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第二章・リウ君のそこそこ平穏な日常
第28話 マンティコア惨殺事件
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第28話 マンティコア惨殺事件
「うーむ、これは…」
爺ちゃんが唸った。
はい、リウです。現在僕たちは、第5エリアと呼ばれる地区の奥の方に来ています。
さっきまでいた第一エリアからはずいぶん奥の方になるね。
なんでこんなところにいるのかというと、ここでレッサーマンティコアの『死体』が発見されたからだ。
そう見つかったレッサーマンティコアはすでに殺されていたんだ。
「しかしこれはすごい、惨殺というか蹂躙だな」
見つかったのはレッサーマンティコアの死体と、もう一つ。
もっと強大な何かに襲われ、引き裂かれ蹂躙され、ひき肉になっている。
「上位種がいたということでしょうか?」
ここで言う上位種というのは普通のマンティコアのことらしい。
「いや、違うだろう」
マンティコアもレッサーマンティコアも、ともに森の魔物なので、生息域がかち合う事がたまにある。
その場合当然争いになるのだが、普通は普通のマンティコアの方がレッサーマンティコアを叩きのめして従える形になる。
上位種の上位種たるゆえんだね。
同族意識のようなものがあるのかもしれないと言われていて、マンティコアがレッサーを殺すようなことはあまりないらしい。
命のやり取りに発展するのは逆のパターンで。マンティコアがレッサーを追い払おうとした時に、レッサーの数というか群が大きかった場合、返り討ちに遭い、この場合はマンティコアが殺されることになるらしい。
いつの世でも弱者の反抗は歯止めがないのだ。
だからレッサーマンティコアの死体があった場合、他の魔獣という可能性が高いのだ。
しかも今回の場合、ばらばらになって分かりづらいのだが…
「うーむ、一体どういうことだ。こっちは普通のマンティコアだぞ」
そう、死体の内一体は普通のマンティコアだったのだ。
つまりレッサーマンティコアを従えたマンティコアが何者かに襲われて、一方的に蹂躙されたということになる。
その死体のひどさに一部の人が眉をしかめている。
「リウは全然平気だな」
爺ちゃんに普通に解体とかやらされるからね。解剖とかやらされるからね。
僕のことを荷物のように小脇に抱えたラウールさんが言う。
この報告が入った時、爺ちゃんたちは確認のために陣地を出発しようとしたのだが、当然のように僕は置いて行かれそうになった。
だけどそれでおとなしく待っているような僕じゃない。
気づかれないように後をつけようとした僕の行動は、ラウールさんに完全に読まれていた。
そして、僕が陣地にいた理由と同じ理由で、どうせ待っているといっても待っていないので監視下において連れて行こう。とラウールさんは考えたらしい。
ひょっとしたら現場を見て懲りるかもしれない。とか思ったらしいがそれは甘いね。
ということで僕は勝手な行動をしないようにラウールさんに抱えられてぶらぶらしているわけだ。
まあ状況が分かるから良しとする。
爺ちゃんやクラウスさん。クエルさんたちがばらばらになったレッサーマンティコアの死体を検分している。
「ここに爪の跡があるな、爪の間隔から犯人はレッサーマンティコアの倍は大きいな」
「逆に噛まれたような痕がない」
「これだけ引き裂かれているということは、爪だけで殺されたとは考えづらい」
「いったい犯人は何だ?」
「少なくとも空を飛ぶやつです」
はい、ニニララさんの登場です。
爺ちゃんは気がついてました、クラウスさんも気がついてました。
おそらく周辺を調べていたのだと思う。
僕も、こちらに向かってくるニニララさんを感知してました。
でもクエルさんは吃驚してました。
どうやら気がつかなかったんだね。
クエルさんは武道家としてはあまり能力が高くないのかもしれない。
爺ちゃんはニニララさんを迎えて死体の一か所に注目する。
