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75 裏の世界での戦い 1
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《第三者視点》
自分の城に帰ったヒューイット伯爵は、さっそくリーリエから言われた通り、自分の執務室の床に例の石の箱を置き、その上に「用意ができた」と書いたメモ用紙を載せた。そして、その上に手をかざし、魔力を放出した。
「っ! ほ、本当に消えた……」
伯爵は驚き、戸惑いながらその石の箱を、自分の机の引き出しにしまいこんだ。
その後、夕食を済ませてから、もう一度執務室に帰り、少し胸を高鳴らせながら、机の引き出しを開けた。
「あっ!……」
箱の上には、首の長い鳥の形に折られた紙がちょこんと載っていた。
伯爵は少し震える手で、その折り紙をゆっくり破かないように開いていった。
『ヒューイット伯爵様
さっそく試していただき、ありがとうございます。これでお分かりの通り、この箱は二つの離れた場所を繋ぐ扉の働きをしてくれます。しかも、驚かないでくださいね、実は、こうした〝モノ〟をやり取りするだけでなく、〝ヒト〟の行き来も可能なのです。
きっと、疑わしいとお考えだと思いますので、私が実際にそちらにうかがいたいと思います。先ほどと同じように、広い場所に箱を置いて、「用意ができた」と書いた紙を送ってください。ご迷惑でなければ、すぐにそちらにうかがいます。
リーリエ・ポーデット』
「ま、まさか……そんなことが……それはもはや神の所業ではないか」
伯爵は興奮に息を荒げながらつぶやき、急いで手紙で言われた通りの準備をした。そして、紙を置く前に部屋から飛び出し、一番上等のワインをとグラスを執事に持って来させ、自分が呼ぶまで絶対に部屋に来るなと命じた。
そして、いよいよ「用意ができた」と書いたメモ用紙を、石の箱の上に載せ、魔力を流した。
メモ用紙は、先ほどと同様にふっと消えた。その後、彼はソファに腰を下ろし、久しく感じたことのなかった胸の高まりを抑えながら、じっと石の箱を見つめていた。
そして、その時は突然訪れた。
「とっ、と……何回やってもなれないわね……わあ、素敵なお部屋…あっ、これは伯爵様、先ほどはどうも……」
「うわっ、っと…お、お嬢様、外に出たら移動していただかないと、ぶつかると何度言ったら……」
「あ、ごめん、大丈夫?」
何もない空間から、いきなり飛び出してきた二人の若い女性たちに、伯爵は口をぽかんと開けたまた、茫然と見つめていた。
「ヒューイット伯爵様、驚かせて申し訳ありません。この通り、人間の移動も可能なのです」
「あ、ああ、いや……すまない、まだ信じられない気持ちなのだ。だが、これは、夢ではないのだな」
伯爵はソファから立ち上がると、リーリエのもとに近づいて片膝をついた。
「この神業にも等しい魔法を、私を信じて明かしてくれたことに、心から感謝する」
「そんな…どうかお立ちになってください。伯爵様、あなたが先に私に勇気を示してくださったのです。ご自分が吸血鬼であることを明かすことは、並大抵の覚悟ではできません。これは、それに対する私からの敬意なのです」
伯爵は立ち上がると、いかにも嬉しそうに微笑みながら頷いた。
「さあ、こちらへ。もてなしはできないが、せめて乾杯しよう、我々の新しい友情に……」
こうして、ヒューイット伯爵にとっては、思いがけない至高のアイテムが手に入ったことで、この後〝対魔王戦〟の行方を左右する出来事が起こることになる。それは、表舞台の陰に隠れて歴史には残らなかったが、この世界の人間たちにとっては大きな事件であった。
♢♢♢
「旦那様、また例の二人が、会いたいと来ておりますが」
執務を始めてまださほど時間が経っていなかった。ヒューイット伯爵は、執事の言葉に、あからさまに嫌な顔をして、小さく舌打ちした。
「……分かった、応接室に…いや、待て……」
伯爵はそう言いかけて、しばらくじっと下を向いて考えていたが、やがて何やら楽し気な顔でこう続けた。
「応接室に通したら、こう言うんだ、『執務室にご案内するまで、しばらくお待ちください』とな。それが済んだら、俺が準備を整えるまでドアの外で待っていてくれ」
「承知いたしました」
執事が去ると、伯爵はあわただしく何かの準備を始めた。十五分ほど過ぎた時、執務室の中から伯爵の声が聞こえてきた。
「よし、二人をここに通してくれ」
「承知いたしました」
ドアの外に控えていた執事は、返事をして去っていき、やがて二人の客を伴って帰ってきた。
「ご機嫌いかが、伯爵様? お忙しそうですわね」
慣れた感じで入ってきたのは、ネクロマンシーのベルシアとゴブリンの魔法使いブコだった。
「ああ、待たせてすまなかったな。国の用事が立て込んでいるのだ」
「ふふ……良いことですわ。せいぜい家畜(人間)を太らせておいてくださいまし」
思わず苦々しい感情を顔に出そうとして、伯爵はそれをごまかすように、彼らにソファに座るように勧め、執事にワインを持ってくるように命じた。
「それで、今日はどんな用事なんだ?」
「相変わらずせっかちですわね、ふふ……先日の、トカゲ(ガルス)と勇者の戦い、近くの山の上で見ておられましたわね?」
(くそっ、見ていたのか……油断のならない奴だ)
伯爵は心の内で、彼らがリーリエ・ポーデットに気づいたかどうか、不安になったが、なるべく平静を装って頷いた。
「ああ、約束だったからな。勇者に油断があれば、背後から襲撃するつもりだった」
「さすがですわ。それで、どう見ました? あの勇者……」
「ああ、あれは強力な神の加護を得ている。簡単に倒すのは無理だな」
ベルシアは下を向いて小さなため息を吐くと、すぐに顔を上げて口元に笑みを浮かべながら狂気を宿した目で伯爵を見つめた。
「まったく、いまいましい神ですわね……魔王様もトカゲを一刀のもとに倒されて、いたくご憤慨ですの。すぐにでも自ら勇者を倒すと仰せですが、私はそれをお止めしました。まだ、我々には、とっておきの秘策があると、ふふ……そうでしょう、伯爵様?」
「よく分からぬが、何のことだ?」
伯爵は、ベルシアが何を言いたいのか分からず眉をひそめていたが、続けて彼女が言った内容は、予定の中に入っており、しかも思うつぼの内容だった。
ベルシアがブコに何か合図すると、ブコは懐から禍々しい魔力を放つ一枚の皮の巻物を取り出し、伯爵の目の前で広げた。
「ふふふ……魔王様は私の提言を受け入れてくださり、これを書いてくださったのです。吸血伯爵イアン・ヒューイット、魔王様からのご命令です。勇者リオン・セドルを暗殺せよ」
ヒューイット伯爵は、わずかに口元に笑みを浮かべながらベルシアを見つめていたが、やがて大仰に頭を下げて答えた。
「謹んで承知いたした」
自分の城に帰ったヒューイット伯爵は、さっそくリーリエから言われた通り、自分の執務室の床に例の石の箱を置き、その上に「用意ができた」と書いたメモ用紙を載せた。そして、その上に手をかざし、魔力を放出した。
「っ! ほ、本当に消えた……」
伯爵は驚き、戸惑いながらその石の箱を、自分の机の引き出しにしまいこんだ。
その後、夕食を済ませてから、もう一度執務室に帰り、少し胸を高鳴らせながら、机の引き出しを開けた。
「あっ!……」
箱の上には、首の長い鳥の形に折られた紙がちょこんと載っていた。
伯爵は少し震える手で、その折り紙をゆっくり破かないように開いていった。
『ヒューイット伯爵様
さっそく試していただき、ありがとうございます。これでお分かりの通り、この箱は二つの離れた場所を繋ぐ扉の働きをしてくれます。しかも、驚かないでくださいね、実は、こうした〝モノ〟をやり取りするだけでなく、〝ヒト〟の行き来も可能なのです。
きっと、疑わしいとお考えだと思いますので、私が実際にそちらにうかがいたいと思います。先ほどと同じように、広い場所に箱を置いて、「用意ができた」と書いた紙を送ってください。ご迷惑でなければ、すぐにそちらにうかがいます。
リーリエ・ポーデット』
「ま、まさか……そんなことが……それはもはや神の所業ではないか」
伯爵は興奮に息を荒げながらつぶやき、急いで手紙で言われた通りの準備をした。そして、紙を置く前に部屋から飛び出し、一番上等のワインをとグラスを執事に持って来させ、自分が呼ぶまで絶対に部屋に来るなと命じた。
そして、いよいよ「用意ができた」と書いたメモ用紙を、石の箱の上に載せ、魔力を流した。
メモ用紙は、先ほどと同様にふっと消えた。その後、彼はソファに腰を下ろし、久しく感じたことのなかった胸の高まりを抑えながら、じっと石の箱を見つめていた。
そして、その時は突然訪れた。
「とっ、と……何回やってもなれないわね……わあ、素敵なお部屋…あっ、これは伯爵様、先ほどはどうも……」
「うわっ、っと…お、お嬢様、外に出たら移動していただかないと、ぶつかると何度言ったら……」
「あ、ごめん、大丈夫?」
何もない空間から、いきなり飛び出してきた二人の若い女性たちに、伯爵は口をぽかんと開けたまた、茫然と見つめていた。
「ヒューイット伯爵様、驚かせて申し訳ありません。この通り、人間の移動も可能なのです」
「あ、ああ、いや……すまない、まだ信じられない気持ちなのだ。だが、これは、夢ではないのだな」
伯爵はソファから立ち上がると、リーリエのもとに近づいて片膝をついた。
「この神業にも等しい魔法を、私を信じて明かしてくれたことに、心から感謝する」
「そんな…どうかお立ちになってください。伯爵様、あなたが先に私に勇気を示してくださったのです。ご自分が吸血鬼であることを明かすことは、並大抵の覚悟ではできません。これは、それに対する私からの敬意なのです」
伯爵は立ち上がると、いかにも嬉しそうに微笑みながら頷いた。
「さあ、こちらへ。もてなしはできないが、せめて乾杯しよう、我々の新しい友情に……」
こうして、ヒューイット伯爵にとっては、思いがけない至高のアイテムが手に入ったことで、この後〝対魔王戦〟の行方を左右する出来事が起こることになる。それは、表舞台の陰に隠れて歴史には残らなかったが、この世界の人間たちにとっては大きな事件であった。
♢♢♢
「旦那様、また例の二人が、会いたいと来ておりますが」
執務を始めてまださほど時間が経っていなかった。ヒューイット伯爵は、執事の言葉に、あからさまに嫌な顔をして、小さく舌打ちした。
「……分かった、応接室に…いや、待て……」
伯爵はそう言いかけて、しばらくじっと下を向いて考えていたが、やがて何やら楽し気な顔でこう続けた。
「応接室に通したら、こう言うんだ、『執務室にご案内するまで、しばらくお待ちください』とな。それが済んだら、俺が準備を整えるまでドアの外で待っていてくれ」
「承知いたしました」
執事が去ると、伯爵はあわただしく何かの準備を始めた。十五分ほど過ぎた時、執務室の中から伯爵の声が聞こえてきた。
「よし、二人をここに通してくれ」
「承知いたしました」
ドアの外に控えていた執事は、返事をして去っていき、やがて二人の客を伴って帰ってきた。
「ご機嫌いかが、伯爵様? お忙しそうですわね」
慣れた感じで入ってきたのは、ネクロマンシーのベルシアとゴブリンの魔法使いブコだった。
「ああ、待たせてすまなかったな。国の用事が立て込んでいるのだ」
「ふふ……良いことですわ。せいぜい家畜(人間)を太らせておいてくださいまし」
思わず苦々しい感情を顔に出そうとして、伯爵はそれをごまかすように、彼らにソファに座るように勧め、執事にワインを持ってくるように命じた。
「それで、今日はどんな用事なんだ?」
「相変わらずせっかちですわね、ふふ……先日の、トカゲ(ガルス)と勇者の戦い、近くの山の上で見ておられましたわね?」
(くそっ、見ていたのか……油断のならない奴だ)
伯爵は心の内で、彼らがリーリエ・ポーデットに気づいたかどうか、不安になったが、なるべく平静を装って頷いた。
「ああ、約束だったからな。勇者に油断があれば、背後から襲撃するつもりだった」
「さすがですわ。それで、どう見ました? あの勇者……」
「ああ、あれは強力な神の加護を得ている。簡単に倒すのは無理だな」
ベルシアは下を向いて小さなため息を吐くと、すぐに顔を上げて口元に笑みを浮かべながら狂気を宿した目で伯爵を見つめた。
「まったく、いまいましい神ですわね……魔王様もトカゲを一刀のもとに倒されて、いたくご憤慨ですの。すぐにでも自ら勇者を倒すと仰せですが、私はそれをお止めしました。まだ、我々には、とっておきの秘策があると、ふふ……そうでしょう、伯爵様?」
「よく分からぬが、何のことだ?」
伯爵は、ベルシアが何を言いたいのか分からず眉をひそめていたが、続けて彼女が言った内容は、予定の中に入っており、しかも思うつぼの内容だった。
ベルシアがブコに何か合図すると、ブコは懐から禍々しい魔力を放つ一枚の皮の巻物を取り出し、伯爵の目の前で広げた。
「ふふふ……魔王様は私の提言を受け入れてくださり、これを書いてくださったのです。吸血伯爵イアン・ヒューイット、魔王様からのご命令です。勇者リオン・セドルを暗殺せよ」
ヒューイット伯爵は、わずかに口元に笑みを浮かべながらベルシアを見つめていたが、やがて大仰に頭を下げて答えた。
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