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第二章・リウ君のそこそこ平穏な日常
第29話 名探偵リウ…とはいかなかったね
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第29話 名探偵リウ…とはいかなかったね
クエルさんは援軍としてきたのだ。
まあ、話の内容からここまで大事《おおごと》だと思ってはいなかったんだと思う。つまり王都の方ではということ。
魔物が多くなって人里に降りてくるというのは、儘あることらしくて、王国は当然それに対応するための戦略というものを持っていて、事実今までうまく対応していたんだ。
だから今回の魔物の氾濫も、リュメリュメ公爵とその派閥をぶつければ対応できると考えていたんだと思う。勇者も鍛えられて一石二鳥。みたいな。
もちろん森がつながっているのでこっちの公爵領にも影響が出ることが予想されるわけで、
でもクエルさんと、その部下数名を派遣すれば援軍として十分と判断していたんだろう。
事実宮廷魔導師というのは、戦闘魔導士としてはとびきりの戦力なんだそうな。
実際、戦闘になればかなり強い。
集中攻撃の威力の高い魔導士とか、範囲攻撃が得意な魔導士とか、いろんなタイプがいて、結構複合的に戦闘をするんだってさ、そりゃ強いわ。
だから能力的には結構信用できるらしいと、爺ちゃんも言ってた。
だから信用できないのはやはり性格なんだと思う。
ここしばらくの間、宮廷魔導師団は魔物の氾濫などに対してほとんど無敵の対応力を示してきたみたい。
それが魔導士至上主義を産んでしまった。
そして自信と慢心は似て非なるものだ。
証言その①
「クエル様、スィームルグだそうです。ここは我らの力を示すべき時ではないでしょうか?」
「そうですよ、我々ならスィームルグと言えども必ず倒せます。そして竜種を倒したとなれば我々もドラゴンスレイヤーです」
「ドラゴンスレイヤーになれば、先王陛下に無条件で大きな顔をされることもなくなります」
「そうです。私たちも同じドラゴンスレイヤーなんですから」
クエルさんの連れてきた四人の魔導士は口々にスィームルグ討伐を主張した。
反対したのはクエルさんだけ。
「君たちはまだ経験が足りない。どんなに小さくても竜種というのは極めて難敵だ。
竜種と戦うには入念な準備が必要となる。
確かに魔法の力は偉大だが、万能ではないのだ。
竜種と戦う時、もっとも気を使わねばならないのが戦場だ。
戦場となる場所の環境を特定しそれに合わせて戦術を構築し準備を整える。
これはドラゴンと戦うに際して絶対必要なことだ。特に…」
「クエル様もドラゴンと戦ったことはおありなんですか?」
生意気そうな若者がそう聞いた。
「いや、これは一般常識だ。
竜種を甘く見て無事帰ってきたものはいない。
だからこそ、竜殺しを成したものの言葉は重いのだ」
クエルさんは慎重な人だったようだ。
「ですがクエル様、今回の竜種は体長数メートルほどの小型の龍です。
しかも空を飛ぶ。
空を飛ぶなら町まですぐですよ。
被害が出る前に叩くべきです。
選ばれし魔法使いたる我らであれば、竜を倒すこともできるはずです」
はずですったって根拠なんかないのである。
結局クエルさんは若い魔導士たちの主張は取り合ったりせずに、今は正しく指示に従うように言ったらしい。
ついで、
「でまあ、クエル様はご自身でも周辺の調査をして、おられて、部下の魔導士たちにもまず、周辺を魔法で精査して、叶う限り情報を集めるようにおっしゃられたんでごぜえますよ」
証人その②の人は、すごく訛った人だった。
証言その②
「わだすもそのお手伝いをしとったんですがぁ、気が付くと部下の魔導士の先生方がどこにもおられねえですよ。
そこでクエル様が、あー、なんちゃらいう魔法をお使いになって」
「探知の魔法だな」
この魔法は俺も習った。
いや、魔法だから当然使えないけどね、理屈が分かれば操魔でまねできるかもだし、でも探知って魔素での周辺認識する魔素視みたいなもので、でも性能は違うんだけど、やってることは変わらないから、うん、微妙。
でもまあ、この魔法は周辺の生き物の探知とかする魔法なんだけど、よく見知った相手だと特定できるんだよね。
「そしたら、あいつら勝手に森の奥にいきおった…とかいきなり、はあ、大きなお声をお出しなされて、そのまま森の奥の方に走っていってしまったんでごぜえますよ」