「この傷口の切断面が綺麗なのはそうすると…」
「はい、嘴によるものと考えられます」
他にもブレードのような体を持った魔物とか、あるいは人型で武器を使うようなものとか、そういう可能性もあったんだけど、ニニララさんが、『空を飛ぶ大きな影を見た。自分が来た時には飛び去る影を確認するだけだった』と証言した。
他にも魔物の特徴も少しわかった。
その魔物とは。
「「スィームルグだな」」
はい、犯人特定。
◇・◇・◇・◇
スィームルグというのはどういう魔物か。
こいつは別名ストームドラゴンと呼ばれるらしい。
全身が光沢のある茶色で、日を浴びると金色に輝くという。
形はまず鳥で、翼に始祖鳥のような爪があり、尻尾は恐竜のように細くて長い。
後ろ脚が強靭で、鋭い爪を持ち、どんな鳥よりも素早く空を飛び、また、走鳥のように地を駆けることもできるとか。
ストームブレスというブレスを吐くので小型の竜種に分類されている。
この世界においてもドラゴンというのは別格に強い生き物と考えられているのだ。
まずブレス。そして高い知能。さらに長寿。
ここら辺がドラゴンの特徴らしい。
でも話を聞くとこじつけだな。
すっごく強くで別格なまものを竜種と呼んでいる感じではないだろうか。
地球みたいに遺伝子を調べて何族とか何目とかやってないからな。やっぱり見た目と能力が決めて。
このスィームルグも空の魔獣としては強力な魔獣として有名で、しかも羽毛に癒しのちからがあったり、長命で300年ぐらい生きることから『神獣様』といってお祀りする地方もあるのだとか。
でもそんなのが何で暴れているんだ?
一旦、陣地に引き上げるというからその間にそれらの話を聞いたんだ。
あっ、でも僕はいまだに手荷物扱いだね。プランプランしてます。
ちなみに今、僕を運んでいるのは爺ちゃんです。
爺ちゃん曰く、『リウをこうして持ち運べるのはあと少しだろうからな』ということで、いずれ僕が大きくなって、抱っこできなくなると思われるので、今のうちに運んでおこうということらしい。
みんな僕のこと好きすぎだろ。
「しかし師匠、相手がストームドラゴンでは山狩りは一旦中止して、後退するべきではないですか?」
クラウスさんが言う。
「そうだな。相手がスィームルグじゃ、半端な戦力じゃ被害を出すだけだろう。
それになぜ暴れているかも調べなきゃならねえ、本来あいつらはこんなところに来るような奴じゃねえからよ」
ドラゴンというのは基本的に縄張り意識が強く、自分の縄張りから外に出たりはしないのだそうだ。
だからすみわけしていれば人間が襲われる心配もない。
今回のこいつも、原因を特定してそれを取り除けば穏便にすむかもしれない。
逆に戦闘でどうにかしようとなると被害は覚悟しないといけない。
だったら平和的にお帰り頂いた方がいいんじゃね?
という話し。
「とりあえず師匠には『ドラゴン除け』の用意をお願いしたい。スィームルグでも効果は有るはずです」
おお、そんなのがあるの?
「おうよ、ドラゴンが嫌がる気配を放出する特殊な魔石でな、それを近づけるとドラゴンは逃げていく。年経た古竜にはいまいち効かねえが、若い個体なら有効だ。
マンティコアの状態からこいつは結構若そうだからよ。
原因はまだわからねえが、こいつで森の奥の方に追いやれれば状況は落ち着くだろう。
少し年を取った個体だと、人間と必要以上に争わない知恵があるからなお簡単なんだけどな」
そんな話をしている間もクラウスさんは狼煙を上げたり、花火みたいなものを打ち上げたりして先行した冒険者たちに何らかの指示を出している。
爺ちゃんは爺ちゃんでニニララさんを先行して街に帰し、ドラゴン除けの結界石を作るのに必要な材料の確保準備を通達させた。
さすがになかなか難しい作業らしく、爺ちゃんが戻ってすぐに制作に取り掛かるそうだ。
「リウよ。お前のことだからスィームルグを見たいとか思っているかもしれないが、さすがに今回はダメだぞ。我慢しろよ」
「いや、爺ちゃん。いくら僕だって空気は読むよ。心配ないって」
じーーーーーっ
「た、たぶん大丈夫…だよ?
