書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第四章 新たな仲間 

第71話 ハワイラン草ゲット、サーヤの情報ゲット

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 俺達は食事をして少し落ち着いた所で
ふと思った。

「俺達の目的ってさ~何だっけか?」
 あまりにも濃厚な出来事が連続で
あったので、早く帰りたいな~と思って
しまい。わからなくなった。

「も~う!蒼字(そうじ)さん忘れちゃ
ダメですよ!私達はハワイラン草を
取りに来たんですよ!あと一つ下層に
あるんですからここで帰ってらバカ
ですよ!」

 たまーにグサッと来ます。リルさんの
一言、別にボケたんじゃないからね!
マジ疲れたんだよ!

「蒼字(そうじ)は休んでていいよ
ここからは私達がやるから」
 レイチェルがジャキンっと色んな道具を
出しフル装備。

「お、おう、分かったよ」
 いつも、以上にやる気満々だ
……取り敢えず任せよう!

……………▽

ここは36階層、目的の場所に着いた。

「うん~~ここはいい気候だな~」
 俺は腕を上げ背伸びをして深呼吸をする。
 ここはさっきまでとは違い暗くもなく
ジメジメもしていない。気候が快適で
気持ちが良い。

「本当に気持ちいいです。魔石も
いっぱいで最高ですね!」
 ここの魔物はリルの一撃でほとんど
沈黙するから魔石がいっぱいで
ウハウハなのは分かるけど、少し心配だぞ
リル、金の亡者になるなよ!」

「アッハハハ、イケイケイケ~」
 何なんだろうね~あの現代兵器ぽい物、
レイチェルは右手にはマシンガン、
左手にバズーカ、背中にファン◯ル
 魔物をボコボコに攻撃し圧倒している。
本人は強くないような事を言って
たけど十分だろうがまったく。

「お~いレイチェル、魔物はもういない
から落ち着け!」

「アハハ、ごめんごめん、たまにはいいよね。
ぶっ放すのは、テンション上がっちゃったよ」
 
 楽しそうなレイチェルを抑え、
次はあっちかな!
 
「シューン、シューン、シューン」
 魔物の隙間を縫うように動き、
刃を滑らせ斬り伏せていく。
 一切無駄のない芸術的な動きを
見せるジャンヌ。

「後輩その辺の小枝で魔物をバシバシ
切ってるけどちょっと先輩風吹かせて
たけど、結構怖いんだけど!」
 風太はジャンヌを見て顔を引きつら
せている。
 
 その気持ちは俺もよく分かる。
ジャンヌが私も戦うと言った時は、
止めようとしたけど、もしもの時は俺が
助けるから大丈夫だ!そう風太が言った
から様子を見ていたけど、まさか
こんな事になるとは、

「セレーナ様……ジャンヌは聖女
だったんですよね?」

「そうよ!ジャンヌさんは聖女、だけど
聖女の中では今でも異例なことかしら、
ジャンヌさんは剣士でも
あったの、しかも凄腕の」
 うん、見たら分かる。あんなのと
戦うことになったら俺は逃げ出す
だろう。あれは本物の剣士だ!

「ジャンヌさん、蒼字(そうじ)が
呼んでいるわよ」
 セレーナ様がジャンヌを呼ぶと、
一瞬で残りの魔物を斬り伏せ。
こちらにやって来た。

「ご主人様、遅くなり申し訳ありません。
ジャンヌ!今ここに戻りました」
 ジャンヌは膝をつき、かなり堅苦しい
言葉遣いをする。何故だろうか、気楽で
いいぞと言ったら余計に堅くなった。
どうしようかと思っていたら、
セレーナ様はしばらく本人のしたいように
やらせた方がいいと助言を受けたので
黙っておくことにしたが予想以上に
なっている。

「ジャンヌ凄いぞ!あの動きはなかなか
出来ない。驚き過ぎて何度見した
ことか!」

「え!そ、そうですか、そんな~大した
事ないですよ」
 ジャンヌは顔を少し横に向け照れている。

「それに手に持っているのはなんなんだ?」

「……小枝です」

「そうだよな、何でそれで魔物をあんなに
切れる!びっくりなんだけど!」

「それはですね」
 ジャンヌは枝に力を加え始めると、
枝に薄い橙色のエネルギーが纏わり
剣の形状になっていく。

「これって…魔力とは別物か?」

「はい、その通りです!これは『闘気』
闘う気力をエネルギーとして具現化
したものです」

「それは強化魔法とは別物なんだよな、
なんて言うかただの枝だったのに
切れ味の良い剣と同じくらい圧迫感が
ある……攻撃的な気なんだな!」

「魔法とは別物です。魔力ではなく気力を
消費しますので魔力が少ない主には
戦士、格闘家、盾使い等の近接戦闘を
行う職業の者が使います。ご主人様が
言う通り魔力に比べて攻撃的、つまり
破壊を目的としており威圧的に
なりやすいと思います」

「ふ~成る程、それって俺も使える
んだよな!」

「もちろんです。ご主人様ならすぐに
使えるようになるでしょう」

「お~、よ~しやる気が出てきたぞ!
ジャンヌあとでその闘気の使い方を
教えてくれ」

「は!ご主人様を手取り足取り教えるの
ですね~」
 ジャンヌは驚いたあと両手で顔を
押さえクネクネしている。

「お…おうそこまでしてくれると助かる」
 さっきまでの凛とした感じと
ギャップか凄いな!

