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「それで…その後は?」
柚葉は僕の肉筒をしごくのも忘れ、僕の話に聞き入っている。
あの女性が僕に施した淫行は、おそらく彼女の願望でもあったに違いない。
「逝かされましたよ。何度も何度も」
僕は微笑んだ。
「その後彼女がしたことは、今あなたが僕にしていることと同じです」
勃起陰茎ごと柚葉の手をつかんで、僕は言った。
「逝くまでしごかれました。当然のことながら、うぶな僕は何度も何度も絶頂に達しました。それでも彼女は許してくれないのです。あなたがしたように、逝っても逝っても、その都度カウパー腺液と精液でべとべとになった僕の亀頭を撫で回して性器を怒張させ、更なる射精に導くのです。偶然通りかかった車掌が止めに入らなかったら、僕は腎虚で死んでいたかもしれません…」
車掌の通報で、彼女は逮捕された。
駅員に呼ばれて、次の駅に警官がやってきたのである。
後で聞いたところによると、彼女は未成年淫行の常習者でその様子をSNSに上げるのを日課にしていたという。
次の犠牲者を何回射精させるかことができるかを、毎回友人たちと賭けて遊んでいたというのだ。
「その経験が、トラウマに…」
柚葉が僕の乳首に頬を寄せながら、つぶやいた。
「それであなたは、マゾヒストになってしまったと?」
「いえ、両方ですね」
僕はかぶりを振った。
「同じ状況にまた自分を置きたい気持ちは、もちろんあります。正直、あれは、恐怖より、快感のほうが強かったから。でも、僕がされたのと同じことを、他人にしてやりたいという気持ちも、強いので」
柚葉は僕の肉筒をしごくのも忘れ、僕の話に聞き入っている。
あの女性が僕に施した淫行は、おそらく彼女の願望でもあったに違いない。
「逝かされましたよ。何度も何度も」
僕は微笑んだ。
「その後彼女がしたことは、今あなたが僕にしていることと同じです」
勃起陰茎ごと柚葉の手をつかんで、僕は言った。
「逝くまでしごかれました。当然のことながら、うぶな僕は何度も何度も絶頂に達しました。それでも彼女は許してくれないのです。あなたがしたように、逝っても逝っても、その都度カウパー腺液と精液でべとべとになった僕の亀頭を撫で回して性器を怒張させ、更なる射精に導くのです。偶然通りかかった車掌が止めに入らなかったら、僕は腎虚で死んでいたかもしれません…」
車掌の通報で、彼女は逮捕された。
駅員に呼ばれて、次の駅に警官がやってきたのである。
後で聞いたところによると、彼女は未成年淫行の常習者でその様子をSNSに上げるのを日課にしていたという。
次の犠牲者を何回射精させるかことができるかを、毎回友人たちと賭けて遊んでいたというのだ。
「その経験が、トラウマに…」
柚葉が僕の乳首に頬を寄せながら、つぶやいた。
「それであなたは、マゾヒストになってしまったと?」
「いえ、両方ですね」
僕はかぶりを振った。
「同じ状況にまた自分を置きたい気持ちは、もちろんあります。正直、あれは、恐怖より、快感のほうが強かったから。でも、僕がされたのと同じことを、他人にしてやりたいという気持ちも、強いので」
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