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佐伯龍の抱擁
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祐志さんは一生懸命服部祐志を演じていたのかもしれない。
佐伯組若頭佐伯龍と、服部総合病院外科医服部祐志の狭間で、一生懸命服部祐志に
なりきろうと四苦八苦していたのだろう。
今は私の前で素の自分でいられる、だって、今までの祐志さんとは別人だから。
もちろん、今までの祐志さんにも魅力はあって、でも工藤さんが現れて、
私は工藤さんに惹かれた。
祐志さんは優しい人、でもちょっと強引な佐伯さんに惹かれ始めている。
堅気の服部祐志さんの中に、垣間見える極道佐伯龍さんにドキドキしてる自分が居る。
私は自然と笑顔になっていた。
「おい、何笑ってるんだよ、工藤のことでも思い出していたのか」
「違います」
私は恥ずかしくなって、顔が真っ赤になるのを感じた。
「ふん、図星か、それはそうだよな、俺に抱きついてきて、工藤さん、
工藤さんって連呼しやがって」
「えっ、嘘」
「嘘じゃねえよ、俺はちゃんとそれに答えてお前を抱きしめてやった、
俺は服部祐志だからな、許嫁のお前に対する態度をしたんだ」
「ごめんなさい」
「別に構わねえ、毎晩、俺を興奮させる約束さえ果たしてくれりゃ、
俺がお前に飽きたら解放してやる」
「あのう」
「なんだよ」
「祐志さんに飽きられないように頑張ります」
「お前にとっては早く飽きてほしいんじゃないのか」
「そんなことありません、それからお前、お前って、私の名前はまゆです」
「そ、そんなことわかってる」
祐志さんはちょっと恥ずかしそうにそっぽを向いた。
「まゆって呼んでくださいね」
私はニッコリ微笑んだ。
飽きたら解放してやるなんて、心にもないことを言った。
飽きるわけねえだろ。
まゆが、俺のことを服部祐志だと思っている時は、俺の許嫁だと抱くこともいとわねえが、
今、佐伯龍と解っちまったからな、工藤を愛してるまゆを無理矢理抱くことは出来ない。
でも、手放す気もねえ。
我慢してる俺の気持ちも考えろ、ニッコリ微笑みやがって。
俺は我慢の限界に来ていた。
まゆの腕を引き寄せ抱き抱えた。
「祐志さん、あのう……」
「俺の許嫁の役目を果たせ」
俺はまゆを寝室に運び、ベッドに投げ捨てた。
まゆの身体に覆いかぶさり、唇を奪った。
「んん~んっ」
まゆは色っぽい声を出す。
もう、我慢出来ねえ。
俺は舌を入れた、まゆの舌を絡め取り、激しいキスをした。
構わねえ、俺を工藤と思って抱かれていても、俺自身の熱量を発散出来れば、なんの問題もねえ。
そう思い込んでも、悔しさが溢れてくる。
お前を抱いてるのは俺だ、佐伯龍だと大声で叫びたい衝動に駆られた。
俺はまゆの首筋に唇を這わせ、強く吸った。
まゆは色っぽい表情を見せた。
佐伯組若頭佐伯龍と、服部総合病院外科医服部祐志の狭間で、一生懸命服部祐志に
なりきろうと四苦八苦していたのだろう。
今は私の前で素の自分でいられる、だって、今までの祐志さんとは別人だから。
もちろん、今までの祐志さんにも魅力はあって、でも工藤さんが現れて、
私は工藤さんに惹かれた。
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私は自然と笑顔になっていた。
「おい、何笑ってるんだよ、工藤のことでも思い出していたのか」
「違います」
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「ふん、図星か、それはそうだよな、俺に抱きついてきて、工藤さん、
工藤さんって連呼しやがって」
「えっ、嘘」
「嘘じゃねえよ、俺はちゃんとそれに答えてお前を抱きしめてやった、
俺は服部祐志だからな、許嫁のお前に対する態度をしたんだ」
「ごめんなさい」
「別に構わねえ、毎晩、俺を興奮させる約束さえ果たしてくれりゃ、
俺がお前に飽きたら解放してやる」
「あのう」
「なんだよ」
「祐志さんに飽きられないように頑張ります」
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「そんなことありません、それからお前、お前って、私の名前はまゆです」
「そ、そんなことわかってる」
祐志さんはちょっと恥ずかしそうにそっぽを向いた。
「まゆって呼んでくださいね」
私はニッコリ微笑んだ。
飽きたら解放してやるなんて、心にもないことを言った。
飽きるわけねえだろ。
まゆが、俺のことを服部祐志だと思っている時は、俺の許嫁だと抱くこともいとわねえが、
今、佐伯龍と解っちまったからな、工藤を愛してるまゆを無理矢理抱くことは出来ない。
でも、手放す気もねえ。
我慢してる俺の気持ちも考えろ、ニッコリ微笑みやがって。
俺は我慢の限界に来ていた。
まゆの腕を引き寄せ抱き抱えた。
「祐志さん、あのう……」
「俺の許嫁の役目を果たせ」
俺はまゆを寝室に運び、ベッドに投げ捨てた。
まゆの身体に覆いかぶさり、唇を奪った。
「んん~んっ」
まゆは色っぽい声を出す。
もう、我慢出来ねえ。
俺は舌を入れた、まゆの舌を絡め取り、激しいキスをした。
構わねえ、俺を工藤と思って抱かれていても、俺自身の熱量を発散出来れば、なんの問題もねえ。
そう思い込んでも、悔しさが溢れてくる。
お前を抱いてるのは俺だ、佐伯龍だと大声で叫びたい衝動に駆られた。
俺はまゆの首筋に唇を這わせ、強く吸った。
まゆは色っぽい表情を見せた。
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