この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!〜まだ無自覚編〜

小屋瀬

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なんか遊佐くんの周りには個性が強い人が多いような気がする。

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「「「………」」」

(うーん、どうやって話題そらそうかなぁ)

(嘘やろ!?ワイと朝日が今までずっと気がかりやった事の原因が「寝不足」やったん!?あの自己管理が徹底的すぎて研究所内で密かに「ロボット」言われとったあの遊佐っちが!?)

(……遊佐ちゃんはあぁ言ってくれた。何か手伝う事も話して決めた。でもやっぱなぁ。遊佐ちゃんの大好きな作家さんの本、全部家に送った方がいいかな?)
(うーん、やっぱ何かは送りたいな。今回の件もあるし、あと最近何も送ってなかったし、)

「「「………」」」

キーンコーンカーンコーン

「あっ!チャイムが…!」
「っていうか僕ってどのくらい寝てたんですか?」

「えぇっと、まぁ…2時間くらい?」

「ええっ、そんなに!?」
「本当ですか、柏さん…!」

「ん?あぁ、ぐっすりだったよ、」

「えぇぇ、、」

(…良かった、朝日、落ち着いてきたな)

「うーん、ならちょうど授業終わったみたいだし、そろそろ戻りますね、僕」

スクッ

「あっ、ちょっ、急に動いたら!」

「うん、今のところ立ちくらみだけです」
「では、また後で…!」

タッ

「ちょっ!」

グラッ

「あ…、」
(やっば、目眩今来た…!)
(終わった…)

「…っと、あっぶないよ、遊佐ちゃん」

「柏さん!!」

「朝日!」
「ナイッス!朝日ぃ~!!」

「なっ、ちょっ、まっ!」

「ちょっ、兎角さん、落ち着いて!」

「そうだぞ晃!今飛びかかられたら…!!」

ジリジリジリ

「ちょっ、来るなよ?…やめろよ!」

「いっえーい!!」

「ああっ、ちょっ!」

「うわぁぁっ!!」

ドッシーン

「うっ…ったく、後ろがベッドだったから良かったものの」

「そうですよ、」
「結局転んじゃいましたね、、」

「!」
「確かに…!」

「「「確かに」じゃない!!」」

「ったく、こんな三段布団みたいな所を誰かに見られたら…!!」

(…確かに、この体勢を誰かに見られたら、ワイら相当やばいな)

(うん、やばいだろうね)
(けどさ、)

(うん、)

(正直やばくね?エ〇くね?)

(ちょっ、そんなお下品な言葉使わないの!けどまぁ、同意やわ)

〔おふたりは目で会話しています〕

ガララッ

「おーい、川柳起きたかー?」

「あ……」

「………悪いな、お楽しみ中のとこ」
「まぁ、起きてるの確認できたから俺もう行くわ。悪かったな、邪魔して……」
「って、見過ごせるか!!何やってんだお前ら!?」

((ですよねー))

「ちっ、違いますよ、」
「先生が思っているようなことはしてませんって」

「えっ、思ってるって?先生何を思ってたんですか?」

「ちょっ、遊佐っち!そういうのはまだ君には早すぎる!」

「えぇっ、」

「…まぁ、俺の考えてるようなことは、まぁ多分、その様子だと…無かったんだ、よな?」

「もっ、もちろんですよぉ!」
(まぁ、そないな事考えとった言うんは言わん方が良さそうやな、、)

「…ていうか、お前らいつまでその体勢でいるんだ?」

「あっ、ほんまやな!」
「こんな体勢先生以外の人が見たらもう終わりやで、ワイら!」
(特にワイと朝日が)

「あぁ、早くその体勢直した方がいいぞ」

「そうですよね、」
「っていうか柏さん、僕重くないですか?」

「ん?あぁ大丈夫だよ」

「実はこう見えても朝日は鍛えとるからなぁ」

「えっ、そうなんですか!?」

「うん」

「ほら、研究所にトレーニングルームあったやろ?」

「あぁ、あのすっごくでかかったやつですか」

「そうそう!いやぁ、トレーニングルームにあの広さはいらんやろ!」

「まぁ、確かに」

フフッ

「…なぁ、「研究所」ってなんだ?」

「「「あ…」」」

「ええっと、なんでもないですよ!」
(そういえば先生には言ってなかったっけなぁ)

「ま、とりあえずまずは体勢直しましょうよ、」

「そやな…って、あれ?ちょっ、まってこの体勢からやとワイ起き上がれへんのんやけど!」
「いや、だって今前にもたれかかっとるんやで?」
「これで両手ごと離したら、ワイ、前に倒れちゃうで!?」

「えぇっ!!」

「普段から晃は鍛えてないからな」

「うっさいわ!」
「っていうか、ちょっ、幸崎の先生!ちょっ、起き上がるの手伝ってぇや!」

「ったく、しょうがねぇなぁ、」
「まったく、この光景マジやべぇからな?大の大人三人が生徒を…って、」

「いいから早く!やないと見てみぃ!ワイの両手プルプルしとるで!」

「やっぱ晃、お前も鍛えたら…」

「ワイにはそんな余裕ないねん!」

「はいはい、とりあえず、俺はどうすればいいの、これ」

「…えっと、……どないしたらええんや?」

「……そのままって訳には…」

「いかんに決まっとるやろ!」

「ですよね、」
「…はぁ、なんでこんな体勢なったんだよ」

「こいつのせいです」

「あはは、、」

「お前のせいなんかい!」
「ったく、こんな世話が大変な教育実習生初めてだぞ…」

「いやぁ、それほどでも」

「褒めてないぞ、」
「…にしてもこれ、ほんとにどうするべきか……」

ガララッ

「さく!!」

「ちょっ、凌!まずはノックだ…ろ……」

シュバッ

〔悠斗が凌くんの目を手で覆いました。〕

「え?何?前見えないんだけど、悠斗?」

「いや、凌。お前は見なくていい。いや、見んな。」

「えぇっ、気になるじゃん!」

「いや、まじで見んなよ、」
「…っていうかあんたら、何してんすか」

「「「「………」」」」

((((終わった………))))





【あとがき】
いやぁ、この後はどうなってしまうんでしょうね?
ということで、次回もお見逃し無く!
それでは!

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