書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

文字の大きさ
26 / 346
第一章 異世界暮らし

第26話 伝説のキャリーちゃん登場

しおりを挟む

「いや~久しぶりの日光は気持ちいね~」
 レイチェルは取り敢えずついてくることになったのだが本人は結構脳天気である。

「蒼字(そうじ)さん急ぎましょオーバンさん達が気になります。まだダンジョンの中かもしれません。門番の方に聞けば分かるはずです」

「了解!」
 脳天気なレイチェルを説得して走って入口に向う。



……………▽

「すまないが急いでくれ!」

「分かった!緊急クエストを発注する。
 君達も休むんだ!」

「私もそこに同行させてくれリル達を助けに行く」

「リッシュ……気持ちは分かるが、今のお前に何が出来る。急いで上がって来たから体力も残ってないだろうが」

「それでも行く。関係ない!」

「た~く、あそこより下層の魔物にお前じゃ対応出来ね~、邪魔なだけだ!俺だってホントは行きて~けど、足手まといにしかならないんだよ!」
  悔しそうに歯を噛みしめるオーバン

「それでも俺は………待ってられないんだよ!父ちゃん」

「リッシュ………分かった父ちゃんも行く!お前は俺が守る」



………………▽

 どうしよう………なんかまた入りづらい。でも時間が経てば経つほど盛り上がりそうで、そのうち全員で行くとか言いそう。

 迷っている蒼字(そうじ)を横目にリルが声をかけてくれた。

「オーバンさん~私達は無事です。ご心配をおかけしてすいませんでした」

 俺達を見てみんな驚いていたが、すぐに歓喜の声が上がった。

 それから色々と聞かれたが、20階層については話すのを止めた。レイチェルの件があるからだけではなく50階層の門が気になる!何と言うか、触れてはいけないそんな感じがする。だから今は冒険者ギルドにも情報は出さない。

 それから帰宅、オーバンさんは祝勝会をしたかったらしいが、メンバーも含めてヘトヘトに疲れていた為、後日となり帰宅した。

 レイチェルに関してはパンさんか快く泊めてくれた。
 
「うまうまうま~」
 今日も元気に歓喜の雄叫びを上げ食べているレイチェル

「良かった、美味しいですか、おかわりも沢山あるので食べて下さいね!」
 チーちゃんのご飯は本当に美味しい!
 すでに熟練の技を感じる旨さだ!

 前から気にはなっていたけどチーちゃんのお母さんはどこに行ってるんだろう。亡くなっているってことはなさそうだけど……



…………▽

 部屋に行き寝っ転がる。
 あ~疲れた。眠りたい所だけど気になるし見ておくか!


『ステータス 転記』

……………………………………………………………

『ソウジ サナダ』 Lv:10→15  

種族:ヒト族
年齢:17
職業:冒険者 ランクD
称号:女神のうっかりの産物
  ∶霊能力者
  ∶筆使い
  ∶聖剣を授かりし者
加護∶特になし
魔法:なし

HP:5000→6500(+0)
MP∶1025000→1040000(+0)
気力∶3000→3200(+0)
魔力(霊力):18000→20000(+0)
筋力:1800→1900(+0)
耐久:2300→2400(+50)
敏捷:2100→2200(+20)
運 ∶100(+0)
スタミナ∶1350→1400(+0)

※( )は武器、防具、装飾品等による数値
 向上分です。

技能:固有スキル『書道神級』
        『霊との対話』Lv.8
        『除霊』Lv.8
   ∶コモンスキル『剣術、槍術、体術等……』Lv.3
         『言語理解』Lv.1

……………………………………………………………


 聖剣は授かってないから!預かっただけだから!

 ……それにしても運って上がんないのか、100の値がどの程度かは分からないけど、もうちょっと欲しいな。どうやったら上がるんだろう。

 明日リルに聞いてみようかな……

 寝転がっていると「カタカタ」と音が聞こえる。
 どこから聞こえるかと探してみるとすぐにわかった。エクスキャリバーからだ。

 なんだろうと思い手に取ってみると、

「バン」……「いったー」

 鞘が弾けて飛んできた。何なんだよ~

 鞘を見て見たら跡形もなく飛び散っていた。

「ちょっと~私をこんなところに入れるなんて何考えてるのよ!」

 ………………剣が喋った⁉

「おまえ何者だ!」

「あんた人を勝手に連れて来ておいて失礼ね~私の事知らないわけ~」

 えらい強気の発言の仕方、ある程度泳がせるか!

「知らないわけじゃないけどエクスキャリバーだよな?」

「まったく知らないわけではないようね。そう、私は聖剣エクスキャリバー、みんなからはキャリーちゃんと呼ばれているわ」

 聖剣に意思があったとは驚きだが、キャラをあってないぞ!

「…………それじゃ~キャリーちゃん何か問題がありましたでしょうか?」

「ありまくりよ!どう言うつもり!」

「何が?」

「こんな所に私を突っ込むなんてどうかしているわ!」

「こんな所とは先程弾け飛んだ鞘のこと?」

「そうよ!私を入れていいのはサーヤだけよ!」
 なんとなく卑猥な響きだがそこはスルーして、

「サーヤとはどちら様でしょうか?」

「それは私の愛しい鞘よ!」

「サーヤって鞘ね!女性同士だけど今の時代それもありなのかな?うん」
 納得しきれなくても納得はしておく。

「なに勘違いしてるのよ!私は剣、サーヤは鞘よ!性別なんてある訳ないでしょ」

 ………冷静に考えればそうだよ。
 何考えてるんだ俺。

「そう言われてもですね!サーヤはここには居ないわけで、しばらくは適当な鞘で我慢してくれませんかね~」

「無理よ!」

「そんな我儘言わないで」

「別に我儘だけで言ってるわけじゃないわよ!私のはち切れんばかりの魔力に耐えれないから、いつもバーストしちゃうの!私を毎度素っ裸にする気!この変態」

 ふざけんな!剣身で興奮するわけないだろ。ただキャリーが言いたい内容はわかった。つまりその辺の鞘では俺が毎度痛い目にあうわけで出来れば避けたい。でも………

「キャリーをさっさと王族なのか王様なのかは分かんないけど渡せばいいのか?」

「あんたバカでしょ」
 
 げ!剣にバカにされた!

「良く考えなさいよ!あんたみたいな怪しいやつが、どうやってそいつらに会うのよ!アンタなんか門で捕まって終わりよ!それに剥き出しの剣を献上する気!鞘を用意しなさいよ鞘を!サーヤを探しなさい!」

 面倒くせ~なんか捨てたくなってきた。
 でもアーサーさんに悪いしどうしよう。

「いい!私はサーヤ以外は認めないから分かった!」

 こうしてサーヤを探す手間が増えた。

 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

異世界に降り立った刀匠の孫─真打─

リゥル
ファンタジー
 異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!  主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。  亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。  召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。  そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。  それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。  過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。 ――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。  カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~

サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。 ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。 木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。 そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。 もう一度言う。 手違いだったのだ。もしくは事故。 出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた! そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて―― ※本作は他サイトでも掲載しています

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】 その攻撃、収納する――――ッ!  【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。  理由は、マジックバッグを手に入れたから。  マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。  これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜

沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。 数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

処理中です...