俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る

ラヴ KAZU

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第一章 初めてを捧げた

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私は三十六歳、深海まゆ、深海不動産の社長を父に持つ世間知らずのお嬢様である。

三十六にもなって世間知らずって恥ずかしい。

今、私は見合い結婚をする様にと父から言われている。

父のお眼鏡に叶った男性と結婚させてしまおうと父は企んでいる。

このままでは売れ残ると考えているようだ。

冗談じゃない、私は恋をしてお付き合いをして好きな人と結婚したいのである。

「お父様の言いなりにはなりません」

「待つんだ、まゆ」

私は家を飛び出した。

広い通りに飛び出した私は、車のライトに眩しさを感じて、気を失った。

気がつくとベッドに寝かされており、おでこはタオルで冷やされていた。

ここはどこなの?

そこにドアが開いて一人の男性が入ってきた。

「気が付いたか」

その男性はすらっと背が高く、落ち着いた雰囲気のとても素敵な男性だった。

「あのう……」

「急に飛び出してきたからびっくりしたよ」

そうだ、私は家を飛び出して大通りで車に引かれそうになったんだった。





「すみません、ご迷惑をおかけして」

「どっか痛えとこあるか」

「ありません」

「そうか、じゃ、送ってくから支度しろ」

家に戻ったら私の人生終わっちゃう。

「あのう、お願いがあります」

「なに?」

「私の恋人になってください」

「はあ?」

一瞬時が止まったかのような時間が流れた。

「あっ、間違えました、恋人の振りをしてください」

その男性はいきなり大声で笑い出した。

「突然まさかのプロポーズされたのかと思ってびっくりしたよ」

「ごめんなさい」

「恋人の振りって、理由を話せ」

私は話を始めた。

「私は三十六なんですが、父親がこのままだと嫁に行けないと、お見合いをさせようとしています、でも私は好きな男性とお付き合いをして、結婚したいんです」

「ほう、それで見合いを断る口実に俺に恋人の振りをしろというわけか」





「お付き合いしている男性がいれば、父も無理矢理見合いはさせないと思うんです」

「なんで俺?」

「なんとなく運命を感じて」

「へえ、運命ね」

そう言って、男性はベッドに近づいてきた。

グッと顔が接近して、あっと言う間に唇が奪われた。

まるで私の唇を啄むようにチュ、チュっとそして、ベッドに押し倒されて、手を頭の上にクロスさせられて、首筋に彼の唇が押し付けられた。

「ああっ、ん~ん」

彼は私の胸を鷲掴みにして、大きく揉みしだいた。

なにが起きているの?

なんか気持ちいい。

「下の名前は?」

「まゆです」

「まゆ、振りじゃなく、俺がお前の恋人になってやる」

「えっ」

彼は私の唇を塞いだ。

下着の中にいきなり手を入れてきた。



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