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えー
そんな転生したら王子だったよキャハッみたいなことある?
…いや、そういうのもあった気がする
そしてそいつらはご多分にもれず何かかんかでチートな力を持って、最終的に国のトップとかになって美女を侍らすんだ(偏見)
だが、俺はこの世界に長居するつもりは無い
1秒でも早くナツの元に戻り、キスをするんだ(大いなる飛躍)
「あー…その、認知、はされているのかな?」
「ええ
あなたは王宮で生まれたもの」
「え」
「だけど、逃げ出すタイミングは生まれて体の調子を整える時にできたほんの一瞬だったのよ」
「何で逃げたの?」
「私は正妃ではないの
それどころか、1番身分が低いわ
庶民の出だもの」
「ああ
階級とか厳しい感じなのね」
「そうなのよ
他にも側妃はいたんだけど、正妃と私にしか子供ができなかったのよ」
「それは何故」
「知らないわよ
あの変態のことだから手を出していないなんてことはないと思うけど
バチでも当たったんじゃないかしら」
俺の記憶のスタート前のヒストリーもなかなか濃い
水で薄めたい
王って変態なんだね
全然要らない情報がまた増えた
今日のナツの髪型の方が5億倍重要だ
「じゃあどっちが先か知らないけど、兄だか弟だかの勢力争いから逃れるためってことかな
あれ
でも兄だったら後次ぐのは兄一択か
じゃあ弟?」
んー
こんがらがるな
そもそも王とかそんなのいなかった場所で育ったから、王の後継とか諸々のシステムはそれこそ異世界ものとかで得た知識しかない
そういった書物も読むべきか
「いいえ
姉君よ」
「あれ?
さっきはお兄ちゃんとか弟とかって言ってたじゃん
俺の年齢とか状況から見て弟はなさそうだけど」
「そうだったかしら」
抜けてんだよな
この人
いや、でも結構強かかもしれない
想像でしかないけど愛憎渦巻く応急で俺まで成して今なお生きているのだし
「逃げてきたのはやっぱり命が狙われる、とか?
王の世継ぎは男でないとダメとか?」
「そりゃ出来れば男の方がいいとするのがこの国では常識ね
王となったら世継ぎは必要だし、女の場合子供ができたら一定期間休んだりしなきゃならないとか色々ね」
階級社会だけでなく性別とかでも世知辛いんだな
「命からがら逃げてきたんだね
俺と母さんの身を守るために」
不思議なご縁ではあるが愛を注いでもらっているのは伝わ―
「それに、夜が下手なのよ」
変態な上に夜もダメな王とか最悪だな
知らんけど
そして知りたくないよ、親のそういうのなんてさ
俺は見た目は子供でも頭脳は―
おっと
とにかく、青少年かどうかは置いといても息子相手にやめてくれ
「…そ、それは災難、だったね…」
「全くよ
でもあなたがいてくれて良かったわ」
「王宮から抜け出せたもんね」
「そうなのよ」
もうこの際道具と思われていてもなんでもいいや
「じゃあ、俺はあんまり目立たないようにバカで間抜けな赤ちゃんを演じればいいんだね」
「いいえ
赤ちゃんの範囲内でなら賢くしてくれてもいいのよ」
赤ちゃんの範囲内って何だよ
魔王とやらが今後出てくるのは確実として、ひとまずそれと無関係なことでも命の危険があるらしい
それからまずは解決するか
「ねぇ、ママ」
「ママっていうの辞めない?」
「え?」
「だってー
ママって言うよりビビって呼ばれる方が可愛いじゃない」
「び、ビビ?」
「私ビビアンって言うのよ
だからビビ」
「え…っと…」
「私はレオって呼んでるのにズルいわ」
「ズルいって…」
「いいからビビよ、ビビ」
「わ、わかったよ、び、ビビ」
どこぞの妖怪の名前の1部みたいになるのは許して欲しい
突然ママ禁止法が出たんだから
ナツ以外の女の人のなまえをよぶなんて
ナツ、これは浮気じゃない
許してくれ
この世界では血が繋がってるらしいし、これは抵抗のしようもない
「それで、なあに?」
母親、もといビビからもう少し話を聞くことにしよう
骨が折れるが
ナツに早く会うためだ
本当に骨が折れるが
そんな転生したら王子だったよキャハッみたいなことある?
