書道が『神級』に昇格!?女神の失敗で異世界転移して竜皇女と商売してたら勇者!聖女!魔王!「次々と現れるので対応してたら世界を救ってました」

銀塊 メウ

文字の大きさ
298 / 346
第九章 邪神降臨

第278話 異界送りの儀式

しおりを挟む

「どう言うつもり?」
 レビィは不思議そうな顔をしていた。

「何がだよ!レビィー、そこまで落ちたの
かよ!なんでクレスごと攻撃した」

 レイチェルが造った超巨大ロボットは
レビィの攻撃によりボロボロに壊れ、
周辺に数百メートルを吹き飛ばしていた。

 凄まじい威力、レイチェルもまた
回避出来ずに瓦礫に埋もれ動けなかった。

「大丈夫よ!彼頑丈ですもの」

「それでも、大怪我をしていた!」

「だから何?そんなの私の魔法で完全回復
してあげる」

「そう言う問題じゃないさ、レビィなら
クレスに擦り傷すらつけさせない。なのに!
なのに!……………本当にレビィはそこに
いないの?」
 レイチェルの声はふるえ…そして恐怖して
いた。
 真実を聞きたくない。

「まだそんなことを言っているの?
もういないわ。彼女は私に取り込まれたの、
諦めなさいな」

 レビィはレイチェルに手を向けて魔力を
込める。
 光は徐々に強く光レイチェルを狙う。

「さようならレイチェル、少しは楽しめたわ」
 狂気の魔力弾は放たれた。

 そこに3人の勇者と幽霊の女性が
駆けつけた。

 レビィが放った魔力弾を
陽菜乃(ひなの)が撃ち抜き、チャラが
レビィを攻撃、その隙にレイチェルの上に
乗っていた瓦礫を一花(いちか)が念動力で
退かしさくらがレイチェルを抱き上げ
レビィから距離を取った。

「大丈夫ですか、レイチェルさん」

「うん、大丈夫だよ!身体中痛いけどね」
 レイチェルの怪我は酷かったが致命傷と
なるものはなかった。


「またぞろぞろと、面倒なことです」
 レビィは心底面倒そうに言った。

「これはどう言うつもりでしょうか、
レビィさん」
 さくらはレビィの行動を問いただす。

「勇者さくらさん、それじゃ~お答え
しましょうか」
 レビィの周りに数百の魔力弾が浮いていた。

「これが答えよ!」
 レビィはニコリと笑い魔力弾を雨のように
降られる。さくら達は攻撃を防ぎつつ
回避する。

「この程度では勇者を倒すには足りない
わね。でも流石にこれ以上時間を取られる
わけにはいかないわね」
 レビィの横にいつの間にかクレスが
立っていた。

「私達はここで御暇させて頂きますわ」
 クレスは聖域への扉を開きレビィと共に
消えてしまった。

「しまった!?聖域に逃げられてしまったよ!
陽菜乃(ひなの)!」

「さくら落ち着いて!残念だけど私達じゃ
聖域には行けない。でも大丈夫だよ!
蒼字(そうじ)くん達が行ってる」

「そうだけど、このままじゃいられないよ!
私達もなんとかして聖域………」
 さくらは何とかして聖域に行く方法を
考える。そこにレイチェルが話に入る。

「さくら~、陽菜乃~(ひなの)一応私に
考えがあるんだけどさ~力を貸して
もらえるかな~?」

「本当ですか!?レイチェル」

「うん、それでどうなの?」
 さくらはレイチェルの手を取り
「もちろんです!」と答えた。

「それじゃ~準備するから待ってて!」
 レイチェルはゴソゴソと色々な機械の
設備を召喚した。

(一応クレスには付けられた。あとは
レビィだ!絶対に二人共助けるから、
待ってろよー)
 
 レイチェルはテキパキと準備を進めた。

……………▽

 聖域ではモニカの異界送りの儀式が
進められていた。ここにはサン教皇の他
枢機卿と大司教の八人、
そして聖女セレーナが立会い人を務める。

 セレーナを中心とし神へ祈りを始めた。
これは神界に通ずる道を開くことを神々へと
伝え、送られる者 (モニカ)を受け入れて
くれる様に伝える儀式、後に3人の女神
から返事があり、神界への扉が開く。

 セレーナが祈りを捧げ始めて1時間が
経過したが一向に女神からは返事が返っては
来なかった。

 セレーナは疑問に思い始めていた。
(おかしいわね。もうとっくに反応が
返って来ても良さそうなのだけど、
モニカだからテュケ様が……
テュケ様寝坊していませんよね~)

 そんなことを考えていた時だった、
声が…声が聞こえた。

(う、う~ん………目覚し時計?ワタシそんなの
使ったっけ?まだねむい…………)

(テュケ様…本当に寝ていたのですか……
テュケ様!テュケ様!寝ないでください。
二度寝は儀式が終わってからにして下さい)

(あ~れ?この目覚しセレーナちゃんの声が
する~。いつ設定したっけ?)

