35 / 139
悪魔の絆編
第二十四話 復活の拳闘②
しおりを挟む
建物の中は薄暗く、今まで明るい外にいた俺からすれば目が慣れておらず真っ暗な状態だ。
「嫌ぁっ!」
「っ!?レズリィ!」
暗闇の中でレズリィの短い悲鳴が聞こえ、只事ではないと感じ進もうした直後…
「動クナ。」
奴の一言が鮮明に聞こえすぐに足を止めた。だんだんと目が慣れてきたのか、ぼんやりと目の前の情景が目に写った。
ゴブリンロードはレズリィの胴体を腕で絞めながら掴み上げており、体格差も相まって彼女の体は奴の膝上まで持ち上がっていた。
彼女の腕は後ろに拘束されており、足にはきつく縄で縛られている。あれでは自力で脱出など不可能だ。
「くっ、クロムさん…。」
「グヒヒヒ、オマエハコイツヲ助ケニ来タノダロウ?殺サレタクナカッタラ剣ヲ捨テテ我ニ跪ケ。」
「王様ごっこは後にしろよ、俺との戦いをほったらかして女に抱きつくとか呆れた奴だな。」
俺がそう煽りの言葉を口にした直後、床面に鮮血が飛び散った。奴の尖った爪がレズリィの左頬を切り裂いたのだ。
「ああっ!!」
「っ!てめぇ…!女の顔を傷つけやがったな!」
「次ハ首ダ、オマエガ我ノ言ウコトヲ聞カナイ限リコノ女ヲ切リツケテイク。早クシロ、我ヲ待タセル気カ?」
ゴブリンロードは彼女の血がついた指を舐めて不気味な笑みを浮かべた。
レズリィも目尻に涙を浮かべ荒い息をたてている、奴に躊躇いがない以上下手な行為をすればレズリィに危険が及ぶだろう。
「ぐっ…くっゥゥ…!」
俺は唇を噛み締め悔しさを滲ませながら剣を後ろに投げ捨て、片膝を床につけた。
「グヒャヒャヒャ!ソレガ王ニ対スル礼儀カ?頭ヲ床ニ擦リツケ平伏セヨ!」
「っ……。」
「クロムさん…わっ、私のせいで…。」
「オマエノ救世主ハ躾モサレテナイ馬鹿者ノヨウダナ、我ガ自ラソノ体ニ叩キ込ンデヤル!」
ゴブリンロードは俺がいる場所まで近づくと、足を俺の頭上まで上げた。
「駄目っ!やめてください!」
「グヒャヒャ!跪クトハコウヤルノダ!」
ゴブリンロードは高笑いをあげ勢いよく足を下ろす。それは殺意がこもった人間の頭を潰せる力であり、レズリィの静止も叶わずその剛力が俺の頭に触れた。
ピタッ…
だがその力で俺の頭を潰す事はなく頭に触れた瞬間止まった。
ゴブリンロードは怪しく見た、足元で俺が意味深に片手を横に伸ばしている姿を。
「オマエ…何ヲシテイル?」
「スゥー…今だやれ!」
「何ッ!?」
ゴブリンロードは突如大声で合図を送った俺の姿を見て周りを警戒し始めた。
「ふっ…バーカ!」
クロムはこの時を待っていた、ゴブリンロードが自身の間合いに入ってくる瞬間を、俺から視線を外す瞬間を、俺が剣しか能がない奴だと判断した瞬間を。
俺はすかさず奴の体に触れて零距離で火炎魔法を放った、だが手を伸ばした先にあったのは足を上げた事でその姿が露わになった男のアレだった。
グギャァァァァァァァァァァ!
ボンッという音と共に火球がゴブリンロードのアレに直撃し、耳をつんざくような苦痛の叫びをあげた。そしてあまりの激痛に掴んでいたレズリィの体を離し、悶えるように膝をつき体を丸めた。
「クロムさん今何を…?」
「うわぁぁぁ!ゴブリンのチ⚪︎コ触っちまったぁぁぁ!」
「ぅ…!?とっ、とりあえずここから早く逃げましょう!拘束を早く!」
俺は手を自分のズボンに拭うように擦り付けながら不快感を露わにした。それを見たレズリィは一瞬眉をひそめたが、脱出する時間が刻一刻と無くなっているのを察しクロムを急かせた。
ザシュ!ザンッ!
