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日が沈み、月と星が輝き出した頃。イライザは酒場のカウンターで一人、ワインを傾けていた。
イライザは慣れない紅をさし、持っている中で一番上等な服に身を包み、可能な限り着飾った。仲間たちで飲みに来たらしい仲良く騒ぐ男性たち、一人静かにグラスを傾ける男性など、イライザは様々な男性に視線を向けるが、目が合うとすぐにそらされる。
『まずは気になる人に視線を送るの。そうしたら向こうも視線が気になってこっちを見てくれるから、そこでほほ笑んでみせるのよ』
酔ったリリーに教わった手法で男性とお近づきになろうとしてみたイライザだが、ほほ笑む前に目をそらされてまったく成果が上がっていなかった。そんな様子を見かねてか、カウンターの向こうのマスターが苦笑する。
「苦い表情で周りをにらんで、どうしたんだい」
「……そんなつもりでは……」
慣れないことをしようとしてか、いつの間にか眉間にしわが寄っていた。イライザは深いため息をつくと、グラスのワインを一気に飲み干す。
(やっぱり、私には無理)
イライザは代金をテーブルに置くと席を立ち、酒場を後にした。空が闇色に染まっても、王都の街並みは魔法の明かりが照らしている。
「……どうしよう」
純潔を捨てるためには相手が必要だ。イライザは相手を探すために夜の街に出てきたが、状況は芳しくなかった。
(今日はもう諦める? ……いや、まだ時間はある)
ここで諦めれば縁談を受けざるを得なくなる。悪名高い男に嫁ぐことも嫌だが、なにより騎士であり続けたいイライザは自分を奮い立たせた。イライザは別の店でもう一度試してみようと足を進めようとし――
「……なに?」
イライザは大きな物音が聞こえて足を止める。複数の走る足音、男の怒声、女の叫び声、ただならぬ様子にイライザは無視することができず、踵を返して音が聞こえた方へと走り出した。
かけつけたイライザの目に映ったのは、異様な光景だった。袋小路に追いやられ、逃げ場をなくして壁を背にする細身の男とその向かいに立つ柄の悪い男、その後ろに路地裏には不似合いな上品なドレスを身にまとった女。
なにやら剣呑な雰囲気であったが、決定的な状況でもないため、イライザは身を潜めて様子をうかがった。
「さあ、ミケル。あきらめて一緒に来てちょうだい」
「っ……マダム、少し落ち着いて」
ミケルと呼ばれた男は笑みを浮かべて女に声をかけるが、その笑みは少し引き攣っていた。
「私はとても落ち着いているわ。……捕まえて」
女の命令に男がミケルににじり寄る。ミケルは笑みが消え、眉根を寄せて低い声で女に告げた。
「マダム、冷静に考えてみて。このままだと、大変なことになるよ?」
「ふふ。このままだれにも知られずあなたを連れ去れば、問題にならないわ」
どうやら、女が男を利用してミケルを誘拐しようとしているようだ。これは見過ごせないと、イライザは前に歩み出た。
「……待ちなさい」
イライザは女の後ろから声を上げる。三人の視線がイライザに集まり、その場がしんと静まり返った。
「誘拐は、感心しないな」
イライザの言葉に女の表情がさっと青くなる。明らかな犯罪行為が他者に知られていることに焦ったのだろう。
「この女を消してちょうだい!」
「っ、逃げて!」
男がナイフを取り出し、イライザに向き直る。ミケルの慌てた声が聞こえたが、イライザはその場を動かなかった。
男がナイフをイライザに向け、一気に間を詰める。イライザは動じず突き出された腕をよけると、その勢いを利用して男を投げ飛ばした。
「なっ」
男が驚きに声と共に宙を舞い、そのまま壁に打ちつけられる。男は打ちどころが悪かったようで、うめきながらその場に崩れ落ちた。
「さて……どうしますか?」
