつ部活やってたの!?」

「うん、科学部。まぁでも幽霊部員だけどね」

「今日はなんかあったのか?」

「うん、何でも文化祭に向けての出し物の話し合いだって、」

「あー、確かこの学校って、文化部は運動部と違って緩いぶん、文化祭で成果を発表しないといけねぇんだっけ、」

「うん、行きたくないって言ってた」

「ふーん、」
「ま、そんな事より、コンビニ行くんだろ?行こうぜ、」

「うんっ!」



~コンビニへと続く道にて~

「なぁ……」

「ん?」

「ほんとにこの道で合ってる?」

「うん、この道って言ってるもん」

「「もん」って……」
「って、「言ってる」って誰が!?」

「え、決まってるじゃん、ゴーグル先生だよ」

「……そうか、」
(ゴーグル先生、もうちょっと、人間が通れるような道案内して欲しいっすわ、)


〔【ゴーグル先生】こっちでは、マップとかフォトとか検索とかいろいろとありますよね、自分は、ほぼ毎日使ってますね、はい。〕


「あっ!着いたー!!」

「えっ、どこ?」
「って、遠っ!凌それ「着いた」じゃなくて、「見えた」だぞ!!」

「えっ、見える=着いたじゃないの?」

「……ま、いいや、」
「…ほら、行こうぜ、もうすぐなんだし」

「うん!」

「で、結局何買うんだ?コンビニで」

「ん?あぁ、推しグッズ」

(推しグッズ…!?)

「宮木さんの」

(宮木さん!?)
「へ、へぇ、か、可愛いの?」

「可愛い?うんん、宮城さん男だよ?」

「えっ、ちょっ、男!?」

「あ、着いた!」
「僕はグッズ買いに行くけど、悠斗は何か買うの?」

「え、あ~、うん。なら、お菓子でも買って帰ろっかな、」

「いいじゃん!」
「僕、あのレジ前のグッズ買い終わったら悠斗んところ行くから、選んでてよ、すぐ終わるから!」

「う、うん、分かった…」

「じゃ、選んでて!」

「…うん」
(…凌って、男の推しいるんだ~!!)
(って、まぁそりゃそうか。でも、そっか、男に対しても「好き」とか思えるんだ、)
(そっかぁ~!!)

(…なんか、悠斗嬉しそうだったなぁ。好きなお菓子でも見つけたんだろうか?)
「…ん?」
「……!!!」
(こっ、これは…!!)

~1分後~

「あ、もうお菓子選んだからレジ行くけど、凌も何か買……」
「どした?」

「いや、最高だよここのコンビニ!」

「?」

「み、宮木さんのグッズがほら、こんなにも!!!」

「ウン、ソッカー、ヨカタネー、」

コンビニ来た理由がイケメンだと知り、嫉妬していたものの、凌くんが笑顔が見れてまぁいっかと思う悠斗であった。
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