なるほど。
「爺ちゃん、証言は出そろったね」
それほど難しい推理でもなかったけど。真実は分かった。
あと、僕が名探偵にはなれないのもわかった。
「やーれやれ、しかたねえ、ちと迎えに行くか」
「こっ、公爵様がですか?」
爺ちゃんが立ち上がるとギルドの職員の一人がびっくりして大声を出した。
むべなるかな。
普通、一番偉い人は行かんよね。
でもギルドマスターのクラウスさんは『また始まった』といった顔で苦笑しているだけだ。
それをやっちゃうのが爺ちゃんクオリティー。それに慣れているということなんだろう。
「落ち着いてください公爵様。今は公爵様が動かれるべき時ではありません」
「まあ、心配すんな。別にスィームルグとたたかおうってんじゃない。
いたずら小僧どもに追いついて、回収するだけさ。
他の奴らは忙しいから、俺以外に手の空いているやつがいねえだろ?」
現在作戦の中心になっているのはギルドマスターのクラウスさんだ。
冒険者というのは軍隊と違って大規模な集団行動には向いていないようで、クラウスさんが尻を蹴飛ばさないと収拾がつかないのだ。
騎士団の人たちも町の安全確保のために先行して戻っている。
ここにも2人ほど残っているけど、このふたりははっきり言って爺ちゃん用の御用聞きだ。
つまりじいちゃんが雑用を押し付けたりするための騎士さんと言うことだね。
どこの世界でも下っ端は大変なのだよ。
その騎士さんが言う。
「しかし、おとなしく言うことを聞きますかね?」
口調にはちょっと憤慨がにじみ出ている。
この街におけるじいちゃんの信頼度は天元突破だ。
文句をいいつつもみんな爺ちゃんのことを信用しているし大好きなのが見てわかるんだよね。
愛されるジジイなのさ。
「それも心配いらねえな。どんなバカだって少し撫でてやりゃ、いうことをきくようになるからよ」
はい、つまり力ずくということですね。
これで愛されジジイなのが不思議。
話し合いでケリがつきそうにない場合は、どつき合いでケリをつけるのがこの世界。
そこに愛があれば無敵ということだろうか?
「さてと、それじゃあ…」
そう言うとじいちゃんもまた【探知】の魔法を使った。
この魔法の効果範囲はだいたい2~300mぐらいらしい。
狭いのか広いのか、ただ普通の狩りでこの範囲内に居る魔物や獲物が把握できるというのはものすごく便利だとは思う。
欠点は移動しながら使えないこと。
止まった状態で魔法を発動し。移動してまた発動するの繰り返しになるんだ。
しかし今回は役に立たなかった。
「結構離れちまったのかもしれねぇな。俺の索敵範囲内にゃあいつらの姿はみえねえ」
話を聞く限りこの魔法は、魔力によるエコーロケーションのようなものだと思われる。
使用者が魔力を全方位、あるいは特定方向に放出し、その魔力の跳ね返りから索敵範囲の様子を探る魔法なんだよね。
なのでよく知っている相手ははっきり分かるし、知らない相手でも魔物はよくわかる、次に生き物がよくわかる。次がオブジェクトかな。
ただおーきな障害物があるとその向こうは分かりづらいらしい。
爺ちゃんが意味あり気に僕を見た。
はいはい、任せてちょうだい。
僕の魔素視は範囲が狭い。いや狭かったと言うべきかな。
これは魔素による周辺把握で、これもエコーロケーションみたいなやつだ。
ただ魔素というのはどこにでもあって、そこにあるものなので、共振がどうとか?
普通のエコーロケーションとはちょっと違うらしい。
昔は範囲が狭い代わりに、まるで全方位を見ているように把握できる能力だった。
まあこれが売りだったんだけど、実は、しーぽんと叡智さんが連動し、補助脳と言うべき情報処理システムが構築されたことで、今はかなりの広範囲を見ようと思えば見れる。ようになっている。
その場合、処理が大変なので大まかな処理はしーぽんに丸投げだけど。
そして、索敵範囲の中にクエルさんたちが通ったと思しき痕跡を発見した。
理屈はよくわからないけど、少し前にそこをクエルさんたちが通ったというのだ。
《魔力というのは生き物が放出している力ですよー、魔素というのは魔力の原料ですよー。生き物は常に魔素を食べながら動いているようなものですよー》
うんよくわかんないが、痕跡も読めるということだろうか。
だがクエルさんたちの居場所はわかった。
それを爺ちゃんに教えると。
「よし、居場所さえ分かれば後は簡単よ。チャっと言ってチャっと引きずってくるぜ」
そういうと爺ちゃんは僕を小脇に抱えた。
ああ、探知機な僕?