(テュケさま~寝ボケないで下さい。
そろそろ起きてお勤めを~)

(えーお仕事…………おやすみ~)

(テュケ様!テュケ様!絶対に寝ないで下さい)

(ん!も~う、冗談だよ!セレーナちゃん、
喋ってる間に目が覚めたよ!それで何か用?)

(テュケさま~……お忘れですか?今日は
モニカの異界送りの日ですよ。以前から
お伝えしておりましたが!)

(あ!?ご…ごめんごめん、そうだったね!
今から開けるから待ってて…………)

 テュケ様は逃げるように通信を切った。
 モニカ異界送りのこと、完全に忘れて
いたみたい。
 
「皆様!テュケ様からお告げがありました。
今から神界への扉が開かれます。もう少し
そのままの祈りを続けて下さい」

 セレーナは皆に状況を伝えた。
 
 セレーナは何も起こらないことに安堵して
いたのだが、儀式を邪魔する者が現れる。

「蒼字(そうじ)!?なぜここへ、
異界送りの儀式で問題が発生しなければ
出て来ないはずでは?」
 セレーナは驚き、周りの者もまた動揺
していた。

「セレーナ様すいません、問題が発生
しました。
儀式は一旦中止させて頂きます」

「何者だ!この重要な儀式を邪魔するとは
不届き者め!成敗してくれる」
 蒼字(そうじ)のことを知らない大司教が
蒼字(そうじ)を賊と間違え突撃して来た。

「邪魔なんでしばらくそこに居ろ!」
 ルビーは突っ込んで来た大司教を地面を
隆起させ閉じ込めた。
 それをキッカケに大司教達が戦闘態勢を
取る。

「みんな!ちょっと待つんだ!」
 サン教皇が大司教達を止める。
 
「教皇!なぜ止めるのです。彼らは
何者なのです」
 一人の大司教がサン教皇に詰め寄るが
サン教皇はたぶんすぐに分かるよ!
と答えるだけだった。

 セレーナは蒼字(そうじ)を見て一言
だけ言った。

「蒼字(そうじ)くん……信じるはよ!」

「えぇ、任せて下さい。残念ではありますが、
食い止めることは出来ます」
 蒼字(そうじ)のセレーナを見て不安
そうな表情をした。

「ジャンヌ頼む」
 スーッとモニカの棺の前にジャンヌは
現れる。

「失礼致します!」

…………………………………………………………………………
 ジャンヌは剣を抜き、
     
    モニカが入った棺を斬って壊す。
…………………………………………………………………………
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

異世界に降り立った刀匠の孫─真打─

リゥル
ファンタジー
 異世界に降り立った刀匠の孫─影打─が読みやすく修正され戻ってきました。ストーリーの続きも連載されます、是非お楽しみに!  主人公、帯刀奏。彼は刀鍛冶の人間国宝である、帯刀響の孫である。  亡くなった祖父の刀を握り泣いていると、突然異世界へと召喚されてしまう。  召喚されたものの、周囲の人々の期待とは裏腹に、彼の能力が期待していたものと違い、かけ離れて脆弱だったことを知る。  そして失敗と罵られ、彼の祖父が打った形見の刀まで侮辱された。  それに怒りを覚えたカナデは、形見の刀を抜刀。  過去に、勇者が使っていたと言われる聖剣に切りかかる。 ――この物語は、冒険や物作り、によって成長していく少年たちを描く物語。  カナデは、人々と触れ合い、世界を知り、祖父を超える一振りを打つことが出来るのだろうか……。

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~

サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。 ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。 木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。 そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。 もう一度言う。 手違いだったのだ。もしくは事故。 出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた! そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて―― ※本作は他サイトでも掲載しています

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】 その攻撃、収納する――――ッ!  【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。  理由は、マジックバッグを手に入れたから。  マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。  これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜

沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。 数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

処理中です...