この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!〜まだ無自覚編〜

小屋瀬

文字の大きさ
44 / 70

なんか柏さんは可愛い気がする(気がする⬅‪✕‬ 本当に可愛い⬅〇かも) 31

しおりを挟む

その後、遊佐っちは何事も無かったかのように普通に授業を受け、普通に家に帰った。
教室に戻ると、クラスメイトはみんな遊佐っちのとこに行った。心配しとったらしい。愛されとるねぇ。
ワイとの関係を聞かれることもなかったらしい。
皆、気になっとるはずやのに……大人やねぇ。
家に帰ると、ダンボール2箱分のお菓子と小説が届いていたんやって。
きっと朝日が送ったんやろう。
朝日いわく、これからも送り続けるそうや。
遊佐っちの部屋が本とお菓子で埋め尽くされないか心配や。


と、まぁそんなこんなで遊佐っちが倒れた日から数日がたった。





キーンコーンカーンコーン

「っと、お前ら席に着けー」
「放課後に入る前に、重要なこと忘れてないか?」

「?[クラスメイト]」

「ほら、前出てこーい」

「!!![クラスメイト]」

(あっ……そっか、、[凌])

(あぁー、なっほどな[悠斗])

(あぁ~!確かにもうそろそろだったね[遊佐])


「ウッ、グスッ……」

「いや、なんで泣いてんだよ」

「だっでぇ……!!もうお別れやもん!!!」
「悲しいやんそんなん!!!」

「いや、別にそんな泣くほどか?」

「朝日はぁ!あれやん!先生なるんやろ?やからまだ会えるかもしれへんけど!ワイ!臨時で来ただけやから…!!」

「あぁ~、そうだったね」
「でもあれじゃない?晃の方がまた会える可能性高くない?」

「え?」

「だって晃は臨時で来たんでしょ?ならまた雇って貰ったらいいじゃん。」
「先生の場合、上から指定された学校に行かなきゃいけないんだしさ」

「……そうなの?」

「まぁ、本格的に学校の先生を目指すんだったら…ですけど、」
「まぁ、1週間に数回しか行かないっていうやり方も…あった…ような気がするよ、[宛にしないでください(作者)]」

「うーん……難しい………」
「まっ、とりあえずや。今後会えるかもしれんし、会えんかもしれん。けど、まぁ今はそんなことは置いといて、」
「皆!ワイ、楽しかったで~!ありがとな~!!!」
「ほらっ!朝日もお礼や!!」
「皆仲良ぅ接してくれたやろ?」

「え、僕全然皆さんと話してないんだけど……」

「それはコミュ障な朝日が悪い!」

\ドッ/

「先生やっぱ面白いなぁ![クラスメイト]」

「うん!居なくなるの、悲しい…[クラスメイト]」

「2人とも、意外と顔良かったよね[クラスメイト]」

「いやぁ、昼が暇になるなぁ~[クラスメイト]」

「俺も~[クラスメイト]」

「みっ、皆…!!」

「…っ!!」
(先生……まだ、曖昧な夢だった。研究者1本で行くか、先生を本気でやってみるか。)
(うん。決まった。)
「…皆さん、僕は先生になろうと思います。もし僕がこの学校にもう一度来た時はまた、よろしくお願いします。」

「!!!」

「もっちろんだよぉ~!!![クラスメイト]」

「いやぁ、もう明日からでも先生やってくんねぇかなぁ~[クラスメイト]」

「教えるの、上手かったもんね~![クラスメイト]」

「!!!」
「…皆さん、ほんと優しいですね、」

「…あっ!やっば!外の部活の子らもう出てもうてるやん!」

「あ~、もうこんな時間か、」
「お二方、はもういいの?」

「はいっ!」「はいっ…!!」

「よし、なら、日直~」

「起立!」

「さよなら~!」

「はい、さようなら」

「あっ!兎角先生!最後にハイタッチしてよ![クラスメイト]」

「えぇ~、仕方ないなぁ~!」

「あっ!柏先生も、いいですか?」

「もちろん…!」




「いやぁ、結局幸崎の先生以外の皆とハイタッチしたなぁ~!」

「うん、もう手が……」

「いやぁ、朝日頑張っとったなぁ!」
「…にしても、遊佐っちのクラスの皆、いい人そうで良かったわぁ~」

「……うん、」

「……あ、そや!」
「ほいっ!」

「ん?」

「ワイらも!ほら、ハイタッチ!」

「えぇ、なんでぇ、、」

「うーん、一緒に先生、頑張った…から?」

「……」
「はぁ、まっ、いいよ」

パチッ

「……いやぁ~!終わったぁ~!」
「改めてこの、誰もいない教室見ると、ほんまに先生終わったんやなぁって、思えて少し寂しなるわ」
「これから朝日は、先生になるために勉強するし……」
「あぁぁ~!!!しばらくワイ、1人やん!」

「って言って、いざ寂しくなったら僕の部屋来るんでしょ?」

「あったり前やん!!」

「はぁ、」
「……まぁ、いいけど」


かくして、ワイらの先生体験は幕を閉じたのであった。





【あとがき】
いやぁ、結構続きましたね、ほんと。
さてと……次は確か、「悠斗編」ですね。
「悠斗編」でも、濃いキャラ沢山出てくる予定なんで、楽しみにしててください!
それでは!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。 そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語

聞いてた話と何か違う!