よ、よーし、ここはいったんみんなで魔塔にかえって…
あれ? クエルさん。いなくね?」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「あの野郎、どこ行きやがったーーーーっ」
目撃者募集中。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
偶にですが厚かましくお願いです。
いつもリウ太の話を読んでいただきありがとうございます。
当小説は皆様の温かい応援で運営されております。
面白い、続きを読みたい。と思っていただけましたら【ブックマーク】とか【♡】とか押してやってください。
作者の情熱が燃え上がります。
お願いいたします。m(_ _)m
「うーむ、これは…」
爺ちゃんが唸った。
はい、リウです。現在僕たちは、第5エリアと呼ばれる地区の奥の方に来ています。
さっきまでいた第一エリアからはずいぶん奥の方になるね。
なんでこんなところにいるのかというと、ここでレッサーマンティコアの『死体』が発見されたからだ。
そう見つかったレッサーマンティコアはすでに殺されていたんだ。
「しかしこれはすごい、惨殺というか蹂躙だな」
見つかったのはレッサーマンティコアの死体と、もう一つ。
もっと強大な何かに襲われ、引き裂かれ蹂躙され、ひき肉になっている。
「上位種がいたということでしょうか?」
ここで言う上位種というのは普通のマンティコアのことらしい。
「いや、違うだろう」
マンティコアもレッサーマンティコアも、ともに森の魔物なので、生息域がかち合う事がたまにある。
その場合当然争いになるのだが、普通は普通のマンティコアの方がレッサーマンティコアを叩きのめして従える形になる。
上位種の上位種たるゆえんだね。
同族意識のようなものがあるのかもしれないと言われていて、マンティコアがレッサーを殺すようなことはあまりないらしい。
命のやり取りに発展するのは逆のパターンで。マンティコアがレッサーを追い払おうとした時に、レッサーの数というか群が大きかった場合、返り討ちに遭い、この場合はマンティコアが殺されることになるらしい。
いつの世でも弱者の反抗は歯止めがないのだ。
だからレッサーマンティコアの死体があった場合、他の魔獣という可能性が高いのだ。
しかも今回の場合、ばらばらになって分かりづらいのだが…
「うーむ、一体どういうことだ。こっちは普通のマンティコアだぞ」
そう、死体の内一体は普通のマンティコアだったのだ。
つまりレッサーマンティコアを従えたマンティコアが何者かに襲われて、一方的に蹂躙されたということになる。
その死体のひどさに一部の人が眉をしかめている。
「リウは全然平気だな」
爺ちゃんに普通に解体とかやらされるからね。解剖とかやらされるからね。
僕のことを荷物のように小脇に抱えたラウールさんが言う。
この報告が入った時、爺ちゃんたちは確認のために陣地を出発しようとしたのだが、当然のように僕は置いて行かれそうになった。
だけどそれでおとなしく待っているような僕じゃない。
気づかれないように後をつけようとした僕の行動は、ラウールさんに完全に読まれていた。
そして、僕が陣地にいた理由と同じ理由で、どうせ待っているといっても待っていないので監視下において連れて行こう。とラウールさんは考えたらしい。
ひょっとしたら現場を見て懲りるかもしれない。とか思ったらしいがそれは甘いね。
ということで僕は勝手な行動をしないようにラウールさんに抱えられてぶらぶらしているわけだ。
まあ状況が分かるから良しとする。
爺ちゃんやクラウスさん。クエルさんたちがばらばらになったレッサーマンティコアの死体を検分している。
「ここに爪の跡があるな、爪の間隔から犯人はレッサーマンティコアの倍は大きいな」
「逆に噛まれたような痕がない」
「これだけ引き裂かれているということは、爪だけで殺されたとは考えづらい」
「いったい犯人は何だ?」
「少なくとも空を飛ぶやつです」
はい、ニニララさんの登場です。
爺ちゃんは気がついてました、クラウスさんも気がついてました。
おそらく周辺を調べていたのだと思う。
僕も、こちらに向かってくるニニララさんを感知してました。
でもクエルさんは吃驚してました。
どうやら気がつかなかったんだね。
クエルさんは武道家としてはあまり能力が高くないのかもしれない。
爺ちゃんはニニララさんを迎えて死体の一か所に注目する。
「この傷口の切断面が綺麗なのはそうすると…」
「はい、嘴によるものと考えられます」
