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ヤミイ

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 先生は片手で二本の勃起ペニスを握りしめ、片手を後ろに突いて、腰を前に突き出している。
 僕は呼吸を荒げながら、ぴったりくっついたふたつの亀頭の上に、ピンと張ったガーゼを近づけていく。
 先生の手に引っ張られて、僕の仮性包茎ペニスは包皮がすっかり剥けてしまっている。
 だからこうして見ると、粘液にコーティングされた二つのハート形の亀頭はまるで兄弟のようだ。
「行きます」
 ガーゼを被せ、ぐっと下に引く。
 白い布の真ん中がふたつの山を作り、次第に亀頭の形を浮き彫りにしていく。
「つっ!」 
 先生が眉根を寄せる。
 僕は両手の角度を変えて、ふたつの濡れ亀頭を包み込んだまま、ガーゼを横にずらしにかかった。
「はふっ」
 僕も喘いだ。
 敏感な粘膜部分がこすられ、ペニス全体に疼くような快感が拡がっていく。
 亀頭は完全に露出してしまっているけど、ガーゼ自体が柔らかく、ローションをたっぷり沁み込ませてあるので、まったく痛みを感じない。
 それより、どうだろう、この快感は。
 女性器の中や肛門の中とはまた違った、絶妙の感触である。
 ずりずりとガーゼを動かし、二本のいやらしい器官をこすりまくる。
 ふたつのこぶしの形に盛り上がったガーゼに、新たな染みが拡がっていく。
 僕と先生の亀頭の鈴口から、更なる先走り汁が滲み出しているのだ。
 僕はともすれば逝きそうになる自分を押さえながら、先生の顔に視線を据え、ガーゼに力をこめる。
 先生の顔が切なげに歪み、瞳が欲情に揺れる。 
 その胸に影を作る乳首は、すでに赤く充血し、カチカチに勃起してしまっているようだった。

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