イライザは男が手放したナイフを蹴り飛ばし、女に向き直る。女は真っ青になって後ずさり、震えてなにも言えなくなった。
「大人しく……」
「待って、お姉さん!」
イライザが二人を捕縛しようと足を進めると、突然、ミケルがかけ寄ってきた。ミケルはイライザの前に立つと、にっこりと彼女にほほ笑む。
ミケルはとても美しい男だった。胸元まで伸びたふわりと柔らかく巻く金髪、やさしげな薄紫の双眸。中性的な容貌で、口元にそっと添えられたほくろがどこか妖艶さを感じさせた。
そんな美青年に笑顔を向けられ、イライザは驚いて固まってしまう。するとミケルは女に向き直り、同じようににっこりとほほ笑んだ。
「マダム。ここで僕のことをあきらめてくれるなら、大事にしないよ」
「そんな……私……っ」
「マダム。僕を逃がしてしまったんだから、わかるよね?」
女の表情が強張る。女はそれ以上なにも言えずにその場にへたり込んだ。イライザは二人の会話の意味が理解できなかったが、理解する必要もないかと聞き流す。
「お姉さん、ごめんね」
ミケルはイライザに向き直ると、眉尻を下げて謝罪する。わざわざ危険な目にあってまで助けてくれたというのに、内密に済ませようとしていることを申し訳なく思っているのだろう。
「あなたがそれでいいなら、私は構わない」
イライザは大事になって時間を取られることは避けたかったため、都合が良かった。
「話がついたなら、この場から離れましょう」
イライザが促すと、ミケルはうなずいて従った。二人から離れ、並んで歩き始めたところでミケルが口を開く。
「お姉さん、助けてくれてありがとう」
「礼には及びません。たいしたことはしていませんので」
「ううん、すごかったよ! お姉さん、とっても格好良かった。僕、ドキドキしちゃったよ」
「そ、そう……」
イライザは反応に困り、美しい顔に満面の笑みを浮かべるミケルから目をそらす。ほめそやされて悪い気はせず、イライザは照れくさくなって少し頬が熱くなった。
あっという間に大通りに出て、イライザは後ろを振り返る。後をつけられている様子はなく、さきほどの女の姿もなくほっと胸をなで下ろした。
「追ってきてはいないようだけど……念のため、馬車で帰ったほうがいい」
イライザは手を上げ、ちょうど前を通りかかった馬車を呼び止める。面倒そうに馬車をよせた御者はイライザたちを見て目を剥いた。
「あ、あなたは……!」
「……?」
御者の大げさな反応にイライザは眉をしかめる。だがすぐにその視線が自分ではなく隣に向けられていると気づき、イライザはミケルを見た。
ミケルは自分の唇に人差し指を当て、にっこりとほほ笑んでいる。イライザは不思議に思ったが、これ以上関わることもないと気にしないことにした。
「気をつけて。じゃあ、私は……」
「待って。お姉さん、一緒に乗って行こう?」
「いや、私は……」
「ねっ、お願い」
まっすぐミケルに見つめられ、お願いされたイライザはたじろぐ。ややあって観念したようにうなずくと、ミケルは花が綻ぶように笑顔になった。
「うれしい! ありがとう、お姉さん」
ミケルに差し出された手を取り、イライザは馬車に乗り込んだ。問われるままに宿を答え、ミケルが御者に行き先を伝える。
ゆっくりと走り出した馬車の中で、イライザはミケルと向かい合った。
「助けてくれて、本当にありがとう。僕はミケル。お姉さんの名前、教えてもらえないかな」
「……イライザ、です」
イライザは迷ったが、ここまできたのならと答える。
「イライザ……」
ミケルはうっとりとした様子で名をつぶやく。その声がとても甘く、イライザは不覚にも胸が高鳴った。
「リズって呼んでもいい?」
「……好きにして構いません」
「ありがとう、リズ!」
ミケルはいきなり愛称で呼びたいと、距離の詰め方が激しいが、イライザはなぜか拒めなかった。うれしそうに笑うミケルからは悪意などまったく感じられず、純粋な好意からの言葉なのだろう。
