Ｒ指定

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　剥かれた皮の下から現れた少し扁平な亀頭は、目のないホライモリの頭部にも似ている。
　先端に入った小さな切れ込みが尿道口で、その下からふたつに割れた鈴口が始まっているのだが、僕のペニスの場合、包皮に包まれているため、今はその部分は見えない。
　全体的な長さや太さは十分なのだけど、仮性包茎の哀しさで、僕はその部位だけが少し未発達だった。
　アダルト動画で見る男性たちのペニスに比べて、雁首から先が細いのである。　
　つまりは普段包皮に押さえられているせいで、カリのエラがしっかり張り出していないのだ。
　だから全体のサイズに比べて、亀頭自体も若干小さめに見える。
　でも、僕はこのペニスに愛着を持っている。
　触っていると、とにかく気持ちよくなれるのだ。
　えっちな動画を見ながらゆっくりしごいたり、包皮の上から亀頭を撫でていると、やがて透明な汁が包皮の作る袋の中に溜まってきて、僕のペニスを潤わせ始める。
　そうなればしめたもので、強く扱いたり、床にこすりつけたり、紐で縛って引っ張ったりしても、痛みはなくむしろ快感を覚えることになる。
　射精する時も、出る瞬間に包皮で亀頭を包んでしまえば部屋を汚さずに済んで好都合だ。
　後は包皮で蓋をしたままトイレまで行って、包皮の内側に溜まった精液を流せばいいからである。
「わあ、湯気が立ってますぅ」
　現れた丸裸の亀頭を前に、”ロリ”が喉を鳴らした。
「ぬるぬるしてる。ほら、納豆みたいに糸を引いてるし」
　”厚化粧”が、包皮の作る噴火口の中から指を出し、尿道口との間に透明な糸を作ってみせた。