きのこのこのこ
BL
春、新しい出会いに胸が高鳴る中、千紘はすべてを思い出した。俺様生徒会長、腹黒副会長、チャラ男会計にワンコな書記、庶務は双子の愉快な生徒会メンバーと送るドキドキな日常――前世で大人気だったBLゲームを。そしてそのゲームの舞台こそ、千紘が今日入学した名門鷹耀学院であった。 生徒会メンバーは変態ばかり!?ゲームには登場しない人気グループ!? 聞いてた話と何か違うんですけど! ※主人公総受けで過激な描写もありますが、固定カプで着地します。 他のサイトにも投稿しています。

先輩たちの心の声に翻弄されています!

七瀬
BL
人と関わるのが少し苦手な高校1年生・綾瀬遙真(あやせとうま)。 ある日、食堂へ向かう人混みの中で先輩にぶつかった瞬間──彼は「触れた相手の心の声」が聞こえるようになった。 最初に声を拾ってしまったのは、対照的な二人の先輩。 乱暴そうな俺様ヤンキー・不破春樹(ふわはるき)と、爽やかで優しい王子様・橘司(たちばなつかさ)。 見せる顔と心の声の落差に戸惑う遙真。けれど、彼らはなぜか遙真に強い関心を示しはじめる。 **** 三作目の投稿になります。三角関係の学園BLですが、なるべくみんなを幸せにして終わりますのでご安心ください。 ご感想・ご指摘など気軽にコメントいただけると嬉しいです‼️

実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…

彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜?? ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。 みんなから嫌われるはずの悪役。  そ・れ・な・の・に… どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?! もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣) そんなオレの物語が今始まる___。 ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️

平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。

しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。 基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。 一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。 それでも宜しければどうぞ。

【完結】待って、待って!僕が好きなの貴方です!

N2O
BL
脳筋ゆえ不本意な塩対応を只今猛省中、ユキヒョウの獣人 × 箱入りゆえガードが甘い愛され体質な竜人 愛しい幼馴染が有象無象に狙われて、居ても立っても居られなくなっていく余裕のない攻めの話。 (安心してください、想像通り、期待通りの展開です) Special thanks illustration by みとし (X:@ibarakiniarazu) ※独自設定かつ、ふんわり設定です。 ※素人作品です。 ※保険としてR設定にしていますが、基本健全。ほぼない。

俺の幼馴染が陽キャのくせに重すぎる!

佐倉海斗
BL
 十七歳の高校三年生の春、少年、葉山葵は恋をしていた。  相手は幼馴染の杉田律だ。  ……この恋は障害が多すぎる。  律は高校で一番の人気者だった。その為、今日も律の周りには大勢の生徒が集まっている。人見知りで人混みが苦手な葵は、幼馴染だからとその中に入っていくことができず、友人二人と昨日見たばかりのアニメの話で盛り上がっていた。 ※三人称の全年齢BLです※

アイドルくん、俺の前では生活能力ゼロの甘えん坊でした。~俺の住み込みバイト先は後輩の高校生アイドルくんでした。

天音ねる(旧:えんとっぷ)
BL
家計を助けるため、住み込み家政婦バイトを始めた高校生・桜井智也。豪邸の家主は、寝癖頭によれよれTシャツの青年…と思いきや、その正体は学校の後輩でキラキラ王子様アイドル・橘圭吾だった!? 学校では完璧、家では生活能力ゼロ。そんな圭吾のギャップに振り回されながらも、世話を焼く日々にやりがいを感じる智也。 ステージの上では完璧な王子様なのに、家ではカップ麺すら作れない究極のポンコツ男子。 智也の作る温かい手料理に胃袋を掴まれた圭吾は、次第に心を許し、子犬のように懐いてくる。 「先輩、お腹すいた」「どこにも行かないで」 無防備な素顔と時折見せる寂しげな表情に、智也の心は絆されていく。 住む世界が違うはずの二人。秘密の契約から始まる、甘くて美味しい青春ラブストーリー!

処理中です...