レズリィの手首と足首に縛りつけられている縄を剣で切り離し、彼女の肩を持ちながら外へと脱出した。
「目的は果たした、すぐにここから…っ!?」
建物の外を出た瞬間、後方からこちらに走ってくる音が聞こえ、レズリィを押し出した。
「あぐっ!!」
押し出した際に伸ばした右腕が、中から現れた大きな影によって切られ鮮血が飛び散った。
切られた腕には三本の爪痕が残っており、いずれも肉が抉れていた。
「野郎…痛えじゃねぇか!」
ゴブリンロードは大剣が刺さっている方向に走り向かい剣を抜いた。その振り向きざまから見た奴の顔は、血管が浮き出て興奮…いや、激昂している姿だった。
「貴様ァァ…!貴様ァァ…!!」
グォォォォォォ!
ゴブリンロードは咆哮をあげ、剣を地面に引きずらせながらこちらに向かって来た。
俺はすかさず前に走って奴の胴体に入り込もうとした、大剣の重さでは振りかぶる攻撃に隙ができる、そこを狙って負傷していない左腕で突技《バーストクラッシュ》を喰らわそうとした。
ガシャン!
「なっ…!こいつ!」
俺は目を疑った、攻撃に使う大剣をゴブリンは捨て両手を広げ突進してきた。
最悪だ…距離は3メートル程、もう俺は突技の体勢に入っている。人間は急には止まれない、その言葉の意味を身をもって体言した。
「怯ませるしかねぇ!バーストクラッシュ!うぉぉぉぉぉ!」
ドガァァ!
奴の手が俺に触れる先に俺の剣が奴の胴体を突いた、だが二歩ほど退がっただけで奴と俺の距離が変わる訳でもなく、俺は剣を持っている腕を掴まれた。
「がぁぁぁぁ!!」
掴まれた瞬間腕からメキメキと軋む音が鳴った、万力ような力で腕を押さえられ骨がイカれたようだ。
「くそっ、よりにもよって剣を持ってるこっちかよ!魔法もあの時の不意打ちが最後の一発だったからもう撃てねえ…!」
咄嗟に剣を負傷している腕に持ち替えようとしたが、奴の空いている手が俺の右腕を掴んだ。両腕を封じられてしまった俺は、ただゴブリンロードを睨みつけることしかできなかった。
グルルァァァァ…
ゴブリンロード唸り声をあげながら口元を大きく開き少し体を引いた。
「お前まさか…!?」
俺は嫌な予感を察知し、両足を滑らせ仰向けに倒れた。それと同時に俺が立っていた場所で奴が勢いよく顔を近づき虚空に噛み付いた。あと一秒遅ければ頭をかじられていただろう。
グォォォォ!グルァァァァ!
倒れた俺を組み伏せ再び俺の頭をかじろうとした、俺は咄嗟に足を使って奴の首を受け止めこれ以上近づけさせないよう踏ん張った。
「はっ!キレすぎて言葉どころか理性も失ったみたいだな!?食うことと奪うことしか脳のない野蛮人がよお!」
「殺ス…!殺ス…!!」
「つーかくっせえんだよ!汚ねえ口を近づけんじゃねぇ!」
どんなに強く罵倒しようが奴の力は俺より勝っているのは事実、足の堪えが効かなくなり徐々にその肉を抉る凶器の口が迫ってくる。
「ぐっ…くそぉぉっ!」
「クロムさん!どうしよう…私の力じゃあのゴブリンを引き剥がせない。誰か…誰かいないの?」
レズリィは辺りを必死に見渡しながら助けを呼ぼうとした、だが辺りは炎に包まれており仲間がここに来れる状況ではなかった。
ーー助けて!
それでもレズリィは叫んだ、誰かが来てくれることを願い見渡すことしか出来なかった、自分の力ではどうすることもできない無力感を押し殺しただひたすら助けを求めた。
ーー助けて!誰か!
クロムはもう首だけでは堪えが効かないと感じ、ゴブリンの両肩を両足で押し始めた。それでも徐々にゴブリンの口がクロムの体に近づいてくる、もう目と鼻の先だ。
「助けてください!クロムさんが死んじゃう!」
ドガガァァァァ!