「それで何処から探そうか?」

「たぶんすぐ見つかるよ
『リアルマップ 転記』」

………………………▽


「ワーーーいっぱーいだ~~」
 リルの歓喜の声が響く。

 今回はハワイラン草を事前に
見ておいたおかげでリアルマップが
使用出来たのでたくさん生えている
生育地を見つけることが出来た。

「凄い!……こんなにあればラン丸薬が
年単位の数が作れそうです。これで
みんな大喜びです」
 セレーナ様は喜んでいるがふと思った。
体力が回復したからといって無限に
働かせるつもりとしたら聖神教会は
ブラック企業なのだろうか……

 それからハワイラン草を取れるだけ
取った。マジックバックがいっぱいの
草は相当な量が取れたと思う。

「さ~て帰りますか、みんな準備してくれ」
 軽く休憩を取り帰りの準備を始める。

「あの~ご主人様、下層には行かない
のですか?」
 ジャンヌは下層に用でもあるのか?

「いや、俺達の目的はこのハワイラン草
だからここより下層に行く必要はないぞ。
ジャンヌは下層に用でもあるのか?」
 聞いといてなんだがジャンヌは
邪神の件がある、あまり下層には
行きたくないと思ってたんだけど。

「いえ、用は特にありません。下層には
多くの財宝がありますので行かれるのかと
思っていたので」

「あ~財宝か、冒険者としては魅力的
だよな!ただ今のところは用はないかな!
ちなみにどんなお宝があるんだ?」
 俺は興味が出てきたので聞いてみた。
 
「はい、そうですね。巨神兵の像、
女神テュケの指輪、煉獄の大斧、
フレイムの鎧、イージスの盾、グラムの器、
エクスキャリバーの鞘、ヘルメスの杖、
ケルスの血、破滅の剣ティルフィング、
ヤドリギの杖、あとですね」
 
 ん?………凄い武器とか道具の中に
気になるワードが出てきたような気が
したけど……間違いないよな~

「悪い、確認だけどエクスキャリバーって
聞こえたけど気のせいかな?」

「言いましたが、何か問題がありま
したでしょうか?」
 俺が眉間にシワを寄せて聞いたから
ジャンヌは悪い事をしたと勘違いして
恐る恐る言葉を選んで言う。

「ジャンヌ、大丈夫だ。特に問題はない。
ただ凄く気になる事があったから
聞き直しただけだ」

 ジャンヌはホッとしてから、
「そうですか、エクスキャリバーの鞘は
ここの最下層に設置されています。
ただ申し訳ありませんがこれだけは
持ち出す事が出来ません」

「え!なんでそれだけ?」
 俺はそれは後々取りに行きたかった
ので、持ち出せないと聞いて愕然とする。

「邪神アスタローネの力を外に出さ
ないためです。邪神アスタローネは
今も50階層に居るはず、そこから
漏れてくる死のオーラはすべての者に
とって害のある物エクスキャリバーの鞘は
それを防ぐ防波堤として使われています。
死のオーラを外の世界に出さないために」

「…………そうか、分かった!」
 エクスキャリバーの鞘はその様に
使われていたのかキャリーちゃんも
言ってたけどサーヤは魔力を抑える力に
優れている。死のオーラを抑える事に
使われるのは理解できた。一点理解
出来ないのはなんでキャリーちゃんが
知らないんだ?何かがあったった事か?

 俺は考えたが、今ある情報では
分からないと思い、サーヤの事が
分かった事で良しと考える事にした。

 目的のハワイラン草を取って上層
(20階層)へと向う。途中の階層主は
一定の期間湧いてこないので、ずいぶんと
早く目的地に着くことが出来た。

 20階層にあるレイチェルの家で
一日過ごし身体を休め、転移装置に
よって一気に地上へ移動した。

「やっと戻れた~ダンジョンは嫌い
じゃないけどあんまり長くいると
神経使うから疲れるんだよな~」

「ご主人様なら大丈夫です!あと数回
ダンジョンに潜れば慣れます。ご主人様に
出来ないことはありません!」

「お、おう…ありがとうジャンヌ……」
 ジャンヌさん励ましてくれるのは
嬉しいけど、大丈夫だから、俺は
自分否定とかはしてないから……

 ジャンヌはとにかく俺を褒めたり
励ましてくれたりする。先日も野菜が
上手く剥けず、「あ~くそ~失敗した~」と
ぼやいたら、優しく励ましてくれた。
ただその後、「次は上手く剥けるように
練習しましょう」と言って皮剥きをずっと
させられた。ジャンヌは熱血スパルタタイプ
かもしれないので発言には気をつけなければ
ならない。

 
「おーー居た居た!にいさん居たよ!」
「本当に居たか、ねえさんは相変わらず
だな!」

 二人の男がこちらを見てやって来た。
 
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