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39話 デートの条件
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九郎とあやめは一緒に帰る。あやめは玉枝に聞く。
「玉枝さん、部長とのデートどうするのですか。」「どうしましょう。」
九郎が玉枝に言う
「付き合うことはできないでしょ。」「そうなのよね。」
「これまで人と恋をしたことあるのですか。」「私は、生きている時、もてたのよ。」
「それは分かります。怨霊になってからです。」「いるわよ。怨霊でもいいて言ってたわよ。」
あやめが慌てたように言う
「九郎は玉枝さんと何にもないのよね。」「そうだよ。」
九郎は日々玉枝の色気に悩まされていることを黙っておく。
あやめが言う。
「試しにデートしてみてはどうですか。」「でも、九郎ちゃんと離れるのは心配だわ。」
「なら、ダブルデートしましょう。」「ダブルデート?」
「玉枝さんと部長と私と九郎で一緒にデートするのです。」「それならいいわ。」
「では明日、部長に話しますね。」「あやめちゃん、お願いするわ。」
2人は、スーパーの前に来ると分かれる。
九郎は買い物をしながら考える。あの部長はどんなデートを選ぶのだろうか。九郎とあやめは嫌でもそのデートに付き合わなければならないのだ。
一方、あやめはデートできることになって喜んでいる。
アパートに帰ると玉枝は料理を始める。九郎は講義のノートを整理する。
料理が出来ると玉枝が九郎に抱き着いて言う。
「私を食べて。」「結構です。」
「ハイキング部の男子が聞いたら泣いて喜ぶわよ。」「怨霊を食べる趣味はありません。」
「気持ちいいわよ。」「・・・」
九郎はそっぽを向く、耳が赤くなっている。彼はテーブルの前に座る。
テーブルには、ご飯と豚バラ大根、みそ汁が並べられている。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。玉枝が九郎に聞く。
「おいしい。」「おいしいけど玉枝さんをおかわりしませんよ。」「残念。私も食べて欲しいのに。」
九郎は玉枝の言葉を聞き流す。彼は食べ終わると風呂に入る。玉枝も全裸で入って来る。
玉枝は九郎の体を丁寧に洗う。九郎は玉枝に聞く。
「部長とのデート受けてよかったの。」「デートで告白してきたらふるだけだからいいのよ。」
九郎は部長が気の毒に思える。彼は講義のノートの整理を終わらせると布団に入る。当然のように玉枝がネグリジェ姿で入って来る。
翌朝、九郎が起きると玉枝は朝食の用意をしている。朝食がテーブルに並べられる。
フレンチトーストとソーセージを焼いたものにサラダである。
九郎は朝食を食べると着替える。玉枝もネグリジェから服を変える。
水色のシャツにふんわりとしたストライプ柄のスカートである。
しばらくするとインターフォンが鳴る。九郎がドアを開けるとあやめが立っている。
「おはよう、あやめ。」「おはよう、九郎、玉枝さん。」「あやめちゃん、おはよう。」
3人はアパートを出る。玉枝は通りに出る前に気配を小さくして見えなくなる。
大学に着くとつよしが声をかけてくる。つよしは部長のことが気になるようで九郎に聞く。
「デートの件どうなった。」「ダブルデートなら行くことになったよ。」
「部長と玉枝さんと九郎と社本さんの4人か。」「そうだよ。」
「部長喜ぶだろうな。」「僕は、部長がどんなデートをするか気になるよ。」
講義後、美琴を加えた4人は、ハイキング部の部室に行く。
部室には部長と先輩が2人いる。あやめが部長に言う。
「部長、ダブルデートしましょう。」「ダブルデート?」
「部長と玉枝さん、私と九郎でデートするんです。」「二人きりにはならないのか。」
「玉枝さんの条件です。」「玉枝さんが言うならしょうがない。」
部長はダブルデートを了承する。
「玉枝さん、部長とのデートどうするのですか。」「どうしましょう。」
九郎が玉枝に言う
「付き合うことはできないでしょ。」「そうなのよね。」
「これまで人と恋をしたことあるのですか。」「私は、生きている時、もてたのよ。」
「それは分かります。怨霊になってからです。」「いるわよ。怨霊でもいいて言ってたわよ。」
あやめが慌てたように言う
「九郎は玉枝さんと何にもないのよね。」「そうだよ。」
九郎は日々玉枝の色気に悩まされていることを黙っておく。
あやめが言う。
「試しにデートしてみてはどうですか。」「でも、九郎ちゃんと離れるのは心配だわ。」
「なら、ダブルデートしましょう。」「ダブルデート?」
「玉枝さんと部長と私と九郎で一緒にデートするのです。」「それならいいわ。」
「では明日、部長に話しますね。」「あやめちゃん、お願いするわ。」
2人は、スーパーの前に来ると分かれる。
九郎は買い物をしながら考える。あの部長はどんなデートを選ぶのだろうか。九郎とあやめは嫌でもそのデートに付き合わなければならないのだ。
一方、あやめはデートできることになって喜んでいる。
アパートに帰ると玉枝は料理を始める。九郎は講義のノートを整理する。
料理が出来ると玉枝が九郎に抱き着いて言う。
「私を食べて。」「結構です。」
「ハイキング部の男子が聞いたら泣いて喜ぶわよ。」「怨霊を食べる趣味はありません。」
「気持ちいいわよ。」「・・・」
九郎はそっぽを向く、耳が赤くなっている。彼はテーブルの前に座る。
テーブルには、ご飯と豚バラ大根、みそ汁が並べられている。
九郎は「いただきます」をして食べ始める。玉枝が九郎に聞く。
「おいしい。」「おいしいけど玉枝さんをおかわりしませんよ。」「残念。私も食べて欲しいのに。」
九郎は玉枝の言葉を聞き流す。彼は食べ終わると風呂に入る。玉枝も全裸で入って来る。
玉枝は九郎の体を丁寧に洗う。九郎は玉枝に聞く。
「部長とのデート受けてよかったの。」「デートで告白してきたらふるだけだからいいのよ。」
九郎は部長が気の毒に思える。彼は講義のノートの整理を終わらせると布団に入る。当然のように玉枝がネグリジェ姿で入って来る。
翌朝、九郎が起きると玉枝は朝食の用意をしている。朝食がテーブルに並べられる。
フレンチトーストとソーセージを焼いたものにサラダである。
九郎は朝食を食べると着替える。玉枝もネグリジェから服を変える。
水色のシャツにふんわりとしたストライプ柄のスカートである。
しばらくするとインターフォンが鳴る。九郎がドアを開けるとあやめが立っている。
「おはよう、あやめ。」「おはよう、九郎、玉枝さん。」「あやめちゃん、おはよう。」
3人はアパートを出る。玉枝は通りに出る前に気配を小さくして見えなくなる。
大学に着くとつよしが声をかけてくる。つよしは部長のことが気になるようで九郎に聞く。
「デートの件どうなった。」「ダブルデートなら行くことになったよ。」
「部長と玉枝さんと九郎と社本さんの4人か。」「そうだよ。」
「部長喜ぶだろうな。」「僕は、部長がどんなデートをするか気になるよ。」
講義後、美琴を加えた4人は、ハイキング部の部室に行く。
部室には部長と先輩が2人いる。あやめが部長に言う。
「部長、ダブルデートしましょう。」「ダブルデート?」
「部長と玉枝さん、私と九郎でデートするんです。」「二人きりにはならないのか。」
「玉枝さんの条件です。」「玉枝さんが言うならしょうがない。」
部長はダブルデートを了承する。
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