「まあ、仕方ねえさ、リウを危険な目に合わせるわけには行かないからな」
本気で速攻戻ってくるつもりだったみたい。
でもそうは問屋が卸さなかったんだよね。
クエルさんは援軍としてきたのだ。
まあ、話の内容からここまで大事《おおごと》だと思ってはいなかったんだと思う。つまり王都の方ではということ。
魔物が多くなって人里に降りてくるというのは、儘あることらしくて、王国は当然それに対応するための戦略というものを持っていて、事実今までうまく対応していたんだ。
だから今回の魔物の氾濫も、リュメリュメ公爵とその派閥をぶつければ対応できると考えていたんだと思う。勇者も鍛えられて一石二鳥。みたいな。
もちろん森がつながっているのでこっちの公爵領にも影響が出ることが予想されるわけで、
でもクエルさんと、その部下数名を派遣すれば援軍として十分と判断していたんだろう。
事実宮廷魔導師というのは、戦闘魔導士としてはとびきりの戦力なんだそうな。
実際、戦闘になればかなり強い。
集中攻撃の威力の高い魔導士とか、範囲攻撃が得意な魔導士とか、いろんなタイプがいて、結構複合的に戦闘をするんだってさ、そりゃ強いわ。
だから能力的には結構信用できるらしいと、爺ちゃんも言ってた。
だから信用できないのはやはり性格なんだと思う。
ここしばらくの間、宮廷魔導師団は魔物の氾濫などに対してほとんど無敵の対応力を示してきたみたい。
それが魔導士至上主義を産んでしまった。
そして自信と慢心は似て非なるものだ。
証言その①
「クエル様、スィームルグだそうです。ここは我らの力を示すべき時ではないでしょうか?」
「そうですよ、我々ならスィームルグと言えども必ず倒せます。そして竜種を倒したとなれば我々もドラゴンスレイヤーです」
「ドラゴンスレイヤーになれば、先王陛下に無条件で大きな顔をされることもなくなります」
「そうです。私たちも同じドラゴンスレイヤーなんですから」
クエルさんの連れてきた四人の魔導士は口々にスィームルグ討伐を主張した。
反対したのはクエルさんだけ。
「君たちはまだ経験が足りない。どんなに小さくても竜種というのは極めて難敵だ。
竜種と戦うには入念な準備が必要となる。
確かに魔法の力は偉大だが、万能ではないのだ。
竜種と戦う時、もっとも気を使わねばならないのが戦場だ。
戦場となる場所の環境を特定しそれに合わせて戦術を構築し準備を整える。
これはドラゴンと戦うに際して絶対必要なことだ。特に…」
「クエル様もドラゴンと戦ったことはおありなんですか?」
生意気そうな若者がそう聞いた。
「いや、これは一般常識だ。
竜種を甘く見て無事帰ってきたものはいない。
だからこそ、竜殺しを成したものの言葉は重いのだ」
クエルさんは慎重な人だったようだ。
「ですがクエル様、今回の竜種は体長数メートルほどの小型の龍です。
しかも空を飛ぶ。
空を飛ぶなら町まですぐですよ。
被害が出る前に叩くべきです。
選ばれし魔法使いたる我らであれば、竜を倒すこともできるはずです」
はずですったって根拠なんかないのである。
結局クエルさんは若い魔導士たちの主張は取り合ったりせずに、今は正しく指示に従うように言ったらしい。
ついで、
「でまあ、クエル様はご自身でも周辺の調査をして、おられて、部下の魔導士たちにもまず、周辺を魔法で精査して、叶う限り情報を集めるようにおっしゃられたんでごぜえますよ」
証人その②の人は、すごく訛った人だった。
証言その②
「わだすもそのお手伝いをしとったんですがぁ、気が付くと部下の魔導士の先生方がどこにもおられねえですよ。
そこでクエル様が、あー、なんちゃらいう魔法をお使いになって」
「探知の魔法だな」
この魔法は俺も習った。
いや、魔法だから当然使えないけどね、理屈が分かれば操魔でまねできるかもだし、でも探知って魔素での周辺認識する魔素視みたいなもので、でも性能は違うんだけど、やってることは変わらないから、うん、微妙。
でもまあ、この魔法は周辺の生き物の探知とかする魔法なんだけど、よく見知った相手だと特定できるんだよね。
「そしたら、あいつら勝手に森の奥にいきおった…とかいきなり、はあ、大きなお声をお出しなされて、そのまま森の奥の方に走っていってしまったんでごぜえますよ」
なるほど。
「爺ちゃん、証言は出そろったね」
それほど難しい推理でもなかったけど。真実は分かった。
あと、僕が名探偵にはなれないのもわかった。
「やーれやれ、しかたねえ、ちと迎えに行くか」
「こっ、公爵様がですか?」