レズリィの叫びが響き、黒煙と炎の向こうから何かが崩落する音が響いた。
レズリィは膝をつき叫ぶことに力を使ったのか、顔を下げていたからわからなかった。
黒煙と炎をかき分け、こちらに向かってくる存在を…。
「嫌ぁっ!」
「っ!?レズリィ!」
暗闇の中でレズリィの短い悲鳴が聞こえ、只事ではないと感じ進もうした直後…
「動クナ。」
奴の一言が鮮明に聞こえすぐに足を止めた。だんだんと目が慣れてきたのか、ぼんやりと目の前の情景が目に写った。
ゴブリンロードはレズリィの胴体を腕で絞めながら掴み上げており、体格差も相まって彼女の体は奴の膝上まで持ち上がっていた。
彼女の腕は後ろに拘束されており、足にはきつく縄で縛られている。あれでは自力で脱出など不可能だ。
「くっ、クロムさん…。」
「グヒヒヒ、オマエハコイツヲ助ケニ来タノダロウ?殺サレタクナカッタラ剣ヲ捨テテ我ニ跪ケ。」
「王様ごっこは後にしろよ、俺との戦いをほったらかして女に抱きつくとか呆れた奴だな。」
俺がそう煽りの言葉を口にした直後、床面に鮮血が飛び散った。奴の尖った爪がレズリィの左頬を切り裂いたのだ。
「ああっ!!」
「っ!てめぇ…!女の顔を傷つけやがったな!」
「次ハ首ダ、オマエガ我ノ言ウコトヲ聞カナイ限リコノ女ヲ切リツケテイク。早クシロ、我ヲ待タセル気カ?」
ゴブリンロードは彼女の血がついた指を舐めて不気味な笑みを浮かべた。
レズリィも目尻に涙を浮かべ荒い息をたてている、奴に躊躇いがない以上下手な行為をすればレズリィに危険が及ぶだろう。
「ぐっ…くっゥゥ…!」
俺は唇を噛み締め悔しさを滲ませながら剣を後ろに投げ捨て、片膝を床につけた。
「グヒャヒャヒャ!ソレガ王ニ対スル礼儀カ?頭ヲ床ニ擦リツケ平伏セヨ!」
「っ……。」
「クロムさん…わっ、私のせいで…。」
「オマエノ救世主ハ躾モサレテナイ馬鹿者ノヨウダナ、我ガ自ラソノ体ニ叩キ込ンデヤル!」
ゴブリンロードは俺がいる場所まで近づくと、足を俺の頭上まで上げた。
「駄目っ!やめてください!」
「グヒャヒャ!跪クトハコウヤルノダ!」
ゴブリンロードは高笑いをあげ勢いよく足を下ろす。それは殺意がこもった人間の頭を潰せる力であり、レズリィの静止も叶わずその剛力が俺の頭に触れた。
ピタッ…
だがその力で俺の頭を潰す事はなく頭に触れた瞬間止まった。
ゴブリンロードは怪しく見た、足元で俺が意味深に片手を横に伸ばしている姿を。
「オマエ…何ヲシテイル?」
「スゥー…今だやれ!」
「何ッ!?」
ゴブリンロードは突如大声で合図を送った俺の姿を見て周りを警戒し始めた。
「ふっ…バーカ!」
クロムはこの時を待っていた、ゴブリンロードが自身の間合いに入ってくる瞬間を、俺から視線を外す瞬間を、俺が剣しか能がない奴だと判断した瞬間を。
俺はすかさず奴の体に触れて零距離で火炎魔法を放った、だが手を伸ばした先にあったのは足を上げた事でその姿が露わになった男のアレだった。
グギャァァァァァァァァァァ!
ボンッという音と共に火球がゴブリンロードのアレに直撃し、耳をつんざくような苦痛の叫びをあげた。そしてあまりの激痛に掴んでいたレズリィの体を離し、悶えるように膝をつき体を丸めた。
「クロムさん今何を…?」
「うわぁぁぁ!ゴブリンのチ⚪︎コ触っちまったぁぁぁ!」
「ぅ…!?とっ、とりあえずここから早く逃げましょう!拘束を早く!」
俺は手を自分のズボンに拭うように擦り付けながら不快感を露わにした。それを見たレズリィは一瞬眉をひそめたが、脱出する時間が刻一刻と無くなっているのを察しクロムを急かせた。
ザシュ!ザンッ!
レズリィの手首と足首に縛りつけられている縄を剣で切り離し、彼女の肩を持ちながら外へと脱出した。
「目的は果たした、すぐにここから…っ!?」
建物の外を出た瞬間、後方からこちらに走ってくる音が聞こえ、レズリィを押し出した。
「あぐっ!!」
押し出した際に伸ばした右腕が、中から現れた大きな影によって切られ鮮血が飛び散った。
切られた腕には三本の爪痕が残っており、いずれも肉が抉れていた。
「野郎…痛えじゃねぇか!」
ゴブリンロードは大剣が刺さっている方向に走り向かい剣を抜いた。その振り向きざまから見た奴の顔は、血管が浮き出て興奮…いや、激昂している姿だった。
「貴様ァァ…!貴様ァァ…!!」
グォォォォォォ!
ゴブリンロードは咆哮をあげ、剣を地面に引きずらせながらこちらに向かって来た。
俺はすかさず前に走って奴の胴体に入り込もうとした、大剣の重さでは振りかぶる攻撃に隙ができる、そこを狙って負傷していない左腕で突技《バーストクラッシュ》を喰らわそうとした。
ガシャン!
