書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

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第六章 ミネルヴァ姫の呪いと邪神召喚

第101話 美人バサミ

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  蒼字(そうじ)は二人を連れ部屋に戻ると
二人に今後のことについて話をする。

「はぁー疲れた!食事は楽しく
食べないとな!お偉いさんとは
やっぱり無理だわ!想像以上に肩凝った!」

「そうですね!私も今日は疲れました。
いつもは一人で食べていますので」
 アルヴィア姫がさっき見せた
悲しそうな顔を一瞬出す。

「ん?王族は忙しいから一緒には
食べる時間が合わないんですか?」

「いえ、そういう訳ではありま
せんわ。ただ私が家族の一員に認められ
ていないだけですから」
 アルヴィアがまた悲しそうな顔をすると、
「もう、そんな事ないわよ!アルヴィア、
私はそんな風に思っていないわ、
私の大事な家族よ!」
 ミネルヴァが後ろからそっと抱きしめる。
 そんな姿を見て美しき姉妹の姿だな~と
思いつつも、美人同士が絡み合うと、
なんか百合百合しくってちょっと
エロいとか俗っぽい事を考える俺は
いけない人?
心の中で少し反省しました。

「それでは説明をするんで聞いて下さい。
 呪いの原因、つまり発生源の場所を
突き止めなければなりません。現状かなり
遠い場所で位置が掴めません。
そこでミネルヴァ姫には発生源の場所を
突き止めるため王都を出て貰いたいと
思います!」

「ちょっと待って頂けますか、
王都を出ては呪いが起こってしまうので
はないですか?」
 アルヴィア姫は立ち上がり蒼字
(そうじ)を止めようとするが、
「アルヴィア待って話は最後まで
聞きましょ、使徒様が何の考えもなしに
そんな事は言わないでしょ」
 ミネルヴァ姫がアルヴィア姫を
落ち着かせるよう声を掛ける。

「もちろんそこが重要なところとなります。
 今は呪いがミネルヴァ姫に影響しない
ように抑えているだけで、魔物化の呪いは
抑えられていません!ですのでそれも
抑えようと思います!」

「そんな簡単に言われますが聖神教会の
方々でも出来なかった事です。本当に
出来るのですか?」
 アルヴィア姫は信じたい気持ちと
信じられない気持ちがぶつかり合い、
なんとも気持ち悪い気分になっていたが、
蒼字(そうじ)はあっけらかんと
出来ると答えた。

「そもそもその認識は間違ってます。
魔物化の呪いは抑えられています!
城内にいればと言う限定的では
ありますが!」

「でも、それでは外には出られない
のでは?」
 ミネルヴァは不思議そうな顔を
しているが、蒼字(そうじ)の
次の言葉に期待をしていた。

「そうです!なので結界の条件を変えます」

「条件ですか?」

「そう条件です。城内からミネルヴァ姫に
変えたいと思います」
 ミネルヴァ姫とアルヴィア姫は
首を傾げた。蒼字(そうじ)が言っている
意味がまったく分からなかったからだ。

「ミネルヴァ姫の呪印は城内に
設置されている石碑とか頭像に施された
魔法陣によって抑えられています。
これは過去の聖神教会の方々が作り出した
特別かつ強力な封印術、これのお陰で
呪いが抑えられてる。ならこれをもっと
身近なものに転記すれば良いと思うん
ですよね。つまりミネルヴァ姫の持ち物で
結界を形成すれば移動は可能なのです!」

「そんな事が可能なのですか!」
 ミネルヴァ姫は驚き、動揺していた。
 ミネルヴァは生まれてから城を出た
ことがない。外に出られる等言われれば
期待で胸がいっぱいになってします。
ミネルヴァからすれば夢のような話なのだ。

「ですので、日頃身に着ける物をいくつか
持って来てほしんですよ!お願い
出来ますか?」

「も、も、も、もちろんです!
すぐに持っていきますので、待っていて
下さい!」
 
「お、お姉さまーお待ちおー」
 ミネルヴァ姫はバタバタと慌てて
部屋を出る。その後ろをアルヴィア姫が
追いかける。不思議な光景を見ることが
出来た。

 蒼字(そうじ)は笑っていた。
 あんなに美人な人でもあんなに
慌てた顔が出来るのだと。


………………▽

「お、お願いします!使徒様!」
 フーンっと鼻息が聞こえそうくらい
興奮している。ミネルヴァ姫の落ち着いた
雰囲気が崩れて少し面白い。

「それじゃ~魔法陣がある石碑に
移動しますか」

「はい、分かりました。行きましょー」
 
………………▽

 石碑がある場所に移動

「ミネルヴァ姫、こっちに来て転記
する物を出して下さい」
 ちょいちょいと手を動かし呼びつける。
 王女に対して失礼かな~……ま~いっか!
 
「この腕輪なんですけど、
宜しいでしょうか」
 これはまた綺麗なサファイアが
はまった腕輪だ。宝石の部分に
転記するか、蒼字(そうじ)は懐から
筆を出し、石碑にかかれている魔法陣に
筆を当てなぞりながら魔力を吸い取る。

「オッケーそれでは腕輪に転記しまーす」
 腕輪の宝石部分に筆先を当て魔力を
抽出し宝石に魔法陣を刻み込むことに
成功!これなら問題なさそうだ!あと
5箇所やっちゃいますか!

 それから他の魔法陣の転記にも成功!
準備は完了した。

「あの~使徒様……これで本当に結界を
移すことが出来たのでしょうか?」

「え!?あ~そうですよね城内に
いたら分かんないですよね。
外に出ますか!」
 そう言って蒼字(そうじ)達は
城の城門に向かう。

「ちょっちょっとお待ち下さい!」
 ミネルヴァ姫は門の前で足を止める。

「申し訳ありません、本当にこの門を
くぐっても宜しいのでしょうか、もしも
失敗していたら呪いが拡散され人々が……」
 ミネルヴァ姫は転記が上手くいって
なくて魔物化するのを不安に思って
いるのか~周りから散々城を出ては
いけないと言われていたからな。
身体が言う事利かないのかも?仕方ない。


 蒼字(そうじ)はミネルヴァの
手を取り、

「へ!?あ!ちょっとまってくださ~い」
 蒼字(そうじ)は問答無用で
引っ張った。

「取り敢えず、最初の一歩ですね」
 ミネルヴァは後ろを見ると城門を
超え外に出ていた。
周りには兵士達がいるが
特に変わった様子はない。

「私、外に出られたのですね!」
 両手で顔を抑え喜ぶミネルヴァ姫

 蒼字(そうじ)はあまりにも
ミネルヴァ姫が感動していたので
調子に乗った。

「アッハッハーどうよ!俺のおかげだ
感謝しろ~なんちゃって」
 蒼字(そうじ)は腰に手を当て
笑っていると、ミネルヴァ姫に抱き
つかれ、「あふっ」っと声が漏れる
柔らかくて弾力のある衝撃がお腹の
当たり伝わりそのうえいい匂いがして
頭が一気にクラクラする。
 いかん!股間が上昇して来た。
下がらねば!蒼字(そうじ)が腰を
引こうとするとまさかの邪魔が入る。
 「ドン」後ろから柔らかい衝撃が、
後ろは見えないがすするような泣き声が
聞こえる。この声はアルヴィア姫だ!
どうやら歓喜のあまり?感謝から?
理由ははっきりしないがアルヴィア姫にも
抱きつかれている。これは非常にまずい!
逃げられん!上昇がとまら~ん!

 美人バサミ恐るべし!
………蒼字(そうじ)は諦めた。


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