爺ちゃんが立ち上がるとギルドの職員の一人がびっくりして大声を出した。
むべなるかな。
普通、一番偉い人は行かんよね。
でもギルドマスターのクラウスさんは『また始まった』といった顔で苦笑しているだけだ。
それをやっちゃうのが爺ちゃんクオリティー。それに慣れているということなんだろう。
「落ち着いてください公爵様。今は公爵様が動かれるべき時ではありません」
「まあ、心配すんな。別にスィームルグとたたかおうってんじゃない。
いたずら小僧どもに追いついて、回収するだけさ。
他の奴らは忙しいから、俺以外に手の空いているやつがいねえだろ?」
現在作戦の中心になっているのはギルドマスターのクラウスさんだ。
冒険者というのは軍隊と違って大規模な集団行動には向いていないようで、クラウスさんが尻を蹴飛ばさないと収拾がつかないのだ。
騎士団の人たちも町の安全確保のために先行して戻っている。
ここにも2人ほど残っているけど、このふたりははっきり言って爺ちゃん用の御用聞きだ。
つまりじいちゃんが雑用を押し付けたりするための騎士さんと言うことだね。
どこの世界でも下っ端は大変なのだよ。
その騎士さんが言う。
「しかし、おとなしく言うことを聞きますかね?」
口調にはちょっと憤慨がにじみ出ている。
この街におけるじいちゃんの信頼度は天元突破だ。
文句をいいつつもみんな爺ちゃんのことを信用しているし大好きなのが見てわかるんだよね。
愛されるジジイなのさ。
「それも心配いらねえな。どんなバカだって少し撫でてやりゃ、いうことをきくようになるからよ」
はい、つまり力ずくということですね。
これで愛されジジイなのが不思議。
話し合いでケリがつきそうにない場合は、どつき合いでケリをつけるのがこの世界。
そこに愛があれば無敵ということだろうか?
「さてと、それじゃあ…」
そう言うとじいちゃんもまた【探知】の魔法を使った。
この魔法の効果範囲はだいたい2~300mぐらいらしい。
狭いのか広いのか、ただ普通の狩りでこの範囲内に居る魔物や獲物が把握できるというのはものすごく便利だとは思う。
欠点は移動しながら使えないこと。
止まった状態で魔法を発動し。移動してまた発動するの繰り返しになるんだ。
しかし今回は役に立たなかった。
「結構離れちまったのかもしれねぇな。俺の索敵範囲内にゃあいつらの姿はみえねえ」
話を聞く限りこの魔法は、魔力によるエコーロケーションのようなものだと思われる。
使用者が魔力を全方位、あるいは特定方向に放出し、その魔力の跳ね返りから索敵範囲の様子を探る魔法なんだよね。
なのでよく知っている相手ははっきり分かるし、知らない相手でも魔物はよくわかる、次に生き物がよくわかる。次がオブジェクトかな。
ただおーきな障害物があるとその向こうは分かりづらいらしい。
爺ちゃんが意味あり気に僕を見た。
はいはい、任せてちょうだい。
僕の魔素視は範囲が狭い。いや狭かったと言うべきかな。
これは魔素による周辺把握で、これもエコーロケーションみたいなやつだ。
ただ魔素というのはどこにでもあって、そこにあるものなので、共振がどうとか?
普通のエコーロケーションとはちょっと違うらしい。
昔は範囲が狭い代わりに、まるで全方位を見ているように把握できる能力だった。
まあこれが売りだったんだけど、実は、しーぽんと叡智さんが連動し、補助脳と言うべき情報処理システムが構築されたことで、今はかなりの広範囲を見ようと思えば見れる。ようになっている。
その場合、処理が大変なので大まかな処理はしーぽんに丸投げだけど。
そして、索敵範囲の中にクエルさんたちが通ったと思しき痕跡を発見した。
理屈はよくわからないけど、少し前にそこをクエルさんたちが通ったというのだ。
《魔力というのは生き物が放出している力ですよー、魔素というのは魔力の原料ですよー。生き物は常に魔素を食べながら動いているようなものですよー》
うんよくわかんないが、痕跡も読めるということだろうか。
だがクエルさんたちの居場所はわかった。
それを爺ちゃんに教えると。
「よし、居場所さえ分かれば後は簡単よ。チャっと言ってチャっと引きずってくるぜ」
そういうと爺ちゃんは僕を小脇に抱えた。
ああ、探知機な僕?
「まあ、仕方ねえさ、リウを危険な目に合わせるわけには行かないからな」
本気で速攻戻ってくるつもりだったみたい。
でもそうは問屋が卸さなかったんだよね。
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