「なっ…!こいつ!」
俺は目を疑った、攻撃に使う大剣をゴブリンは捨て両手を広げ突進してきた。
最悪だ…距離は3メートル程、もう俺は突技の体勢に入っている。人間は急には止まれない、その言葉の意味を身をもって体言した。
「怯ませるしかねぇ!バーストクラッシュ!うぉぉぉぉぉ!」
ドガァァ!
奴の手が俺に触れる先に俺の剣が奴の胴体を突いた、だが二歩ほど退がっただけで奴と俺の距離が変わる訳でもなく、俺は剣を持っている腕を掴まれた。
「がぁぁぁぁ!!」
掴まれた瞬間腕からメキメキと軋む音が鳴った、万力ような力で腕を押さえられ骨がイカれたようだ。
「くそっ、よりにもよって剣を持ってるこっちかよ!魔法もあの時の不意打ちが最後の一発だったからもう撃てねえ…!」
咄嗟に剣を負傷している腕に持ち替えようとしたが、奴の空いている手が俺の右腕を掴んだ。両腕を封じられてしまった俺は、ただゴブリンロードを睨みつけることしかできなかった。
グルルァァァァ…
ゴブリンロード唸り声をあげながら口元を大きく開き少し体を引いた。
「お前まさか…!?」
俺は嫌な予感を察知し、両足を滑らせ仰向けに倒れた。それと同時に俺が立っていた場所で奴が勢いよく顔を近づき虚空に噛み付いた。あと一秒遅ければ頭をかじられていただろう。
グォォォォ!グルァァァァ!
倒れた俺を組み伏せ再び俺の頭をかじろうとした、俺は咄嗟に足を使って奴の首を受け止めこれ以上近づけさせないよう踏ん張った。
「はっ!キレすぎて言葉どころか理性も失ったみたいだな!?食うことと奪うことしか脳のない野蛮人がよお!」
「殺ス…!殺ス…!!」
「つーかくっせえんだよ!汚ねえ口を近づけんじゃねぇ!」
どんなに強く罵倒しようが奴の力は俺より勝っているのは事実、足の堪えが効かなくなり徐々にその肉を抉る凶器の口が迫ってくる。
「ぐっ…くそぉぉっ!」
「クロムさん!どうしよう…私の力じゃあのゴブリンを引き剥がせない。誰か…誰かいないの?」
レズリィは辺りを必死に見渡しながら助けを呼ぼうとした、だが辺りは炎に包まれており仲間がここに来れる状況ではなかった。
ーー助けて!
それでもレズリィは叫んだ、誰かが来てくれることを願い見渡すことしか出来なかった、自分の力ではどうすることもできない無力感を押し殺しただひたすら助けを求めた。
ーー助けて!誰か!
クロムはもう首だけでは堪えが効かないと感じ、ゴブリンの両肩を両足で押し始めた。それでも徐々にゴブリンの口がクロムの体に近づいてくる、もう目と鼻の先だ。
「助けてください!クロムさんが死んじゃう!」
ドガガァァァァ!
レズリィの叫びが響き、黒煙と炎の向こうから何かが崩落する音が響いた。
レズリィは膝をつき叫ぶことに力を使ったのか、顔を下げていたからわからなかった。
黒煙と炎をかき分け、こちらに向かってくる存在を…。
12
あなたにおすすめの小説
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
転生?憑依?したおっさんの俺は【この子】を幸せにしたい
くらげ
ファンタジー
鷹中 結糸(たかなか ゆいと) は、四十目前の独り身の普通という名のブラック会社に務めるサラリーマンだった。だが、目が覚めたら細く小さい少年に転生?憑依?していた。しかも【この子】は、どうやら家族からも、国からも、嫌われているようで……!?
「誰も【この子】を幸せにしないなら俺が幸せにしてもいいよな?」
{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜
Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。
だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。
赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。
前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、
今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。
記憶を失ったふりをしながら、
静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。
しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。
――これは復讐でも、救済でもない。
自由を求めただけの少年が、
やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。
最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。
重複投稿作品です
小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
異世界転生 剣と魔術の世界
小沢アキラ
ファンタジー
普通の高校生《水樹和也》は、登山の最中に起きた不慮の事故に巻き込まれてしまい、崖から転落してしまった。
目を覚ますと、そこは自分がいた世界とは全く異なる世界だった。
人間と獣人族が暮らす世界《人界》へ降り立ってしまった和也は、元の世界に帰るために、人界の創造主とされる《創世神》が眠る中都へ旅立つ決意をする。
全三部構成の長編異世界転生物語。
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる