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ヤミイ

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 次は僕の番だった。
 ついさっきまで柚葉にしごかれ、一度精を漏らしていたせいで、僕の性器はユムシ状の柔らかい状態に戻っていた。
 カテーテルを挿入され、悶える先生のあられもない姿を目の当たりにして、また勃ち上がりかけた矢先である。
「かわいいっ!」
 柚葉は僕の仮性包茎ペニスがいたく気に入ったようだった。
「皮をかぶったおチンポって、本当に、海生動物のユムシそっくりですね。これこそ、少年のおチンポです。ああ、私、ますますあなたのファンになっちゃいます! でもこれが、興奮すると、あんなに大きく膨らんで、ごつごつした、ケダモノみたいないやらしい形になるんですね」
「ええ」
 ユムシペニスをしなやかな指でつまみ上げられ、僕は純な少年を演じてぽっと頬を赤らめた。
「なんせ、小5の頃からオナニーをしていますから…。悪癖だとわかってはいるのですが、なかなかやめられなくって…。受験勉強中、問題に詰まると、つい触っちゃうんです。乳首と性器に…」
「どんなやり方をするんですか? よければ、詳しく教えてください」
 カテーテルを挿入され、喘ぎながら涎を垂らす先生を尻目に、柚葉が身を乗り出してくる。
 どうやらショタコンの本性が剥き出しになってきたらしい。
「鏡に映して、しごきまくってみたり、亀頭の首を、紐できつく縛ったり、全裸になって、硬くなった肉筒全体を、ゴリゴリ床に擦りつけたり…。さっき先生がやったように、独りおフェラに興じることもあれば、自己処罰の気分が強い時には、根元をドアに挟んで、ぐいぐい締めつけてみたりもします…」
「可愛い顔して、やっぱり、変態なんだ」
 ぽつりとつぶやく柚葉。
「何を想像して、そんなことをするんですか? やっぱり、好きな女の子のことですか?」
 声にはかすかに嫉妬の響きがこもっているようだ。
「まさか」
 僕は嗤った。
「自分ですよ。はしたなく、えっちな自分の姿。それが僕にとっての一番のオカズなんです」

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