この僕が、いろんな人に詰め寄られまくって困ってます!〜まだ無自覚編〜

小屋瀬

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なんか俺の周りには凄いやつが多い気がする。

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「とりあえず、俺、部活戻るから」

「えっ!?このまま一緒に帰るんじゃないの!?」

「まだ帰れないんだよ」
「ったく、練習内容薄い割に厳しいんだよなぁ、あの監督」

「よし、分かった」

「?」

「僕が行って話をつけてくるよ。」
「悠斗を帰らせてくれって」

「いや、あの監督、妙に厳しいから無理だと思うぞ」
「俺結構サボってるから特に」

「うーん、」
「まぁ、行ってくるよ」

「って、話聞いてた!?」

「もちろんだよ!」
「悠斗の声は一音足りとも逃したく無いからね!」

「一音たりともって……」
(本当に行く気なのかな……)
(でも、なんか兄さんなら行ける気がする。第一、家族だし。家族が帰せと言うのであれば、流石にあの監督もそれに従うと思う……けど………)


「「駄目だ」だって~」

「なっ…!?」
(くそっ…!あいつ、家族の言うことでも駄目なのか…!!)

「にしても、あの監督、いい人だな!!」

「はぁ?」

「悠斗の事、期待のエースだって~!!」
「周りのことをよく見ているって、褒めてたよ!!」

(はぁ!?いつもはそんな事言わないのに……)
(もしかして俺の家族だからか!?あいつ……家族に媚び売っておいて、家族から俺に練習をさせるように促してもらう方針か……!?)
(そんな手には乗るか…!!)

「?」
「どうした、悠斗?」

「……そんなっ、」
「俺、久しぶりに、兄さんと会えたのに…まだぜんぜん話し足りないよ……」
「部活戻ったら、しばらく話せないし……」

「!!!!!」
「悠斗!!!!!」

「兄さんっ…!!」

「悠斗、今日はもう帰ろう!!」

「でっ、でも、そんなの監督が許してくれないし……」

「じゃあ、帰るって事、監督には、別の先生から伝えてもらう事にしよう」
「…まぁ、僕がやっておくから、悠斗は車に乗っておいてよ」

「うんっ…!!」
「ありがとっ、兄さん!!!」
(よっしゃぁ!!早く帰れる!!!)



「よし、じゃ、帰るか」

「うん!」
「にしても、俺の自転車、兄さんの秘書さんが運んでくれるんだっけ?」
「大丈夫かな、あれカゴ付きで重いのに…」

「大丈夫だって!僕の秘書舐めないでよ!」

「秘書って、確か、兄さんのアメリカの会社の?」

「うん、日本人だけどね」

「ふーん、」
「にしても、あれも高そうな車だな……」

「まぁ、1000万円位はするんじゃない?」

「1000万円!?!?」

「多分」
「この車もそんくらいかな?」

「へ、へぇー、」
(だからこのふたつの車だけオーラが違うふうに見えたのか…?)

「にしても、まさか悠斗が僕と一緒に帰りたいだなんて~」
「もう、僕嬉しいよ~!!!」

「お、俺もー」
(あれ、そんなこと言ったっけ?)
(あー、言ったような気もしないような……うーん、あの時は早く帰ることに必死だったから………)

「うーん、そうだな、」
「ただ帰るだけってのもあれだし……」
「そうだ!悠斗!デートしようよ!!!」

「デート?」

「うん!」

「いや、別にいいって」
(早く家に帰ってゲームしたい……)

「そんなこと言わずにさぁ、」
「ほら、悠斗の好きなゲーム……「Per〇〇」?も、買ってあげるし!!」

「えっ、マジで!!?」
「よし、行こっ!!」

(目キラキラしてる悠斗かっわい!!)
(あぁ~、目に小型カメラ埋め込んでこの画角から撮りてぇ……上目遣い超撮りてぇ………)

(よっしゃラッキー♪)
(……にしても、なんで兄さん、僕が「Per〇〇na」好きって知ってんだ?……まっ、いっか!)




【あとがき】
いやぁ、今回も少し強烈ですね~、

あ、兄さんの周りに集まっていた女子達は、兄さんが変態だと気づいた瞬間、瞬く間に散っていきました。

あと、ここでちょこっとミニ情報。
悠斗の兄さん呼びを、兄さんは、
「悠斗、口悪いのに、僕のこと「兄ちゃん」って……」
「可愛い~!!!」
と思っています!

ということで、次回もよろしくお願いしまっす☆
それでは!
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