日が沈み、月と星が輝き出した頃。イライザは酒場のカウンターで一人、ワインを傾けていた。
イライザは慣れない紅をさし、持っている中で一番上等な服に身を包み、可能な限り着飾った。仲間たちで飲みに来たらしい仲良く騒ぐ男性たち、一人静かにグラスを傾ける男性など、イライザは様々な男性に視線を向けるが、目が合うとすぐにそらされる。
『まずは気になる人に視線を送るの。そうしたら向こうも視線が気になってこっちを見てくれるから、そこでほほ笑んでみせるのよ』
酔ったリリーに教わった手法で男性とお近づきになろうとしてみたイライザだが、ほほ笑む前に目をそらされてまったく成果が上がっていなかった。そんな様子を見かねてか、カウンターの向こうのマスターが苦笑する。
「苦い表情で周りをにらんで、どうしたんだい」
「……そんなつもりでは……」
慣れないことをしようとしてか、いつの間にか眉間にしわが寄っていた。イライザは深いため息をつくと、グラスのワインを一気に飲み干す。
(やっぱり、私には無理)
イライザは代金をテーブルに置くと席を立ち、酒場を後にした。空が闇色に染まっても、王都の街並みは魔法の明かりが照らしている。
「……どうしよう」
純潔を捨てるためには相手が必要だ。イライザは相手を探すために夜の街に出てきたが、状況は芳しくなかった。
(今日はもう諦める? ……いや、まだ時間はある)
ここで諦めれば縁談を受けざるを得なくなる。悪名高い男に嫁ぐことも嫌だが、なにより騎士であり続けたいイライザは自分を奮い立たせた。イライザは別の店でもう一度試してみようと足を進めようとし――
「……なに?」
イライザは大きな物音が聞こえて足を止める。複数の走る足音、男の怒声、女の叫び声、ただならぬ様子にイライザは無視することができず、踵を返して音が聞こえた方へと走り出した。
かけつけたイライザの目に映ったのは、異様な光景だった。袋小路に追いやられ、逃げ場をなくして壁を背にする細身の男とその向かいに立つ柄の悪い男、その後ろに路地裏には不似合いな上品なドレスを身にまとった女。
なにやら剣呑な雰囲気であったが、決定的な状況でもないため、イライザは身を潜めて様子をうかがった。
「さあ、ミケル。あきらめて一緒に来てちょうだい」
「っ……マダム、少し落ち着いて」
ミケルと呼ばれた男は笑みを浮かべて女に声をかけるが、その笑みは少し引き攣っていた。
「私はとても落ち着いているわ。……捕まえて」
女の命令に男がミケルににじり寄る。ミケルは笑みが消え、眉根を寄せて低い声で女に告げた。
「マダム、冷静に考えてみて。このままだと、大変なことになるよ?」
「ふふ。このままだれにも知られずあなたを連れ去れば、問題にならないわ」
どうやら、女が男を利用してミケルを誘拐しようとしているようだ。これは見過ごせないと、イライザは前に歩み出た。
「……待ちなさい」
イライザは女の後ろから声を上げる。三人の視線がイライザに集まり、その場がしんと静まり返った。
「誘拐は、感心しないな」
イライザの言葉に女の表情がさっと青くなる。明らかな犯罪行為が他者に知られていることに焦ったのだろう。
「この女を消してちょうだい!」
「っ、逃げて!」
男がナイフを取り出し、イライザに向き直る。ミケルの慌てた声が聞こえたが、イライザはその場を動かなかった。
男がナイフをイライザに向け、一気に間を詰める。イライザは動じず突き出された腕をよけると、その勢いを利用して男を投げ飛ばした。
「なっ」
男が驚きに声と共に宙を舞い、そのまま壁に打ちつけられる。男は打ちどころが悪かったようで、うめきながらその場に崩れ落ちた。
「さて……どうしますか?」
イライザは男が手放したナイフを蹴り飛ばし、女に向き直る。女は真っ青になって後ずさり、震えてなにも言えなくなった。
「大人しく……」
「待って、お姉さん!」
イライザが二人を捕縛しようと足を進めると、突然、ミケルがかけ寄ってきた。ミケルはイライザの前に立つと、にっこりと彼女にほほ笑む。
ミケルはとても美しい男だった。胸元まで伸びたふわりと柔らかく巻く金髪、やさしげな薄紫の双眸。中性的な容貌で、口元にそっと添えられたほくろがどこか妖艶さを感じさせた。
そんな美青年に笑顔を向けられ、イライザは驚いて固まってしまう。するとミケルは女に向き直り、同じようににっこりとほほ笑んだ。
「マダム。ここで僕のことをあきらめてくれるなら、大事にしないよ」
「そんな……私……っ」
「マダム。僕を逃がしてしまったんだから、わかるよね?」
女の表情が強張る。女はそれ以上なにも言えずにその場にへたり込んだ。イライザは二人の会話の意味が理解できなかったが、理解する必要もないかと聞き流す。
「お姉さん、ごめんね」
ミケルはイライザに向き直ると、眉尻を下げて謝罪する。わざわざ危険な目にあってまで助けてくれたというのに、内密に済ませようとしていることを申し訳なく思っているのだろう。
「あなたがそれでいいなら、私は構わない」
イライザは大事になって時間を取られることは避けたかったため、都合が良かった。
「話がついたなら、この場から離れましょう」
イライザが促すと、ミケルはうなずいて従った。二人から離れ、並んで歩き始めたところでミケルが口を開く。
「お姉さん、助けてくれてありがとう」
「礼には及びません。たいしたことはしていませんので」
「ううん、すごかったよ! お姉さん、とっても格好良かった。僕、ドキドキしちゃったよ」
「そ、そう……」
イライザは反応に困り、美しい顔に満面の笑みを浮かべるミケルから目をそらす。ほめそやされて悪い気はせず、イライザは照れくさくなって少し頬が熱くなった。
あっという間に大通りに出て、イライザは後ろを振り返る。後をつけられている様子はなく、さきほどの女の姿もなくほっと胸をなで下ろした。
「追ってきてはいないようだけど……念のため、馬車で帰ったほうがいい」
イライザは手を上げ、ちょうど前を通りかかった馬車を呼び止める。面倒そうに馬車をよせた御者はイライザたちを見て目を剥いた。
「あ、あなたは……!」
「……?」
御者の大げさな反応にイライザは眉をしかめる。だがすぐにその視線が自分ではなく隣に向けられていると気づき、イライザはミケルを見た。
ミケルは自分の唇に人差し指を当て、にっこりとほほ笑んでいる。イライザは不思議に思ったが、これ以上関わることもないと気にしないことにした。
「気をつけて。じゃあ、私は……」
「待って。お姉さん、一緒に乗って行こう?」
「いや、私は……」
「ねっ、お願い」
まっすぐミケルに見つめられ、お願いされたイライザはたじろぐ。ややあって観念したようにうなずくと、ミケルは花が綻ぶように笑顔になった。
「うれしい! ありがとう、お姉さん」
ミケルに差し出された手を取り、イライザは馬車に乗り込んだ。問われるままに宿を答え、ミケルが御者に行き先を伝える。
ゆっくりと走り出した馬車の中で、イライザはミケルと向かい合った。
「助けてくれて、本当にありがとう。僕はミケル。お姉さんの名前、教えてもらえないかな」
「……イライザ、です」
イライザは迷ったが、ここまできたのならと答える。
「イライザ……」
ミケルはうっとりとした様子で名をつぶやく。その声がとても甘く、イライザは不覚にも胸が高鳴った。
「リズって呼んでもいい?」
「……好きにして構いません」
「ありがとう、リズ!」
ミケルはいきなり愛称で呼びたいと、距離の詰め方が激しいが、イライザはなぜか拒めなかった。うれしそうに笑うミケルからは悪意などまったく感じられず、純粋な好意からの言葉なのだろう。
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