俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛

ラヴ KAZU

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第一章 運命の出会い

廉也にドキッ

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私は会社の休憩室で一人の男性に出会う。

その休憩室は禁煙で、別に喫煙所があるにも関わらず、その男性は休憩室でタバコを吸っていた。

(なんでここでタバコ吸ってるの?)

私は決まりを守れない人が大の苦手、しかも黙って見過ごす事が出来ない。

私は注意しようとして声をかけた。

超イケメン、しかも整った顔立ち、スタイル抜群私はしばらく見惚れていた。

彼はしばらく私を見つめていた。

(やだ、なんでじっと見てるの?文句でもあるわけ?悪いのはそっちじゃない)

「ここは禁煙です、喫煙所は向こう側にありますからそちらで吸ってください」

「悪い、悪い、名前なんて言うんだ?」

「総務部の立木みゆです」

「総務部?この会社の社員か……みゆ、可愛い名前だな」

彼にニッコリ微笑まれて不覚にもドキッとしてしまった。

「あなたは?」

「俺?桂木廉也、よろしく」

(桂木廉也?まさか社長?うそ、どうしよう)

私は恐る恐る聞いてみた、どうか同性同名でありますように……

「失礼ですが、社長でいらっしゃいますか?」

「ああ、そうだよ、今日からね」

(あ~私なんてことを……どうする、どうする、もう明日からニートだあ)

「どうかした?顔真っ青だけど……」

「あのう、私、失礼なことばかり言ってしまって申し訳ありませんでした」

「ああ、別に気にしてないから大丈夫だよ」

(社長の声が遠くに聞こえる、なんかふらふらする、ああ、もう立っていられない)
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