俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る

ラヴ KAZU

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仁の彼女

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「分かりません、腹のガキは元気かって」

「そうか」

「私に俺の子供を生んでくれって」

「はあ?絶対にだめだ、断ったよな」

「祐志さんの妻なので、ほかの男性とは関係は持てませんって、言いましたよ」

「何考えてるんだ、油断も隙もねえな」

「自分の子供をはらんでくれる女がいねえとか言ってました」

「あいつの女は身籠った子供と自分をこの世から抹殺したんだ」

「嘘!」

「本当だ、仁は極道者だと言うことを隠していた、だから女がその事実を知った時、
極道者の子供は生みたくないと、そして極道を愛した自分が許せないと自ら命を絶った」

「そんな……」

「ちょうど、今のまゆのおなかの大きさだったな」

「だから、元気に生まれてこいよって、声をかけてくれたんですね」

「それより、人相の悪い連中が仁に絡んでたって、管理人さんは教えてくれたが、
仁はなんか言ってたか」

私は仁さんの彼女さんが可哀想で泣いていた。

自分の子供を手にかけるなんて、よっぽど悩んだのだろう。

「まゆ?」



「あ、ごめんなさい、彼女さんが哀れで」

「仁に奴らはなんか言ってたか」

「仁さんについてこいって言ってました、でも仁さんは聞く耳持たずに、まず私をマンションのオートロックドアの中に入るように言って、安全を確認して、その人達に向かって行ったんです、仁さん、強いですね、全然殴られなかったんですよ」

「俺だって強いよ」

祐志さんはちょっと不貞腐れた表情をみせた。

「祐志さんは喧嘩しちゃだめですよ、お医者様なんですから」

「わかってる」

祐志さんは私をギュッと抱きしめて、キスをした。



まさか、まゆが狙われるとは思いもしなかった。

俺の極道の研ぎ澄まされた感は堅気の生活で鈍っていた。

まゆが姿を消したのはそれから間も無くのことだった。

俺は夜勤明けでマンションに着いたのは昼ごろだった。

まゆがいないのに違和感を感じた。

スマホにかけても通じない。

メッセージもない。

俺はやっとやばい状況に気づいた。

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