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ヤミイ

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「おっと、もったいない。精液は漏らさず、貯めておけ」
 僕の手から溢れようとする白濁液を見て、先生が顔をしかめた。
「ベッドの下に尿瓶がある。それに入れて貯めておくんだ」
「え?」
 僕は思わず包皮を伸ばして亀頭をすっぽり包み込んだ。
 先生の言うように、精液を漏らさないためである。
 オナニーの後、いつもしていることなので、造作はなかった。
 こうしておいてトイレまで溜めて行き、便器に精液を流すのだ。
「きょう一日でどれだけ出せたか、最後になったら確認してみよう。これはこれで使い道もありそうだしな」
 うなずいて、僕は言われた通り、ベッドの下からプラスチックの尿瓶を引き出して、透明な口にペニスを突っ込んだ。
 しっかり入ったのを見届けて、慎重に皮を剥く。
 と、包皮の間からどろりと白い粘液が溢れ出した。
「よし、じゃあ、次は」
 ペニスをティッシュで拭い、パンティの中にしまい込んでベッドの端に腰かけると、先生が言った。
「俺からリクエストさせてもらおうか。君がジムから持ってきたアダルトグッズを使ってみよう。そうだな、これと、これと、これがいい」
 サイドテーブルに並べたグッズの中から先生が選んだのは、3つの性具だった。
 身に着けた時のことを想像すると、どれも顔の赤らむようなシロモノだ。
「この組み合わせなら、射精直後でもすぐイケる。しかも、一度と言わず、何度でもね」
 僕は先生の選んだ器具を見つめた。
 確かに、その通りだ、と思う。
 こんなものずっとつけてたら、気持ちよすぎて、おそらく僕はいつしか気が狂ってしまうに違いない…。

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