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庭で ーアメリアー
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気持ちのいい日差し。
こんな日に庭でお茶をするのはいいものだ。
前に絵画のように美しく完璧な御令嬢が座っていれば尚更。
「お部屋にお伺いしたらルカがいたので息が止まるかと思いましたわ。」
私が言うと困った様に微笑みながら
「私もまさかルシアーノ様と2人でアメリア様をお迎えするとは思いませんでした。」
昨日はエリザベス嬢に面会を申し込み、何とか城に留まってもらえないか頼むところだった。もう二度とルカは近付けないからと。
そうしたらそのルカが部屋にいたのだからそれは驚くと言うものだ。
挙句「彼女はどこにも行かない。俺のそばにずっといる。それでもリマポルカに行けと言うなら俺も行く。」と言い出したから言葉を失くした。
そもそもルカの尻ぬぐいだと言うのにまるで私が悪者だ。
「でも部屋は移動する。俺の部屋の横に。ここは離れすぎだ。」としれっと言い出したから私もカッとなった。
「当たり前でしょう!まだ婚約期間なのだから!」
と軽く言い合いになり結局話せなかった、何も。
なのでお茶にお誘いした。体調も良いようなので庭で、と。
「本当に申し訳ございません。息子は何と言いますか‥」何と言ったらいいのか。初恋でバカになってるのです?24歳よ‥。
「いえ、私も6つも年上の方だと意気込みすぎたのかもしれません。」
言い淀んでいる私をフォローするかのようにエリザベス嬢が言う。
ああ、理解してくれたと喜ぶところなのかしらね。
「そこでアメリア様、お伺いしたいことが。実は‥セイラ様の事なんですが。」
セイラ?
「セイラ嬢がどうかしましたか?」
「ええ‥セイラ様との結婚の‥」
「こっちの庭にいたのか。」
よく通るくぐもった声が話を遮った。
「ルカ」
「ルシアーノ様」
「庭でお茶してるって言うから西の庭を探してた。こっちだったんだな。」
「ルカ、あなたあまりにも無作法がすぎるわ。話の途中よ。」
呆れ気味に言う私を気にもせずまっすぐこちらに向かってくる。
「どうせ俺の悪口だ。そうだろう?じゃあもらって行くぞ。」
そう言うとルカはリズ嬢を抱き上げた。
「きゃ」
エリザベス嬢が小さく悲鳴を上げる。
「ちょっ‥」
私も驚きで絶句してしまう。
「じ、自分で歩けます‥ルシアーノ様」
「何言ってるんだ。まだ病み上がりじゃないか。」
こちらが驚いているうちにスタスタと行ってしまった。
私はすっかり呆れ果てて脱力してしまった。
初恋が実ってバカになってるどころか周りも見えていない。
エリザベス嬢の護衛の女性騎士も呆れ気味に後をついていった。
「ふ‥ふふ‥」
思わず笑いが溢れた。
あの子がねえ。
エリザベス嬢のルカを見た時の顔も。
あの顔は完璧な絵画にならないわね。
それにしてもセイラの結婚の事言っていたわね。
どうして知ってるのかしら。
ルカが言った?
『セイラがアレクとの結婚の話を進めて欲しがっていたがエリザベス嬢の来訪で無くなりました』って?
デリカシー無いわね。
まあ、気にしなくてもいい事はまた伝えましょうか。
ふうと息を吐くとお茶を飲んだ。
こんな日に庭でお茶をするのはいいものだ。
前に絵画のように美しく完璧な御令嬢が座っていれば尚更。
「お部屋にお伺いしたらルカがいたので息が止まるかと思いましたわ。」
私が言うと困った様に微笑みながら
「私もまさかルシアーノ様と2人でアメリア様をお迎えするとは思いませんでした。」
昨日はエリザベス嬢に面会を申し込み、何とか城に留まってもらえないか頼むところだった。もう二度とルカは近付けないからと。
そうしたらそのルカが部屋にいたのだからそれは驚くと言うものだ。
挙句「彼女はどこにも行かない。俺のそばにずっといる。それでもリマポルカに行けと言うなら俺も行く。」と言い出したから言葉を失くした。
そもそもルカの尻ぬぐいだと言うのにまるで私が悪者だ。
「でも部屋は移動する。俺の部屋の横に。ここは離れすぎだ。」としれっと言い出したから私もカッとなった。
「当たり前でしょう!まだ婚約期間なのだから!」
と軽く言い合いになり結局話せなかった、何も。
なのでお茶にお誘いした。体調も良いようなので庭で、と。
「本当に申し訳ございません。息子は何と言いますか‥」何と言ったらいいのか。初恋でバカになってるのです?24歳よ‥。
「いえ、私も6つも年上の方だと意気込みすぎたのかもしれません。」
言い淀んでいる私をフォローするかのようにエリザベス嬢が言う。
ああ、理解してくれたと喜ぶところなのかしらね。
「そこでアメリア様、お伺いしたいことが。実は‥セイラ様の事なんですが。」
セイラ?
「セイラ嬢がどうかしましたか?」
「ええ‥セイラ様との結婚の‥」
「こっちの庭にいたのか。」
よく通るくぐもった声が話を遮った。
「ルカ」
「ルシアーノ様」
「庭でお茶してるって言うから西の庭を探してた。こっちだったんだな。」
「ルカ、あなたあまりにも無作法がすぎるわ。話の途中よ。」
呆れ気味に言う私を気にもせずまっすぐこちらに向かってくる。
「どうせ俺の悪口だ。そうだろう?じゃあもらって行くぞ。」
そう言うとルカはリズ嬢を抱き上げた。
「きゃ」
エリザベス嬢が小さく悲鳴を上げる。
「ちょっ‥」
私も驚きで絶句してしまう。
「じ、自分で歩けます‥ルシアーノ様」
「何言ってるんだ。まだ病み上がりじゃないか。」
こちらが驚いているうちにスタスタと行ってしまった。
私はすっかり呆れ果てて脱力してしまった。
初恋が実ってバカになってるどころか周りも見えていない。
エリザベス嬢の護衛の女性騎士も呆れ気味に後をついていった。
「ふ‥ふふ‥」
思わず笑いが溢れた。
あの子がねえ。
エリザベス嬢のルカを見た時の顔も。
あの顔は完璧な絵画にならないわね。
それにしてもセイラの結婚の事言っていたわね。
どうして知ってるのかしら。
ルカが言った?
『セイラがアレクとの結婚の話を進めて欲しがっていたがエリザベス嬢の来訪で無くなりました』って?
デリカシー無いわね。
まあ、気にしなくてもいい事はまた伝えましょうか。
ふうと息を吐くとお茶を飲んだ。
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