他にもブレードのような体を持った魔物とか、あるいは人型で武器を使うようなものとか、そういう可能性もあったんだけど、ニニララさんが、『空を飛ぶ大きな影を見た。自分が来た時には飛び去る影を確認するだけだった』と証言した。
他にも魔物の特徴も少しわかった。
その魔物とは。
「「スィームルグだな」」
はい、犯人特定。
◇・◇・◇・◇
スィームルグというのはどういう魔物か。
こいつは別名ストームドラゴンと呼ばれるらしい。
全身が光沢のある茶色で、日を浴びると金色に輝くという。
形はまず鳥で、翼に始祖鳥のような爪があり、尻尾は恐竜のように細くて長い。
後ろ脚が強靭で、鋭い爪を持ち、どんな鳥よりも素早く空を飛び、また、走鳥のように地を駆けることもできるとか。
ストームブレスというブレスを吐くので小型の竜種に分類されている。
この世界においてもドラゴンというのは別格に強い生き物と考えられているのだ。
まずブレス。そして高い知能。さらに長寿。
ここら辺がドラゴンの特徴らしい。
でも話を聞くとこじつけだな。
すっごく強くで別格なまものを竜種と呼んでいる感じではないだろうか。
地球みたいに遺伝子を調べて何族とか何目とかやってないからな。やっぱり見た目と能力が決めて。
このスィームルグも空の魔獣としては強力な魔獣として有名で、しかも羽毛に癒しのちからがあったり、長命で300年ぐらい生きることから『神獣様』といってお祀りする地方もあるのだとか。
でもそんなのが何で暴れているんだ?
一旦、陣地に引き上げるというからその間にそれらの話を聞いたんだ。
あっ、でも僕はいまだに手荷物扱いだね。プランプランしてます。
ちなみに今、僕を運んでいるのは爺ちゃんです。
爺ちゃん曰く、『リウをこうして持ち運べるのはあと少しだろうからな』ということで、いずれ僕が大きくなって、抱っこできなくなると思われるので、今のうちに運んでおこうということらしい。
みんな僕のこと好きすぎだろ。
「しかし師匠、相手がストームドラゴンでは山狩りは一旦中止して、後退するべきではないですか?」
クラウスさんが言う。
「そうだな。相手がスィームルグじゃ、半端な戦力じゃ被害を出すだけだろう。
それになぜ暴れているかも調べなきゃならねえ、本来あいつらはこんなところに来るような奴じゃねえからよ」
ドラゴンというのは基本的に縄張り意識が強く、自分の縄張りから外に出たりはしないのだそうだ。
だからすみわけしていれば人間が襲われる心配もない。
今回のこいつも、原因を特定してそれを取り除けば穏便にすむかもしれない。
逆に戦闘でどうにかしようとなると被害は覚悟しないといけない。
だったら平和的にお帰り頂いた方がいいんじゃね?
という話し。
「とりあえず師匠には『ドラゴン除け』の用意をお願いしたい。スィームルグでも効果は有るはずです」
おお、そんなのがあるの?
「おうよ、ドラゴンが嫌がる気配を放出する特殊な魔石でな、それを近づけるとドラゴンは逃げていく。年経た古竜にはいまいち効かねえが、若い個体なら有効だ。
マンティコアの状態からこいつは結構若そうだからよ。
原因はまだわからねえが、こいつで森の奥の方に追いやれれば状況は落ち着くだろう。
少し年を取った個体だと、人間と必要以上に争わない知恵があるからなお簡単なんだけどな」
そんな話をしている間もクラウスさんは狼煙を上げたり、花火みたいなものを打ち上げたりして先行した冒険者たちに何らかの指示を出している。
爺ちゃんは爺ちゃんでニニララさんを先行して街に帰し、ドラゴン除けの結界石を作るのに必要な材料の確保準備を通達させた。
さすがになかなか難しい作業らしく、爺ちゃんが戻ってすぐに制作に取り掛かるそうだ。
「リウよ。お前のことだからスィームルグを見たいとか思っているかもしれないが、さすがに今回はダメだぞ。我慢しろよ」
「いや、爺ちゃん。いくら僕だって空気は読むよ。心配ないって」
じーーーーーっ
「た、たぶん大丈夫…だよ?
よ、よーし、ここはいったんみんなで魔塔にかえって…
あれ? クエルさん。いなくね?」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
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□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
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