…いや、そういうのもあった気がする
そしてそいつらはご多分にもれず何かかんかでチートな力を持って、最終的に国のトップとかになって美女を侍らすんだ(偏見)
だが、俺はこの世界に長居するつもりは無い
1秒でも早くナツの元に戻り、キスをするんだ(大いなる飛躍)
「あー…その、認知、はされているのかな?」
「ええ
あなたは王宮で生まれたもの」
「え」
「だけど、逃げ出すタイミングは生まれて体の調子を整える時にできたほんの一瞬だったのよ」
「何で逃げたの?」
「私は正妃ではないの
それどころか、1番身分が低いわ
庶民の出だもの」
「ああ
階級とか厳しい感じなのね」
「そうなのよ
他にも側妃はいたんだけど、正妃と私にしか子供ができなかったのよ」
「それは何故」
「知らないわよ
あの変態のことだから手を出していないなんてことはないと思うけど
バチでも当たったんじゃないかしら」
俺の記憶のスタート前のヒストリーもなかなか濃い
水で薄めたい
王って変態なんだね
全然要らない情報がまた増えた
今日のナツの髪型の方が5億倍重要だ
「じゃあどっちが先か知らないけど、兄だか弟だかの勢力争いから逃れるためってことかな
あれ
でも兄だったら後次ぐのは兄一択か
じゃあ弟?」
んー
こんがらがるな
そもそも王とかそんなのいなかった場所で育ったから、王の後継とか諸々のシステムはそれこそ異世界ものとかで得た知識しかない
そういった書物も読むべきか
「いいえ
姉君よ」
「あれ?
さっきはお兄ちゃんとか弟とかって言ってたじゃん
俺の年齢とか状況から見て弟はなさそうだけど」
「そうだったかしら」
抜けてんだよな
この人
いや、でも結構強かかもしれない
想像でしかないけど愛憎渦巻く応急で俺まで成して今なお生きているのだし
「逃げてきたのはやっぱり命が狙われる、とか?
王の世継ぎは男でないとダメとか?」
「そりゃ出来れば男の方がいいとするのがこの国では常識ね
王となったら世継ぎは必要だし、女の場合子供ができたら一定期間休んだりしなきゃならないとか色々ね」
階級社会だけでなく性別とかでも世知辛いんだな
「命からがら逃げてきたんだね
俺と母さんの身を守るために」
不思議なご縁ではあるが愛を注いでもらっているのは伝わ―
「それに、夜が下手なのよ」
変態な上に夜もダメな王とか最悪だな
知らんけど
そして知りたくないよ、親のそういうのなんてさ
俺は見た目は子供でも頭脳は―
おっと
とにかく、青少年かどうかは置いといても息子相手にやめてくれ
「…そ、それは災難、だったね…」
「全くよ
でもあなたがいてくれて良かったわ」
「王宮から抜け出せたもんね」
「そうなのよ」
もうこの際道具と思われていてもなんでもいいや
「じゃあ、俺はあんまり目立たないようにバカで間抜けな赤ちゃんを演じればいいんだね」
「いいえ
赤ちゃんの範囲内でなら賢くしてくれてもいいのよ」
赤ちゃんの範囲内って何だよ
魔王とやらが今後出てくるのは確実として、ひとまずそれと無関係なことでも命の危険があるらしい
それからまずは解決するか
「ねぇ、ママ」
「ママっていうの辞めない?」
「え?」
「だってー
ママって言うよりビビって呼ばれる方が可愛いじゃない」
「び、ビビ?」
「私ビビアンって言うのよ
だからビビ」
「え…っと…」
「私はレオって呼んでるのにズルいわ」
「ズルいって…」
「いいからビビよ、ビビ」
「わ、わかったよ、び、ビビ」
どこぞの妖怪の名前の1部みたいになるのは許して欲しい
突然ママ禁止法が出たんだから
ナツ以外の女の人のなまえをよぶなんて
ナツ、これは浮気じゃない
許してくれ
この世界では血が繋がってるらしいし、これは抵抗のしようもない
「それで、なあに?」
母親、もといビビからもう少し話を聞くことにしよう
骨が折れるが
ナツに早く会うためだ
本当に骨が折れるが
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