この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!〜まだ無自覚編〜

小屋瀬

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なんか俺の周りには変態がいる(気がする)。 33

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「え、」
「あぁ、悠斗お兄ちゃん居るもんね。確か今は海外だったっけ、」
「良かったじゃん!久しぶりに会えるじゃん!」

「いや……」

「?」


キーンコーンカーンコーン


「授業始めますよー!」

「あ、授業始まった」
(って、やっば!!課題やるの忘れてた!!!今ならまだ間に合うかな…!?)

「……」
(凌のやつ、課題やってなかったんだろうな……)
(…にしても、兄さんが帰ってくる…のか……)
「……はぁ、」



キーンコーンカーンコーン


「ふぅ、終わったぁ~」

「ほんと、先生が課題は最後に集める系の人で良かったね」

「ほんとそれなぁ、」
「って、あっ!次体育じゃん」
「着替えないと!!」

「そういえばもうすぐプールの授業始まるっけ?」
「あれ、今年は無いんだったか?」

「いや、プールは夏休み明けなんだよなぁ~」
「僕泳ぐの好きなのにぃ」

「泳ぐの好きならさ、夏休みプール行かね?」

「あぁ~!!良いねそれ!」
「夏休み始まったらさ、もう、すぐ行こうよ!混んじゃいそうだし!」

「お、おう…!」
(やった!凌の水着が見れる!!)
(……だけど多分、、)

「おーい!海~、さく~!夏休みの最初らへんにさ、一緒にプール行かない?」

(だよなぁ……)
(2人きりでプール行くのは、難しいよなぁ……)

「海、行こうよ!」

「ごめんっ!僕泳げないんだ…」
「だから、プールは3人で、楽しんでおいでよ」

「えぇ~、そっかぁ、残念」
「さくは行くよな?」

「ごめん、僕も遠慮するよ」
「夏休み序盤は、僕用事があって……」
(行きたいっ!すっごく行きたいよぉぉぉ!!!)
(だって、凌くんの生水着だよ!?!?行かない理由ないじゃんかぁ、、、)
(でも夏休みは、研究所に顔出したり、手伝ったり、柏さんに小説届けるの辞めてもらうよう説得したりと、忙しいんだよなぁ、、)

「えぇ~、残念」
「なら悠斗、2人で行こ!」

「!!!」
「お、おうっ!!!」
(え、マジですかい。)
(え、よっしゃぁぁぁぁぁ!!!!!デート来たぁ!!!!!)

「?」
「どうした、悠斗?」

「いや、なんでも」
「っていうか、結構時間やばくね?今日外集(外集合)だろ?」

「あっ!やっば!!」
「急がないと!!」


キーンコーンカーンコーン


「じゃあ、気いつけて帰れよー」
「はい、さようならー」




「ねぇねぇ、優、帰りどこ行くよ」

「えぇ~、カラオケ行こうよ」

「いいじゃん!そうしよぉ~」
「って、やっば!ねぇ、あれ見てよ、優!」
「すっごくイケメンなんだけど!!」

「えぇ、どれ?」
「!?!?!?」
「やっば、国宝級じゃん!!!国宝級イケメンじゃん!!!」

「ていうか、うちの学校の女子に囲まれてるのジワる」

「いやいや、あんなイケメン、女子のほとんどはほっとかないでしょ」

「うちらも行ってみる?」

「いや、うちは遠慮しとくわ」

「優行かないならうちもいいや~」
「てか早くカラオケ行こ!」

「うん!行こいこ!!」





「ふぅ、」

「悠斗ー、そっちボール行った!」
「蹴ってやー!!」

「オッケー!」
「ほいっと、」

ワーワー

「?」
(なんか騒がしいな?)
「なぁ、なんかあそこ、人だかりできてね?何、何かあったの?」

「あぁ、なんかすげぇイケメンが来てるんだってよ」
「女子が騒いでたわ」

「へぇー、イケメンねぇ、」

「なんでも、金髪ヘアーで高身長だとか」

「へー、」
(金髪に高身長のイケメン…か。)
(……ん?)
「な、なぁ、そいつの服装って……」

「ん?」
「スーツ着てるって女子が言ってたぞ」

「スーツ…!?」
「まさか……!!」

ダッダッダ

「あっ!ちょっ、悠斗!!」
「部活サボるのバレたら、怒られるぞー!!!」




ダッダッダ

「はぁ、はぁ、」
(金髪、高身長、スーツ……)
(人違いかもしれない…が、こんな三拍子が揃っているやつなんて居るか?いや、居ないよなぁ)
(一人を除いてだけど!!!)

「!」
「あれは……」

「はぁ、はぁ、」

「あのぉ、連絡先教えてくれませんかぁ~」

「あっ!私も私も!!」

「ちょっと、私が先よ!!」

「…えっと、もし良かったらなんですけど、この後、一緒に……モゴモゴ」

「あの!私とも、もし良ければ……モニョモニョ」

「…ごめん、君たち、1回黙って」

「えっ、」

「はぁ、はぁ、」

「えっと、あの……」

「静かに、」
「静かにできないんだったら向こう行ってて」

「えっ……」

「はぁ、はぁ、」

「……」

ゴクリ……

「ちょっと!今のは少し失礼なんじゃない!?」

「はぁ、」
「うっさいなぁ、そっちから寄ってきたんでしょ」
「ったく、静かにしててよ、悠斗の吐息が上手く録音できないじゃん」

「え、」

「兄さん!!!」

「悠斗!!!」

タッタッタ

「悠斗~!!!」

バンッ[蹴りを入れる]

「グフッ……」
「ゆ、悠斗……」

「兄さん…、何勝手に人の声録音してんだよ!!!」

「えっ、」

「「えっ、」じゃない!!!」
「今すぐ消せ!今すぐ!!」

「えぇ~、夜用に使おうと思ってたのにぃ~」
「悠斗のケチ~」

「使うってなんだよ!?」
「って、いいからほら、今すぐ消す!!」

「はーい、、」

「…よし!消えたな!」

「はぁ~、」

「ちょっ!もたれるなって!!」

「だってぇ、せっかくの録音は消えちゃったしぃー、悠斗、久しぶりに会ったのにハグしてくれないしぃ」

「人前でするかぁ!!」

「えっ、人前じゃなかったらしてくれるの!?」

「違っ!!」

「悠斗~!!」
「僕の可愛い悠斗~!!!」

「……はぁ、」
(めんどくせぇ………)





【あとがき】
さぁ!「悠斗編」が始まりましたよ(どのくらい続くか分かりませんが)!
ってことで、この後風呂入りたいのでこの辺で。
それでは!
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